国内小説作品一覧

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  • どんヤナギの回復速度
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    1巻330円 (税込)
    次の電車も待てるはずなのに、わたしはいつも走ってしまう。 それが都会で生きることだから。 \岸田奈美・短編小説シリーズ、電子版限定刊行!/ 【あらすじ】 都会で働く編集者の「わたし」は、本当はもう一本あとの列車に乗る予定だった。それでも、なぜか急いでしまう。誰にも急かされていないのに、いつも走ってしまうのだ。 取材で訪れた東北の小さな農村地。 一両だけのディーゼル列車に身を任せ、ふと運転席をのぞくと──懐かしい“どんヤナギ”の顔があった。 その日、列車の停車時間がやけに長い。発車ベルも鳴らない。 運転士が犯した“電車のタブー”とは──。 【読者の声】 「忙しい現代人にこそ読んでほしい!」 「登場人物を通じて、速力で走る日常から離れ、ゆっくりと時間を過ごすことの価値を再認識させてくれる。」 「遅さや不完全さを受け入れることで得られる温かさと再生の力を象徴している。」 「優しさや思いやりはすぐに返ってこなくても、遅れて届くもの。日常の忙しさの中で忘れがちな“待つこと”の美しさを描く。」 どんヤナギによる“少し長い停車”が、忙しい日々の時間をそっと変える。 止まらない日々の中で、「立ち止まる」ことの意味を静かに問いかける物語。
  • かなたの肩書き
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    1巻330円 (税込)
    “ヤングケアラー”って、誰が決めるんやろな。── 他人がくれた肩書きの中で、俺は自分の言葉を探した。 \ 岸田奈美・短編小説シリーズ、電子版限定刊行!/ 【あらすじ】 就活中の大学生・沢村夏向には、肩書きがない。エントリーシートの「これまでの人生で一生懸命に取り組んだことは?」という問いに、書くことがなく、半ばやけくそで綴ったのは、父親と中華料理屋のことだけ。 それでも面接は通過し、気づけば夢のスピーチ大会へ──。 突然の「ヤングケアラー」という肩書きに揺れながら、夏向は自分の言葉で人生を語り直していく。 【読者の声】 「“ヤングケアラー”という肩書きに込められた違和感と、自分の言葉で生きる強さに胸が熱くなった。」 「夏向と父の関係が本当にあたたかくて、読みながら何度も涙が出た。自分の人生を誰かに決めさせない! と改めて思いました。」 「“救われる”とは、誰かに決められることじゃなく、自分で選び取ることなんだと教えられた気がします。」 「人物が生き生きとしていて、情景が目に浮かぶ。短編なのに、人生の厚みが詰まっていました。」 自分の人生は、自分自身の言葉で紡ぐ──。 他人に与えられた肩書きではなく、「自分の言葉」で生きることを模索する青年と家族の物語。
  • 瞬きしない目、切り取る音(1)
    完結
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    全1巻330円 (税込)
    高校の吹奏楽部に所属している狩野 直宏(かの なおひろ)は、顧問の紹介で県内の辺境にある修理工房を訪ねる。修理工房で言葉の揶揄を受け乱暴をされた狩野は、入部以来なんとなく仲良くしていた同期の河津 燈(かわづ あかり)と、その日から気まずい関係に。 後日、母と共に警察署へ向かった狩野は、その後の顧問や周囲の反応によって自己否定を募らせる。河津からも今までと違った目を向けられてしまう狩野は、成り行きでトイレでしてしまったことをある朝学校で暴かれて……。 ※本作は丹路 槇の個人誌作品の電子書籍版となります。【42ページ】
  • さばえ近松文学賞 ~恋話(KOIBANA)2025~
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    福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2024年度版。 復活しました。 鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。 「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)2025~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。 小説家の藤岡陽子氏が特別審査員を務めています。 ◆【近松賞】 「三里山の女幽霊」 原田 なぎさ ◆【優秀賞】 「恋する龍は虹に舞う」 藤森 弘         「めがね屋の女房」 久保田 裕子 ◆【佳 作】 「近松門左衛門が転生したら、どうするか?」 露崎 和寿         「思い出めがね」 安藤 良章 「七曲り心中」 西村 一江
  • スポットライトのない劇場
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    1巻330円 (税込)
    みんな、見ろ。はよ気づけ。おれは、元芸人・現清掃員。舞台を失った男に、夕焼けがスポットライトを落とす。 \ 岸田奈美・短編小説シリーズ、電子版限定刊行! / 【あらすじ】 元芸人の田所光は、今や団地の清掃員。かつてのようにスポットライトを浴びることが生きる理由やと思っていたが、今ではもう、誰にも見られへん。薄暗い階段の汚れを黙々と落とす毎日だ。 そんな田所の前に現れるのは、同僚の八野。要領も悪く、住人に絡まれてばかりなのに、なぜか楽しそうにゴミを拾い、落ち葉を掃く。その姿が、田所にはどうしても癇に障る。 やがて、かつての仲間との再会、自分の選んだ道と過去の失敗の直視。鬱屈した翌朝、八野が欠勤したことで、田所は彼の「秘密」を知ってしまう──。 【読者の声】 「どんな場所でも光を見つけられる強さにハッと。スピード感ある文章なのに、じんわり沁みる読後感が新鮮!」 「ギスギスした空気が、いつの間にか心を温める物語に。誰にも褒められない仕事に宿る力を感じました。」 「主人公の気づきの瞬間に胸が熱い。きれいごとではない優しさがリアルで、余韻も残ります。」 「情景と人物のコントラストが鮮やかで、自分の人生を重ねて読んでいました。短編だからこその濃さが心に染みる。」 多様な人のやさしさを描いてきた岸田奈美が、清掃業という人目につかない仕事の中にこそある光を見つめ、「人にスポットライトが当たる」という瞬間を描く。大きくはないけれど、確かな希望がそこにある。
  • 声

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    1巻330円 (税込)
    25歳で看護助手に転職した私。でも職場で与えられた新しい仕事は、 患者のやばすぎるクレームに返事を書き続ける係だった。 \岸田奈美・短編小説シリーズ、電子版限定刊行!/ 【あらすじ】 看護師になりたかったはずの私が、総合病院の受付裏で担当することになったのは、患者から匿名で寄せられる「患者さまの声」に返事を書く仕事だった。 『待合室の金魚の目つきが悪い』『採血がヘタすぎる。死ね』…… 理不尽で辛辣な言葉が並ぶ紙の束を前に、私はただひたすらに返事を書き続ける。患者さんに寄り添いたかった。ありがとうって言われたかった。けれど、返事は掲示板に貼り出されるだけで、誰の目にも読まれない。 それでも、私は書き続けるしかなかった。 ある日、返事を掲示板に貼り出したその時、背後から澄ました笑い声が聞こえた──。 【読者の声】 「孤独な役割の中にある、小さな優しさに胸を打たれた。」「名もなき力持ちの主人公にスポットライトが当たる瞬間が鮮やか!」 「青服として奮闘する主人公と患者の姿が重なり、切実で心に残る物語。」 「投書する側とされる側の微妙な距離感や感覚が丁寧に描かれ、読後に様々な思いが溢れる。」 ある病院で見かけた『患者様のお声コーナー』の実話をもとにした短篇小説。 「患者さまの声」という無名の声に、無名のスタッフが寄せる回答は無力だ。 だがある日、誰かが足を止める。その瞬間、無名の声と無名の返事が、誰かに届く──。
  • 彼がいる場所
    4.0
    1巻330円 (税込)
    約束を結ぶ人だけに見えているものがある。 親戚のなかで一番優しかったおじさんと、一番怖かったおばさんの話。 \ 岸田奈美・短編小説シリーズ第一作、電子版限定刊行! / 2025年3月、SNS告知から15万人がアクセスした話題作が、ついに電子化。 【あらすじ】 ユヅルおじさんは、わたしの親戚の中で、いちばん優しい人だった。頼まれたら、断れない人でもあった。 小学生のわたしが思いつきで「ハムスターが欲しい」とお願いしたことで、月に一度、おじさん宅へ通うことに……。そこには、たいがい機嫌の悪い透子さんがいた。 透子さんは、どうして私がこんなことをとでも言いたいような完ぺきな仏頂面で、毎日毎日、ハムスターの肥満防止としてはあまりに贅沢な鳴門金時を潰していた。 ハムスターは平均寿命といわれる2年を超えても、なぜか元気に生き続けていた──。 【読者から感動の声、続々!】 「冷たそうに見える人が本当は優しい人。そんな人間の奥行きを感じた。」 「お互いの優しさや思いやりを押し付けるのではない、深いところにある人の優しさが胸に残った。」 「分かりやすい優しさも、わかりにくい優しさも、どちらも尊いことが伝わる。」 数々のエッセイを発表し、明るいユーモアと愛をもってどんな出来事も描き切ってきた岸田奈美だからこそ書ける家族小説。
  • チャームボーイ―冥王星のかなたから・続編―
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    1巻330円 (税込)
    「健太は嬉しいとか悲しいとかの気持ちは分かるの?」 「嬉しいとか悲しいとかの気持ちならボクだって今は分かるよ」 精密機械の「チャームボーイ」。 手のひらほどの大きさをした箱のような物体。それは、かわいい声で会話をするだけの「おもちゃ」なのか? それとも別の何かなのか…。なぜ資本市場を破壊するような占いができるのか。 前作『冥王星のかなたから―地球温暖化危機の陰謀―』も収録!
