ハーレクイン・ロマンス小説 - 胸キュン作品一覧
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-ある九月の月曜日。ジェインは朝から災難続きだった。セクシーな夢を見て寝坊し、出勤途中には大雨に遭った。憂鬱な気分に、さらに追い打ちをかけたのは、勤め先の宝石販売会社が何者かに乗っ取られるという噂だった。両親を亡くし、弟と妹を大学に通わせるために働く彼女は、リストラに遭うことを憂えて、冗談半分に同僚に言った。億万長者と結婚して別れる際に慰謝料をもらえたら、と。偶然その言葉を聞いた町の名士のエリックは、内心、小躍りした。彼女こそぼくが求めていた女性だ!これで、祖父が残した遺産相続の条件は満たされる!一人の女性だけに永遠の愛など誓えないプレイボーイと、家族を守るためにお金が必要な、恋におくてな女性。利害が一致したとき、ふたりの狂想曲が始まった。
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3.0ボスの書斎のソファだけが、 甘美なひとときを知っている。 美術品鑑定家のハリエットは、運命の皮肉を嘆いた。 よりにもよって、あの男性から仕事を依頼されるなんて……。 1カ月前、彼女は高級車アストンマーティンに追突してしまい、 廃車にしたあげく相手に怪我まで負わせてしまったのだが、 その相手というのが、ダミアン・ワイアット、今回の依頼主だった。 だが、彼の広大な邸宅に遺された骨董品の目録作りという仕事は、 美術史を愛するハリエットにとってあまりに抗いがたかった。 いったいどんな顔をして面接に臨み、彼と会えばいいのだろう。 しかし結果は、想像だにしないものとなった―― 面接が終わりもしないうちに、ダミアンは彼女にキスをしたのだ!■一見穏やかな作風でいて、ドキリとさせる展開を盛り込むのが得意な大ベテラン作家リンゼイ・アームストロング。そんないい意味で読者の予想を裏切ってくれるロマンスが、またひとつ生まれました。少し天然でかわいらしいヒロインも、この作家の長い人気の秘密です。
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3.0エロイーズは伯爵のもとに押しかけたことを後悔していた。彼女を見るやウォルトン伯爵が苛立ちもあらわに背を向けたから。伯爵が恋に落ち求婚したのは、美人の妹であって私ではない。しかも妹の駆け落ちで、いま彼の自尊心は傷つけられている――怯みながらも、しかし、エロイーズは力を振り絞って告げた。「私と結婚してください。あなたの評判を守るために」振り返った端整な顔に浮かぶ、虚をつかれたような表情を見て、いたたまれなくなって目を伏せた。そして心のなかで付け加えた。嫌な男と結婚させられそうになっている、私のためにも……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.018歳からロンドンの学校で演技を学んできたクレアは、9年の歳月を経て、ようやく女優としての才能を開花させた。とはいえ、類まれな美貌を持ちあわせながらも、クレアは男性をいっさい寄せつけず、心を開こうとしない。唯一の例外は兄のような存在の、人気脚本家マーシー。いつもそばにいてくれる彼とのプラトニックな関係に満足し、クレアは穏やかな日々を過ごしていた。だがいま、ある影がクレアの背後に忍び寄ろうとしていた――彼女が男性を避けるきっかけとなった、9年前の悪夢が。
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4.0アレグラは十八歳の誕生パーティに現れた裕福な男性――ステファノに心を奪われ、一年後に彼との結婚が決まった。だが、結婚式の前夜に父親とステファノの会話を耳にして、衝撃のあまり家と故郷を捨てた。この結婚が男たちの“取り引き”に基づいたものだと知ったのだ。あれから七年、アレグラはロンドンで自活しながら、過去のことを忘れて前向きに生きようと務めていた。ところが、従妹の結婚式でステファノと再会し、いまも彼の魅力にあらがえないことを思い知らされる。ある目的のためにステファノが近づいてきたとは想像もせずに。
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3.0ニューヨークの新聞記者ミーガンは、偽りの履歴書を手にイギリスへ渡り、ある公爵家の使用人の面接に臨んだ。目的はただひとつ――10年前に愛する兄を殺した次期公爵のテオ・モアランドに近づき、証拠を握って罪を償わせること。薔薇の咲き乱れる庭でミーガンが公爵夫人の質問に答えていると、不意にひとりの男性が現れた。豊かな黒髪、日に焼けた肌、官能的な曲線を描く唇。明るいブルーの瞳にとらえられ、ミーガンの心に不可思議な感覚が湧き起こった。だが公爵夫人が発した言葉に、彼女は衝撃を受けた。「これが長男のテオよ」
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4.0“シャイン財団”理事長のデヴラジ・サントスは、家の前に放り出されていた傷ついた女性を保護する。素性はサイの元研究者とすぐに判明したものの、本人は拷問と薬物投与のせいで記憶を喪っていた。カーチャと呼ばれることになった彼女と回復までの時間を過ごすなか、すべてはサイの仕掛けた罠ではないかとの疑念を覚えつつも、いつしか惹かれてゆくデヴ。二人を待ち受ける苛烈な運命とは?
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4.0カサンドラは途方に暮れた。父が他界した今、没落寸前のわがヴェレア家を存続させるのは私の役目。代々伝わる財宝を見つけ、お金に換える必要がある。それには宿敵ネビル家に協力を請い、両家に伝わる二枚の地図をもとに隠し場所を探さなければならない。なのに昨夜…人違いとはいえ私のベッドに忍び込み、強引に唇を奪った彼こそ、ネビル家の当主サー・フィリップ。いくら家のためでも、レディを愚弄したあの放蕩者に頭を下げることになるなんて。
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3.0ジョン・ナイトウォーカーは愛する妻と一族を皆殺しにされ、胸が張り裂けそうな悲しみと絶望を抱えたまま、復讐を果たすためだけに時を超えて生きてきた。移りゆく歳月のなかに一人取り残され、孤独に敵を探し続けていたある日、彼は町で見知らぬ美女に鉢合わせした。すると全身に鳥肌が立ち、彼女は敵に関係していると第六感が告げた。アリシアというその女はある秘密を知ったために、実の父に追われているらしい。ジョンは敵に近づくことを目論み、すかさず助けを申し出る。復讐の道具のはずの彼女に心惹かれるとは思わずに……。
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3.5ジャスティンは緊張のあまり、逃げ出したくなった。これまで誰かを誘惑したことなんて一度もない。だが、今目の前にいる銀行の担当者マーカスを誘惑できなかったら、父親が遺した多額の借金のせいで、家まで失ってしまう。女の魅力を生かせば、彼からは融資を引き出せるという噂だ。ほんとうは私の体を差し出すつもりはないことを悟られないようにしなくてはならないけれど…(『炎と燃えた夏』)。それは誰の目にも理想的な結婚に見えた。ザックはどんな女性も虜にしてしまうような男性で、しかも大企業の経営者。ヴィクトリアも上流家庭の生まれで、このうえなく美しい二十歳の輝ける花嫁だった。ふたりは愛し合って結ばれたと、ヴィクトリアは信じていた。初夜の明けた朝、ザックが愛人のもとに駆けつけたと知るまでは(『美しき夢破れ』)。 *現在、配信中の『美しき夢破れ』と一部内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0ジュリーが秘書を務める教授が退官することになり、新しいボスとして、世界的権威の医師、シモンがやってきた。長身の魅力的な姿に心をときめかせるジュリーだったが、彼は仕事に一途で何かにつけ厳しい態度で接してくる。その冷たさと、たまに見せる笑顔との落差に戸惑いながらも、彼女はボスの要求に応えようと懸命に働いた。ある日、仕事でオランダへ行くという彼に同行を命じられ、ジュリーは二人きりになる不安とともに密かな喜びを感じた――そこで、淡い恋心がはかなく散ることになるとも知らずに。
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4.0美しいジェインは、安全で、分別のある結婚を願っていた。名家出身の、裕福でまっとうな男性と結婚する――。しかも恋に落ちることなく。子供を望む彼女は、貴族出身ながら駆け落ちして貧しく不幸になった両親の記憶から、結婚にはある程度の裕福さと安定が必要だと信じている。 ジェインはその美貌を見込まれ、まさにぴったりの相手――美しいものを収集するのが趣味のキャンベリー卿から求婚される。ところが、愛がないということ以外、まったく問題のない結婚に進もうとした矢先、キャンベリー卿とはまったく違う危険な男性と出逢い、たちまち恋に落ちてしまう。 路上で暴漢からジェインを救ってくれたその男性は、横暴な父を見放し、貴族の身分を捨てて生きるザック。彼もまたジェインに一目で恋してしまったのだが……。 ジュリア・クイン、ステファニー・ローレンスも絶賛のロマンティック・リージェンシー。ついに刊行!大人気、チャンス姉妹シリーズ第3弾!!
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3.0秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。
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4.5“野蛮人”にさらわれた、無垢な娘の運命は―― 16歳のリアノーラは、イングランドと友好関係を結ぶためにハイランドからやってきた客人を見て圧倒された。ディランという名のその男性は“野蛮人”と噂されるとおり、恐ろしく長身で、野獣を思わせるほど勇猛でたくましかった。晩餐の席で正装し紳士的にふるまう彼に目を奪われ、庭園で唇も奪われると、リアノーラの心は恍惚と怖れのはざまで揺れた。だが、そんな彼女の想いを打ち砕く事態が待ち受けていた――イングランド側が彼の弟を人質に取って不利な誓約を迫ったのだ。すると、ディランはリアノーラを肩に担ぎ、恐ろしい捨て台詞を吐いた。「弟を無傷で返さないなら、この女を二度と見ることはないと思え」■リアノーラは右も左もわからない地へと連れ去られ、恐怖から途中で逃亡を図ります。けれども、一度芽生えてしまったディランへの恋心は消えず……。荒々しくも情熱的なハイランダー・ロマンスの名作を初リバイバル。本作を含め今後もタータンチェックにご注目!
