検索結果
-
-別れてちょうだい――レイオット邸に響く女の罵声。その正体はナレア。レイオットの担当魔法管理官ネリンの妹がのりこんできたのだった。レイオットのだらしなく呑気な日常。そしてその裏側で進行する魔族テロとは!?
-
3.0『もっともっとメイドさん』。これは、この世界のどこかに存在する国際秘密結社の名である。減少の一途をたどるメイドの保護、育成に全力を注ぐ組織であり、メイドたちが暮らす場所は、『聖域』と呼ばれるこの世のユートピアとなっていた。そして、式森和樹たちが飛行機事故で遭難した島こそ、この聖域だった――。南の島へバカンスに向かう途中、いきなり飛行機が墜落したうえに、たどり着いた先にはメイドさんが一杯という状況に混乱する和樹たち。彼らは、メイドを巡る戦いの渦に巻き込まれてゆく。そう、メイドたちはただの侍女ではなかった。“鋼鉄侍女”、すなわち戦うメイドさんだったのだ! マジカル・ラブコメ『まぶらほ』、驚天動地の特別編。メイドと戦車満載であなたに贈ります。
-
3.8災厄はチャイムとともにやってきた。平凡ながらも平和な毎日を送る、ごくごくフツーの高校生・二ノ宮峻護の家へやってきたのは見知らぬ兄妹。「はっはっは今日からお世話になるよ」ヒトの迷惑なんのその。兄はヘンジン、妹の真由はおとなしそうな究極美少女。いったいどうして、いやそもそもあんたら誰? だいいち、年頃の男女が一つ屋根なんて美味し、じゃなかった倫理に反する――などという峻護の叫びは届くはずなど、もちろんなかった。しかも! 実は真由、男性の精気を糧に生きるサキュバスだったのだ!! そのくせ男に囲まれただけで失神するほど重度の男性恐怖症。触れれば天国、吸われて地獄。こうして二ノ宮くんのどきどきムラムラな受難の日々は始まった? 第16回ファンタジア長編小説大賞佳作のときめき吸愛ファンタジー!
-
4.3襲いかかる吸血鬼たちをなぎ倒し、赤き旋風は舞い降りた。の、だが……。「狼藉者ども、この『銀刀』が相手です!」「だぁぁっ! 爽やかヒーロー風に登場したからって許されると思うな! そもそもジローさんが遅刻したから、ピンチに陥ったんでしょうかっ!! 減俸の上、窓ふき、風呂掃除の罰則適応よっ!!」「ああ、そんな殺生な!」「黙んなさい! この役立たず吸血鬼!!」人間と吸血鬼のトラブルを処理する、調停員・葛城ミミコは悩んでいた、最近、雇った護衛――『銀刀』の異名を持つ伝説の吸血鬼・望月ジローと、その弟のコタロウ。彼らが来てからあたしの不幸指数、メキメキ上がってるんじゃ!? 血と汗と涙と労働の短編集登場!!
-
3.4魔術決闘の末〈銀の騎士団〉と友好関係を結ぶことができた〈アストラル〉。いつきたちはロンドンの地で次なる行動に出る。〈協会〉の副代表ダリウス・レヴィから、対策結社の権限を得ること。そして、かつて自分の右目で育まれていたあの「紅い種」を元に戻す儀式を行うことだった。しかし〈螺旋なる蛇〉の〈王冠〉の座を名乗る少女が現れ、〈協会〉と激突寸前に!! 様々な思惑が重なり合うこの事態にいつきは一石を投じる!!
-
3.6京都でのあの出来事から季節は過ぎ、〈アストラル〉はいつもの賑やかさを取り戻しつつあった。しかし〈アストラル〉のメンバーは大きな変化を受け入れざるをえなかった。穂波や猫屋敷、そしてアディリシアまでも〈アストラル〉から離れていき……。いつきは彼らへ届けたい想いを胸に、右目の力は薄れ、トレードマークでもあった眼帯は無くなったが、自らの力だけで試練に挑んでいく! そして今宵、新たな魔術の夜が幕開く──!!