  • 変人作家の担当
    -
    1巻330円 (税込)
    『変人作家の担当』 (著者:伊藤 テル) たいして期待された作家ではなかった。 見た目、喋り方、手がける作品、すべてが「変人」そのもの。 しかし、井原トアは簡単に言えば、「持って」いたのだ。 そんなある日、変人作家・井原トアに、ある中学校から講演依頼が届く。 渋々引き受けた井原トアと、怖いもの見たさな担当編集の「私」の正反対コンビは中学校へ向かうーー。 果たしてどんな事件が二人を待ち受けているのか? デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • 水切り
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    1巻330円 (税込)
    『水切り』(著者:野尻武大) やばい学校遅刻しそう 好きな漫画を語り合える友達欲しい… 隣のババア香水の匂いきつすぎーー。 誰も彼もがSNSに直接脳みそがつながっているかのごとく、心の声をダダ漏れさせては無責任な発言を繰り返す。 飽き飽きする日々の中で、少年たちが川で「水切り」を楽しむ姿だけは、キラキラと輝いて見えた。 若き小説家・野尻武大による、疾走感あふれる鮮烈なデビュー作。 デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • 恐竜さん、こんにちは
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    1巻330円 (税込)
    『恐竜さん、こんにちは』 (著者:森本 凛) 昼寝から目覚めたら、目の前に恐竜がいた。 あまりにも不条理な状況が、ある日突然主人公の女子高生を襲う。 一体なぜこんなところに恐竜が?私が何かしたの?そんなことを考える暇もなく、 まずはこの状況から抜け出そうとするが、何の解決策も思い浮かばない。 果たしてこの絶望的な状況に、光は差すのかーー? 未だかつて体験したことのない、不条理青春恐竜小説! デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • 学くんは歩く辞書だ
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    1巻330円 (税込)
    『学くんは歩く辞書だ』 (著者:戸部 蘭) 学くんは歩く辞書だ。 学くんは眞鍋琴音の知らないことを何でも知っている。 ただ学くんと話すきっかけが欲しくて、琴音は日々新しい言葉を学んでいく。 「三寒四温」「昼想夜夢」「 会いたいが情、見たいが病 」 新しい言葉を知れば知るほど、学くんのことを好きになっていく。 しかし二人の関係は、不慮の事故によりある日突然変わってしまいーー。 16歳の現役高校生・戸部蘭による、瑞々しさ溢れる恋愛小説。 デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • ググってカルタ君
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    『ググってカルタ君』(著者:鳩院 ジュノ) あなたの近くにいそうで、どこにでもいなそうな男「カルタくん」。 会社に着ていくにはあまりにカジュアルダウンしたファー付きダウンにギラギラスーツ、足元にはとんがり靴。 電車の中でばったりあっただけのそんなクセ強な男・カルタくんによる徹底的な求愛行為が始まる。 撒いても断っても、しぶとくついてくるカルタくんの魅力にいつの間にか虜に!? カルタくんの邂逅の顛末を、とくとご覧あれ。 デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • おませさん
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    1巻330円 (税込)
    『おませさん』 (著者:古島結芽) 「わたし、おませさんなの。だから、もうあなたとはいられないの」 ある日突然、うなちゃんがそんなことを言ってきた。 とても年中さんとは思えない言葉づかいに困惑してしまうが、どうやらうなちゃんは本気のようだ。 今までずっと一緒だったうなちゃんとの関係が突然終わったしまったことは悲しいが、僕はそれをちゃんと受け入れなくてはいけない。 お姉さんとして成長していこうとするうなちゃんと、 少し遠くから見守る「僕」の、あたたかな物語。 デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。
  • 転校生に弄ばれる女生徒会長 ―鈴峰彩花―
    完結
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    栄雲学園に君臨する才色兼備の生徒会長・鈴峰彩花。 ルックスも知性も完璧である彼女を男子たちは「女神」と呼び、崇拝していた。 そんな彼女の学園に転校生がやってくる――。 転校生の名は神沼月子。 彼女が転校してきたことにより、鈴峰彩花の日常は一変してしまう。 突然、男性器が彩花に出現し、それを月子が弄び始める。 「さあ……射精しちゃいましょお♪」 生徒会室で、図書館で、保健室で、彩花と月子の妖しく甘美な時間が花開いていく……。 クリムゾンが贈る新感覚ふたなりショートストーリー。 ※この作品はオーディオブック『転校生に弄ばれる女生徒会長 ―鈴峰彩花―』のために書き下ろされた脚本を電子書籍化したものです。
  • 再会の奇跡
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    1巻330円 (税込)
    奇跡を引き寄せた 野生が持つ生きる力 愛を信じる心 そして、想像を絶する努力 犬好きの家族に迎え入れられたリリー。 ある夏休みのこと。自宅から600キロ離れたお母さんの実家へ毎年恒例の里帰りをした際、ふとした出来事から家族と離ればなれに……。リリーは家族と再会で きるのか。2年半の奇跡の実話。
  • 生意気な妹の妖しい吐息
    完結
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    父の再婚で、突然あなたに妹ができた。 とても可愛らしい容姿なのだが、ミステリアスな雰囲気を持ち何を考えているのか分からない。 そのせいで、会っても会話らしい会話ができないでいた。 そんな日常が続いたある夜、突然義妹が部屋にやってきた。 状況が把握しきれていない間に、義妹は近づいてきて… 「おにいさん…あたしはもっとおにーさんと仲良くなりたいんだよ…」 そう言いながら耳をペロペロと舐め始める。 そのうち乳首をピンピンといじられ、さらにはアソコまで舐められてしまい…。 年下の義妹にされるがまま兄は甘美な快楽に流されていく! 人気漫画家・クリムゾンが描く美少女官能ノベル。 本編はオーディオブック『深夜のコンビニギャル店員と…【バイノーラル版】』のために書き下ろされた脚本を電子書籍化したものです。 オーディオブックでは、より臨場感のある世界をお楽しみいただけます。

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  • さばえ近松文学賞 ~恋話(KOIBANA)RETURNS2~
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    福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2024年度版。 復活しました。 鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。 「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)RETURNS2~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。 小説家の藤岡陽子氏が特別審査員を務めています。 ◆近松賞 「つなぐもの」平山 美帆 ◆優秀賞 「眼鏡と少年」鈴木 裕美子 「林檎がなったら」西村 一江  ◆佳作 「神様の言う通り」山下 朋恵 「ソーダみるくばあ」永池 千鶴子 ◆特別審査員賞 「Virtual Veil Venus」千葉 顕
  • 深夜のコンビニギャル店員と…
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    桜のぞみ。彼女の名前はネームプレートに書いてあるから知ってるだけで知り合いでも何でもない。最寄りのコンビニでバイトしてるギャル店員だ。いつもミニスカートを履いていてエロくてついつい目で追ってしまう。そんなある日、深夜のコンビニでそのギャル店員に声をかけられる。「お兄さん、今 万引きしたでしょ?」そしてなぜか事務室に連れていかれ身体検査が始まる。耳舐め、言葉責め、手コキプレイ、乳首責め、密着騎乗位――。深夜のコンビニで二人きり、ギャルの責めに逆らえないまま弄ばれて…。大ヒットメーカーの漫画家クリムゾンが贈るカラーイラスト入り書き下ろし快感ノベル。
  • 蝕む悪意
    完結
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    全1巻330円 (税込)
    【あらすじ】 辰海和也(たつみかずなり)は、世間を賑わせている生成AI・AI Chatをゴーストライターにして小説家の道を順調に歩んでいたはずだった。 ある時自身の小説がSNSに無断で盗用されていたことに気付く。一つの綻びをきっかけに泥沼に嵌っていく和也。生成AIを使いあらゆる悪事に手を染めていく。 一方、生成AI画像を表紙に起用した秋津川賞作家・庚午真衣(こうごまい)は画家の戌亥絵美(いぬいえみ)に著作権侵害で提訴されていた。 果たして彼らの運命の行く末は――。 ※本作は蓮見セイの個人誌作品の電子書籍版となります。
  • Mariko and Kei Youth Dedicated to the Liberation of Asia Part 1: The Liberation of Singapore