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4.0南仏アールズの城が襲撃され、非道な略奪に遭って以来、ジェルヴァーズは領民とともに苦しい日々を過ごしてきた。全てはサマーヴィルの所業。憤る彼は伯父の復讐計画に乗った。英仏から多くの騎士が集まる華々しい武術大会の場で、サマーヴィル家の娘を誘拐し、身代金を要求するというのだ。報復、そして領民のための金――望みはそのふたつ。狙いは英国一の富を受け継ぐキャサリン・サマーヴィルだ。誇り高くもどこか物悲しげで、蜂蜜色の髪が美しい女。この血が騒ぐのは、彼女が憎き敵の娘だからか、それとも……。
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3.7彼にとって私は一夜だけの恋人。 私にとっては一生に一度の恋。 ニーナの頭の中に、これまでにないほど警報が鳴り響いている。ラファエル・ディアンジェロ──こんな男性に会ったのは初めて。ニューヨークの〈アークエンジェル〉で近々催される宝石展で、ニーナは陳列棚のデザインを任されることになった。オーナーのラファエルをひと目見るなり、彼女は激しく惹かれるが、自分の背後にいる屈強な男たちを振り返りため息をついた。ニーナの父親の命を受けたボディガードに24時間監視される生活。ある秘密を抱え、“籠の鳥”になってもう何年になるだろう。だがラファエルは怯みもせず、堂々と彼女をデートに誘ってきたのだ。プレイボーイが救いの天使に見えるなんて。ニーナの心が甘く疼いた。■完全無欠のディアンジェロ3兄弟の恋模様をお楽しみください。次男ラファエルが出会ったのは謎めいた女性ニーナ。彼女には悲しい秘密があって……。
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4.5ジリアンは自分の耳を疑った。父が元教え子の、天才研究者として知られるハンターに脅されているというのだ。研究を盗んだ過去を公表されたくなければ、ジリアンと30日間ベッドをともにさせろと。少女のころに憧れた、あの高潔な彼がそんな無茶を言うはずがないわ。ジリアンは初恋の相手との再会に胸を躍らせて彼を訪ねる。しかし陰鬱な屋敷に着いたとたん、人が変わったように冷淡なハンターに服を脱ぐように命じられ、彼女の希望は打ち砕かれた。やがて彼のむき出しの渇望にさらされ、ジリアンは欲望に目覚めさせられて……。
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3.5ニーナのもとを、ある日、ゴージャスな男性が訪ねてきた。大富豪マルチェッロ家の長男マルク! ああ、ついに彼がやってきた。数カ月前、双子の妹が未婚のままマルクの弟アンドレの子を産んだ。お金目当てだったが、アンドレは親子鑑定も拒んだまま事故死した。育児を放棄した妹に代わって、ニーナが姪を育てることにしたのだ。妹は、腹立ちまぎれにマルチェッロ家に写真を送りつけたらしく、それを見て、マルクはアンドレの子だと確信したのだという。「君のように素行の悪い女に僕の姪を任せるわけにはいかない」私を妹と間違えているのね。でも、事実を話せば姪を奪われてしまう。妹のふりを続けるニーナに、マルクは驚くような提案をした。
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2.0ジョージーは人生を立て直しつつあった。悲しみを乗り越え、今では仕事にも希望が持てる。しかし、親しい知人の家へディナーに招かれたとき、ジョージーの身に大きな災難が振りかかった。客の中に、ジェッド・ロードがいたのだ。漆黒の髪と厳しい顔が、相変わらず謎めいた雰囲気を漂わせている。女性たちの目を釘付けにしながら、自らの離婚について平然と語りはじめたジェッドを見て、ジョージーはひどいパニックに陥った。彼女は半年前までジェッドの妻だったのだ!■18歳の誕生日に憧れの男性から突然プロポーズされたジョージー。しかしその結婚には悲しい秘密が隠されていました。ハーレクインのシリーズをまたいで絶大な人気を誇る作家キャロル・モーティマーが、壊れかけた愛の再生をドラマティックに描いた感動の名作です。
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5.0豊かな荘園の跡取り娘エリザベスが供も連れずに旅立ったのは、財産目当ての男に父を殺され、結婚を迫られたせいだった。名付け親である女王陛下のもとへ赴き、助けを求めるしかない。必死で森を進むうち、彼女は宮廷道化師タールトンと出会う。明るい瞳と美しい歌声に加え、鋭い頭脳も持つ彼は、自分の弟子になりすまして一緒に宮廷へ向かっては、と提案した。そうすれば道中も安全だし、追っ手の目もごまかせる――令嬢はすぐさま波打つ金髪を切り、見習い道化師に変身した。迫り来る危険も忘れる、輝きに満ちた大冒険の始まりだった。
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4.3ジプシーは最初、なにが起こったのかわからなかった。ウェイトレスとして働くレストランで、突然誰かに腕をつかまれ、文句を言いかけた彼女は、見覚えのあるグレーの瞳に釘づけになった。この2年間、夢に現れつづけてきた男性、リコが目の前にいる。あの夜、二人はお互いしか目に入らないほど惹かれ合い、すばらしく濃密な時間を過ごした。だが朝がくると彼は姿を消し、ジプシーはその理由をテレビで知った。リコの正体は世界的に有名な大物実業家で、亡き父の天敵だった。今度は私が逃げる番だわ。あの夜に授かった、娘ローラの存在を隠し通すためにも!■7月に発売し、皆様から大好評をいただいた『十八歳の許嫁』の関連作品です。前作のヒーローの兄リコと、けなげなヒロイン、ジプシーとの情熱的なラブストーリーをお楽しみください。
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4.0■ドクターに憧れても、無駄なこと。身分違いの、かなわぬ恋なのだから。■コーリーは、天才神経外科医トレイの手術チームの主任看護婦。手術室での彼との息はぴったりで、仕事ぶりも高く評価されている。だが最近、有能な助手としてしか見られていないことを、もの足りなく感じはじめていた。上流階級出身のトレイとでは、住む世界が違いすぎる。恋心をさとられたりしたら、愚かな女と見られるだけだ。そう思っても、彼への気持ちを抑えるのは難しかった。ある日、コーリーはふとしたきっかけで彼とキスを交わしてしまう。心を躍らせる彼女に、体を離したトレイは氷のように冷たい目で言った。こんなことをするべきではなかった。頼むから今のことは忘れてくれ。君とは仕事以上の関係になりたくないから、と。■ディザイアの人気作家バーバラ・ボズウェル。四十歳まで結婚するつもりがなく、しかも相手は家柄のいい女性と決めているドクターと、自分は彼にふさわしくないあきらめているヒロインのホットなロマンスにご期待ください。
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3.0看護師のアリソンはドクターのケインを慕っているが、彼は富豪一族の一員で、雲の上の存在だ。ただ仕事の苦労や悩みを聞いてあげることだけが、彼女にできる唯一の愛情表現だった。ある日、いつもより深刻な顔をした彼を見て、アリソンは自宅に招いて話を聞くことにした。だが、彼を慰めるうちに、純潔を捧げてしまう。気まずさから縁を切られることを覚悟した彼女をよそに、ケインはあまりにも衝撃的な言葉を言い放った。「僕と結婚してほしい。君を妊娠させた可能性もあるから」★富豪一族シリーズ新シーズンが今月よりスタート! 今まで存在を知られていなかった、フォーチュン家の血統を受け継ぐ者たちが次々に発見されます。D.パーマーの『テキサスの恋』新作の冒頭を巻末に掲載しています!★
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4.0伯母の遺品整理のため、フィリッパは久々にガーストン邸を訪れた。ガーストン家の家庭教師だった伯母にここで育てられた彼女は、11年前、大学生だった当主の孫スコットと熱烈な恋に落ちた。だがある時、他に好きな人がいると言って自分から身を引いた――彼が大事な館を継ぐには、それしか方法がなかったのだ。お腹に命が宿っているのを知ったのは、そのあとのこと……。彼女の物思いを破るように、とつぜん車の音が響いた。外を見ると、へこんだ高級車と息子のサイモン、そしてスコットの姿がある!なんとサイモンが、誤ってスコットの車を傷つけたという。スコットは容赦なく彼女を罵り、ある方法で償うよう求めてきた。
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5.0現れた男の姿を見るなり、オータムはその場に凍りついた。ヨーク・レイン――世界的に有名な航空会社の社長。19歳のときにオータムが結婚した、自尊心の強い億万長者だ。若かったオータムは彼が属する上流社会の華々しさになじめず、結局、短い結婚生活は破綻し、ロンドンの家を逃げ出した。いったいなぜ、そのヨークがここにいるの?戸惑うオータムに、ヨークは酷な提案を無遠慮にも突きつけた。急遽妻が必要になったから、4カ月だけ戻ってこい。そうすれば離婚に応じよう、と。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0★禁じられた恋、それは苦しいほどに甘美な結末へのプロローグ。大ベストセラー作家リンダ・ハワードの原点、本格ロマンスの真骨頂!★夫と子供のいる温かい家庭がほしい――サラのささやかな夢は、皮肉にも親友ダイアンの存在によってついえた。密かにサラが想いを寄せていた上司、エリート重役のロウムは、サラが紹介したダイアンと一目で恋に落ちた。5カ月後に彼らは結婚、二人の息子に恵まれ、今まさにサラが夢見たような幸せな家庭を築いている。一方のサラはロウムへの憧れを胸の奥に封印して、仕事に生きる決心をするしかなかった。だがその矢先、悲惨な事故がロウムの家族を襲った。ダイアンと子供たちは亡くなり、ロウムは絶望の淵に突き落とされる……。
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3.0森園すず、性別 女、33歳、独身。恋愛なんて面倒くさい。可愛げのない女代表。「枯れた女」と揶揄されても平気。だって仕事が一番だから。だけど、あの夜だけは一人でいたくなかった。下弦の月に導かれるように、ふと訪れたダイニングバーで出会った男が、忘れていた女の性をくすぐる。一夜限りのはずだった。しかし、その男との再会が、彼女の人生を大きく変えることになる。
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3.7あなたを想って流す涙は、天使たちには見せられない。 ジュリアは秘書として、妻として、仕事で世界中を飛びまわる夫マックスを支え続けてきた。祝い事もせず、くる日もくる日も仕事に明け暮れて……。こんなの幸せじゃないと訴えても、夫は聞く耳を持たなかった。とうとう耐えきれずに家を出たあとで、身ごもっていることに気づいた。でも、子供はいらないと明言していた彼には打ち明けられない。1年後、ジュリアは独りで双子の赤ん坊を育てていたが、今でも本当はマックスが恋しくて、枕を濡らす夜があった。父を知らずに育つ娘たちの顔を見るたびに、悲しみで胸がつぶれる。そんな彼女の前に、ある日突然、怒りに満ちたマックスが現れた! ■主人公たちの心情や煩悶を丁寧にこまやかに描いた愛の復活ストーリーをお届けします。魅力的な登場人物に引き込まれ、ラストでは思わず涙ぐんでしまう、静かな感動を呼ぶ物語をお楽しみください。
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3.0心の傷がうずきだす――瞳があなたをとらえるたびに。 新しい仕事のスポンサーが、まさか彼だったなんて……。全身全霊で恋した人に無垢な想いを踏みにじられて9年、やせっぽちの少女から美しいモデルへと成長したギャビーは思いもよらない形で初恋の人マークと再会した。だが今や大実業家となった彼にはまったく相手にされず、ギャビーは彼の弟ジョーに誘われるまま食事に出かけるようになる。穏やかな友情もつかのま、ある夜突然、ジョーは不審な死を遂げた。茫然自失となりながらも何とか葬儀に赴いたギャビーを、マークは弟をたぶらかして死に追いやった悪女と一方的に決めつけた。「弟の眠りを妨げるな。出ていけ――僕の視界から消えてくれ!」 ■マークの罵詈雑言に深く傷つきながらも、ジョーの死の真相を独力で探りはじめたギャビー。まったく聞く耳を持たないマークでしたが、彼女に命の危機が迫り来て……。ロマンス界のレジェンド作家D・パーマーの原点とも言える初期傑作、待望の本邦初邦訳です!
