朝日新聞出版作品一覧

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  • カール教授のビジネス集中講義 金融・ファイナンス 立ち読み版
    無料あり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 豊富な図解と写真で金融・ファイナンスの基礎・理論・最新情勢がまるわかり! 実務家、経営コンサルタント、作家、大学教授として活躍する著者が、「フィンテック」をはじめ、もっとも新しい「ファイナンス」をまとめました。理解が深まる「テスト」付き。立ち読み版。

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  • カール教授のビジネス集中講義 マーケティング 立ち読み版
    無料あり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 写真と年表で、マーケティングの歴史・理論がまるわかり! 実務家、経営コンサルタント、作家、大学教授として活躍する平野敦士カールが、いま、もっとも新しい「マーケティング」をまとめました! 理解が深まる「テスト」付き! 立ち読み版
  • カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル 立ち読み版
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「問題を解いてビジネススキルが身につく」新シリーズの第2弾はビジネスモデル。過去から現代、欧米から日本まで、さまざまなビジネスモデルを分類・整理し、体系的に解説する。立ち読み版。
  • カール教授のビジネス集中講義 経営戦略 立ち読み版
    無料あり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「問題を解いてビジネススキルが身につく」新シリーズの第1弾は経営戦略。戦略とは「競合に簡単にまねされないもので、長期にわたって持続できるもの」。過去から現代、欧米から日本まで、さまざまな経営戦略を分類・整理し、体系的に解説する。試し読み特別版。
  • 日韓関係は改善するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    2015年、日本と韓国は国交正常化から50年という大きな節目を迎えた。だが政治外交関係は「最悪」といわれるほど冷え込んでいる。国交締結は14年にわたる交渉の末、互いに知恵をしぼり、懸案をあえて棚上げすることで妥協した。にもかかわらず、そんな精神を受け継がない政治家や外交当局者の言動が、歴史や領土をめぐる対立をあおっている。「反日」と「嫌韓」が張り合うだけでは接点は見つからない。日韓関係は修復されるのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 中国は米ドル覇権を脅かすか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    中国の習近平政権は海洋進出とあわせて、国際通貨・金融外交にも果敢に乗り出している。「シルクロード経済圏構想」を経済外交の主軸に据え、アジアインフラ投資銀行(AIIB)やBRICS新開発銀行の設立を急ぐ姿は、第2次世界大戦後に米欧が中心となって築いた国際金融秩序への挑戦にみえる。自国通貨・人民元の利用を世界に広める「国際化」の推進とあわせ、中国は基軸通貨米ドルの覇権を脅かそうとしているのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 中国の海洋進出は軍事衝突を引き起こすか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
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    中国の海洋進出が南シナ海を中心に積極化している。日本への脅威が直接生じているわけではないが、各国の憂慮の種になっている。南シナ海進出は「失ったものの回復」にすぎない、というのが中国の言い分だ。中国の海洋戦略上、最重要問題は台湾であり、祖国統一を果たしたいというのが歴代指導者の思いだろう。軍事衝突が起きる可能性はあるのか。それとも中国を含めた各国の協力関係を築くことはできるのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 習近平は「毛沢東」になるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
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    中国の習近平国家主席の登場によって、中国共産党はその統治形態を明確に変化させた。江沢民、胡錦濤両氏の国家主席時代に築かれた党指導部による「集団指導体制」は、習氏のワントップという権力集中の形に姿を変えている。党トップの総書記に就任してから約3年。反腐敗キャンペーンで元高官らを次々と摘発し、急速に権力基盤を固めてきた習氏は、絶大な強権を誇った毛沢東主席となっていくのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 欧米・イランの核合意で中東に平和は訪れるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    イランと米国・イギリス・ドイツ・フランス・中国・ロシアの6カ国は2015年7月14日、イランの核開発を制限する「包括的共同行動計画」の最終合意に達した。長年の国際紛争を話し合いで解決した、中東では久しぶりの明るい話題だ。だが、ウラン濃縮などで一定の権利を認めたことと、見返りの制裁解除はイランを勢いづかせ、さらなる混乱につながるとの批判も根強い。なぜ国際社会は合意を選んだのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 「イスラム国」はどこまで拡大するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    過激派組織「イスラム国」(IS)が世界を揺るがしている。2014年6月、カリフ(預言者ムハンマドの後継者)が統治する国家の樹立を宣言し、イラク、シリアにまたがる広大な地域を支配している。残虐行為を見せつける恐怖統治で知られる半面、ソーシャルメディアを駆使して組織を宣伝し、アラブ世界だけでなく欧米やアジアからも若者が戦闘員として加わっている。北アフリカなど各地で忠誠を誓う組織が伸長している。ISはどこまで拡大するのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • プーチンの「独裁」は続くか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    ロシアのプーチン大統領は2014年、ウクライナのクリミア半島を一方的に併合、第2次世界大戦後、世界に例のない規模の領土拡張を断行した。ロシアは主要8カ国(G8)から追放され、国際社会で孤立を深めている。国際的なエネルギー価格の低迷と欧米からの制裁で経済も失速。しかし、プーチン氏の支持率は8割を超え、脅かす存在は皆無だ。盤石に見えるプーチン体制が揺らぐことはあるのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • EUは分裂するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    欧州各国が第2次世界大戦の反省に基づき、長年かけて国境の障壁を低くしてきた統合路線が揺れている。欧州連合(EU)の共通通貨ユーロは輝きを失い、EUが分裂したり、形骸化して有名無実の存在へと退行したりする可能性まで取りざたされるようになってきた。