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    1巻330円 (税込)
    The Liberation of Singapore This battle is a battle for the liberation of Asia. It is a battle to free the Asian residents who have been treated like slaves and livestock by the white people of Europe and America for hundreds of years and to return the colonies to the hands of East Asian residents. It is the East Asian Independence War. I feel sorry for the fallen comrades scattered on the sandbox, but I cannot pay much attention to the torn bodies. I have to move forward. 【目次】 Landing in front of the enemy in Kota Baru Instructions Battle of pillboxes Who is that corpse? Military nurse Mariko Fake exchange ship, Tatsutamaru Attack on Pearl Harbor Appearance of Harimao At Singora Imperial Government Statement Jitra Line Breakthrough Operation Philippines, South Sea Islands Conquest Operation Malay strategy Philippine front From Hong Kong to Malay Honeymoon and the spirit of a chow dog Maritime maneuver Shimada tank corps and Slim annihilation battle Burma Independence Volunteer Army Battle of Bataan Dawn of Burma Osome and the ronin who left the domain and his legal wife Singapore attack Liberation of Singapore Acknowledgment 【著者】 YUTAKA ANNO
  • バイバイ、わたしの青い波
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    穂高、彼のことを思うと心が温かくなり、なぜか陽菜の中に青い波が立ち始める。 転校した学校は、同じクラスの睦美とは仲良くなれたが、あまり居心地が良くなかった。ふとした瞬間、なぜか穂高を思い出す。そのせいもあってか、ある夜、彼に会う夢を見る。 その夢の中で、陽菜は返事をできなかったことに後悔の念を抱く。そして陽菜は彼がいるスタジアムへと向かうことに――。

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  • あまく危険な香り 百合短編小説集
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    1巻330円 (税込)
    7編のオリジナル百合小説を収録した短編集。 ・彼女の選択はいつも正しい 恋愛禁止のアイドルに「それなら恋人役になって」と言われ、彼女と恋人ごっこをはじめたマネージャー。いつしか自身も恋人ごっこを楽しみはじめたマネージャーだったが……。 ・お湯をそそいで三分間 わたしが働くコンビニに、いつもカップやきそばを買いにくる活発な女子高生の曽根さん。あるとき急な出勤でレジに入っていると、やってきた曽根さんが手にしていたのは……。 ・酒と肴と女と女 居酒屋で他愛のないおしゃべりに興じる悠里とわたし。気楽な女子のふたり呑み……では済ませられない事情が、わたしたちにはあった。 ・The Rose Tattoo 腕に刻まれた赤と黒のバラのタトゥーが印象的なバイト仲間の秋ヶ瀬さん。無愛想な彼女に惹かれ、わたしは日々ささやかなアプローチを仕掛けているけれど……。 ・紅茶にとろけるチョコレート 仲間内の誰かが失恋するたびに開かれる女子会。最後は決まって樹里とわたしだけいつものバーでふたり呑み。それは毎度のことだけど、今夜はどうも空気が違う。 ・月がきれいで 親友の文佳はもうすぐ結婚して引っ越してしまう。会うのが最後ってわけじゃないけれど、ふたりきりで過ごすのに今夜ほどふさわしい夜はなかった。なぜならきょうは満月だから。 ・あまく危険な香り お義理で参加しているママ友たちのお茶会。誰とも目を合わせないようにと心がけているけれど、唯一うっかり視線を合わせてしまうママがいる。そんな彼女から食事に誘われ……。
  • 文藝MAGAZINE文戯24 2024 Winter
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    文藝MAGAZINE文戯24 Winter 巻頭企画は「Silent」。 語られずとも記された言葉がある限り。 語りえるものと語りえぬもの、静けさをテーマとした7作品と連載1作品が掲載。
  • 桜の夢
    3.0
    1~3巻330円 (税込)
    一人の語り手によって語られていく、いろいろな恋の物語。表題作「桜の夢」は、桜の夢に導かれた春日の君が、気持ちがよく春の野辺にて寝てしまいます。目が覚めてみると、突然目の前に美しい女が現われ……。他「花橘の香り」「真珠の野」の二編を収録。

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する - 忘れられない
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    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は新しい「お客様」についての話です。 本文参考文字数 1212文字(奥付の部分を除く)

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  • 子宮の夢/海を吸う 第60回文藝賞短篇部門受賞作
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    1巻330円 (税込)
    選考委員 柴崎友香・松田青子が、破格の才能に驚嘆! 【第60回文藝賞 短篇部門受賞作】 受賞作・・・西野冬器「子宮の夢」 女たちが「子宮投げ」に興じるまちで暮らす「私」と「時間」、そして私の母をとりまく幻想的な一夜。一行目から最終行まで、一文一文が破格の才能と表現に貫かれた圧巻の受賞作。 優秀作・・・才谷景「海を吸う」 体中に穴が開き、液体が溜まっていくひより。いっくんは「穴の底を貫く」よう言い、母は「筒になりなさい」と言う。独特の重さと湿り気に満ちた世界に読者を引きずり込む優秀作。 *本電子書籍は、雑誌『文藝』2023冬季号掲載の「第60回文藝賞〈短篇部門〉」受賞作1篇・優秀作1篇とそれぞれの「受賞の言葉」を収録し、電子書籍化したものです。 「第60回文藝賞〈短篇部門〉」は、雑誌『文藝』の創刊90周年を記念し、2023年限定で創設され、4,176作品の応募がありました。 「文藝賞」は文芸誌『文藝』を母体とし、1962年から始まった小説の新人賞です。これまで、第1回の高橋和巳をはじめ、田中康夫、山田詠美、長野まゆみ、綿矢りさ、羽田圭介、若竹千佐子、宇佐見りん、遠野遥など、文学シーンに常に新たな才能を送り込んできました。 2023年、約60年ぶりに〈短篇部門〉を復活し、募集をいたしました。独立した〈短篇部門〉の募集は、いわゆる五大文芸誌の中では現在唯一のものです。
  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する - 先生は新人さん
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    1巻330円 (税込)
    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は前回の「数日後」に引き続いた話になっております。 本文参考文字数 1619文字(奥付の部分を除く)

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  • 冥府の王は恋を謳う1 王の眼を持つ者
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    20年前のクーデターによって王政から軍事力に依る独裁政権となった欧州の小国、ブルーメンタール共和国。その軍司令官ユリウス・アドラーの来日にあたり、通訳専門の派遣社員・四ノ宮歌恋は破格の待遇で雇用される。同じく雇用されたフリー通訳者の桐島千咲と比べて実力も経歴も見劣りする自分が何故雇われたのかが解らないと悩む歌恋。だが、歌恋の与り知らないところでブルーメンタール共和国を揺るがすほどの、大きな陰謀が動き始めていた。

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  • さばえ近松文学賞 ~恋話(KOIBANA)RETURNS~
