作品一覧 2022/09/16更新 &BOOKS 20年履ける靴みがき 試し読み フォロー 「気づき」のがん患者学 サバイバーに学ぶ治療と人生の選び方 試し読み フォロー きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 古川雅子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 平山亮 / 古川雅子 きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる。平山亮先生と古川雅子先生の著書。家族や兄弟はお互いに面倒を見るという以前の常識はもう通じなくなっていて、家族や兄弟はお互いに面倒を見るというのが非常識になる時代になっているのかも。ニートの弟、未婚の姉、非正規の妹、親の資産を浪費する兄という例もあ...続きを読むったけれど、他の家族や兄弟が面倒を見る必要はないし、それこそ国が面倒を見るべきです。 Posted by ブクログ きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 平山亮 / 古川雅子 「潰してしまってもいい子」の話はショックだった。 所得の再分配後に貧困率が上がる話(OECD諸国で日本だけ)も数字で見ると強い印象が残る。 現在の福祉モデルがもうダメになっていることがわかった。戦後の数十年しか対応できないモデル。 Posted by ブクログ きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 平山亮 / 古川雅子 実に面白かった。兄弟の経済格差は実は社会問題の格差の問題であること。家族の問題は実は社会構造そのものに規定されていること。そもそも、戦前は夫婦でも子供がいない夫婦も多くて養子制度が幅を利かせていたこと。核家族化というのは、いままでの大家族制度を維持したままで、戦後の高度成長期という国家による扶養によ...続きを読むって可能となった一時的な社会現象であったこと。現在直面している家族問題が、近現代史の社会構造と社会史経済史と無縁ではないこと。貧困問題、家族問題、家族の在り方、介護問題の在り方はもっと時空間的にひいて見ないと問題の所在を見落とすということであり、きょうだい格差(きょうだいリスク)はそのような背後があって現在直面してきた近現代史と社会構造の一側面であるという問題の見方ができること。 Posted by ブクログ きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 平山亮 / 古川雅子 コロナ禍で、きょうだいリスクは多くの人が痛感したのではないかと思う。対等な関係をもち、お互いさまで長い期間の中で助け合えるのがいちばんなのだと思う。一度、経済的な自立からこぼれてしまうと、這い上がるのは本当に難しい。勝ち・負けという意識がなくなればいいのだけれど。今の家族形態や働き方が、今の時代に生...続きを読むきてたら当然と思ってしまっていたけど、ほんの数十年のことだったのかと改めて新鮮に驚いた。 Posted by ブクログ きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? 平山亮 / 古川雅子 家族頼みの中負担福祉体制がきょうだいリスクで見えてくる。家の存続が前提であれば、子がなければ二人以上いるところから養子をとるから、家産も受け継げた。家族主義と家制度を存続させないと決めてそれでも自己責任というなら、人口はどんどん減るだろうし、出られる能力のある人間は海外に出るだろう。ポルトガル化する...続きを読むのかな。 Posted by ブクログ 古川雅子のレビューをもっと見る