その存立を脅かしているのは、ユーロ圏の一員であるギリシャの財政危機と、シリアなど域外から押し寄せる難民をめぐる危機だ。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 大混戦の米大統領選、ヒラリー政権は誕生するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    2016年11月の米大統領選に向け、早くも選挙戦は過熱。本命視されていた民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を軸に進むとみられていたが、そんな選挙戦に「異変」が起きている。民主、共和各党とも、より急進的な主張をする候補が現れ、急速に支持を伸ばしている。米国史上初の黒人大統領となったバラク・オバマ氏に代わり、米国民は次期リーダーに誰を選び、国の将来を託そうとしているのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 労働関連法の改正で「正社員ゼロ」「残業代ゼロ」になるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    第2次安倍政権が目指す労働政策は、「柔軟な働き方」の実現だ。その具体的な法改正の動きが労働者派遣法と労働基準法の改正だ。2015年9月に改正労働者派遣法が成立、労働基準法の改正案も近く審議される。派遣の使い勝手が良くなって派遣労働が増える、長時間労働の規制がかからなくなって過労死が増えるという批判も出たが、対策も打ち出されている。いずれも賛否の意見対立が激しい。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 人工知能・ロボットは人類を滅ぼすか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    5.0
    日本で「ロボット」というと頭に浮かぶのは、親しみのあるドラえもんや鉄腕アトムかもしれない。が、映画「ターミネーター」に象徴されるように海外では、しばしばロボットや人工知能(AI)が人類を脅かす存在として描かれてきた。産業革命以後、人間の仕事は次々に機械へと置き換わってきたが、21世紀、その流れはサービス業や知的労働分野にまで及び始めている。知性をもった機械が人類を凌駕する時は、本当にやってくるのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 観光産業は成長を続けるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    日本の観光産業は空前のにぎわいをみせている。2015年に日本を訪れる外国人旅行者は9月に前年(1341万人)を上回り、1900万人に達する勢いだ。アベノミクスで進んだ円安も追い風となり、外国人旅行者によるインバウンド観光が好調である。観光産業にとってインバウンドの盛り上がりは歓迎すべきことではあるが、日本の観光産業の中心は市場の9割を占める日本人の旅行。「インバウンド頼み」だけでは観光産業の持続的な成長を保証できない。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • インダストリー4.0は日本にとって好機ととらえよ(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    新たな「産業革命」の波が押し寄せている。ドイツが産官学で取り組む「インダストリー4.0(第4次産業革命)」構想は、工場のシステムをすべてインターネットにつなげ、顧客一人ひとりの要望に応えるマスカスタマイゼーション(個別大量生産)の実現をめざす。あらゆるものがつながるインターネット・オブ・シングス(IoT)の技術で製造業を変革する動きは、米国でも本格化している。日本はこの流れに乗り遅れているのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • TPPで農業は壊滅するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    2013年7月に日本が交渉に参加した環太平洋経済連携協定(TPP)が15年10月5日に大筋合意にたどりついた。日本経済の起爆剤になるのか。それとも農業が壊滅し、日本のくらしが米国と同じ制度に変わるのか。交渉参加前は両極端の見方が飛び交った。まだ概要しか公表されていないが、実際には参加12カ国それぞれが得るものもあり、失うものもある、という結果だ。日本にとっても、経済への恩恵はほどほど、という感じに見える。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 財政破綻、ギリシャは対岸の火事か(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    財政再建には経済成長、歳出削減、増税のすべてが欠かせないが、政府のシナリオ通りに経済が成長しなければ、歳出削減や増税の強化が必要になる。医療、年金、介護などの社会保障費や、発行済み国債の元利払いである国債費の膨張に日本の歳出の課題がある。社会保障費の増加に伴ってさらなる消費増税は避けられず、所得税や相続税の見直しも検討されそうだ。予算と税制の両面で、再分配を意識した制度を作っていく必要がある。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 米国の利上げは世界経済にショックを与えないか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    米国がリーマン・ショックから7年間続けた「ゼロ金利」を終了しようとしている。これまでは米国の大規模な金融緩和が世界中にドル資金を大量供給してきたが、その供給ルートが断たれれば、支えがなくなった世界経済は収縮してしまう、と心配する声が金融市場には少なくない。一方で異常なレベルの金融緩和が長びけば、いびつなマネーの流れが逆流を始めたり、決壊したりする恐れもある。米国は利上げできるのか。世界はそれに耐えられるのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 南海トラフ地震、首都直下地震、富士山噴火はいつ発生するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    日本は、地球の陸地の1%にも満たないのに世界の地震の約2割が集中、活火山の約7%が存在する。しばしば台風にも見舞われる災害大国だ。戦後、大きな地震や火山の噴火が少ない幸運な時期に経済成長を遂げた。近年、阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験、各地で火山も噴火している。南海トラフの巨大地震や首都直下の地震の恐れが指摘され、風水害の脅威にも直面する。日本は、どんな災害リスクに直面しているのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 原発問題、実は「原子力村」は追い詰められている!?(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    2011年3月の東京電力福島第一原発事故から4年余が経った15年夏、九州電力の川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が再稼働した。他の電力会社も、これに続けとばかり再稼働への動きを加速させている。およそ半世紀にわたり、「安全神話」に寄りかかって、福島第一原発を含め50基以上の商業炉を導入した日本。あの過酷事故を経て、なお、原発維持という選択肢を選んだことになる。