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    福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2023年度版。 復活しました。 鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。 「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)RETURNS~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。 小説家の藤岡陽子氏が特別審査員を務めています。 ◆近松賞 「予感」南 理維 ◆優秀賞 「『紅い灯』」山崎 幸子 「ポンコツ眼鏡と青い空」辻 真実 ◆佳作 「鯖江まで」打越 保 「すれちがい」増田 信 「愛なき星の女神たち」高橋 祐太
  • 文藝MAGAZINE文戯23 2023 Fall
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    文藝MAGAZINE文戯23 Fall 巻頭企画は「帰郷」。 始まりの場所、終わりの場所。忘れられない記憶が生まれた場所。
  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 数日後
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    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は前回の「絵描きの夢は」に引き続いた話になっております。 本文参考文字数 1269文字(奥付の部分を除く)

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 絵描きの夢は
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    1巻330円 (税込)
    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は老婆の紹介で来店をした孫娘との話のやりとりになります。 本文参考文字数 3358文字(奥付の部分を除く)

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  • 天売島から来た少女
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    1巻330円 (税込)
    両親を亡くして天売島からひとり名古屋に出て来た少女と彼女の大学受験のための家庭教師の青年とのはかなく悲しい恋の物語。
  • 千代田の声
    完結
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    全1巻330円 (税込)
    少年の頃の 思い出はほろ苦い 物が有る。 その中で 忘れてならないものもある。 それは 将来の為 大事なものがある。

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する
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    1巻330円 (税込)
    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 最初の客人は
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    1巻330円 (税込)
    喫茶 香風の最初のお客様は見た目よりも紳士的なご老人。そのご老人の話の内容は... ...。 2016年のweb企画「彼女」に出した掌編小説をアレンジした内容になっております。

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 目指す未来に
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    1巻330円 (税込)
    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は喫茶 香風のもう一つの収入面と一人の老婆との話です。

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  • もっと自分をさらけだせたら――かな、26歳 舐め犬の日常1
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    貴女の寂しさ、私が舐めます――。 女性が望めば、どこにでも行き「舐めるだけ」の行為をする「舐め犬」をはじめた美男のエリートサラリーマン「りょう」。 寂しさや悩みを抱えた女性たちが、今日もメールを送ってくる……。 転職活動中の香奈は、恋人との行為で快感を得たことがなかった。 いつまでたっても転職活動は上手くいかず、恋人との性生活も上手くいかない……。 そんな鬱々とした悩みを抱えた彼女が、ふとした拍子に舐め犬「りょう」の存在を知る。 このお話は、香奈が「りょう」の前で自分をさらけだすことで、自分の心を開くことの大切さを知るまでの物語――。
  • 文藝MAGAZINE文戯22 2023 Spring
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    文藝MAGAZINE文戯22 Spring 巻頭企画は「さようなら」。 出会いの季節に通り過ぎていった決別の物語をお届けします。
  • 秋冷の都パリ
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    1巻330円 (税込)
    姫井は菓子製造業の社長、五十にして男の更年期を克服すべく旧友等のいるパリに憂さ晴らしの旅をした。先ずは大学で仏語を習った恩師のバルドー氏に会い日本の武士道、近世史等を語り合った。翌日はサンマルタン運河散策で過ごし、明けてリエと井上靖原作の「猟銃」の一人芝居を鑑賞の後、深更までレストランで語り明かした。以後の日々はペールラシェーズの有名人の墓巡り、バルビゾン地方観光、オルセー美術館見学等で過ごし、金曜日にパリに戻った長江と酒食を共に再会を喜び合った。
  • 感情師グレイ 淡波亮作SF短編集A
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    1巻330円 (税込)
    著者三年ぶりとなるSF短編集をオルタニアから。 現実と地続きの近未来世界から想像もできない遠未来の摩訶不思議な世界まで、静かで美しく、時に激しく、時に冗長で──万華鏡のように色とりどりな世界が、読者の脳内空間を拡張してくれることでしょう。 (一部作品はオルタニア掲載時から内容を改訂しています) -掲載作品- 鉄くらげ工場の少女 碧き新世界のうた 冬の終わり 感情師グレイ 梅ダンジョンから愛を込めて! 欲しがりませんカツまでは
  • 文藝MAGAZINE文戯21 2023 Winter
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    文藝MAGAZINE文戯21 Winter 巻頭企画は「Illuminations」。 鮮やかな光の数々は陰に閉ざされた想いをも照らしてくれるのだろうか。
  • みつばの郵便屋さん
    値引きあり
    4.1
    郵便配達員・平本秋宏には年子の兄弟がいて、いまやちょっとした人気タレント。一方、秋宏は顔は兄とそっくりだが、性格はいたって地味、なるべく目立たないようにしているのだが……。「あれ、誰かに似ていない?」季節をかけぬける郵便屋さんと街の人たちが織りなす、小さな奇蹟の物語。
  • 石鹸玉集
    -
    1巻330円 (税込)
    主にTwitter上でつぶやいていたたった140字の童話のような寓話のような詩のようなものを140編まとめたものです。
  • デビュー20周年記念小冊子 電子増補版
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    2021年11月に刊行された『ルーティーンズ』(講談社)の販促のため、書店で無料配布された『長嶋有デビュー20周年記念小冊子』がパワーアップして、『デビュー20周年記念小冊子電子増補版』になりました。 小冊子の「試し読み」と「長嶋有全著作を語る」を掲載し、さらに長嶋有ロングインタビュー(聞き手:与儀明子)と北村浩子による評論「長嶋有のアスペクト、または水平」が追加されています。 特別付録として、『夕子ちゃんの近道』単行本のオビに印刷された応募券によるプレゼント「非売品小冊子」に掲載された2006年のインタビューを再録。 特別付録その2として『文學界』2021年11月号の「長嶋有を作った10冊」と、ジュンク堂池袋本店での選書「長嶋有をつくった20作」(文學界の10冊の拡張版)、今野書店での「これで大人になりました」選書15作のコメントもまとめました。 総字数6万7千字以上! 長嶋有を定点観測したいすべてのファン必携!
  • USBメモリに込められた初恋 不思議ワールド短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆USBメモリに込められた初恋 不治の病で自宅から出られない角田ゆかりは、可愛がっている猫のパワーに語りかける。 「あなたも外に出てみたいわよね」と。パワーに託したゆかりの願いは夢となって叶うが、ただの夢だったはずの想いは、不思議な形で現実の愛となって残されていた。 ◆ラブとおじいちゃんと私 川中こずえはある日、おじいちゃんと犬のラブと一緒に山菜を摘むため山を訪れた。しかしその山には奇妙な集団が巣食っていた。 謎の施設、不思議な美少年。わけがわからないまま捕らわれたこずえは、それでも大切なおじいちゃんとラブを救うために従順に過ごして生き残ることを心に誓う。 ◆過去視 二十九歳の竹下真亜子は悩んでいた。競馬の選手でありながらどうしても勝利に繋がらない日々を過ごし、恋人である雄二も妻子持ちの男なのだ。 両親は早く帰郷して結婚しろと急かしてくるが、どうしても決断できずにいた。そんな真亜子は突然、自身の過去を覗き見ることとなる。真亜子の下した決断とは、未来の自分の幸福を願うものだった。 ◆さら・シリウス:あらすじ ◆新羽 耀:文章