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4.3親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。★ヒーローに追いつめられるエリザベス。ドラマティックな恋を描いて人気のミシェル・リードの新作をお届けいたします。★
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4.0トスカーナ貴族の娘アレッシアは父に強要され、一族の経営するワイナリーへの投資家を迎えに空港へ赴いた。だが、最終便にもそれらしき人物は乗っていなかった。憤慨しながら彼女が車を発進させたとたん、フェラーリに追突し、降りてきた男性と激しい口論になる。その男性こそ、アレッシアが迎えに来た投資家だった。家長のチェーザレに代わり、息子のニコロが来たらしい。なんて魅力的な男性かしらと、一瞬アレッシアの心は揺れた。でも、私がこの人を好きになることは絶対にない。なぜってニコロ・オルシーニはシチリア出身のマフィアなのだから。■ニューヨークの名家出身の4兄弟が恋に落ちる姿を描く〈オルシーニ家のウエディング〉も今月で最終話です。情熱のおもむくまま、秘密の結婚をした二人。はたしてそのゆくえは?
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4.5■虚構渦巻く華やかな社交界。運命の扉が今、開かれる……。■わたしに後見人が? もうじき二十歳になろうというのに?ある日突然、目の前に現れた謎の紳士に、アンは当惑した。幼いころに母を失い、その直後に寄宿学校に入れられた彼女は、ほとんど父に会わずに成長した。その父も亡くなり、母校の教師が自分の生きる道だとほとんど信じかけていた。陰のある美貌の紳士はイアン・シンクレアと名乗った。陸軍大佐の彼女の父親から、遺言で後見人に指名されたという。いったい父はなにを考えていたの? これからどうなるの?アンの疑問のひとつは、やがて答えが明らかになった。夫を探すため、彼女は社交界にデビューするのだ。だが、理想の男性はもう見つかった。夢見がちな彼女にとって、イアン・シンクレアこそ、完璧な夫となりうる人だった。■一つの遺言が二人の人生を変えた……残酷な現実とかすかな希望のはざまでイアンが下した決断は? 十九世紀のロンドン社交界を描くドラマチック・ロマンス!
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4.0世界を股にかけて活躍する、敏腕社長マッカラム――数カ月前に彼の秘書になったマデリンは、不在ばかりの社長の顔を、実はまだ見たことすらない。それでも仕事にやりがいを感じ、忙しく過ごしていたある日、隣の家にカルという男が住みはじめた。長身でハンサムなカルは獅子を思わせる威圧感を漂わせ、初対面から、マデリンが自分を誘惑したがっていると決めつける。「時間の無駄だよ、君はぼくのタイプじゃない」とんだ言いがかりに憤慨し、彼を避けようとするマデリンだが……。
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3.0勤め先の病院に、ルカ・ロマノが戻ってくる――。看護師のリラはそのニュースに困惑した。別居中の夫が、再び医師として、職場の同僚になるというのだ。ルカは七年前、リラの流産をきっかけに彼女のもとを去った。以来、彼はまったく連絡をよこさなかった。ルカのことは乗り越えた、私は自分の人生を生きていく。リラはそう心に決め、彼に離婚届を送りつけたところだった。なのに、ルカは戻ってきた。年月を経てさらに魅力的な男となって。しかもその手には、まだ結婚指輪がはめられている!彼は二人の仲を終わらせたいと思っているはずなのに。なぜ?■11月に続き、医療現場を舞台にした三部作〈ドクターと見る夢〉の二作目をお届けします。真夏に迎える素晴らしいオーストラリアのクリスマスと共にお楽しみください。
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-すべてを手にした大富豪のボス。でもなぜか彼は幸せには見えない。 アリスは人材派遣会社から社長秘書の仕事を紹介された。プレイボーイとして有名なガブリエルは、そのセクシーな容姿と明晰な頭脳で、秘書をも瞬時に虜にしてしまうらしく、長く仕事を続けられる女性はこれまでいなかったのだという。生真面目で野暮ったいアリスは、初日から有能な秘書に徹した。男性不信の彼女にとっては、むしろうってつけの仕事だったのだ。一方、ガブリエルは新しい秘書に別の興味をかき立てられていた。地味なグレーのスーツの下に、彼女は何を隠しているんだ?折しもパリでの長期出張の仕事が持ちあがり、アリスは否応なく、ガブリエルに同行するよう命じられたが……。 ■キャシー・ウィリアムズが“怠惰”の罪をテーマに描いたロマンスです。
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5.0「なんのしがらみもなく、ベッドの上の関係を楽しもう」エラは親友の結婚式で出会った新郎の友人、マットの言葉に戸惑った。彼は優秀な弁護士として都会に暮らし、かたや自分はもうすぐ故郷へ帰ろうとしている。その引っ越しまでの短い間だけ夜を分かち合おうだなんて、“愛人になれ”と言われているも同然だ。失礼きわまりない提案だとつっぱねてもいいはずなのに、マットほど魅力的な男性に出会ったのは初めてだったエラは、思いがけずイエスと応えてしまった――甘い夜を7回過ごせば、虚しい結末が訪れるとわかっていながら。■家族の愛を知らずに育ったため恋愛そのものを信じられないエラが、人生で一度だけ自分に許した恋愛ごっこのはずでしたが……。キンバリー・ラング得意の濃密なラブシーンをどうぞご堪能ください!