なぜ、日本は原発をやめられないのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 中ロ蜜月で北方領土問題は後退するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    日本とロシアの間に横たわる北方領土問題が、2000年にプーチン政権が誕生して以降で最も危機的な状況に陥っている。ウクライナ危機を機に、欧米から制裁を受けるロシアは、政治面でも経済面でも中国との連携を深めようとしている。このことが、ロシアから日本への挑発的な言動につながっているようだ。ただ、中国をパートナーと位置づけるロシアの戦略には、早くも行き詰まりの気配が漂っている。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 人口減少による地方消滅は避けられるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    このままの人口減少が続けば、全国の自治体の半数は消滅してしまう可能性がある――。そんな将来予測にせきたてられるように、国は「地方創生」に乗り出した。「50年後に人口1億人維持」の目標を掲げたが、達成は容易ではない。ただ、若者を中心とした「田園回帰」のうねりも見える。地方消滅を避けられるかどうかは、大胆な少子化対策に踏み出すとともに、こうした流れをどこまで大きくできるかにかかっている。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 安倍政権は解釈改憲から明文改憲に向かうか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    自民党は「自主憲法制定」を党是に掲げているが、歴代の自民党政権が憲法改正に踏み込むことは困難だった。国民の多くが憲法、とりわけ9条を支持していたからだ。「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍政権は従来の政府解釈の変更による実質的な9条改正をめざし、集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障法制を成立させた。2016年の参院選後、安倍政権は実際の憲法改正に向かうのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 安保法成立、浮き彫りになった日本の問題点とは(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    歴代の日本政府は集団的自衛権について「憲法9条に反しており、行使は許されない」という立場を取ってきたが、安倍政権は2015年9月、集団的自衛権を認める安全保障関連法を成立させた。6月4日、衆院の憲法審査会で与党推薦の長谷部恭男教授が「憲法違反である」と明言し、違憲論が広がっていた。そうした違憲批判を押し切って、採決を強行した。安保法制論議から見えてきた日本の問題点とは何か。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 沖縄は独立へ向かうか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    沖縄はかつて独立国だったが、日本に併合された歴史がある。戦後、米軍に占領され、日本から切り離されると、過酷な米軍支配が沖縄の人々を待ち受けていた。復帰後も米軍基地は大きく減ることなく、日米安全保障体制が沖縄を蹂躙し続けた。普天間移設問題が注目されているが、解決の糸口は見えていない。一部では日本からの独立論も出ている。独立せずとも自己決定権を自治にどう生かすかという議論も起きている。沖縄は独立へ向かうのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 貧困の拡大を食い止められるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    老後破産、貧困女子、子どもの貧困。あらゆる世代の、さまざまな姿の貧困がメディアで伝えられている。「ひとつ間違えば自分も……」。そんな「貧困不安」が広がる。「社会保障」「家族」「雇用」の安全網(セーフティーネット)は弱体化し、その「穴」から貧困に落ち込む人が後を絶たない。貧困拡大は構造的な問題だ。放置すればさらに深刻となり、社会は大きく姿を変えてしまう。貧困拡大に歯止めはあるのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • アベノミクスで国債暴落、ハイパーインフレは起きるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    異次元緩和を華々しく打ち出してから2年後の2015年4月、日銀は2%というインフレ目標の達成時期を1年以上も先延ばしした。効果がはっきりしないまま、緩和水準を引き上げる方針も示されている。さらに、2%のインフレが達成されたあとの「出口政策」の際は大きな経済的混乱が予想される。そのとき、国債価格は暴落しないのか。物価が数倍に跳ね上がるハイパーインフレ(超インフレ)は起きないのか。アベノミクスの効果と副作用を検証する。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 現代の肖像 野口みずき
    -
    日本女子マラソン界にはふたりの金メダリストがいる。 シドニーで初の栄冠を手にした先駆者高橋尚子。 その姿を目に焼き付けていた野口みずき。 2人が“金メダル”後に選んだ道は対照的だった──。 アテネから3年。 150cmの小さなランナーは、日本記録保持者として、北京五輪をかけた東京国際女子マラソンに挑む。
  • 現代の肖像 セルジオ越後
    -
    サッカー解説者にしてアイスホッケークラブのシニアディレクター。二足のわらじを履いて2年になる。両親が渡った海を越えて、日本サッカーの土壌を耕してきたブラジル移民二世。市民クラブとして苦闘を続ける日光アイスバックスのベンチで見つけたものは何か。
  • 現代の肖像 加藤秀樹
    -
    地方で始まった「仕分け」が中央へ攻め上がり、財政の奥の院・特別会計に切り込んだ。さらに「ゾンビ仕分け」では政府の決断力・実行力が問われている。「部外者の目で予算を洗い直そう」。その志で始まった事業仕分けが岐路を迎えている。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 浜矩子
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    日本では少数派に属する女性のエコノミストは、弱者切り捨てをためらわない為政者を真っ向から批判してきた。国家の枠組みが崩壊しつつある時代に放つ言説。それを支えるのは、大人であることを美徳とする精神である。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 姫野希美
    -
    アイドル写真集などを別にして、「写真集は売れない」が出版界の定説だ。その定説をものともせず、写真が確実に読者に届くことを証明しつつある出版社がある。彼女は、自己を表現する写真家たちと同じマグマを、内に秘めている。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 土肥信雄
    -
    憲法で保障されている「基本的人権」。尊重すべしとだれもが学校で習うが、それを愚直に信じ守るために都教委を相手に裁判まで起こして戦った元校長がいる。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 山崎亮