  • 文藝MAGAZINE文戯20 2022 Fall
    -
    文藝MAGAZINE文戯20 Fall 巻頭企画は「記念日」。 振り返る場所、たどり着きたい場所。節目を重ねるだけ、高く飛べる。
  • 血雨のオルゴール
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆陰湿な復讐者 深夜、予感はしていた。ろくでもない訪問者が客としてくるのだと。佐代子は自分の店の片付けをしていた。こじんまりとしたスナックにかつての旧友がやってくる。彼は人を殺した後だった。そして佐代子は港の倉庫に閉じ込められる。倉庫内はガソリンがまかれていた……。 ◆同じ穴の貉 植木屋をしている早田正雄は、子供たちが寄り付かないのは酷い古女房のせいだと思っている。そんな中、剪定を頼まれているお得意様の庭にあるトンネルを思い出す。ある晩そのトンネルに……。 ◆土気色の景観 イラストレーターであるまさみは、自身の仕事の事で悩んでいた。良い仕事が入ってこない。そんなまさみの元に有名アーティストからの曲が贈られてくる。この曲のイメージでジャケットの絵を描いてくれ、と。その経緯で、まさみはある一つの“イラスト”を完成させる事になる。 ◆ブリーダー 幸江が結婚した男はどうやら何名もの妻をめとっては、別れたのだという。ある日、幸江は秘密の地下室の扉を開く。サイコパスは会話が通じない。現代の青髭譚。 ◆解体ショー 沙織は他人のものが欲しい。何故なら沙織は恵まれていないから。沙織にとって、世界はバラバラに見える。全てがバラバラだ。沙織には解体癖がある。あるべき姿に戻そうと。大人になって、沙織は男からよくモテた。沙織は男達を“作品”にする事に決めた。 さら・シリウス:あらすじ 朧塚:文章
  • 宇宙船〈ナイトホーク〉の行方を追え(上)
    値引きあり
    -
    絶好調!NUMAファイル第14弾。 アフリカの極秘宇宙船が太平洋で消えた。 米露中が虚々実々の熾烈な捜索競争を展開する! 宇宙空間での試験運転を終えて帰郷の途にあったアメリカの超高性能無人宇宙船〈ナイトホーク〉が突如南太平洋上空で消息を絶った。捜索の応援要請を受けた国立海中海洋機関(NUMA)のオースチンは同機の着水地点と目されるガラパゴス諸島周辺海域へと急行するが、最先端テクノロジーの奪取を目論むロシアと中国も当該海域に艦船を集結させつつあった。工作員も暗躍しだす。南太平洋はにわかに風雲急を告げる。オースチンは両国を出し抜く秘策を繰り出すが、事態は思わぬ方向へと進んでいく。
  • 秘密の同居生活 幼なじみは意地悪な上司
    -
    真冬と夏仁は幼なじみ。夏仁と同じ会社に就職が決まり、なぜか同居することに。夏仁が直属の上司になってしまうが周囲には絶対内緒。会社の女子たちからはモテモテの夏仁。会社とプライベートではまったく違う態度にとまどう真冬。天然記念物なみのオクテ女子の恋愛ストーリー。
  • 誰にも見せない顔・他短編集
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    『誰にも見せない顔』 真佐美には中学時代からの親友・渚沙がいる。落ち込んでいるときに慰め、励ましてくれる渚沙は真佐美にとってかけがえのない存在だ。ある日、渚沙の夫の松原から呼び出された真佐美は、誰にも見せない渚沙の裏の顔を知らされて……。 『すてきなご縁』 会社をクビになったカスミは、引越し先で上品な老女に出会う。道に迷っていた老女を目的地まで送ったお礼にと邸宅に招かれ、そこで「実はあなたにお願いがあるのよ」と老女から切り出されたこととは……。 『強い風に吹かれて』 あの夏の日、美咲は夜の海にいた。合コンを兼ねた海辺のバーベキューは、地元の不良たちによって悲惨すぎる思い出に変わった。それから十年が経ち、成功を収めた美咲の前にあの夜のことを知る男が現れる。 『探偵事務所のオプション』 探偵事務所を営む「わたし」の元に、保険金殺人で兄を殺されたという依頼者が訪ねてくる。容疑者の篠田月絵は、高齢男性との結婚を繰り返しては遺産を受け取っている。そこで「わたし」は、依頼者にあるオプションメニューを提案する。 『海峡の点滅』 小さな海峡に面した街に、夜中の十二時になると対岸から光の点滅が届く。誰がなぜそんなことをしているのか……さまざまな思いをめぐらせ、また願いをこめて海峡の点滅を見る人の中に、一人だけその真相を知る女性がいた。 『お楽しみはこれから』 経営の危機にあった老舗温泉旅館を立て直した美奈子。メニューを和食から洋食に切り替え、女性専用の宿にした戦略が大当たりして、チェーン展開を狙っている。その路線に反対していた美奈子の夫は、謎の失踪をしていて……。
  • 文藝MAGAZINE文戯19 2022 Summer
    -
    文藝MAGAZINE文戯19 Summer 巻頭企画は「花火」。 夜空に映えるは伝統の美。後世に残すべきは文芸の妙。
  • ハート型の胸毛が熱い
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆ハート型の胸毛が熱い 桔平は、母親である杏子にも父親である俊明にも似ていない。 それどころか、それぞれの親戚筋まで調べてみても桔平に似ている者はいなかった。 両親とも産院での取り違えを疑い、桔平自身ももらわれっ子なのではないかと疑念を抱く。 桔平はその思いを打ち消すかのように音楽へのめり込んでいく。 社会人になってからもバンド活動を続けていたが、バンドメンバーのひとりである清治が自殺未遂で入院したという。 清治を立ち直らせるにはどうしたらいいのか。 そこに桔平の妹である美鈴が飛び込んできて、事態は急展開に……。 ◆ダメ男と医者、どっちがいいって? 住宅街の一角にある何の変哲もないマンション。 そこに引っ越してきたのは、都内の商社でOLをしている小川風香だった。 風香の左隣には医者の沢田が、右隣には子持ちの金城が住んでいる。 ハンサムで紳士的な沢田に惹かれる風香。 一方で、金城は悪人ではないものの、最初から嫌味な男だった。 だが、金城の長男である直樹と話したことがきっかけで金城への気持ちも変化していき……。 ◆笛吹き 昔は賑わっていた町も、今では見る影もない。 そんな町にも、かつての賑わいを思い出させるものがひとつだけ残っていた。 それが町にある電子部品の製造業者のブラスバンド。 角田純子は笛吹きとして、そのブラスバンドでフルートを吹いている。 だが、そのブラスバンドが不況で切られるという。 ブラスバンドのリーダーである牧田は社長に直談判したが、結果は変わらなかった。 そこで牧田は会社を立ち上げると言い出し……。
  • あの子を探して
    値引きあり
    -
    どこからともなくやってきて、大事なことに気づかせてくれた“あの子”は、いったい誰だったんだろう?八つの不思議なメルヘン。 (※本書は2010/8/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 太陽が笑ってる間に
    -
    1巻330円 (税込)
    山形なおみには、かつて島田金男という婚約者がいた。だがその彼に裏切られ、約束されていたはずの将来は完全に消え去り、路頭に迷った末、なおみは地元の両親の意志を継ぎ、本来の夢であった医者になる。 このまま過去の感傷に浸りながら平穏な生活が続くのかと思っていたその時、医院に二人の若者が訪れる。 その二人は金男の子だと主張し、家族になりたいと懇願する。その願いを聞き入れ、家族になった三人にようやく平穏が訪れた頃、突如、娘が残酷な運命に襲われて……。
  • リヨンの河畔にて
    -
    1巻330円 (税込)
    「リヨンの河畔にて」は日本に留学した教え子のフランス人女性との交流話「変身」は父の田舎の生家に幼い頃に住んだことが懐かしく成功して訪ねたら故郷が消滅していた話「亡霊の棲む客間」は進駐軍に雇われた父が特に隣家の旅館に米軍の珍味を与えて繁盛させたが亡霊の間を食材置場にして検挙された話「言問橋の上」は大嫌いだった画家にふと好意を持った女性が思い切って話しかけた話「石段の町の巡礼」は、妻に死なれた男が玄関で経を唱える美人巡礼を呼び止めて身の上を聞く話。
  • 美しき誘惑に潜む復讐の牙
    -
    1巻330円 (税込)
    『美しき誘惑に潜む復讐の牙』 宮本哲也のもとへ一通の葉書が届いた。それは毎年秋に開催される高校の同窓会の案内だった。仕事がうまくいっていない哲也は同窓会を欠席することにした。 数日後、哲也に一本の電話がかかってきた。戸塚仁志からの電話だった。仁志とは学生時代にいろいろあったのだが、ひょんなことから仁志の妻である麗子の尾行を頼まれることになった。 仁志は浮気を疑っているようだったが、麗子が浮気をしている様子はなく……。 『海峡』 海峡の岸壁に男女の死体があがった。男の死体は南側の町に、女の死体は北側の町に。それもほとんど同時刻にあがったのだという。 海峡を隔てている町で関連していそうな事件など、そうそうあるものではない。謎めいた事件に町は色めき立った。 男の身元はすぐに判明した。大森雅紀という叩けばいくらでも埃が出てくる男だった。一方で、女の身元は不明のままだった。 刑事の亀山と池田は大森を調べれば女のこともわかるかもしれないと、大森について調べ始めた先で……。 『紙の海』 私は病室で千羽鶴を眺めていた。別れた彼女、聖子がかつて折ってくれたものだった。聖子はその名前の通り、心も体も清らかな女性だった。 聖子と結婚していたら……そう思いながら、私はこれまでの人生を振り返った。学生時代の記憶。聖子との出会い。忘れもしないあの日の忘年会。 私はどこで間違ったのだろうか。 どこからやり直せばいいのだろうか。 そして、最後に私は千羽鶴に込められた聖子の思いを知ることになる。
  • オーパーツ絵巻
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オールカラー!! 破天荒でパワーあふれるアクション漫画! 疫病が蔓延し民が苦しむ時代、妖怪と化した時の塔と忍術使の戦いの火蓋が切って落とされた。そして未来人やロボットと共に大戦争。世界はどうなってしまうのか!