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3.0タリーはあるパーティで見かけた男性にひと目で惹かれた。彼の名はサンダー。海運王を父に持つ、将来有望な投資家だという。タリーはギリシアでも名だたる実業家の婚外子として生まれながら、男性にだらしない母親と実の娘にすら関心のない父親を見て育ち、恋愛には興味を持てずにいまだにバージンのままだ。こんな私を彼はどう思うかしら?でも、胸が痛いほどのこの情熱を解き放ってもいいのでは?だがタリーが初めてだと知ったとたんサンダーは態度を変え、自分が求めているのは軽い情事の相手だと言い放った。思いがけぬ悪夢がここから始まるとは、タリーは想像もしなかった。■今月と来月連続で、〈名ばかりの花嫁〉2部作をお届けします。互いに惹かれるままに関係を続け、愛のない結婚をするはめに陥った二人は? ギリシアを舞台にリン・グレアムが描きます。
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4.5がけっぷち塾校長と優秀バイト講師が利害一致の同居生活! 危うい距離感で甘い誘惑!? 胸を焦がすリアル・ラブストーリー。 27歳の須山希美は“律進ゼミナール”の塾講師。会社から校長という待遇で異動を命じられ、出世と喜んだのも束の間、行った先は廃校寸前の不採算校、橘校だった。 不当な人事異動を会社に訴えに行った希美だったが、半年間で橘校の黒字化が出来なければ希美は解雇、橘校のバイト講師・光浦康宏は大学を卒業後、律進ゼミナールに入社しなければならない取り決めをしてしまう――。
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5.0シャーロットは空港で呆然と立ちつくしていた。明日、挙式の予定なのに、婚約者が現れなかったのだ。あまりのことに、人目もはばからずにしゃくり上げていると、ダニエルと名乗る男性に声をかけられた。彼はシャーロットの話をひとしきり聞いたあと、食事に誘ってきた。不誠実な男性とは、二度と関わりたくないわ!シャーロットは彼に渡された名刺を突き返すと、くるりと背を向けて歩き去った。翌日、ダニエルと結婚式を挙げることになるとは夢にも思わずに。★ハーレクイン・ロマンスはおかげさまで2100号を迎えました。読者の皆さまに心より感謝いたします。2003年に来日したときのミランダ・リーのコメントもあわせてお楽しみください。★
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2.0楽しく過ごしていた毎日を、一通の手紙が変えてしまった……。■ブライアナは養女だが、愛情深い養父母のもとで幸せに育った。二十一歳になったある日、弁護士事務所から手紙が届く。要領を得ない内容が気になったブライアナは、受付として働いている病院を抜け出して事務所を訪れた。現れたネイサン・ランドリスは、若いのに尊大な冷血人間。しかもはぐらかしてばかりで、何も教えてはくれない。さすが弁護士ね――でも、笑った顔は驚くほど魅力的!役に立てないと言うネイサンにブライアナはいらだつばかり。ここまで来たのに結局何もわからないなんて!いったいどんな用件なの? ネイサンは何を知っているの?ネイサンの父に実の母親のことだと告げられたブライアナは、やがて驚くべき事実を聞かされることになる……。
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3.0大手宝石店に勤めるジェシカは、ボスのライアンとつき合っている。彼は裕福でハンサムで、まさに女性が理想とする男性だ。ジェシカとの関係を始める際、ライアンは四つのルールを定めた。一つ、彼に猫を近づけない。二つ、スキャンダルにならないよう二人の仲は内密に。三つ、子供は絶対につくらない。四つ、もちろん結婚もしない。ジェシカは時おり胸の痛みに襲われつつも、愛する人のそばにいられるならと、そのルールを守り続けた。だが交際も二年が過ぎたころ、ジェシカはあることに気づいた。おなかにライアンの子供がいることに……。★作家競作6部作〈疑惑のジュエリー〉2話目です。去年、デビュー早々ご好評いただいたテッサ・ラドリーが、ブラックストーン家の次男ライアンのロマンスを描きます。★
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4.2かつて憧れだった幼なじみのドラムが、伯爵となって帰ってくる。レベッカはその知らせに動揺した。今や彼は誰より憎らしい相手。7年前、出征を明日に控えたドラムが別れを告げに来たとき、彼女は無断で彼の愛馬を駆ったことでひどく咎められ、ドラムの提案により牢獄のような寄宿学校へやられたのだった。いよいよ再会の瞬間、昔とは違う熱い眼差しを向けられ戸惑うが、あの時の仕打ちを忘れられず、レベッカはよそよそしく振る舞う。ところが後日、親代わりの祖父が旅で不在にすることになり、彼女はドラムの後見のもと伯爵邸での同居を余儀なくされ……。
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4.0一年前、エリーザはサルバトーレを愛し、彼の子を身ごもった。だがサルバトーレは自分の子だと信じようとしなかった。口論のあげくエリーザは小さな命を失い、憎しみをいだいたまま、彼のもとを去った。いまは宝石店で働くエリーザを、ある日サルバトーレが訪ねてくる。エリーザはさる王家の戴冠用宝玉を扱う立場にあり、その身を案じた彼女の父親の依頼で護衛しに来たのだという。エリーザにとってはつらすぎる再会だった。不本意ながらアパートメントまで同行を許したエリーザに、サルバトーレはさらなる要求を突きつけてきた。
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4.0アラナは病院の待合室で、ラウル・マルシンが現れるのを待っていた。ラウルはスペインの侯爵で、二年前、アラナと彼は結婚を約束していた。しかし式を控えたある日、アラナは知ってしまった。ラウルは彼女を愛しているわけではなく、ただ跡継ぎを産むバージンの花嫁が欲しいだけなのだと。二度と会うまい――そう誓って彼のもとを去ったのに、また顔を合わせる日が来るなんて。しかもこれから彼に、残酷な知らせを告げなければいけない。そのときラウルが現れた。以前にも増して魅力的な彼を前に、アラナの胸は締めつけられた。
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3.8★あの土地はわたしのもの。叔父だろうが誰だろうが渡しはしない。★リュートの奏でる柔らかな旋律、明るい日差し・・・・・・。体を這うやさしい手と唇の感触・・・・・・あれは誰だろう?それに、ここはどこ?そのとき、ロザリンは目を覚ました。すぐ間近に微笑む男の顔が---見知らぬ美しい男の顔があった。驚いて悲鳴をあげると同時に、昨夜のことを思い出した。彼女を鞭打つ残酷で凶暴な叔父から領地を取り戻すため、そして獣のような男との結婚から逃れるため、城を抜け出したことを。だが、現実は甘くはなかった。宿屋で酔客に絡まれたところをこの男に助けられたのだ。でもまさか・・・・・・こんなことになるなんて!ロザリンは一糸まとわぬ自分の姿に動転していた。そこへヒュー・コルドウエルと名乗る男が追い討ちをかけた。「君は覚えていないのかい、僕たちが共に過ごした熱い夜を?」
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3.0ロンドンの玩具店で、アンはショックのあまり失神しかけた。かつて面倒を見ていた甥とでくわしたのだ。甥はギリシアの大富豪アンドレアスと姉の子で、生後まもなく両親が事故死したため、アンが引き取った。ところが、アンドレアスの兄ニコスが突然やってきて、百万ポンドの小切手を置き、半ば強引に甥を連れ去ったのだった。その甥が今、目の前にいる。そして、傍らにはニコスが……。数日後、アンはニコスの訪問を受けた。「ぼくたちと一緒にギリシアに来てくれ」予期せぬ言葉に、アンは呆然とした。■恋した相手――それは、姉の人生を踏みにじった冷酷な男。人気作家ジュリア・ジェイムズが、情熱と憎しみの交錯する複雑な人間模様を描きます。どうぞお楽しみください。
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4.0理想の王子さまは、なんと本物のプリンスだった! ガラスの靴とロイヤルウエディングの物語を主食に育った女の子たちがたいていそうであるように、わたしもかつて、プリンセスは生まれながらにプリンセスなのであって、あとからなるものではないと思っていた。そう、あの日までは……。わたし、エイミー・ワイルドはロンドンで庭師をしている。植物を愛することにかけては人に負けない自信とプライドがある。彼氏はいないけど、気の合うルームメイトにも恵まれ、充実した毎日だ。だが、その同居人のパーティーが、すべての始まりだった。スウィートでビターな、これぞ現代版シンデレラストーリー。
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4.0ビアンカのそばにはいつもアダムがいた。2人は幼稚園からの幼なじみで、大人になった今も、ビアンカが何か困ったことに巻き込まれるたび、アダムは的確な助言をくれたり、泣く肩を貸してくれたりする。あるとき、ビアンカはまたしても困った事態を招いてしまう。故郷の母親を喜ばせようと、つい結婚したと嘘をついてしまったのだ。母が訪ねてくる間だけ、アダムに夫のふりをしてもらおう――。ところが、いつも優しいアダムが初めて彼女の頼みをはねつけた。そして、見たこともない冷たい男の顔をして言ったのだ。「夫のふりをするのなら、本物らしく、毎晩同じベッドに寝よう」 ■ビアンカとアダムは友情からお互いの“初めての相手”になったほどの仲。ところがこれが二人の間に誤解を生んでしまい、以来二人はずっと微妙な関係を続けていたのでした。ミランダ・リーが描く友情から始まるロマンスは、甘酸っぱさ100%です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0エリンは売れっ子の童話作家だが、大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎ話を聞かせていると、輝くブルーの瞳の、りりしい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた。世間にうとい彼女は、彼が大富豪のピーター・ラムジーだとは知らなかったのだ。そして、エリンに興味をそそられて声をかけたピーターも、彼女が自分に劣らず有名人だとは思ってもみなかった。何も知らずに出会った二人は純粋に惹かれ合う。しかし、互いの素性がわかったとき、その関係は終わりを迎えた。★R~2278「奪われた祝福の夜」の関連作をお届けします。シャーロットの兄ピーターにも、幸せは訪れるのでしょうか?★
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5.0太めでシャイでまじめな女子校教師のソフィーがあるパーティで女友達に恥をかかされているところへ、白馬に乗った王子様のようにゴージャスな男性が現れた。彼はソフィーとダンスを踊り、バルコニーへといざなった。だが会話が進むうち、彼は愛を信じない離婚弁護士で、妻の条件リストを満たす従順な女性を求めていることがわかる。いくらさえない私でも、こんな身勝手な男性はごめんだわ!逃げ帰ろうとしたソフィーを彼は引き止めてエスコートし、室内に戻るやいなや、たくましい腕のなかに抱き上げた。そしてなんの前触れもなく足を止め、深く完璧なキスをした。