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    少子高齢化が進み、シャッター商店街が増え、地域は過疎化していく-。日本が冷え込む、そんなマイナスの時代に育ってきた。だからこそ、ハコモノに頼るのではなく、そこに暮らす人の手ごたえがあるコミュニティを作りたかった。コミュニティデザインという耳慣れない言葉から繰り出すのは、人が人を呼ぶまちづくりの手法。そのニーズは無数に広がる。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 澤本嘉光
    -
    巷には、テレビよりも魅力的な新メディアとコンテンツが爆発的にあふれている。CMの世界もしかり。クリエイター=華やかとは言い難い混沌さの中で、広告表現の隘路と戦い、答えを導いてきた。「白戸家シリーズ」でみせたその答えのひとつは、感性や感覚よりも大切にしてきた緻密さに宿る。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 松井久子
    -
    2010年11月に公開された映画「レオニー」は、ロードショーのほか自主上映会の輪が広がった。前作「折り梅」は自主上映会を重ねて100万人動員を達成、「映画界の奇跡」と呼ばれた。インディペンデントで映画をつくる幾多の苦難も、私の人生を生きればいつか喜びに変わる。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 山田正人
    -
    経済産業省の若手改革派として鳴らした仕事人間が突如、霞が関の男性キャリアで初の育児休業を取って話題に。双子に次男が加わった3人の育児の格闘経験を買われ、今度は横浜市の副市長として「子育て支援強化」の特命を受けた。育児に社会改革の意義を見出し、待機児童の解消にも尽力した。が、彼を待ち受けるのは、子どもと妻の連合軍なのだった。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 吉田都
    -
    2007年のクリスマス、ロンドンのロイヤルオペラハウスで「くるみ割り人形」の主役を務めた。このとき42歳。観る者を驚かせたのは、20代のころと変わらぬみずみずしさ。彼女の踊りを心待ちにしている人たちのために、今日も舞台に立つ。
  • 現代の肖像 山田満知子
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    グランプリシリーズ中国杯、キスアンドクライに向かう村上佳菜子に、山田満知子が寄り添う。フィギュア王国愛知とも言われるが、そのほとんどは山田の門下生だ。その秘密を探ろうと訪れた王国で、「女王」は、拍子抜けするほど明るい笑顔で出迎えてくれた。
  • 現代の肖像 ヤマザキマリ
    -
    14歳で欧州一人旅を、17歳で単身イタリア留学をし、その後はエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカ……と世界を股にかけてきた。大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の着想は、地球規模のまなざしを持つからこそ生まれたものだ。その源泉をたどる。
  • 現代の肖像 役所広司
    -
    この人がいると現場の雰囲気がよくなるという。カメラの前で見せる凄みから一転、素顔はシャイ。演じることへの真摯な姿勢そのままに臨んだ初監督作品が公開されるまでを追った。
  • 現代の肖像 森田真生
    -
    ただひたすら研究に没頭したいから、どこの組織にも属さず、日々数学と格闘している。新進気鋭というのはたやすい。だが、日本では類を見ないタイプの研究者の可能性ははかりしれない。元バスケ少年は、頭脳だけでなく身体を使って数学を思考する。彼はなぜ、何のために、数学を突き詰めるのか。
  • 現代の肖像 三島邦弘
    -
    出版は特殊な業界だ。電子出版が進んでも、基本は人がコツコツと生みだすアナログなもの。一部のマンモスベストセラー以外はきわめて多品種少ロット。出版不況に活字離れ。それでも本の力を信じる「老舗業界のベンチャー企業」が旋風を巻き起こしている。
  • 現代の肖像 間室道子
    -
    出版・書店業界で知る人ぞ知る存在だった。“出版不況”に巻き込まれ、一度は書店員の道から離れた。期せずして、東京・代官山の新名所「T-SITE」の、「大人のTSUTAYA」と称される書店でブックコンシェルジュの道が開かれる。この10年、本を取り巻く環境はよくも悪くも変化した。そんな時代に、“本の森の門番”として、一途に本と本屋に情熱を傾ける。本の神様に愛された書店員の物語。
  • 現代の肖像 松浦弥太郎
    -
    「暮しの手帖」編集長に就任したのは、「初めての就職みたいなもの」だったと言う。伝統ある雑誌の改革という難事業。当時連載十数本、中目黒に構える古書店も順調だった。それでも引き受けたのは、居心地のよさに安住する大人になりたくなかったから――。
  • 現代の肖像 古田新太
    -
    「劇団☆新感線」の、押しも押されもせぬ看板役者である。役者生活は四半世紀を超えた。主な出演作品は…、と続けようとして、はたと困った。ありすぎるのだ。舞台はもちろん、テレビにラジオに映画――仕事中毒ぶりは、とどまるところを知らない。
  • 現代の肖像 春名風花
    -
    0歳から芸能界で仕事を始め、3歳でケータイをあやつり、9歳のときにツイッターを始めた。そのつぶやきを待つ人は十数万人。小学6年生にして容赦のない罵りにさらされながらも、毅然と立ち向かい、それゆえに尊敬される――。ねえ、あなたは、どんな子どもなの?
  • 現代の肖像 蓮田太二
    -
    赤ちゃんを運んでくる幸せの鳥――。西洋に伝わる童話にちなみ、それは「こうのとりのゆりかご」と名づけられた。親がどうしても育てられない赤ちゃんを救いたいと、匿名で赤ちゃんを預かる「ゆりかご」を設置してから5年。バッシングにさらされても、命を救う医療と対峙し続けてきた産婦人科医には、揺るぎのない信念がある。
  • 現代の肖像 根津八紘
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    妊娠、出産をめぐるニュースには、必ずといっていいほど、この医師の姿がある。代理出産に減胎手術。そのたびに倫理観を問われ、非難を浴びてきた。誰のための生殖医療なのか、と。常に目の前の患者のために奮闘してきた。法の整備が間に合わない生殖医療の現場で、もがき、苦しみ続けている。
  • 現代の肖像 西田敏行
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    福島県の中通りで育った。中学卒業後、役者を志して故郷を離れ、日本を代表する名優となる。福島を離れて50年近くが経ったとき、大好きな故郷を東京電力福島第一原発の事故という「人災」が襲った。親しみやすいルックスの底に秘めていた、原発は「NO」という一貫した信念。表現者として、怒りは隠さない。隠せない。
  • 現代の肖像 中野剛志
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    「平成の開国」との触れ込みで、当時の菅直人首相が突如としてぶちあげたTPPへの参加検討の表明。当初、大手メディアもこぞって賛成した風潮に危機感を抱き、時には煽情的にメディアに登場した。TPPに真っ向から反対しながら、出自はTPPを推進する経済産業省にある。この向こう見ずな論客の行く末は。
  • 現代の肖像 中澤圭二
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    30歳で東京・四谷に「すし匠」をオープンした。40代にしてこの道30年のキャリアで、すでに何人もの弟子が独り立ちしていった。その弟子たちと今もしょっちゅう食べ歩きに出かける。“孤高の頑固親父”とはまたちがう、独自に築き上げた鮨屋の大将像とは。
  • 現代の肖像 戸恒浩人