  • 欲を出し過ぎた男
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    1巻330円 (税込)
    政治家の妻である奥田理恵子は、次期総理にもと目される夫と四人の子とともに何ひとつ不自由のない豊かで幸せな生活を送っていた。 しかし理恵子には、誰にも言えない過去があった。 幼い理恵子は、近所の男から、担任の教師から、性の玩具にされていたのだ。脅されて怯え、口を閉ざしつづけていた理恵子のもとに、やがて妹の八重子の死という悲劇が訪れる。 その後、成長した理恵子は過去の何もかもを忘れようと努力する。今、現実に生きている自分は、このまま生きてゆくしかない。 しかし、故郷も捨てて懸命に生きて得た幸福に、再びその悪夢が現実となって襲い掛かってきたとき……
  • 慟哭
    -
    1巻330円 (税込)
    高司浩二郎はたった一人で生きてきた。 その技術も地位も金も、全ては自分の為にしかならない。 だが、ある時であった千鶴という一回り離れた妹のような女性に出会い、それは変わっていく。 浩二郎の価値観も何もかもが変わっていく。 それは決して怖いことではなく、彼はただ幸福を感じていた。 だが、その幸福のためには犠牲にしなければいけないものもあり……。 彼が手に入れるものと失うものとは……。
  • アフェアー見えなくなったモノを求めてー
    -
    来栖明日見は、自分の一部だったような彼・高遠快生との関係が突然断たれてしまう。その時の穴が数年経っても埋められず、その穴を埋める何かを求めて彼と語り合ったギリシャへ旅立つ。 そのギリシャの地には、やはり何かを求めてやって来た二人の女性がいた。その二人の女性と出会った明日見は、しばらく彼女らと一緒に旅をすることになる……。

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  • 小説家と碧い風
    -
    1巻330円 (税込)
    人間嫌いの小説家、青山優は、変わり者の弟、悟と愛犬のポチ、愛猫のミーと共に人付き合いが希薄そうな山奥の家に引っ越した。 そのあたりは古戦場を潰して開拓した土地という縁起の悪い場所だったために多くの霊がいたが、神道の嗜みがあった優は自らお祓いをして何事もなく生活をはじめる。 引っ越してしばらくしてから、隣家の母親が優に家のお祓いを頼んできたことで、優と隣家の付き合いがはじまった。 人付き合いを嫌って移り住んだはずだったけれど、積極的に人付き合いをしようとする隣家に優は次第にほだされていく。 そんな中、平和な日常の合間に起こる不可避なトラブルに見舞われた優は、穏やかな微笑みを浮かべる隣家の出戻り娘、亜也子のことが気になっていく。 さら・シリウス:あらすじ 鉢本杏梨:文章
  • 黒風に流されて
    -
    1巻330円 (税込)
    毎日のように男の怒鳴る声と何かが割れる音が響き、その後には必ず女の悲鳴や泣き声が聞こえてくる大きな屋敷。 地元でも有数の名家として知られているその屋敷で、真矢は当主である父親の機嫌を損ねないように生活していた。 父親の暴力と暴言に耐え切れなくなった真矢はひとり家を逃げ出し、とある割烹で偽名を使い働くようになった。 真矢が仕事に慣れた頃、割烹で政治家同士の密談があるという。 一緒に連れられてきた秘書の沢田達二は控えの間に通され、真矢がお茶を運ぶことになった。 それを機にふたりは仲を深めていくが、ある日のこと、達二は満州へ行くと真矢に告げるのだった。 その後、真矢のもとへ電報が届き……。    さら・シリウス:あらすじ 妖精社:文章
  • オシリスの呪いを打ち破れ (上)
    値引きあり
    -
    地中海で沈没船の調査をしていたNUMA(国立海中海洋機関)のオースチンはそこで不可解な救難連絡を受け取る。 「こちらはドクター・レナタ……わたしたちは攻撃されました……」。 発信元であるシチリアの離島、ランペドゥーザに急行したオースチンが目にしたのは黒煙に覆われた島と無数の亡骸だった――。 同じ頃チュニジアにいたNUMAのトラウト夫妻は、北アフリカ諸国の水源たる地下水が忽然と姿を消してしまったことを知った。 今、地中海世界が未曾有の恐怖に呑み込まれようとしていた。
  • 文藝MAGAZINE文戯18 2022 Spring
    -
    文藝MAGAZINE文戯18 Spring 巻頭企画は「Junction」。 出会いや別れ、様々な人間模様が交錯する。人生は重なるのか、それともすれ違うのか。
  • 笑うゴーストライター
    -
    1巻330円 (税込)
    主人公の姫宮咲は、友人と語り合う創作の世界にしか魅力を感じない、普通の女子高校生。だがある日、友人の加奈子のために書いた小説をコンテストに応募したところ、賞を受賞し作家デビューをすることに。初めは乗り気のしなかった咲だったが、加奈子の後押しによってその道を進むことを決め、留学を決意する。だが出発の当日、彼女は何者かに拉致され、無限に執筆を強制される、謎の部屋に幽閉されることになるのだが…… さら・シリウス:あらすじ タンボ:文章
  • シルバーブラスト Zero Edition 1
    -
    1~2巻330円 (税込)
    かつて『星暴風』と呼ばれた戦闘機操縦者がいた。 彼は最強の戦闘機操縦者であり、伝説でもあった。 しかし伝説は彼の死と共に終焉を迎える。 かつて生きることを奪われようとしていた少女が居た。 亜人と呼ばれる少女は、それでも生きることを諦めようとはしなかった。 そして、自分を救ってくれた光と出会った。 死んだ筈の操縦者と、助けられた少女。 二人は出会い、そして別れる。 一度は失われた関係を、少女は再び求めた。 必死で努力して、追いかけて、そして捕まえる。 もう一度、彼に空を飛んで欲しくて。 一度は電子書籍化した作品のリライトヴァージョンです。 いろいろと変わっている部分もありますので、初めての方も、そうでない方も楽しんで貰えると嬉しいです。
  • ふたつの名前を持つ猫だけが知っている
    -
    「どっかにイイ男いないかなあ」大学四年生の真理子は、昔から男癖が悪かった。 真理子の悪友である薫や鮎子の間では、大金持ちの息子である同学年の耕太の話で持ち切りだったが、耕太は真理子のタイプではなかった。 ある日、耕太がからかわれているところを同じ学部の直樹が助けてやる場面に遭遇し、そこで真理子は直樹に一目惚れする。 しかし、直樹には沙理という恋人がいるという。 なんとかして直樹を手に入れようと、真理子は略奪愛を掲げて山中湖への旅行を企画するが、そこである事件が起きて…! 真理子という狂気に満ちた女の半生を描いた、恋愛サスペンス! ◆あらすじ さら・シリウス ◆文章   ゴーストライター
  • 三度作家になった女
    -
    1巻330円 (税込)
    ベストセラー作家の川中澄美子は初めてのスランプに陥った。時を同じくして大先輩であり唯一の親友でもあった大御所作家の桃香が亡くなってしまい、澄美子はあまりの心痛から小説が書けなくなってしまった。 それから暫く経ったある日、ふと頭の中に浮かんだ物語をまとめケータイ小説に応募すると澄美子の作品が見事一位を獲得。 それを機にベストセラーを次々と世に送り出し、再び脚光を浴びるようになった澄美子はテレビ出演やメディアにも欠かせないほどの売れっ子になった。 人々の賞賛と、もてはやされる毎日の暮らしのなか、整形し名前も年齢も偽り別人の桜ハルミとして活動していたために彼女は苦しみ、引退を決め田舎で暮らすことに。 そこで村田大輔という大学生と出会い恋に落ちるが、あまりの年の差に澄美子は……。 ★さら・シリウス:あらすじ ★妖精社:文章
  • 悪魔の海の荒波を越えよ(上)
    値引きあり
    4.0