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3.0完璧な婚約者を演じる彼に、私への恋心はみじんもない。 生活のために必死で働く23歳のアビーは愛も恋も知らない。空想でつくりあげた“完璧な婚約者”との恋愛話を憧れのまま周りに話していると、思いがけず慈善舞踏会へ招かれることに。婚約者の同伴は必須……困ったわ、どうすればいいの?ふとアビーの脳裏に、親友の兄で富豪のルークの姿が浮かんだ。慈善の目的だと彼に頼みこみ、練習のためキスを試してみると、アビーの体に熱い震えが走った。いったいこれはなに?陶然とする彼女をよそにルークは涼しい顔で念を押した。「今夜一夜かぎり、2時間が過ぎたら終わりだぞ、シンデレラ」 ■さまざまな愛の形を紡いできた人気作家メラニー・ミルバーンが描くのは、せつないシンデレラ・ロマンス。ヒーローに愛されていないと知りながら、彼への想いを止められないヒロインは……。
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3.0彼との再会は、運命のいたずら――そう思っていたのは、大きな間違いだった。■金融アナリストのジェシカは、ある朝社長室に呼ばれ、翌日のニューヨークへの出張を命じられた。アメリカのリロイ・インタナショナルという大企業が、イギリスの提携候補企業を対象に、セミナーを開催するというのだ。ジェシカは、予定も把握できないまま取り急ぎセミナーに参加する。会場の演壇にリロイの最高責任者が登場した。そのとたん、ジェシカの全身に衝撃が走った。いちばん顔を合わせたくない男ルークに、こんな形で再会するなんて。ジェシカがルークと一目で恋に落ち情熱的に結ばれたのは、四年前の大学卒業を目前に控えたころだった。ところがジェシカの幸せは、ルークが継母と抱き合っている姿を見た瞬間、音をたてて崩れた。ジェシカは名前も変え、ルークの前から姿を消した。その彼が今、目の前にいるとは! 気づかれる前に逃げださなければ。
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4.0結婚も子供も叶わぬ夢と諦めていた──あなたが現れるまでは。 マリエッタはローマの画廊で働く画家の卵。下肢が不自由なため車椅子に頼る生活だが、懸命な努力を重ね、ようやく自活できるようになったことに誇りをもっている。ところが、その生活が悪質なストーカーによって脅かされ、妹の身を案じた兄が親友で警備会社CEOのニコに助けを求めた。屈強な体に鋭いブルーの目。マリエッタはなぜか彼が近くにいるだけで脈が乱れた。しかも強引に説得され、ニコが所有する島にしばらく匿われることになってしまう。大富豪と二人きりの生活は案の定、波瀾に満ちた幕開けで……。 ■気鋭の作家アンジェラ・ビッセルが『天使が去ったあの日から』に続いて贈る、しっとりと情緒豊かなロマンスをお楽しみください。頑張り屋のヒロインですが、こと恋愛になると、どうしても脚のことが気にかかり、臆病になりがちで……。
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3.3孤児のメアリーは泥棒一家に命を救われて以来、貴族を装って金持ちの邸宅に出入りし、強盗の手引きをしている。ある日メアリーは未亡人マリアンヌと称して舞踏会に出席した。だが人目を盗んで屋敷の金庫を探しあてたとき、声をかけられた。「友人宅の金庫破りを見過ごすわけにはいかない」すべてを見透かすようなまなざしで見つめるのは、ロンドン一の花婿候補、ランベス侯爵だった!人気トリロジー第2弾、不遇な人生を強いられた長女の初恋の行方は。
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3.0伯爵の子息ニックが教区司祭の娘エミリーにキスしたことは、その日のうちに村の一大スキャンダルになった。息子の不始末に激怒した伯爵は無理やり2人を引き離し、ニックは遠くインドの地へ追いやられた。7年後、父の死をきっかけに帰国した彼は、いまだエミリーが独り身だと知って驚く。聞けば、あのときのキスが原因で誰も寄りつかないのだという。ニックは責任を感じて、ただちに求婚するが、身分の低い花嫁に対する貴族社会の反応は冷淡だった。再びエミリーの受難が始まった。★北米で権威のあるRT賞に二度推奨されるなど、実力は折り紙付きのリン・ストーン。彼女がヒロインに選んだのは、身分違いの恋に人生を翻弄されるエミリーです。これでもかとばかりに不運に見舞われるエミリー……彼女に明るい明日はやってくるのでしょうか?
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4.0安食堂で働いているところをスウェーデンの男爵に見初められ、熱心に口説かれて、ローズはあっという間に結婚することになった。今は男爵所有の古城で開かれている披露宴の真っ最中――初めての夜を迎える緊張感からひとり庭に出た彼女は、どこからか現れた黒い瞳の男にいきなり捕らえられた。「この結婚は偽りだ。おまえたちの犯した罪を償ってもらおう」訳もわからぬまま、ローズはギリシアの島へと連れ去られた。一方、彼女を誘拐したクセルクセスはその美しさに感嘆しつつ、決して惹かれてはならないと自分を戒めた。この女は、男爵と取り引きするための大事な人質なのだ!
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3.0ある雨の日、バス停でけがをしたクレアラベルは、車で通りかかった男性に助けられ、家まで送ってもらった。車はロールスロイス、長身でハンサム、洗練された身なり。猫2匹と暮らす彼女の狭いフラットには場違いな男性だ。マルク・ファン・ボーゼルと名乗った彼は整形外科医でクレアラベルのけがの手当てをして帰っていった。翌朝、理学療法士として働く病院に出勤したクレアラベルは病棟の回診に意外な人物が加わっているのに気づいた。昨日の彼だわ! だがマルクは彼女に目を留めもせず……。
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4.0心を病んだ母親が自ら命を絶ったあと、ジェイはアメリカを離れた。たった一人で看病をしながら救急医として働き、若者らしい楽しみも恋もないまま二十八年生きてきたのだ。亡き父の国ダムホールで、人生の再スタートを切るつもりだった。現地の医師団に参加した彼女は、外科医マレクと出会う。運命だった。命を救う闘いを共にするうち、二人は強く惹かれ合った。初めての恋。けれどそれは淡くもやさしくもなく、灼熱の砂漠のように彼女を熱く焦がした。だがマレクは、ジェイの純潔をぎりぎりのところで拒み続ける。医師であると同時に王位継承者でもある彼は、妻を選べない立場にあることを、どうしても言い出せないのだった。◆砂漠のメディカル・ロマンスの新星、オリヴィア・ゲイツの登場です!熱くせつないロマンスと緊張感漂う医療現場。読みごたえたっぷりの新人作家の作品は、7月20日刊D~1318でもお楽しみいただけます。◆
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5.0“眠れる美女”との結婚が許される条件は――真実の愛。 時は1852年。イングランドの北の果て、ノーサンバーランドに、 美貌と気品と富を兼ねそなえた“眠れる美女”が隠れ住むという。 ロンドンで放蕩三昧に明け暮れる伊達男アダムは興味を持ち、 その娘レディ・ヘレナ・ラスフォードに求婚しようと思い立った。 ところが行ってみると、ラスフォード邸は暗く荒れ果てた屋敷で、 当の“眠れる美女”はやせたみすぼらしい娘だった。 はじめは使用人と見間違えたが、よく見ると美しく不思議な魅力がある。求婚は彼女の父に受け入れられたが、結婚に条件がつけられた――娘を放っておかず、やさしく接し、子を作るべく夫婦の契りを結ぶこと。アダムは確信が持てぬまま、気づけば答えていた。「約束します」 ■昔のヘレナの肖像画を見つけたアダムは、その完璧に美しい姿に胸を打たれます。彼女が使用人のような格好をして、美しさを巧妙に覆い隠している理由とはいったいなんなのでしょうか? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0インテリア・デザイナーのリジーのもとに一通の手紙が届いた。彼女が共同所有するアパートメントに問題が発生し、現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。差出人は、ギリシアの大富豪イリオス・マノス。リジーはなんとか旅費を工面し、ギリシアへ飛んだ。会ったばかりのイリオスから“詐欺師め!”となじられたリジーは、そこで初めて、自分が共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたのだと気づいた。お金などまったくないと言う彼女にイリオスは憤然として言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」■不動の人気を誇る作家、P・ジョーダン渾身のミニシリーズ〈麗しき三姉妹〉を今月から三カ月連続でお届けします!孤児の三姉妹は真実の愛を見つけられるのでしょうか?
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4.0酒癖の悪い父が亡くなり、牧場主サムに引き取られてからも、リオは父の噂を十字架のように背負い、人々に蔑まれて成長した。今、唯一の理解者だったサムが心臓を患い、死を目前にしている。サムの息子ケインが牧場を継げば、わたしは追い出されるだろう。ケインもまた、いつもわたしを厄介者のように扱い、身寄りのない哀れな女だと言わんばかりの態度をとるのだ――わたしがひそかに彼を愛していることに気づきもせず。だがある夏の晩、ケインは突然リオを抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと軽蔑を瞳に宿して。
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4.0ヴィクトリア朝時代のイギリス。勤務先の大英博物館に知らせが届き、カミールは恐怖に凍りついた。愛する養父がカーライル城に捕らわれたのだ。先代の城主夫妻がエジプトで非業の死を遂げて以来、その城には呪いがかかっていると噂されていた。さらに現在の城主は凶暴な性格で、両親は殺されたのだという妄想のもとに世間を恨み、復讐に燃えているらしい。勇気をかき集めて城に赴き、城主の姿をひと目見た瞬間、カミールは奇妙な戦慄を覚えた。獣の顔をかたどった仮面の奥で嘲るような笑みを浮かべ、彼はカミールの手に口づけた。
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3.0モンテベロ王国でアクセサリーショップを経営するローズは、先祖代々受け継がれてきた不思議な能力(ギフト)の持ち主。ある夜、空港が燃える予知夢を見て通報したところ、逆に空港爆破の犯人とみなされ、厳しい取り調べを受けた。驚いたことに翌日、尋問の場にいたアンドルー伯爵がローズの店を訪れて臆面もなくデートを持ちかけた。私を犯人と疑って監視するつもりなのね。彼女は警戒心をあらわにしたが、伯爵に手を取られてはっとした。あの予知夢のなかに現れた男性……燃えさかる炎のなかで私の腕をつかんだのは、この人だわ!伯爵、あなたはいったい何者なの?