-
4.0「魔法を使わない魔法使い」伊庭司は、錬金術師ユーダイクス、魔女ヘイゼルらと魔法使い派遣会社〈アストラル〉を創設する。そこへ布留部市という地域の調査依頼が舞い込む。だがその地で待ち受けていたのは禁忌の魔法使い達〈螺旋なる蛇(オピオン)〉だった。その強大な力で隻蓮、ユーダイクスが倒される。絶対絶命の中、司に反目していた猫屋敷は〈螺旋なる蛇(オピオン)〉に勧誘される。揺れる猫屋敷の出した結論とは!? 現代に続く〈アストラル〉の謎がここに!
-
3.8<アストラル>のメンバーは<協会>の審査を受けるため、英国・倫敦(ロンドン)にいた。巨漢の錬金術の手による魔法使い殺人を合図のように<螺旋なる蛇(オピオン)>が<協会>本部を襲撃、最強と呼ばれていた魔法使いたちが次々と倒されていく。みかんの絶対防御も異国の地では発動できず、いつきも穂波達とは散り散りに。果たして<アストラル>の命運は!? そしてついに発動する「魔法使いを罰する魔法使い」影崎の真の力とは!? 大人気異種魔法格闘戦!
-
3.7魔法使い派遣会社<アストラル>。日々涙目で社長業の特訓を受けているいつきのところへ舞い込んできたのは、先代社長の遺産。ところがその相続に異を唱えたのは、錬金術師ユーダイクス。幾何学によって作り出した人工精霊を操り<アストラル>に魔術決闘(フェーデ)を挑んできた。穂波のケルト魔術は届かず、猫屋敷の陰陽道は星の槍に貫かれ、神道の絶対結界も突破された。果たしていつきたち(アストラル)の運命は!? 今宵――魔術の夜が血に染まる。
-
4.2空には満月。その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために――そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼・望月ジローとコタロウの兄弟と、人間・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める!!
-
3.6ついに大魔術決闘が始まり、布留部市各地の戦闘は激化の一途を辿っていく。苦戦を強いられた穂波、アディリシアが、それぞれの決意を胸に切り札を切ろうとするなか、市内を巡る霊脈に異変が発生、戦闘中の魔術師たちの脳裏に、ある光景が映し出される。それは12年前──かつて、いつきが妖精眼と交わった記憶であり、それこそが、すべての“始まり”だったのだ! いつきを取り巻いてきた様々な因縁の謎が、いま明らかに!!
-
3.8修学旅行の最中、いつきは禁忌の対象として協会から追われる身に。しかし皮肉にもそこから救ってくれたのは〈螺旋なる蛇〉の一員フィンだった。連れ去られたいつきは自分の目で育まれていた『生命の実』について知ることに! それは〈螺旋なる蛇〉が欲して止まない術式であった──!! 一方、必死にいつきの行方を追う、穂波、アディリシア、そしてアストラルのメンバー。大切な場所を守るため、それぞれ厳しい決断を迫られる!
-
4.0“かっこう”初の任務は、特環の局員十数名を全滅に追い込んだ虫憑き“ふゆほたる”の捕獲であった。幾つもの夢が壮絶な戦いを続けるなか、たった一人生き残った“かっこう”は、雪の降る街角で少女に遭遇する。儚げな瞳で彼と同じ夢を語るこの少女こそ、“ふゆほたる”であったのだ。運命の二人の出逢いを描いた幻の中編、そして伝説の“虫憑き”立花利菜の誕生を描いた書下ろし中編「夢の黄昏」を含む、最高で最悪の夢の始まり。
-
3.6究極の無気力人間ライナと超絶美形の女剣士フェリス。王の命令で伝説の「勇者の遺物」を探す旅に出ることになった二人は、行く先々で無差別破壊を繰り返す。大好評脱力系ファンタジー!