    海洋アドベンチャーの最高峰ダーク・ピット・シリーズ最新作! フィリピン沖で起きた謎の津波現象とチベット彫像盗難事件を結ぶ線とは? フィリピン沖のルソン海峡で深海流の調査を行っていた ダーク・ピット親子とジョルディーノたちは、突然発生した高波に襲われながらも、 海底に沈んでいる古いダグラスC-47輸送機を発見する。 そんな折、サンデッカー副大統領から、 中国が最近発射して海に墜落した超高速ミサイルの残骸を中国に先んじて回収せよとの依頼が入る。 ピットとジョルディーノが水中艇でその任務へ向かう一方、ダークとサマーは墜落機の機内を探索、 スーツケースの中に収められたチベット製の彫像を発見するが……。
  • 宝物のオイルとは・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆宝物のオイルとは?  彦太は自らの住む港町を活性化させるために『干物のブランド化』を計画する。 なかなかうまくいかず挫折しそうになっている彼の前に、不思議な機械をセールスマンが現れ大喜びするが…… ◆処理活動 妻子を持つ身でありながら向井は有り余る性欲を持て余し、ネットでリモートデートを楽しんでいた。 そのうち、リモートの相手といよいよ会えることになり、ホテルでの一夜を楽しんだ彼の哀れな末路とは…… ◆パブ  パブで働く主人公・増田裕子は、羽場康弘という男と不倫関係にあった。 今日もまた店の隙を突いて出会い、心身を重ねる二人。 しばらくの間まともな会い方をしていないことに苛立っていた裕子は、もっと別の場所で会いたいと訴える。 その言葉に苦言を呈する康弘と、さらに苛立ちを募らせる裕子。 そんな赤裸々なやりとりを体感していたのは、彼らだけではなく…… ◆夫婦の守護霊 下田瑞穂は、苛烈な環境の中を生き抜き、ついに独り立ちを果たした。 希望と未来に満ち溢れた社会人生活。それを謳歌していたある時、瑞穂は公園でとある老夫婦と出会う。 彼らの呻き声から腹が減っていることを知った瑞穂は、手元にあったパンをあげることにしたのだが…… ◆もう一つの世界 多恵子には、長年付き添った夫の俊哉がいた。 ある日、多恵子は俊哉がいつのまにか 失踪していることに気づく。 夜になっても帰ってこない現状に不安を覚えた多恵子は、このことを警察へと通報することに。だがその瞬間、誰もいないはずの二階から誰かの話し声が聞こえ…… さら・シリウス:あらすじ タンボ:文章
  • 振られた女・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆振られた女 サラリーマンの山崎浩二は歌手になる夢を持っていた。ただ、いかんせん見た目が悪い。整形を考えるも、実際に踏み出す勇気はない。そんなある日、飲みに行こうと店を探していると綺麗な女性を見つける。奇跡的にその女性と仲良くなり、ふたりの関係はどんどん進展していく。 ◆ フタの無い家 川端重男は同僚の竹田に付き合って、終電を逃してしまう。歩いて家に帰ると、家のドアがない。ドアだけではなく、扉や蓋が家から消え去っている。家族も本心をしゃべるようになっていた。酔っぱらったときに見る夢だと思っていたが、どうやら夢ではないらしい。 ◆ マドンナと剥製 葉山鉄平は、鉄道員をしている。鉄道と剥製が趣味の薄っぺらい男だ。だが、その鉄平の妻は小・中・高と学校のマドンナだったさゆり。ある日、さゆりが同窓会に行くと言う。その同窓会にはかつてのさゆりの恋人である早川まさおが来ていて……。 ◆ 可愛い娘 久米野家に嫁いできた真莉子は、このあたりでは評判の嫁だった。暴れん坊で手の付けられなかった健吉の嫁として、最初の一年間は何もかもがうまくいっていた。ただ、一年を過ぎると健吉の悪い癖が出るようになり、手が付けられなくなっていき、やがて真莉子にも限界が……。 ◆ いけない弁護士 浜田ゆかは元政治家の弁護士。市会議員をしていたせいで、弁護士としてはブランクがある。運悪く、とある依頼人から逆恨みをされてしまった。毎日のように文句を言いに来る依頼人にうんざりし、珍しくひとりで飲みに行くとそこで……。 ◆ さら・シリウス:あらすじ ◆ 妖精社:文章
  • 空一杯カラフルに・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆空一杯カラフルに 加奈は下積みのイラストレーターをしていた。 加奈は、オリジナリティが皆無なのだと言われる。だんだん、加奈に回される仕事は減ってきて、ついに加奈は職場をクビにされる。 どん底だった加奈はその後恋愛にも失敗して、更に絶望の淵に立たされる。 そんな中、彼女は岩次郎という名の青年と出会う事になり、やがて……。   ◆アフリカ 武司は大学時代からアフリカの貧困地域に向かい、留学を重ねていた。 武司の彼女である鶴代は夢見がちな性格で、ニューヨークで武司と一緒に暮らしたいと告げる。武司はアフリカの貧困層を助けるボランティア活動に強い使命感があったので、鶴代とは袂を分かって、アフリカに向かう事を決意するが。 ◆セロリの幸せ 良太と佐和子は相思相愛で付き合っていたのだが、佐和子の父親は卸問屋の社長で相当な金持ちだった。良太は平凡な一般市民。良太は佐和子の父親からの嫌がらせに参っていた。佐和子はそんな状況を打破する為に一人東京へと向かい、タレントにスカウトされて……。 ◆魔法の石 みのるは観光船の船長をしていた。 みのるが部屋で静かに読書をしていると、突如、小さな女の子が現れる。彼女は自分の事を“妖精”と名乗り、このままだとみのるの片思いの女性が亡くなるのだと告げられて……。 ◆海花大のアイドル 美也子は普通高に通っているが、彼女には将来のプランが無かった。 幼馴染である浩は船長になりたいと言う。美也子は女だてらに船乗りになる為に浩と同じ海花大を受験することになり……。 ◆さら・シリウス:あらすじ ◆朧塚     :文章
  • 星まとう君に約束を(上)
    値引きあり
    -
    ロマンスの女王、ファンタジー三部作第二弾! 竜と魔法の異世界タラム 授かった力と向き合うとき作家として歩みだし、日々の鍛錬のなかで自信を深めてゆくブリーンに試練が迫る! アイルランドで小説家として歩みだしたブリーン。彼女は迷い込んだ異世界タラムで 自らが魔女の祖母と暗黒神の祖父の血を受け継ぐ、強大な魔力を備えた存在であることを知る。 そんななかいったん帰国したアメリカから、迎えに来た族長のキーガンとタラムへ戻ろうとした際、 彼女の身を案じた親友のマルコまでがついてきてしまう。 はじめは異世界の勝手にとまどいながらもキーガンたちに温かく受け入れられ、次第になじんでゆくマルコ。 それはブリーンにとっても新たなる日々の始まりだった……。
  • 文藝MAGAZINE文戯17 2022 Winter
    -
    文藝MAGAZINE文戯17 Winter 巻頭企画は「感染」。 感染したのは創作という病。5人の作家の闘病記録。
  • 雇っていない幽霊・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆雇っていない幽霊 下級藩士の妻、琴絵は近所の繕い物を代行する仕事をしている。 ある日、仕立て直した着物を届けに行った琴絵は、強盗殺人の容疑者として役人に捕らえられてしまった。 真犯人を突き止めた夫の悠太郎の考えた自首させるための作戦は、果たしてうまくいくのか。 ◆首のおみやげ 唄と舞の名手である桜は、隣国の殿様に気に入られて大金を手にした。 その金で弟妹のために御殿を建てたのだが、どうにも妹のくめとは相性が悪くて……。 ◆古井戸 ひさしぶりに東京から帰ってきた恋人が、女と赤子を連れていた。 ショックを受けた夕子だが、説得により恋人は女と赤子を捨てて夕子を選んでくれた。 幸せの絶頂にいたある日、夫の不審な行動に気付いた夕子がこっそりと後をつけると。 ◆くの字の坂道 ゆかりは毎日、祖母を待っていた。 家の前にある、くの字に曲がった坂の中腹にある電信柱の傍で。 けれどある日、祖母が帰ってこなくなってしまう。 ◆気持ちいい誤解 佐代子は母の再婚を期に家を出たが、甘え癖が抜けずにたびたび夕食を食べに行っていた。 そんなある日、酒に酔ってそのまま泊まった佐代子の部屋に、男が忍んで来る。 義弟の信也に違いない、と佐代子は思ったが、酒の勢いに負けて体を許してしまう。 その日から、暗闇の中での秘密の逢引がはじまった。 ◆さら・シリウス:あらすじ ◆鉢本杏梨:文章
  • 真っ正直な殺人