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3.3派遣ハウスキーパーとして働くイザベルのもとに、さる億万長者から依頼が舞い込んだ。彼はどうしてもイザベルを雇いたいと指名し、イザベルが休暇を取る予定と知ると、倍の給与まで提示してくる。いぶかりつつも、イザベルは待遇の良さに惹かれて依頼を受け、勤務初日、落ち着かない気分で問題のクライアントを迎えた。彼の名はクリスティアーノ・ベロン――大企業の社長で、魅力的すぎる風貌が危険な雰囲気をかもしだしている。灰色の制服をまとった体に、クリスティアーノの熱い視線が這い、イザベルは身じろぎもできずにただ息をのんだ。■ブロンウィン・ジェイムスンの新作は、億万長者と派遣ハウスキーパーのロマンス。どうしてもとヒロインを指名してきた億万長者ですが、彼には何やらひそかな目的がありそうで……。巧みなストーリー展開に、最後まで目が離せない一作です。
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3.7嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。
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5.0無口で無表情な伯爵は、困窮する娘の身柄を要求した! 嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。 ■いっさいの感情を封じた冷淡な伯爵と、孤児たちを救いたいと願う心豊かな乙女。対照的なふたりが夫婦となって、どんな結婚生活が始まるのか? 甘く切ない想いが交錯する、リージェンシーの名作。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0ベルはある貴族にうまくまるめこまれ、庇護を受けながら屈辱の日々を送ってきた。その貴族が亡くなり、自由の身になったものの、美貌の彼女を男たちはほうっておいてはくれなかった。でも、もうどんな男性の言いなりにもならないわ。そのために投資で充分な財産を蓄えたし、フェンシングで体を鍛えてもいる。ある日、レッスン中に、ジャックという男性の視線に気づいた。彼もわたしに言い寄るつもりかしら?ベルはいらだちを覚えながらも、なぜか胸がざわめくのを感じた。
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2.3デメトリアは小国のプリンスとの結婚を前に憂鬱だった。情熱もないプリンスとは、まともにキスさえしたことがない。けれど、互いの両親が10年前に決めた結婚を愛がないという理由で今さら解消することなどできない。物思いにふけりながら浜辺を散歩していると、ゴージャスで野性的な男性を見かけた。ウミガメの保護活動をするその男性と話すうち、心がほぐれ、気づくと二人は体を絡ませ合っていた――生まれて初めて情熱を覚えたその相手が、決して近づいてはいけない人だったとは想像もせずに。■9月に日本デビューした期待の新人ジャネット・ケニー。今月は、運命に翻弄される恋人たちのせつないラブストーリーです。恋した男性は婚約者の弟だった! はたしてこの恋のゆくえは?
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5.0領主の花嫁にふさわしからぬ、出自の知れない記憶喪失の娘。 さる一族の領主ギルクライストは、どしゃ降りのなか、ハイランドの泉で倒れていたはかなげな乙女を助けた。名や出自を尋ねても、彼女は思い出すのはおろか口もきけなかった。“処女の泉”と呼ばれるこの地には癒やしの力があるとされ、手負いの者や、純潔を取り戻したい訳ありの女が訪れると言われている。この天使を絵に描いたような娘が、まさか清純ではないと……?彼女の指輪から名はレイチェルとわかったものの、それ以外は不詳で、ギルクライストはとんだ厄介を背負い込んだものだと自戒した。一族の長として一刻も早く花嫁を迎えなくてはならない身で、どこの馬の骨とも知れぬ娘の純真無垢な姿から目が離せなくなるとは。■風光明媚なスコットランドを舞台に、せつなくて、もどかしい恋が描かれるハイランダー・ロマンスをお届けします。嵐のなか出会った美しき手負いの領主と記憶喪失の娘は心を通わせるようになりますが、やがて記憶が戻ったとき、ふたたび嵐のような壮絶な展開に!
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3.0荒涼たるハイランドの地に、情熱がほとばしる――。USAトゥデイベストセラー作家、ゲイル・カレン登場。 1727年英国。伯父の邸宅に滞在中のリオナはある晩眠っていたところ、突然 大きな手に口をふさがれ、部屋から連れ出されてしまう。侵入者の正体はスコットランドのマッカラム一族氏族長ヒュー・マッカラム。遠い昔に交わされた親同士の契約によって、彼と伯父の娘は結婚することになっているのだという。リオナは、自分はあなたの許嫁ではない、ただのいとこで人違いだと何度も訴えるが、彼は聞く耳を持たない。果たしてリオナはハイランドの地へさらわれた――たくましい腕に抱かれ、気品漂うその横顔をなす術もなく見つめながら。 ■ゲイル・カレンは日本初紹介のUSAトゥデイベストセラー作家。ホルト・メダリオン、ローレル・リース・アワード、ブックセラーズ・ベスト・アワード……といった数々の賞を受賞し、その本は10カ国語以上に翻訳されています。本作はなんとヒロインのリオナが、ハイランドからやってきた族長ヒューに拉致される場面から始まり、いっきに心つかまれてしまうこと間違いなし。自分をさらい、しかもいくら人違いだと言っても耳を貸さない憎らしい相手ながら、ヒューの高潔な男らしさにやがて惹かれていき……。まさに波瀾万丈、これぞ王道とも言うべき、極上ロマンスです。
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4.0霧に煙るハイランドの古城。闇を切り裂く叫びを耳にし家臣らが駆けつけたそのとき、城主の妻ケンナは、長い石階段の下ですでに息絶えていた。子ができぬ妻を殺した“野獣”。コナー・マクレリーが残忍だという噂は村々を駆け巡り、近隣のあらゆる氏族は、娘を花嫁にと望まれることを恐れた……。三年後、傾きかけた氏族の娘ジョスリンが花嫁となるべくやってきた。「おれは族長で跡継ぎが必要だ。跡継ぎをもうけるには妻が必要だ」コナーは冷たく言い放った。誰が妻でも同じこと。もう二度と誰も愛せはしないのだ――ケンナを愛したようには。★妻の死後、野獣と呼ばれるようになった孤独な城主。次の花嫁となる心優しき乙女の愛は、凍りついた“野獣”の心を溶かすことができるのでしょうか。ロマンス界のオスカー賞といわれるRITA賞の最終選考に二年連続で勝ち残った実力派作家の力作をご堪能ください。★
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4.01年後に別の誰かと結婚する男性に、なぜ心まで捧げてしまったの? ウエディング・プランナーのガブリエラは、ローマ屈指の名門ホテルのオーナー、アリムに恋していた。美人の元恋人たちが口々に彼の冷酷さを嘆こうと、耳を貸さずに。あるとき、優秀な働きぶりに目を付けたアリムから声をかけられ、親密な誘惑を受けたガブリエラは、一夜の恋と知りながら純潔を捧げてしまう。翌朝、彼は自身が異国の皇太子だと明かし、戴冠までの愛人になれと迫るが、妊娠は認めないと言い放った。なんて私は愚かだったの? 逃げだした彼女は知らなかった──よもやアリムの子を宿し、秘密裏に産み育てることになろうとは。 ■昨年大好評だったR-3284『愛を授かりしベネチア』の関連作をお届けします。キスさえ知らないヒロインの想い人の正体は、傲岸不遜な異国の王子で……。3月にも関連作が刊行予定です!
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4.0ひっつめ髪に、黒縁めがね。垢抜けない簡素な服。敬虔な母親の影響で、地味な装いを好む秘書のエリナーは、この3年間、ボスのカリーにずっと恋している。振り向いてもらえなくても、そばにいられればいい――そう思っていたある日のこと、エリナーは偶然聞いてしまった。ボスが彼女のことを“男に見向きもされない田舎娘”と言うのを。しかも、傷ついた心に追い打ちをかけるかのように、カリーは美しく洗練された恋人との婚約を発表する。絶望の淵に落とされ、エリナーはたまらず辞職を申し出るが……。
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3.0たった一度のくちづけが、わたしのすべてを奪い去った――ローラ・リー・ガークが贈る、甘く危険な英国社交界ロマンス。 アメリカ富裕一族の令嬢リネットは、落ち込んでいた。一族に爵位をもたらすため夫となる英国貴族を探すよう母に命じられ、ロンドンに渡ったのは1年前のこと。だが、近づいてくるのは持参金目当ての男ばかりで、すっかり傷ついたリネットは、故国アメリカに戻ってきたのだった。英国貴族にはもううんざり――そう思っていたが、運命は実に皮肉だった。帰国後のとあるパーティで、あろうことか“持参金目当ての英国人伯爵”ジャックに公衆の面前で唇を奪われてしまったのだ。あげく、彼と結婚せざるをえない状況に追い込まれ……。
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3.0パリの瀟洒なアパルトマンで、マドレーヌは悲嘆に暮れていた。娘同様に育ててくれた老侯爵が、ついに天国へ旅立ってしまった。気晴らしに外出したくても、革命の余波で街は荒れ果てている。貴族の庇護を受ける自分は、いまや暴徒と化した市民の標的なのだ。頼りにできるのは侯爵の若き友人、レニエ伯爵リュシアンだけ……。侯爵が病に倒れて以来、なにかと面倒を見てくれる彼は、マドレーヌがパリから逃れる手助けをしたいと申し出てくれている。私の身の振り方を、彼はなぜこんなに心配してくれるのかしら?以前は“愛人にならないか”と迫るほど無礼で傲慢な人だったのに。
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4.0日陰の令嬢に求婚した、難攻不落の伯爵の思惑―― フェリシティは良家に生まれながらも、一生結婚せずに世のために身を尽くすつもりでいた。華やかな母や姉と違い“見劣りする娘”と囁かれる彼女は、母たちのように愛に溺れ、愛に裏切られる人生を望んでいなかった。ところが母が再婚し、義父にいじめられる日々が始まると、彼女は家を出たい一心でやむなくお見合いをしたいと願い出る。持ち上がった縁談の相手は、スタントン伯爵リチャード――社交界随一の花婿候補で、フェリシティが心密かに慕っていた男性。跡継ぎをもうけるための便宜結婚を望む伯爵に、彼女の心は揺れた。私はきっと彼を愛してしまう……決して、愛されるわけもないのに。 ■切なくも衝撃的な展開で読み手を魅了するジャニス・プレストンの日本デビュー作をお贈りします。良家の令嬢でありながら、誰にも見向きもされない壁の花のフェリシティは、愛されない妻になることに怯え、愛しの伯爵との縁談を断る決意を固めますが……。
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4.0美貌の陸軍少佐アレックス。マルタ島でひと目見たときから、ヒービーは彼に恋をした。だがプロポーズの言葉を待ちわびていたヒービーは、アレックスに婚約者がいると知って彼から離れた。数週間ののち、二人はともにマルタを離れることになるが、乗り込んだ船が突然の激しい嵐に見舞われる。様子を見ようと甲板に出たヒービーは大波に襲われ、助けようとしたアレックスともども海に投げ出された。翌朝、気づくとヒービーは海岸に流れ着いていた――アレックスと二人きりで。★歴史とエキゾチックな舞台に深い興味を抱くルイーズの波瀾万丈のストーリーをご堪能ください。★
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3.3ブラックストーン伯爵ドミニク・ヴォーンは、最近賭で手に入れたばかりの賭博クラブに顔を出して目を疑った。雇った覚えのない仮面の歌姫が舞台で甘い歌声を響かせていたのだ。女などトラブルの元になるだけだと心得ているドミニクは、彼女を追い出すつもりで控え室を訪れた。そこにいたのは息をのむほど美しい、金髪の可憐な乙女。しかもその洗練された所作はあきらかに良家の子女のものだ。取り巻く男たちの好色な視線にも気づかずに、危険に身をさらしている彼女をなぜか放っておけず、ドミニクは忠告を与えた。無防備な唇を口づけで封じて。■父親の急逝により、突如現れた後見人に“誰かひとりと結婚する”という言語道断な申し出をされた伯爵家の3姉妹。次女カロラインは家を飛び出しますが……。3姉妹の情熱的な恋の幕開けです。
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3.0身も心も奪われた相手は、まるで悪魔のように冷酷な億万長者。 タマラはパーティで、父の決めた婚約者、メルトン伯爵とでくわした。巨大企業のCEOを務める彼に、父は家と会社を守る代償として、あろうことか娘を差しだしたのだ。支配者の風格を漂わせる、逞しく精悍な彼に唇を奪われた瞬間、予想もしなかった興奮がタマラの体を駆け抜けた。「僕たちのベッドでの相性は抜群だ」挑発的な言葉とは裏腹に、伯爵は会社の合併後はすぐ離婚すればいいと、半年間、形だけの夫婦を演じる契約結婚を提案してきた。ところが結婚式の2カ月後、タマラは情熱に抗えず彼に身を捧げ、妊娠。そして驚愕の事実を知る。私を妊娠させることが彼の計略だったなんて!■愛なき結婚ばかりか妊娠までもが“契約”だったと知り、どん底に落とされたヒロイン。悪魔のような伯爵に情熱をかきたてられ、取引に応じたことを悔やみますが……。傲慢ヒーローとホットな作風で大人気、アンナ・デパローの渾身の一作です!