-
3.7超無気力人間ライナ、野望を胸に秘めた青年貴族シオン、ちょっと変な美貌の女剣士フェリス。彼ら三人の若者がつむぎだす壮大な戦国絵巻──にはならない、少しシリアスかなり脱力のアンチ・ヒロイック・サーガ登場!
-
4.0「魔竜スピノザ! お前を、倒すっ!」……べしゃ。次の瞬間、自称『勇者の代理人』の少女は、見事にすっ転んでいた――。エチカ・ライプニッツは明るく元気な少女。聖<デルフォイ>の森に、スピノザという魔竜が棲むという噂を信じ、退治しにやって来た。街の人々は、誰もそんな噂を信じていない。馬鹿にされながらも、エチカは森の奥にある洞窟で、人類の天敵、魔竜スピノザを発見した! ところが邪悪な敵であるはずのスピノザは、香茶を愛す菜食主義の竜だった!? 第九回ファンタジア長編小説大賞準入選受賞作! 元気な少女と風変わりな竜とのふれあいを描いた、心温まるロマンティック・ファンタジー登場!!
-
3.9SOS団の最終防衛ラインにして、その信頼性の高さは俺の精神安定に欠かさざる存在であるところの長門が伏せっているだと? 原因はあの宇宙人別バージョン女らしいんだが、そいつが堂々と目の前に現れやがったのには開いた口も塞がらない心持ちだ。どうやら、こいつを始めとしたSOS団もどきな連中は俺に敵認定されたいらしいな。上等だ、俺の怒髪は天どころか、とっくに月軌道を超えちまってるんだぜ? 待望のシリーズ第10巻!
-
3.8宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな――スニーカー大賞〈大賞〉を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場!
-
4.4「涼宮ハルヒ? それ誰?」って国木田よ、そう思いたくなる気持ちは解らんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。だが他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い打ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった! どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート!
-
3.8桜の花咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に耐えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれているんだろうな。顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。大人気シリーズ第9弾!
-
4.3「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた――。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー!
-
3.8涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾!
-
3.8幻にしておきたかった自主映画だとか突然のヒトメボレ告白、雪山で上演された古泉渾身の推理劇や朝比奈さんとの秘密のデート。SOS団を巻き込んで起こる面白イベントを気持ちいいくらいに楽しんでいる涼宮ハルヒが動揺なぞしてる姿は想像できないだろうが、文化祭のハプニングであいつが心を揺らめかせていたのは確かなことで、それは俺だけが知っているハルヒの顔だったのかもな――。お待ちかね「涼宮ハルヒ」シリーズ第6弾!
-
3.8ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”という文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。まったく、どれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもないね……。非日常系学園ストーリー、天下御免の第3弾!!
-
4.2夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ!? 非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻!
-
3.9年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!? 大人気シリーズ怒涛の第7弾!
-
3.0志朗は「呪受者(のろわれもの)」である秘密を、ひた隠しにして暮らしていた。ある日、能力をかぎつけた水星家が志朗を拉致し…
-
-激化する大戦が大陸中を席巻する世界―。16歳の少女エリィカは、ちょっと無謀だけど類まれな資質を持った元気印の士官候補生。エースパイロットになって、戦死したお姉さまの敵を討つという使命に燃える彼女が配属されたのは、通称「女神中隊」と呼ばれる第111戦闘飛行中隊だった。ところがこの部隊、腕は一流だがひとクセもふたクセもある個性派ぞろいの問題部隊!? 少女パイロットたちが大空を翔ける空戦ファンタジー、発進。
-
-日向ヒカルを指導室に呼び出した山崎先生は、「もう判ってるんですよ。あなたが…最終エージェントであることは」と切り出した!?