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    天空にそびえ立つ634メートル。世界一高いタワー、東京スカイツリーは夜の景色を変えた。繊細な照明表現を可能にしたLEDを味方につけ、闇夜に版画絵のような江戸の美意識を浮かび上がらせる。それを実現させたのは、クールな野心と熱っぽい知性を持つ新進気鋭の照明デザイナーである。
  • 現代の肖像 張 栩
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    史上初の五冠王にして、史上2人目の七大タイトル制覇の達成者。現代囲碁の「形」に風穴を開けた、「悪い碁」でも勝ちきる戦法と精神力の裏には、異国の地で一度は盤上から去ろうとした過去がある。台湾出身の「王者」が見せる、その反発力の秘密に迫った。
  • 現代の肖像 高島宏平
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    世の中にインパクトを与えたい――。食品のインターネット通販会社「オイシックス」は、安全・安心の情報を詳細に公開するポリシーで、とりわけ3・11以降、子育て中の母親層を掘り起こして成長している。食の流通インフラ革命を起こすという野望はどこまで果たされたのか。若きリーダーが垣間見せる、容易ならぬ現実がそこにはあった。
  • 現代の肖像 宋美玄
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    著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』がアマゾンの和書総合ランキング第1位となり、一躍その名が知れ渡った。現役の産婦人科医によるアドバイスは、女性の性を誤解していた男性、言われるままに男性を受け入れていた女性の双方に響く。 医師としての問題意識と性愛の理想形を探る日々がベストセラーに結実した今。あらためて知りたい、彼女は何者なのかを。
  • 現代の肖像 園子温
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    鬼気迫る作品性ゆえに、国内ばかりか世界中に熱狂的なファンを持つ「園ワールド」。「紀子の食卓」の吉高由里子、「愛のむきだし」の満島ひかり、「冷たい熱帯魚」のでんでんと、出演した俳優の才能を引き出し、大化けさせる監督としても有名だ。映画愛むき出しの、禁断の映像詩人の素顔に肉薄した。
  • 現代の肖像 鈴木孝夫
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    虹は七色ではない、太陽は赤くない――鈴木孝夫の著作に外国語を知る面白さを教わった人も多いだろう。一般論にとらわれず、言語体系すらも飛び越えて、そこに生きる人間と文化を知る。言語を知ることは、人間を知ること。だが、オリジナルの学問を求める道は、決して平坦なものではなかった。
  • 現代の肖像 春風亭一之輔
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    大抜擢である。落語協会が2年ぶりに満を持して送り出す新真打は、21人抜きの単独披露となった。「パーパー喋るのはできない」クールな逸材は、「ホームなのにアウェー」な寄席で、淡々飄々と客を魅了してきた。寄席が放つ不敵な新星。その根っこにあるのは、温かい家庭での真っ当な暮らしである。「師匠」と呼ばれる日を迎えても、それは変わることがない。
  • 現代の肖像 澤野由明
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    大阪・通天閣のそばにある履物店主の、趣味が高じて始めたジャズレーベル。店主の「気持ちのいい音ならええやん」のポリシーのもと、品のいいピアノサウンドは、愛好家ばかりでなくジャズ初心者にも受け入れられている。下駄を売り、ジャズのCDを作る――。老舗の旦那の道楽には、家業の商人道がしっかりと息づいていた。
  • 現代の肖像 澤田秀雄
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    旅の魅力に取りつかれた一人の若者は、格安航空券を斡旋して夢と好奇心に溢れる人たちを送りだした。海外旅行がまだ金持ちの特権だった時代に趣味から生まれたビジネスは、次々と壁にぶちあたる。それでもジェット機を飛ばし、経営危機のリゾートを引き受けてきた。その、果てなく続く旅をたどって。
  • 現代の肖像 佐々木常夫
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    この人の著書を、効率重視型のビジネスハウツー本と思って手にとると、面食らうかもしれない。「根回し」を説き、「家族的絆」を説く――むしろ一見、古風なサラリーマン心得に思える。だがその根底にあるものは、「多様な個性を肯定する」という現代社会に必要なメッセージだった。
  • 現代の肖像 小島慶子
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    2010年、冠番組「小島慶子 キラ☆キラ」が好調のなかTBSを退社、“女子アナ”の看板を捨てて“ラジオパーソナリティー”を名乗った。心の中には、ラジオに救われた一人の少女が、いまもすんでいる。
  • 現代の肖像 小出裕章
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    京都大学原子炉実験所助教(助手)として、原発をなくすための研究と活動に半生を捧げてきた。かつては原子力の平和利用を夢見て原子核工学を学び、反原発の論客として知る人ぞ知る存在だったが、3.11以降、講演と著書が急激に増え、一躍ブームに。穏やかな表情をたたえながら、安全神話や原発依存社会と戦い続けてきた男の実像に迫る。
  • 現代の肖像 桑山紀彦
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    自意識の強さに苦しんだ思春期。違う自分になりたくて医者になったが、周囲と折り合えなかった。国際貢献に邁進し、その様子を子どもたちに伝えるNPO活動をすることで、ようやく自分の居場所を見つけた。東日本大震災に遭い、囚われていたものに気づいた。医者だって泣いていい――。被災者に寄り添い、新しい心療内科医像を模索する、一人の医師の記録。
  • 現代の肖像 金哲彦
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    市民ランナー向け「コーチングのプロ」という概念はこの人から生まれたと言っていい。代表的な著書『「体幹」ランニング』は2007年の発売以来いまだに売れ続ける人気ぶりだ。そのメソッドには、文字通り命を懸けて走ってきた人生が詰まっている。
  • 現代の肖像 木村真三
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    2011年3月12日に起きた、東京電力福島第一原発1号機の爆発。放射能が拡散すると確信し、現場に飛んだ。 国が安全との情報を出し続けるなか、職をなげうって、放射能汚染の調査結果を公表する。ありのままの放射能汚染を伝えるために、徹底して現場主義を貫く。一匹狼のような科学者に密着した。
  • 現代の肖像 川上量生
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    叩かれるのはイヤだから、まじめぶらない。カッコよさげなものは、カッコ悪い。だから「ニコニコ」と、ふざけてみる。正攻法での勝負をハナから放棄し、競争を避けて成長できる方法を模索した結果、「ニコニコ動画」はいまや唯一無二のメディアになった。「ネット党首討論会」が盛り上がっても、あくまでそれは「ごっこ」だという。その自意識のルーツを探る。
  • 現代の肖像 河合弘之