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4.0彼女なら完璧だ! まさに月と狩猟の女神アルテミス……。旅先でアンボーン伯爵は死刑執行前夜の娘を買い取った。ある男への復讐の小道具にするために。二カ月後、伯爵が城へ戻ると、パーディタと名づけたその娘は憂愁の調べを奏で、優雅にワルツを踊ってみせた。貴婦人さながらの気品まで漂わせ、想像以上の変身ぶりだ。気づくと伯爵は彼女の唇を奪っていた。パーディタは心をかき乱された。伯爵の氷のような瞳。彼は私を汚れた女だと思い込んでいる。なのにキスをされただけで、あの苦い教訓を忘れてしまいそう。■心を閉ざした囚われの美女と、復讐に燃える伯爵。やがて二人は数奇な運命の巡り合わせに愕然としますが……。人気作家が描く切なくも絢爛豪華な愛憎劇、どうぞご堪能ください。
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4.5さえない田舎娘のわたしが、 伯爵家の花嫁になれるわけがない。 放蕩伯爵デベン卿は30歳を迎え、跡継ぎをもうける必要に迫られていた。 久々に舞踏会に足を運んで妻にふさわしい女性を見つけようとしたが、 蜜に群がる蜂のように玉の輿狙いの浅ましい令嬢ばかりが寄ってくる。 うんざりした彼が大広間からテラスに逃げだしたところ、 妖精を思わせる娘、ヘンリエッタと出会った。 田舎から出てきたばかりの彼女はロンドン社交界から冷遇され、 テラスの植えこみの陰で涙に暮れていたらしい。 デベン卿はヘンリエッタを妻にしようと心ひそかに決め、 放蕩者として名高い彼に警戒の目を向ける彼女に話しかけた。 「きみを光り輝く社交界の華にしてやろう」
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4.5父が戻ってくるまで、伯爵の屋敷で愛人として暮らすなんて! 上流階級の生まれのルーシーは極貧生活を強いられている。母が亡くなる前から賭博に手を出した父があちこちで借金を作り、そのたびに夜逃げを繰り返してきたから。父が突然姿を消した今、路上でバイオリンを弾いて恵んでもらうお金だけが唯一の収入だ。ある日、ルーシーの住まいに背の高いハンサムな紳士が現れた。わたしをこんな生活から連れ出してくれる、夢の人……?だがルーシーの期待も空しく、その紳士――キャンボーン伯爵は険しい顔で彼女の父親を出せと言った。莫大な借金があるというのだ。父の居所にまったく心当たりがないとルーシーが震えながら告げると、伯爵は灰色の目を細めて、残酷な提案をした。■上流階級の娘でありながら貧しい暮らしを強いられるルーシーと、広大な屋敷で何不自由なく育った伯爵のジェームズ。本来なら出会うはずもなかった二人の間に芽生えた恋の行方は? 不遇にめげずひたむきなヒロインに涙する、エリザベス・ロールズの感動作。
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3.5未亡人ながら変わらぬ美貌で、社交界の名花であり続けるフランチェスカにはひとつの才覚があった。それは、恋に不慣れな男女の縁談をとりまとめること。あるパーティの席、旧知のロックフォード公爵に挑発された彼女は、勢いで彼と賭をしてしまう――このシーズンが終わるまでに、彼が選んだ女性を婚約させてみせる、と。そして公爵が指さしたのは、父の看病で行き遅れ、財産もなくて壁の花となっている冴えない令嬢コンスタンスだった。ところがフランチェスカの思惑に反し、コンスタンスは予想外の男性と恋に落ちてしまい……。
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4.0彼は名うてのプレイボーイ。でも、私にだけは指一本触れない。 デイジーはぼんやりと目を覚ました。そこは彼女が滞在しているホテルの部屋ではなく、豪華なスイートルームの寝室だった。シャンデリアがきらめき、何もつけていない体を覆う上掛けは、信じられないほど滑らかで──何もつけていない? いったいどういうこと?頭ががんがんして、まったく思い出せない。ふいに寝室のドアが開いて、彼女はあわてて胸を隠した。ルイス・ヴァルケス! 突如、デイジーの脳裏に記憶がよみがえる。昨夜、プレイボーイの彼に誘惑され、ダンスを迫られたけれど、きっぱりと拒絶したはず。なのに、なぜ私は彼のベッドにいるの? ■R-3069『大富豪と裏切りの薔薇』の関連作です。タイトルの“白馬の騎士”は果たして何を意味しているのか……?そして、堅物の女教師デイジーの華麗な変身にも注目です!
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3.5シャーロットは小児心臓専門医として忙しい日々を送っている。ある日、病院に新しい外科医ジェームズが赴任してきたが、彼は優秀ではあるものの、タブロイド紙の常連だという。握手をかわすと胸がどきどきしたけど、プレイボーイなんてごめんだ。ましてや私はもう男性を愛することはできないのだから。ジェームズは初めて会うシャーロットのセクシーな体に目をみはった。これまで派手な女性たちと浮き名を流してきたものの、誰一人として本気で愛したことはなかった。シャーロットはそうした女性たちとはきっと違うだろう。それでも、いつものとおり誘惑してみれば、きっと面白いことになる。■過去に受けた傷のせいで二度と恋をすることはないと思っていたシャーロット。そんな彼女のかたくなな心が解ける日はくるのでしょうか?「王女の秘密」の関連作です。
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5.0インテリアデザイナーとして多忙な日々を送るキャンディダは、決して消えることのない傷を心の奥に抱えていた。ある日、彼女はリフォームを手がけた屋敷のパーティに招待され、億万長者のプレイボーイ、マックスと出会う。彼の不遜な態度にいらだちを感じながらも、キャンディダはなぜか無関心ではいられなかった。だが、ほどなくしてそのマックスこそが、彼女の心に痛手を負わせた張本人だと気づく。キャンディダの胸に激しい怒りがこみあげてきたとき、マックスが信じられないことを口にした。■サブリナ・フィリップスやナタリー・リバースに続く期待の新作家がハーレクイン・ロマンスに仲間入りしました。ヒロインの揺れる心が繊細な筆致で描かれた物語をどうぞお楽しみください。
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4.0エレンは政治家の家庭に生まれ、厳しいルールのもと育った。大企業重役のクリストファーと出会い恋に落ちた彼女は、男女関係においても慎重を期そうと心に決めていた。ところが初めて結ばれた夜、彼に強引に求婚されてとまどう。たった一度ベッドをともにしただけで結婚なんて……。エレンは彼の軽率さに不信感を持ち、別れを決断した。三カ月後、休暇で知人の豪邸を訪れた彼女は、その場でルームメイトの存在を聞かされる。言いようのない不安に駆られ、そっと部屋をのぞくと、そこには半裸のクリストファーが待っていた!
