明石書店の検索結果
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満洲、チャーズの悲劇――飢餓地獄を生き延びた家族の記録
1948年国共内戦下の中国。両軍がにらみ合う真空地帯にとり残され、餓死・離散の危機にさらされた日本人家族。脱出から新生中国との出会いまで、母娘が描く奇蹟の生還の記録! -
未完の革命――韓国民主主義の100年
朴正煕・金大中・朴槿恵・文在寅 4人の大統領が織りなした大河ドラマ 【佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦! 】 「韓国の民主主義は民衆によって勝ち取られた。現下日本の民主主義の危機を克服する上で、韓国の歴史的教訓から学ぶべきことがある。1人でも多くの人に手に取ってほしい最良の書。」 植民地からの独立、朝鮮戦争による荒廃、急激な経済発展、民主的な社会の建設……。 エネルギーに満ちた韓国現代史を、朴正煕・金大中・朴槿恵・文在寅という1960年代から現在までの保守と革新を代表する4人の大統領を縦軸に、韓国民衆意識と動向を横軸に描く。 -
メシヤ思想――救世主預言の起源と展開
イエスこそが救世主なのか。ユダヤ教はなぜイエスを受け入れなかったのか。旧約聖書や新約聖書、死海文書をはじめ、膨大な文献や研究資料を丹念に読み解き、メシヤ預言の成り立ちとその展開を考察し、ユダヤ教とキリスト教における決定的相違を明らかにする。 ■ まえがき(抜粋) ■ ユダヤ人は、古くからメシヤ預言を知っておりました。やがてメシヤ(救い主)が来るという預言です。紀元一五世紀に印刷術が発明される以前は、一人一人が自分の聖書を持っておりませんでしたが、それでもメシヤ預言は知っていたのです。一九四七年に死海の近くの洞窟で発見された死海文書の中にも、メシヤ預言だけを記した「証言集」と呼ばれる巻物があったことによっても、そのことはよく分かります。つまり、旧約聖書の中に記されているメシヤ預言を知っていたのです。 それなのに、メシヤとしてキリストがこの世に来られた時、なぜ彼らはキリストをメシヤとして受け入れず、十字架に掛けて殺してしまったのでしょうか。これは、昔から大きな謎でした。このことを、あらゆる文献を駆使し、解き明かそうと言うのが、この論文の目指すところです。 (以下略) -
面会交流と共同親権――当事者の声と海外の法制度
離婚後の「共同親権」について、賛否が割れる中、2022年11月にようやく法制審議会の中間試案がまとめられた。今後パブリックコメントを経て議論に入る状況にある。 本書では、実際に面会交流の調停をしている当事者(同居親)や面会交流している子どもの「生の声」をはじめ、アメリカ、イギリス、オーストラリアの事例、さらには面会交流に直面する子どもたちの精神状態を踏まえて、元家庭裁判所調査官、弁護士、家族法学者、精神科医が考察・提言する。 子どもの意思が尊重され、子どもの安心が保障される「面会交流」と「親権」のあり方とは何かを問う一冊。 -
モビリティーズ研究のはじめかた――移動する人びとから社会を考える
なぜ、どのように、「モバイルな人びと」を研究するのか! 本書は、「移動(モビリティーズ)」の視点から現代社会を読み解く、モビリティーズ研究の入門的かつ実践的試みである。モビリティは人だけでなく、モノや情報、文化の移動も含む概念で、現代社会の構造や経験の核心をなしている。この本では特に、移動する人びとの経験や生活世界を通して、「移動論的転回」に基づく人文社会科学の知見を紹介するとともに、日本における研究の可能性と課題を探る。さらに、移動を個人の自由ではなく、社会的・政治的な力との関係で捉えることで、不平等の構造、社会変動の諸相を明らかにし、政策や実践に対する新たな視座を提示する。 -
モルディブを知るための35章
「インド洋の真珠」と呼ばれ観光地のイメージが強いモルディブだが、実は様々な側面も持っている。本書はモルディブの全体像とともに、イスラム化の歴史、独特な教育制度、インドと中国の狭間での関係模索、気候変動に起こした行動などを描き出す。まだ知られていないモルディブを覗き見ることのできる類例なき一冊。 -
ラダックを知るための60章
かつてインド領チベット、あるいは西チベットとも呼ばれたラダックは、ヒマラヤ山脈中のラダック王国として成立、千年後の現在もインド連邦直轄領としてその独自性を誇っている。本書は厳しい自然に対峙しているラダックとそこにいきる人びとの営みを紹介する。 -
ラテンアメリカ文学を旅する58章
日本からは地理的にも程遠い地域であるラテンアメリカだが、マリオ・バルガス・リョサやガルシア・マルケス等、ラテンアメリカを代表する作家の文学作品は日々刊行されている。しかし、その文学を読むだけでは各作家の相互関係やその作家が表象している地域性は見えづらい。15世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見してから、現代までを文学の視点から概観し、ラテンアメリカ文学の多様性を描き出す珠玉の入門書。 -