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    ビジネス弁護士として名を馳せた男は、いまや脱原発運動の先導者となった。人はその振る舞いを贖罪と言うかもしれない。けれども、強きを挫いて弱きを助けることの何が悪い? 経済的成功では満たされなかった思いが、困難にある者を救う原動力となり、生涯をかけた闘いに導く――。
  • 現代の肖像 亀山郁夫
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    新訳『カラマーゾフの兄弟』が通巻100万部を超える大ベストセラーに。ドストエフスキーを現代の日本によみがえらせ、一大ブームを起こした立役者である。したたかに学内政治を勝ち抜きながらも、ドストエフスキーと格闘することをやめない。それは、自らも複雑な「家」の物語を背負った者の宿命なのか。
  • 現代の肖像 樫本大進
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    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに2代続けて日本人が就任した。世界に冠たるオーケストラの音作りを任されたのは、米国とドイツでソリストとしての修行を積んだ31歳。“ヴァイオリン小僧”の面影を残す若きコンマスが奏でる、のびやかで暖かい音にこめられた思いとは。
  • 現代の肖像 鬼丸昌也
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    若者の目がNPO、社会起業に向く時代、この人の背中を追いかける20代は少なくない。弱冠21歳で地雷除去など紛争地帯での平和活動を行うNPOを立ち上げ、ウガンダの元子ども兵の社会復帰支援に奔走する。学費も払えず大学を除籍されかけていた若者がたった一人で始めた活動が、大企業や行政を動かすようになるまでの軌跡を描く。
  • 現代の肖像 小田嶋隆
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    誰もが気軽にツイッターやフェイスブックで「文筆」する時代。コラムニストを名乗る人はめっきり少なくなった。もはや絶滅危惧種とも言えるこの肩書がしっくりくる数少ない人物だが、執筆に苦しんだ空白の時代があった。誰でも書ける時代に依頼を受けて書くこと。炎上も辞さず、あえて地雷に踏み込む「文章の職人」がコラム道を突き進む覚悟とは――。
  • 現代の肖像 尾木直樹
    -
    硬派な教育問題の論客は、あるときを境に「尾木ママ」と呼ばれるようになった。岩波新書を出しても伝わらなかった教育への理念は、ママの着ぐるみをまとえば百人力だ。移ろいやすいブームを味方につけて発信力が一気に増した尾木ママの、七転び八起き的人生。
  • 現代の肖像 近江弘一
    -
    あの日、津波で輪転機が止まった。新聞のロール紙に手書きした「6枚の壁新聞」はあまりにも有名になった。その新聞社に、経営の立て直しを託され、畑違いの業種から転職したのは震災の6年前。地元・石巻とそこに暮らす人々のために生きると決めた、創立100年のローカル紙社長の奮闘記。
  • 現代の肖像 枝野幸男
    5.0
    政権交代のとき、誰がこの展開を予想しただろう。注目を浴びた「事業仕分け」を主導し、民主党幹事長をへて、46歳の若さで菅内閣の官房長官へと要職を歴任。そのさなかに東日本大震災と原発事故が起こり、内閣支持率は急落する。市民政治家から政権中枢に上り詰めた男が、党も政権も音をたてて崩れていく渦中で、本音を語った。
  • 現代の肖像 臼井真
    -
    東日本大震災後の東北で、被災者の心にじわじわと深くしみ入りつつある歌がある。「しあわせはこべるように」。山古志村や四川省でも歌われた、不思議な生命力を持つ歌だ。つくったのは、阪神淡路大震災で被災し、音楽教育の現場で子どもたちと向き合ってきた音楽教師だった。
  • 現代の肖像 岩出雅之
    -
    2012年1月8日、全国大学ラグビーフットボール選手権で同志社大学以来史上2校目の3連覇を成し遂げた。 「早慶明」のブランド校が未踏の金字塔を打ち立てるも、新興大学ゆえか、いわれなき批判にさらされる。 だが、屈しない。「無名」から育て上げ、その先にある盤石なラグビー王国を築く。いまは、その夢の途中。
  • 現代の肖像 井上雄彦
    -
    ページを開くと「うっ」と顔を背けたくなる時があるほど、凄惨な血の匂いが表現される絵。時に哲学問答のようなセリフ。 漫画「バガボンド」を生み出す井上雄彦という宇宙の成り立ちを訪ねて。
  • 現代の肖像 市川孝典
    -
    内なるエネルギーの持ち主は、小学校を卒業してほどなく世界に飛び出した。 各国を放浪し、あらゆる芸術を体で感じ、たどりついたのは、誰も試みたことのない「線香画」という世界。一切の下書きをしない大胆さと、蝶や花がそこにあるような緻密さが同居する作品は、彼の何を写しているのか。
  • 現代の肖像 伊勢崎賢治
    -
    9・11後のアフガン、独立紛争当時の東ティモール、内戦が続いたシエラレオネなど、武力紛争の最前線で武装解除と治安回復にあたった。講演では、あえてこう語りかける。「正義と平和は両立しない」。矛盾と危険に満ちた紛争解決の経験をもとに、新しい平和構築を模索する姿を追う。
  • 現代の肖像 石井裕
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    研究者として、そして教育者、経営者として、世界中を飛び回り、未来のビジョンを描き、情報生態系をデザインする、デジタル世界の第一人者である。その源流をたどると、日本の山河への慈しみと人の手の温もりが横たわっていた。
  • 現代の肖像 飯田哲也
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    一度は身を置いた「原子力ムラ」を抜け出し、夢だけでは語れない真の脱原発を目指してきた。3・11の東日本大震災以降、自然エネルギー派の研究者、在野の論客として引っ張りだこである。そして、新たな肩書として視野に入れたのは「政治家」だった。
  • 現代の肖像 天野篤
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    民間病院たたき上げの私学教授から大抜擢された「天皇陛下の執刀医」。常に完璧な手術を目指す心臓外科医の原点は、心臓弁膜症の父を救えなかった悔しさにあった。神の手ならぬ「人間の手」が心臓をよみがえらせる、驚きの手技とは。順天堂医院の手術室で密着取材した。
  • 現代の肖像 阿武野勝彦
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    社会派ドキュメンタリーで数々の受賞歴を持つ。取り上げた題材は、戸塚ヨットスクール事件、光市母子殺害事件…。世間の耳目を集めた事件と正面から向き合い、日本社会の病理を浮き彫りにする手法は高く評価されるが、出世は順調ではなかった。社会と会社のはざまで葛藤しつつ、ドキュメンタリーの力を信じるテレビマンの肖像。
  • 現代の肖像 浅野忠信
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    1990年代、ミニシアターで上映される通好みの映画には、いつも彼の姿があった。憂いを帯びた顔、孤独の影……。スクリーン上の彼は近づきがたいオーラを放っていた。だが、実際に会うと、包み込むような温かさをまとっている。そのギャップこそいまもっとも求められる役者の本質である。
  • 現代の肖像 秋元康
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    いま日本で最も忙しい人の一人だが、ご本人いわく、「時間の管理、マネジメントはしません」。管理して、仕分けして、断って――という“オトナ”のふるまいなど無視して、めちゃくちゃな仕事量をこなしていく。秋元康の時代は、なぜ再びめぐってきたのか。