-
3.4K中学に通う二年生の男子、浅井操は、授業で読書感想文の音読をさせられ、とんでもなく不機嫌になってしまう。しかし、その作文を欲しいと言う女の子があらわれた。色が白く、薄茶っぽい髪と目、卵形の顔、すっきりした目のラインに沿った長いまつげ。人形のような容姿で語りかけてきた彼女の名前は神鳥智奈。ここから彼は“嘘”と“伝説”、そして“魔女”を巡る数ヶ月の物語に静かに、そして深く取り込まれていく。
-
3.0死者の魂を鎮め、土地の浄化を生業とする駆け出しの<鎮魂屋>トキは、中に浮かぶ右手の相棒「タマ」とともに、霊害によって住人が逃げ出しているシンカという街にやってきた。そこで空中から花を取り出し、元気なんだけどどこかはずしている不思議な少女マユと、口を訊かない従者ヒューゴに出会った。マユはご禁制の業を使う<召還師>で、それも腕の良さからお尋ね者になっているのだという。そして、シンカはずっと前から死の霧に包まれていて、ここままでは「神の怒りに触れた土地、イツクラと同じ運命になる」と語った。伝説の『マガモノ』とは何か? そして世界の運命は!? 実力作家が贈る異世界ファンタジー開幕!
-
-サキこと秋山美咲には、文字や絵から人の心を読み取る不思議な力があった。ふとしたことから、サキは人気小説の最新刊に書かれたあとがきが作者本人の手によるものではないことに気付く。サキは真相を探ろうとあてもなくネットでファンサイトを見て回るが…熱狂、陶酔のるつぼで、痛烈な作品批判を続ける“ユザク”こそが作者本人!?思わぬ事態にひとり気付いたサキは、“SAKI”と名乗ってユザクにメールを打つ。しかし、彼女はその瞬間から、ネットに潜んだ悪意に巻きこまれていく…。
-
-涼みに深夜散歩をしていた相ヶ瀬幸司は、うっかり公園の池に転落したはずなのに、気がつけば手足は縛られ、何やら怪しい儀式の生け贄になっていた。死を覚悟した幸司を救い出したのは、幸司自身とそっくりな顔の女海賊。だが彼女は幸司をかばって怪しげな術を浴び、鳥の姿に!?鳥にされてしまった女海賊はラ・キーユ海軍のハリエットと名乗り、自分の替え玉として、邪教団からつけ狙われているアレクシア王女殿下をお守りすることを幸司に強要する。王女殿下をめぐる陰謀!幸司は元の世界に戻れるのか!?
-
4.2ある日、主人公・ヨシユキのカバンの中に、見覚えのないものが入っていた。それは、ほとんどのページが真っ白な、おかしな本。「その本はね、あるお芝居の脚本なの」突然現れた女の子は、自らを「現実じゃないの。妖精かな」と言う。ヨシユキはその少女「みど」と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに……。果たして、そこに描かれていた物語とは? そして、みどの正体とは? あなたの心に切なさと懐かしさを喚起するファンタジックストーリー。
-
-(ボクが動揺するとよくないことがおきてしまう。よくないことはボクだけにとどまらない。世界がよくないほうへとバランスを崩してしまう。少しずつ……世界から見ればほんのわずかかもしれない。でもそれで不幸になってしまった人はきっと) ――自分の好奇心を体の奥底に閉じ込め、心の揺れを極端に恐れ誰とも深くかかわらないときめた西村祐胡(ゆうこ)。彼はクラスメートからは若くして悟っているクールなやつと思われている。そんな彼の前に現れるのは……。清水マリコが描く、日常に潜むせつなくも甘い迷宮の連作短編集。
-
4.0岸本めぐみは、陸上部に所属する元気な高校1年生。ごく平和な毎日を過ごしているはずが・・・・・・TVドラマの脚本家のお母さんが突然失踪しちゃった! 頼りにならない「専業主夫」のお父さんに代わってめぐみはミステリー好きの級友・通称「明智」とともにお母さんを捜し始める。そんなめぐみの前に、なぜかめぐみを憎んでいるらしい謎の美少女が現れ、ふたりの邪魔をする。いったいこの娘は誰!? お母さんはどこへ行ったの!? 清水マリコとtoi8のコンビが贈る新たな都市伝説ミステリー!