ラトヴィアを知るための47章
バルト三国の一つラトヴィアは日本との関係が意外に深い。バルチック艦隊の母港リエパーヤがラトヴィアにあることを知る人も多いだろう。日本文学の紹介も早くから盛んで、俳句を好む人も多い。本書は、ラトヴィアの基本的情報収めた格好の案内所なる内容となっている。 -
リスクコミュニケーション――排除の言説から共生の対話へ
リスクを管理するのか、私たちを管理するのか 権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説を取り上げ、その管理と排除の実践を批判的に分析・考察する。新型コロナ、ヘイトスピーチ、外国人、ジェンダー、障害者、放射能汚染など、多様なリスク視の具体的事例にもとづいて、「対抗するリスクコミュニケーション」を発信する。 ■ はじめに(抜粋) ■ 本書の狙い:リスクコミュニケーションの実践を可視化し批判的に考える 本書が焦点を当てて取り上げるのは、権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説である。そのリスク視と排除の実践を批判的に分析・考察する。「リスク」という点に関しては、そのリスク視されたものが本当にリスクなのか、リスクであるならば誰にとってのリスクなのか、他に隠されて言及されないリスクはないのか、それらのリスクを排除することで誰が安心を得るのか、誰かが新たなリスクを負うことはないのか、などを考えてみたい。また「コミュニケーション」の質にも目を向け、双方向性のコミュニケーションなのか、一方向性の教化なのか、社会にとってのリスクを取り除くように装いながら実際は自分自身の安定や継続を揺るがす恐れのあるものを権力にとってのリスクとして位置づけ排除していないか、特定の集団や職種を危険視する言説を繰り出すことで自らの充分ではない対策とその責任を他者に転嫁していないか、それらによって本来のリスクが軽視された結果さらにリスクが大きくなっていないか、などについて考察していく。 自らとは異なるものをリスクとみなし排除していく実践は純化/純潔/純血を志向する実践でもある。しかしすでにこの世界は、私たちが日々を生きる社会は、異なるものが混じり合い、それによって成り立っている。自分や自分が信じる理念や思想と異なるものをリスク視して排除しようとする実践は、多様化した社会を否定し、個の尊厳を否定するものとなる大きな社会的リスクを有している。本書ではそのことに注意を促し、リスクの存在を指摘する一方向性の言説に無批判に追従することの危うさも論じていきたい。 -
リトアニアを知るための60章
バルト三国のひとつ、リトアニアは、古い歴史をもち、日本人にとって「命のビザ」を発行し続けた杉原千畝で知られる国であるが、ふつうの日本人にとってあまりなじみのない国の1つであろう。本書は、そんなリトアニアを知るのための格好の入門書である。 -
リビアを知るための60章【第2版】
他に類を見ない独特な政治思想を掲げ、42年間にわたり続いたカッザーフィーの独裁体制が崩壊してから9年、待望の改訂新版。予断を許さない内戦状態が続く「カッザーフィー後」の現状と、なお連綿と変わらない風土と人々の姿を、現地からの声も交えつつ紹介する。 -
ロシアの暮らしと文化を知るための60章
ロシアの多面性をこの一冊で実感。都市生活、自然、文化、芸術、食生活など、現代ロシアのさまざまな側面を、執筆者の専門知識と経験をもとに解説。広大な国土に息づく豊かな生活と多様な文化を鮮やかに描き出し、ロシア理解の新たな視点を提供するガイドブック。 -
私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ
私たちは互いに無数の差異を抱えている。けれどマジョリティが自分の考えを絶対視したり、その特権性を自覚しないとき、マイノリティは声を奪われがちだ。 でも本当は誰もが、自分はここにいる、と言い始めることができるはず。みな本来、対等な存在なのだから。私たちが声をもつとき、歴史のなにかが変わるだろう。私も、あなたも、誰もがその主役なのだから。 私たちがイキモノとして、のびやかに生きるための羅針盤。二人の芥川賞候補作家が交わす、圧巻の往復書簡。 自分に宛てられた木村さんの手紙を読み、また、木村さんに宛てて自分が書くときもつねに私は願っていた。この書簡に興味を持ち、目を通す人たちもまた、どこのだれかが勝手にこうと決めた「標準」や「規範」の呪縛から解き放たれ、自分が自分であることの信頼を取り戻せるように、と。そうしてはじめて私やあなたは、この世界にとって、よりよい選択をするために手をとりあえる。ーー温又柔「あとがき」より