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3.0ニローリを訪れたコンタリーニ王国のベニート王子の世話をするため宮殿のメイドの中から選ばれたアリサ。王子が滞在するヴィラのバスルームを片づけていたとき、ガールフレンドが残していった口紅を見つけ手に取った。アリサは鏡に向かい、口紅を唇に……。それをベニートが見ていた。
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5.0★彼の欲望と彼女の事情が交差して、それは実行に移された。★父が賭事で作った多額の借金を返済するため、モデルのマクシーは、祖父ほども年の離れたリランドの愛人になった。愛人とはいえ、体の関係があるわけではない。リランドはひたすら若い女を見せびらかしたかったのだ。彼が病に倒れたとき、甥で大富豪のアンゲロスはマクシーに提案した。かねてから君には惹かれていた、今度は自分の愛人になってくれ、と。金のためなら自分を売ることも厭わない女だと思っていたのに、マクシーは”夫になる人にしか体は許さない”と言うばかり。何度迫ってもはねつけられたアンゲロスは、とうとう結婚を申し出た。しかしそれは世間には公表されない契約結婚で、いつの間にかアンゲロスに惹かれていたマクシーは憤慨する。だが、彼女のほうにも結婚を急ぐ理由があった。
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3.8「デュア卿、私と結婚してください」デュア伯爵サイモン・ウェストポートは面食らった。結婚するなら物わかりのいい大人の女性が望ましい。しかし目の前に突然現れた見知らぬ美女は、社交界デビューもそこそこの世間知らずな令嬢だ。サイモンは即座に断ろうとしたが、頬を赤く染めたチャリティ・エマーソンが懸命に語る“便宜結婚のメリット”に、つい耳を傾けていた。全米屈指のベストセラー作家が贈る、キュートでセクシーなヒストリカル・ロマンス。
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3.0父の死後、ヨーロッパから帰郷したベスは五年ぶりに隣人フィリップと再会した。彼は、実らなかった初恋の相手。だが彼と従姉の婚約にショックを受けベスが逃げるように異国へ旅立った直後、従姉は不慮の死を遂げていた。五年の間に痩せて美しいレディに変身したベスをフィリップは晩餐会に招待する。忘れたいのにふたたび燃えたつ恋心がせつなくてベスはついフィリップによそよそしく接してしまい……。■従姉以上に魅力的になって彼の心を射止めたい―五年間女に磨きをかけてきたヒロインが、彼の言葉に一喜一憂。リージェンシーの名手アン・アシュリーの作品を、どうぞお楽しみください。
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3.0まさか、故郷を出ていったダリウスが戻っていたなんて。クロエは実家に戻ったその日に彼とでくわし、愕然とした。昔あこがれていた、准男爵家の次男ダリウス・メイナード。ある晩の舞踏会でクロエを誘惑しておきながら、翌朝には自分の兄の妻と駆け落ちしたという、心ない男性だ。でも、彼のことなんてもうどうでもいいわ。わたしは恋人のイアンと結婚するために帰ってきたのだから。ところがダリウスは何かとクロエにつきまとい、淡い恋心と、あの夜の甘美な記憶を呼び覚ました。一方、イアンの態度は煮えきらず、彼女の心は揺れ始める……。■ハーレクイン日本創刊の1年後、1980年に『幻のシャトオ』でデビューし、今なお年2作のペースで精力的に執筆しつづけているS・クレイヴン。常に新旧のファンを魅了している彼女が、これぞイギリス発のロマンスといえる雰囲気たっぷりの新作を書きました。
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4.0ミーガンはこの道を足繁く通ったことを思い出していた。かつて、初恋の相手クリスチャンを思って心を躍らせた道のりだ。「きみが十八歳になったら婚約しよう」七年前、そう約束した彼は、突然ロンドンで絶世の美女と結婚した。そのあと妻を事故で失い、インドに渡っていたが、ミーガンの姪の後見人として、再び彼女の前に姿を現した。彼は姪を屋敷に引き取るにあたり、ミーガンもお目付け役としてしばらく一緒に滞在するよう請うてきたのだ。クリスチャンの屋敷に向かう馬車に揺られながら、ミーガンは未だ癒えぬ傷心を隠しとおす決意を新たにした。■“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語。
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4.0これは周到に計画された、私への残酷な仕打ち?シャーロットはローハンを前に、そう思わずにいられなかった。一族が代々暮らす広大な屋敷を買い取ったのが、彼だったなんて。あんなに愛していたのに、彼は追われるように町をあとにした。シャーロットの兄が、川で溺れて帰らぬ人となったりしなければ、すべては今と大きく違っていたかもしれない。一緒にいた兄の死の責めを負って、ローハンが町を出たのち、シャーロットは兄の友人と結婚した。結婚せざるをえなかったのだ。そのとき彼女は、かわいい息子のクリスを授かっていたのだから。シャーロットは怖かった。亡き夫と過ごした愛のない結婚生活よりも、ローハンになじられることよりも、彼がクリスを見てどう思うかが……。★昨年10月、上下巻の長編『地上のエデン』を刊行し、好評だったマーガレット・ウェイ。彼女のオーストラリアへの愛が余すところなく描かれた力作を、心ゆくまでご堪能ください。
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3.0幼なじみのハリーが、一年ぶりに故郷に帰ってきた。彼と顔を合わせるなり、エマはいつもどおり、抱えあげられてくるくる振り回された――久々に会った小さな妹みたいに。いまや大富豪になったというのに、彼は昔とちっとも変わらない。少年のような瞳も、くしゃくしゃの髪も、私との接し方も。歓迎の笑みを浮かべながら、エマは決意を固めた。長いあいだ、彼への思いは胸に秘めてきたけれど、そろそろ私が大人の女性だってことをわからせなくちゃ。長すぎた初恋を実らせるときがきたのよ!★大都会メルボルンを舞台に、せつない初恋を描いた物語。ロマンチックな展開に胸がきゅんとします。★
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4.0人のために身を尽くす優しい彼へこの心を捧げたいけれど……。 若きレオナは結婚を2カ月後に控えたいま、深い悩みをかかえていた。すべてを支配しようとする婚約者の独善的な態度に不安をおぼえ、話し合いを申し出ても、いつも取るに足りないと一蹴されてしまうのだ。母をはじめ周囲のみんなもこの結婚を楽しみにしているので、いまさら誰かに相談することもできなかった。居ても立ってもいられず、レオナは心の曇りを取り払おうと、花咲き乱れるフロリダへの小旅行に出かけることにした。だがそこで、青く澄んだ瞳の青年ザックと出会い、病で脚が不自由な妹をかいがいしく世話する姿に心を打たれる。やがて、無私に生きるザックに、どうしようもなく惹かれていき……。 ■豊かな国アメリカにおいて清貧を貫くアーミッシュ。ともにそんな社会に生まれ育った、自己犠牲的な青年ザックと真実の愛を探し求めるレオナの、いまだかつてない究極の純愛物語をお贈りします。アーミッシュの“知”に学び、心洗われ、癒される珠玉作です。
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3.3新生児室の看護師ハナは、献身的にある赤ん坊を看病している。英国旅行中に事故に遭ったオランダ人女性が産んだ未熟児だ。順調に母子が回復し始めたころ、オランダから見舞客が訪れた。母親が心酔する“ファレンテインおじさま”に違いない。意外にも若々しく端整な顔立ちにハナは思わず心を奪われたが、ファレンテインの態度は冷淡で、彼女など目に入らないようだ。もう会うことはないのだから、とハナは胸の痛みをやり過ごした。ところが、そのファレンテインは思いがけない申し出をしてきた。赤ん坊の看護のため、ハナに1カ月オランダに来てほしいと。
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3.0幼なじみで、ずっと憧れていたリチャードとの結婚――レクシーは幸せの絶頂にいるはずだった。だが結婚式のあと、レクシーはみなの前でいきなり花婿に銃を向けた。式の直前に、あいついで亡くなった父と兄を死に追いやったのは、実はリチャードだったと知ったのだ。妻としての財産も手に入れた今、私がこの手で彼をあやめてみせる。しかしリチャードは、落ち着いた様子で彼女に取り引きを申し出た。半年の間に無実を証明できなければ、君のいいなりになろう、と。それまでは普通の夫婦を演じてほしいという彼の提案で、憎き男性との奇妙な結婚生活が始まった。
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3.7ろくでもない放蕩者を1年も持ち続けてしまったリディアン。母親の頼みで渋々舞踏会に出た彼女は、そこでまばゆいばかりにハンサムなエリックと出逢うが、「僕がその男を忘れさせてやる」と突然キスをされて――(リサ・クレイパス「愛の誓いはひとつだけ」。)妹の仕返しをするつもりが近眼のせいで大失敗をして、思わぬ結婚をすることになってしまったレイチェルだったが……(キャサリン・アンダーソン「眼鏡の花嫁が愛を見つかるまで」)。医学を勉強するグウェンドリンと余命わずかだと宣告された伯爵が結婚をして――(ロレッタ・チェイス「悩める伯爵と赤毛の魔女」)。ほかに名作『炎と花』のスピンオフ、キャスリーン・E・ウッディウィス「巡り逢うまで」を収録。4人の人気作家たちが描く、色とりどりの恋の物語。
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3.0ジリアンは重大な決断を迫られていた。おじの遺言により、セオドアと結婚しなければ、今住んでいる牧場が競売にかけられてしまうのだ。子供のころから知っているセオドアのことは好きだけれど、恋人同士になるのも飛び越して、結婚なんて……。ジリアンにはセオドアが知らない過去があった。それを知ったら、彼は私をどう思うだろう?そんなある日、とんでもない人物が町にやってきた――もう二度と会うことはないと思っていた、ジリアンのあのいまわしい出来事にかかわる人物が。■5月に刊行された『無邪気なシンデレラ』に続く、2部作の2話目をお届けします。ヒロインを脅かす人物から彼女を守ろうと奮闘するヒーローの魅力が光ります。