徳間文庫作品一覧
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-深夜スナックやディスコに出入りし、シンナー遊びで何度も補導された高校生の花崎達也と野口雪子は、ある夜、新宿で奇妙な仮面の男に出会い、突然、異空間に放り出されてしまった。――ヒマラヤの麓の町で飢えと恐怖に脅える二人は、奇怪な仮面をつけた謎の集団に襲われ、三つの眼をもつ不思議な塔に逃げ込む。が、雪子は捕えられ、満月の夜、ヒンドウの神のいけにえにされるというのだ……!~ 異色長篇。
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-京都美大生の藤井美和と池内冴子は、ある日著名な彫刻家・加川昌に嫁いだ三和の姉・雅子を神戸に訪ねた。チャイムに応答がなく、不審に思った二人が塀を乗り越えアトリエに回るとガスの臭いが……。中には瀕死の雅子が倒れていた。昌の愛人問題で夫婦仲は冷えきっていたらしく、自殺未遂説、失踪した昌の殺害説、遺産狙いの共謀説が飛び交う。美和と冴子も事件解明に乗り出すが……。軽妙タッチのミステリー。 ※本作品は東京創元社、徳間書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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-インドはカルカッタに近い平和な村。夜のとばりがおりて人々が深い眠りにおちた頃、とある家の軒先に一匹の牝狼がしのび寄った。窓辺で眠る赤ん坊の乳の匂いに、失ったわが子を切なく思い出した”彼女”は、赤ん坊をそっとくわえると、一目散にジャングルへと走った。そして七年後、”彼女”はまた一人の赤ん坊を自らの洞穴へ。狼と人間の愛情あふれる交感を描く表題作ほか九篇を収める”戸川動物記”珠玉集。
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-レイプ――殺人に等しいこの犯罪の実態をつかむことは難しい。発生件数は、報告されている数の二十倍は下らないだろうと推測されている。二、三分間に一人の割合いで女性が何らかの被害に遭っているというレポートもある。しかし、事件を立証するのは被害者の立場もあって大変難しいのだ。レイプという行為に潜む男と女の性の深奥に迫るドキュメンタル犯罪レポート。
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