  • UNDER GROUND MARKET
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    1巻149円 (税込)
    電子書籍のセルフ出版で発売以降、爆発的人気を得たSF小説『Gene Mapper』の作者による待望の書き下ろし第2弾! 2018年、東京。たび重なる増税は、日本に「地下経済」の爆発的流行をもたらした。当局に把握されないで税を回避できる商取引は、電子決済の一般化とともに社会に浸透。増え続ける移民と開く格差が利用人口をさらに増やしていた。WEB周りのなんでも屋として企業の間を渡り歩く巧は、地下経済の恩恵を受けるフリーランス。仲間の恵、鎌田とともに請けたWEB開発案件はもちろん地下経済がらみで、早くもトラブルの匂いを漂わせていた――すぐそこに迫った日本のシミュレーション。

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  • &BOOKS トリコロールの台所
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    フランスに暮らすマダムたちのこだわりがつまった台所と、愛用の調理道具や調味料を徹底取材したフォトエッセイ。電子書籍オリジナルのフォトコラム「フランス旅お買い物帖」つき。【目次】まえがきにかえて/築110年の医院をキッチン中心に大改造…主婦(日本人・45歳)/会社員からパティシエに。マダムのプライベートな厨房…パティシエ(日本人・64歳)/半年かけたキッチンリフォームで見えたフランス…主婦(日本人・39歳)/「禅とモダン」を融合した白い台所…主婦(フランス人・44歳)/同時進行で家事をこなす達人の仕事場…主婦(日本人・53歳)/女子会も楽しい、音楽家たちとのセカンドライフ…大家(日本人・54歳)/住人たちの「切らすと困るもの」リスト/取材こぼれ話 フランスのお母さんは忙しい/電子書籍オリジナル特典 フランス旅お買い物帖【著者プロフィール】長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書に『東京の台所』『ジャンク・スタイル』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ』(誠文堂新光社)、『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)、『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ12か月』(ワニブックス)、『昭和ことば辞典』『かみさま』(ポプラ社)、ほか多数。
  • &BOOKS リノベーション・スタイル 快適なキッチンとバスルームづくり編
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    趣味を生かした住まい作り、小さな空間を広く見せる住まい作りに続く、好評シリーズの第3弾。人気の建築スタジオが手がけた、数々のリノベーション物件の中から、キッチンとバスルームを快適にリノベーションした事例を厳選収録。豊富な写真とともにじっくり解説。電子書籍オリジナルの実例写真も満載。【目次】3メートルのキッチンカウンターと30畳のLDK/キッチン、テーブル、畳へと続く「宴会ベルトコンベア」/食欲誘う“BBQスタイル”のキッチン/ベルギーのアンティークなレンガキッチン/DK一体型の細長いキッチンカウンター/大人のホームパーティ仕様のキッチン/リゾートホテルのスパのようなバスルーム/モダンな東屋のような水回り/意外と使いやすいオープンな洗面所/「広場」のようなキッチンと、外へつながるお風呂/巻末付録 はじめてのリノベーション 準備から完成までの流れ【著者プロフィール】石井 健(いしい・たけし)1969年、福岡県生まれ。「ブルースタジオ」執行役員。日本の住宅リノベーション・シーンの創世期から500事例以上の住まいを手掛ける。「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)でも「古い物件の家賃を倍にする不動産集団!」として紹介される。「郷さくら美術館」(東京・中目黒)で2012年度、「さくらアパートメント」にて2014年度のグッドデザイン賞を受賞。著書に『リノベーション物件に住もう!』(河出書房新社刊)『LIFE in TOKYO』(エクスナレッジ刊)など。/ブルースタジオ 1998年に大地山博がデザイン会社として設立。2000年より、住宅リノベーション事業を開始。大地山博、大島芳彦、石井健の三名が中心となり、空間デザインのプロデュースだけでなく、そこに住む人のライフスタイルに至るまでをデザインする。
  • &BOOKS Kinuu 動物の声を届けるエシカルアート
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    いきいきとした表情や愛らしい仕草がたまらない、端布から生まれた動物たちのぬいぐるみ写真集。電子版オリジナルの作り方つき。【目次】まえがきにかえて/ハリネズミ/ネコ/パンダ/キリン/ゾウ/ヒツジ/ウサギ/カンガルー/トラ/シカ/ペンギン/ウミイグアナ/カエル/電子書籍特典 Kinuuオリジナル「キノコ」の作り方【著者プロフィール】Kinuu:デザイナーの衣田雅幸が、洋服の残布や使われなくなった端布などを使って動物をつくるエコロジーアート。Kinuuプロジェクトとしては2010年にスタート。展示会やワークショップを通じて、人と動物とのふれあいや親子の絆を考えるきっかけづくりを目指している。
  • &BOOKS リノベーション・スタイル 小さな空間を広く見せる住まいづくり編
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    趣味を生かした住まい作りに続く、好評シリーズの第2弾。人気の建築スタジオが手がけた、数々のリノベーション物件の中から、住まいを広く見せるリノベーション事例を厳選収録。豊富な写真とともにじっくり解説した一冊。電子書籍オリジナルの実例写真も満載。【目次】53平方メートルなのに広く明るい5つの理由/部分リノベーションで空間を広げる/2つの色使いで部屋を広く見せる/ルーフバルコニーをリビングの一部に/33平方メートル、デッドスペースをなくしていくと……/広さのヒミツは家具の高さの統一/広さと部屋数を両立させる、とっておきのアイデア/高層階に光あふれるインナーテラス/3部屋つなげ、大きめのLDKに/巻末付録 特別すごろく How to renovation【著者プロフィール】石井 健(いしい・たけし)1969年、福岡県生まれ。「ブルースタジオ」執行役員。日本の住宅リノベーション・シーンの創世期から500事例以上の住まいを手掛ける。「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)でも「古い物件の家賃を倍にする不動産集団!」として紹介される。「郷さくら美術館」(東京・中目黒)で2012年度、「さくらアパートメント」にて2014年度のグッドデザイン賞を受賞。著書に『リノベーション物件に住もう!』(河出書房新社刊)『LIFE in TOKYO』(エクスナレッジ刊)など。/ブルースタジオ 1998年に大地山博がデザイン会社として設立。2000年より、住宅リノベーション事業を開始。大地山博、大島芳彦、石井健の三名が中心となり、空間デザインのプロデュースだけでなく、そこに住む人のライフスタイルに至るまでをデザインする。
  • &BOOKS 島めぐり 五島列島編