-
3.7【――あなたはどうですか? 「他人に言っても信じてもらえない悩みのある人」「世界に愛する現実が見つからない人」「この際どうなっても構わない人」―― 0416で解決するかもしれません。あやしいですが宗教じゃなく、お金もいっさいもらいません。チャレンジする人はこちらまで。 04事務所代表・岸本めぐみ】陸上部所属の元気な高校1年生・岸本めぐみとミステリー好きの級友・通称「明智」、二人に救ってもらった相川美緒の三人は、TV脚本家のめぐみの母親の失踪にまつわる事件をきっかけに、奇妙な事件を解決する「ゼロヨン事務所」を開設した。その矢先、夏休みの初日に明知は街で気さくに話しかけてきたお姉さんと仲良くなってしまい舞い上がるのだが・・・。ほんのり切ない都市伝説ミステリー第二弾!
-
3.0ミッション系一貫校に通う斎宮冴は、学園内で有名な「見えちゃう」人だ。冴には、あちこちから除霊や占いの依頼が舞い込んでくるが…
-
-「この子はフィーナちゃん。今日からるとくんのカノジョだよ!」――ある日、姉のかぐやがそう言って少女を連れてきた。無気力で女の子にも無関心な柳斗のカノジョにするつもりらしい。少女・フィーナは見た目は美少女だが、「わたしは現実の世界から来ました。この世界はにせものです」と言い出すようなおかしな子。柳斗はすぐに断るが、フィーナは柳斗の家に居候したうえ、学校にも通いはじめる。にせものの世界では何をしてもいいと思っているフィーナは、〈現実〉から持ってきた「クモック伯爵」の魔法を使っては騒ぎを引き起こす。おかげで柳斗は振り回されっぱなしで……。〈現実〉と〈非現実〉の中で繰り広げられるハートフルコメディ!
-
-一種の向精神薬である合法ドラッグ「天使の夢」は、対人関係に悩む若者の間で異常な人気となり、いつしか闇のルートで取引されるようになっていた。高校生・高階鏡は、ある目的のため「天使の夢」の密売ルートを内偵するうち惨殺死体に遭遇するが、犯人は狼と龍の姿を併せ持つ神のごとき「魔人」だった。目前に迫る魔人に死を覚悟した鏡は、美しい少女のような姿の「天使」に救われるが、その直後、今度はその天使に頭を撃ち抜かれ、瀕死の重傷を負う。やがて怪我から回復した鏡を待っていたのは、彼を撃ち抜いた「天使」の正体である美少女・沙織と、自分自身も魔人へと変身できる能力だった!
-
3.7神山佐間太郎は、神様である。といってもまだ先代の神様で父の治から引き継いで間もない、新米の神様。その姿は、世田谷の築ン十年の家に住むごく普通の高校生の少年だが、でもでも神様なのである。そんな佐間太郎を、普段はクラスメートとして、家では神山一家ごと家事全般までサポートするのが大天使のテンコ。二人は今日も人々の願いを叶えたり、不幸から救ったり、でもそれが勘違いだったりしている。「お前が『たまたろー、あの少年を助けてあげぽえー』とか言うからだろ!!」……成長したんだかしてないんだか。そんなわけで! まだ“仮免”神様です!! お待たせしましたハイパーアットホームコメディのゴッドな新作、ついに登場!!
-
3.5神山佐間太郎は、父親が神様、母親、姉、妹が女神様、お手伝いが天使という神様一家に生まれた高校生。何でも願いが叶ってしまうため、恋をしても、親のおせっかいで、一目ぼれの彼女がイキナリ脱いで迫ってきたりで、もうウンザリ。幼なじみのお手伝いの天使・テンコの後押しで、はたして、佐間太郎は親の干渉ナシに自分の彼女を作れるのか? おかしくって、せつない美少女ラブコメファンタジー、堂々登場!!
-
-未嗣がクラスにもなじんできたある日、級友の城山が保健室で寝ていると、学校にいないはずの看護婦に襲われるという怪事件発生!!
-
4.3〈銀の樹〉のガラスの葉の一枚でも欲しいと思い、僕は自転車を走らせた。僕を呼び止めた、神秘的な女の子となりゆきで道連れに…