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    八重山編に続く、好評シリーズ第2弾。長崎。五島列島にある、いつかは訪ねてみたい素敵なお店と、オーナーの丁寧な日々の暮らしかたを紹介したガイドブック。【目次】大人のための洗練された「古民家ステイ」/島でしか味わえない新鮮な魚料理・古民家レストラン「藤松」/デジタル時代だからこその温もり・活版印刷所「晋弘舎」/家の外にある、もう一つの茶の間・コミュニティーカフェ「ソトノマ」/〈特別インタビュー〉離島専門誌『離島経済新聞』『季刊リトケイ』編集長・鯨本あつこさん【著者プロフィール】宇佐美里圭(うさみ・りか)1979年、東京都生まれ。編集者、ライター。東京外国語大学スペイン語学科卒。在学中、ペルー・クスコにて旅行会社勤務、バルセロナ・ポンペウファブラ大学写真専攻修了。ワールドミュージック誌、スペイン語通訳、女性誌を経て、『週刊朝日』編集部。料理研究家・行正り香さんの書籍を多数手がける。ラテン音楽、山、ワインが好き。
  • &BOOKS ファッショニスタの逸品
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    センス溢れる10名の大人の男たちが、自身のライフスタイルを語り、数々の愛用品をカラー写真とともに紹介するフォトエッセイ。【目次】料理研究家・コウケンテツさん “作ること”を通して、自分の生き方を表現/クリエイティブディレクター・水野 学さん “定番”とは、美術館の空間のようなもの/「クレイジーケンバンド」横山剣さん 横浜発“東洋一のサウンドマシーン”/「ディーン&デルーカ」代表・横川正紀さん スタイリッシュな食文化にあこがれて/建築家・谷尻誠さん 「ミスマッチだけどナイスマッチ」が好き/「ラウンダバウト」オーナー・小林和人さん モノには“機能”と“作用”が共存している/「ワンダーウォール」代表・片山正通さん ショッピングはインプットの時間です/「マリメッコ」デザイナー・鈴木マサルさん 心揺さぶる色や絵柄を/「スマイルズ」代表・遠山正道さん 流行に乗らないように意識しています/「中川政七商店」代表・中川 淳さん 買い物は、僕と世の中の接点です
  • &BOOKS JUJU 10stories
    5.0
    1巻220円 (税込)
    デビュー10周年を迎えたシンガー・JUJU、初の電子書籍! これまでにリリースした全曲から、自ら選び抜いた10曲について語ったエッセイ。電子書籍書き下ろしの最新2曲と、これからのことについて語り尽くしたエッセイも収録。【目次】〈1〉光の中へ(2004)喜びも消えたデビュー曲〈2〉奇跡を望むなら…(2006)「契約打ち切り」と宣告されて〈3〉Wonderful Life(2007)終わりかけていた夢、蘇る〈4〉素直になれたら JUJU feat.Spontania(2008)彼への思い、ありのまま書いた歌〈5〉やさしさで溢れるように(2009)歌いたい歌があるから〈6〉明日がくるなら(2009)余命1カ月の花嫁の想い〈7〉この夜を止めてよ(2010)男性の心に響く、泣ける歌〈8〉Lullaby Of Birdland(2011)ただ歌が好きだった頃の私で〈9〉ありがとう(2012)お蔵入りした6年後に再び〈10〉Distance(2013)JUJU史上、もっとも切ない曲〈番外編〉「クリスマスの約束」で見つけた宝物/電子書籍・ボーナストラック〈11〉Hold me,Hold you(2015)この瞬間に出会うために生きている〈12〉始まりはいつも突然に(2015)みんなが口ずさめる歌に〈あとがきにかえて〉11年目の新たな扉を開いて
  • &BOOKS ほんやのほん 料理編
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    人気有名書店のコンシェルジュたちがお薦めする、料理にまつわるエッセイやレシピなどのガイドブック。電子版オリジナルのあとがきエッセイつき。【目次】〈第1章 日本の食文化〉辰巳芳子の「人として生きるための料理本」/料理好きの人に、悪い人はいない/ホルトハウス房子さんのおもてなし料理/「梅干し休暇」のための入門書/日本が誇るスローフードは「醗酵食」です〈第2章 世界の食文化〉シンプルな料理が取り戻す、親しい人との結びつき/皿の上で主役を演じる、野草の魅力/華麗なるグランメゾン、華麗なるレシピ本/世界一予約の取れないレストラン 、最後の7年間の記録/南米ガストロノミーの最前線を伝えるビジュアルブック/世界有数のグルメ都市へ変貌したバスク地方の軌跡を辿る本〈第3章 レシピを極める〉予定調和を拒む旅/多様なパスタに象徴される、料理への様々なアプローチ/フランス菓子の香りが呼び起こす時間と場所の記憶/コーヒーの深い味わいを読み解く/料理の名著、書店の力で復刊させます!〈あとがき〉「食を読む」
  • &BOOKS リノベーション・スタイル 好きなものをテーマにした住まい作り編
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    人気の建築スタジオが手がけた、数々のリノベーション物件の中から、趣味をテーマにしたリノベーション事例を厳選収録。豊富な写真とともにじっくり解説した一冊。電子書籍オリジナルコンテンツの「住みたい街ランキング」つき。【目次】港町風情の部屋に5台の自転車/マホガニーのヨットのような大人の住まい/写真現像用の暗室と業務用キッチン/円形の書斎とギャラリーのような空間/「テイラー」のようなドレッサールーム/ホームシアターのある夢の部屋/思い切りギターを弾ける防音室/陽だまりで猫とゴロゴロできる部屋/すべての壁が本棚の「天命反転住宅」風/特別編ブルースタジオ版「住みたい街ランキング」【著者プロフィール】石井 健(いしい・たけし)1969年、福岡県生まれ。「ブルースタジオ」執行役員。日本の住宅リノベーション・シーンの創世期から500事例以上の住まいを手掛ける。「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)でも「古い物件の家賃を倍にする不動産集団!」として紹介される。「郷さくら美術館」(東京・中目黒)で2012年度、「さくらアパートメント」にて2014年度のグッドデザイン賞を受賞。著書に『リノベーション物件に住もう!』(河出書房新社刊)『LIFE in TOKYO』(エクスナレッジ刊)など。/ブルースタジオ 1998年に大地山博がデザイン会社として設立。2000年より、住宅リノベーション事業を開始。大地山博、大島芳彦、石井健の三名が中心となり、空間デザインのプロデュースだけでなく、そこに住む人のライフスタイルに至るまでをデザインする。
  • &BOOKS 20年履ける靴みがき
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    自由大学の講座「20年履ける靴に育てる」で、靴みがきの魅力にはまった9名の生徒たちによる、珠玉のフォトストーリー。【目次】〈まえがきにかえて〉だれかの靴を磨くという「贈りもの」(「自由大学」講師・明石優インタビュー)/〈靴みがきの物語〉営業マンの心得を教えてくれた先輩の靴/うまく磨けなかった「心残り」を次に/登山仲間が街で履く靴を磨いたら/再会した親友が披露宴で履く靴/「新品みたい!」と娘たちが歓声をあげたブーツ/おじいちゃんの足、こんなに大きかったんだ/お気に入りは、憧れの祖母のおさがり/おしゃれに無頓着な弟が、友人の結婚式で履く革靴/結婚20年の妻の靴をそっと磨いて靴箱へ著者プロフィールページ【著者プロフィール】ライター、編集者。1972年生まれ。上智大学文学部卒。朝日新聞出版『AERA』スタッフライターを経て、フリーランスに。主に、医療・介護・コミュニティ・ワークライフバランスなど、人々の暮らしにまつわる主題に取り組む。科学・技術と社会をつなぐコミュニケーターに注目し、先端技術と医療倫理、震災と地域など、幅広く取材する。近年力を注いでいるのが、がん・認知症当事者のルポルタージュ。また、『AERA』の人気連載「現代の肖像」をはじめ、人物ノンフィクションも数多く執筆。

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