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    1巻330円 (税込)
    ◆ 真っ正直な殺人:閑静な住宅街で、一家の惨殺死体が見つかった。刑事の角田大樹とその相棒の牛山裕は聞き込みを始める。ただ、殺された一家はその全員が殺されても仕方のないような人物だった。そんな中、被害者が過去に死亡事故を起こしていることが判明するのだった。 ◆ 巡る悲劇:賀茂川のほとりに有名割烹がある。そこの女将が殺された。被害者は小谷貴恵。刑事の増田健吾は怨恨の線を疑っていたが、貴恵に殺される理由はなかった。貴恵の過去を洗うために増田は飛び回ることになる。帰ってきた増田のところに、溝口凛が気になる情報を持ってきて……。 ◆ むしり取られた幸せ:有名アパレルメーカーの倉庫で、男の死体が見つかった。被害者は友田勇作。そのアパレルメーカーの社長だった。評判が悪く、誰が殺してもおかしくない状況だった。そんな中、刑事の矢口謙三は先代の社長夫人との噂を耳にするのだった。 ◆ あの頃に戻れたなら:松本雪子は都会に出て、女優になる夢を持っていた。ただ、恋人である山田康太はそれを許さない。束縛が激しい恋人のことを友達の真山佐知子と田中良治に愚痴っていた。でも、そんな毎日が楽しかった。ある日、地元でミスコンが開催されることになり……。 ◆ 許せない笑顔:富裕層ばかりの高層マンションの一室で、殺人事件が起こった。被害者はケーキ屋をやっている山岡優子。優子はその昔、スナックのママをしていた。その常連客の澄川真奈美は優子を慕っていたが、気づいたときには優子によって人生を狂わされていた。 ◆さら・シリウス:あらすじ ◆妖精社:文章
  • 絶望の果ての美園
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    1巻330円 (税込)
    ――多くは望まない。あなたさえいればそれでいいのだから  過去の欲望に流されて罪悪感に囚われ続ける藤田美薗は、愛する山本秀樹と片田舎で隠れるように生活していた。しかし、秀樹のとある行動により美薗の人生は一転していく。絶望の果てに見出した希望の光。 ひとはどんな状況下に置かれてもまた這い上がる術を知っている。いや、這い上がらなければならないのだ。自分の為に、そして自分を取り巻く全ての人々の為に!  果たして美薗が行き着く先は絶望か、それとも――。  大切なものを失ったその先にあったものとは さら・シリウス:あらすじ あさづみおれんじ:文章
  • 幸せ運び犬クレオ
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    1巻330円 (税込)
    書店員のさとみは、平凡な日々に少しの忙しさを感じながら生きている普通の女性だった。そんなある日、同棲している恋人の優太がなんの相談もなしに大きなラブラドールを買ってきた。 相談もなく飼うと言う彼と喧嘩になり、優太が仲直りの為にさとみの大好物を買いに行く途中で事故に遭ってしまう。 それからクレオとの生活が始まったさとみは、とりあえず散歩から始めようと出かける。しかし喧嘩の原因であるクレオの散歩は苦痛なものだった。そんな散歩途中にさとみはクレオに命を救われる。 さとみは命を救ってくれたクレオに愛情を持つようになった。 そして散歩途中に出会ったのは、買い物カートが壊れてしまったおばあさんだった。 おばあさんを助けたことで、さとみと優太の夢である居酒屋をオープンにこぎつけることが出来たが……。 さら・シリウス:あらすじ 仮名:文章
  • 夢と現の設計図
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    1巻330円 (税込)
    ◆ 夢と現の設計図 女医の母親を持つ主人公・新庄あやめは、父譲りの強い意志を持つ元気な女子高生。 あやめは地震の夢である『大工になる』道を諦められず、現実と夢の狭間で苦しんでいた。 そんなある日、彼女は憂さ晴らしに神社で行われている祭りに参加し、そこで運命の人と出会う。 二人は同じ夢を志していて…… ◆ 偽の告白スイッチ 橋本咲子は、とある商社で働くキャリアウーマン。 ある日、咲子は自分の上司に、新しく入って来る新人社員の教育係を務めることになる。 一癖も二癖もある若手社員をまとめようと奮闘する中、一人だけは本当にどうしようもなく…… ◆ 再会食堂 河野みどりは、夫である俊哉と共に飲食店を経営していた。 経営もなんとか軌道に乗り、ついには子供も授かることができた。 だがしかし、その店で食中毒事件が発生。 みどりは店をたたむことになり、夫は消息を絶った。 この状況にみどりは…… ◆ 印象最悪の隣人 村坂綾子は、子供二人を抱えたシングルマザーである。 子供達のため、多忙な毎日を送る彼女だったが、もともと住んでいたマンションが取り壊されることが決定し、近辺にあったとある平屋に引っ越しをすることに。 その平屋の隣には、この地域の唯一のお隣さんがいるのだが、彼はかなり変わった風貌をしていて…… ◆ 再会と出会い 相川瞳は、引きこもりとなって五年目の一人娘を抱え、娘の気持ちに寄り添えなかった自分を責め続けていた。 そんなある日、瞳は仕事の移動中、同じ境遇を抱える一人の女性と出会う。 彼女にシンパシーを感じた瞳は…… ★さら・シリウス:あらすじ★ ★タンボ:文章★
  • 薔薇のお時間
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    1巻330円 (税込)
    星宮花野は、世界最大の動画共有サービス「ユアーズ・チューブ」のダイレクターに認定されている上級チューバー。花月薔子という名で「薔薇のお時間」という動画を配信し、人々から「ローズ・フェアリー」と呼ばれていた。 ある日、盗撮された写真がSNSに投稿される。そこから、順調だった日々が崩れ始める。 誹謗中傷を受けた花野は、親友と出会った人々に支えられながら、何とか日常を取り戻そうとする。しかし、さらに事件が起こってしまい、人生の岐路に立たされる……。
  • 犬神の絵 怪談・短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆犬神の絵 モザイクアートを手掛ける種田小百合は、恋人の花村耕平のところへ向かう。その道中でバックパッカーのヒッチハイクをスルーし、耕平の家に到着すると犬のモモが激しく鳴いていた。モモの向かう先には……。 ◆妖怪様、さま。大繁盛! お花の小間物屋では、客が来るたびにものがなくなるという。でも、客が盗んでいる様子はない。そこで亭主の新二郎が休みの日に見張りをする。ものを盗っていたのは客ではなかったが……。 ◆ひどい部長を連れに来た男 上司のお供で、とある店の控室にいた水野紀久子。そこにやってきた関係者らしい男が「佐藤部長をお連れしに来た」と言う。しばらくすると今度は上司が「今日の出張は無駄になった」と言い出すのだった。 ◆遅まきながらの恋 水森弥江子は日本舞踊の教室を開いている。生徒が減り、新しく日本舞踊を取り入れた体操の教室を開くことにした。自宅では手狭になるほど生徒たちが増え、そこに魅力的な男性会員もやってきて……。 ◆ハーモニー 高波吉枝は路上ミュージシャンをしている。悲劇が続き、天涯孤独の身となった彼女の歌は、なぜか泣けると評判になる。ただ、吉枝の歌は生で聞かないとそのハーモニーを感じられないのだった。 ◆匂い袋 白水瑛太と妻の佐和子は温泉の素を製造販売している。売り上げが悪い中、佐和子は温泉の素を使った匂い袋はどうかと提案する。その匂い袋は売れに売れて看板商品になったが、そのせいで惨劇が起こってしまう。 さら・シリウス:あらすじ 妖精社:文章
  • パン屋の恋・他短編集
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    1巻330円 (税込)
    ◆ パン屋の恋  ゆかは町でも有名なパン屋の娘だった。しかし食中毒が出てしまい、両親のパン屋は閉鎖してしまう。生きがいを失ったうえ借金まみれになった両親は自殺してしまい、残されたゆかは両親のパン屋を復活させようとする。そんなある日、隣町のパン屋が食中毒を故意に引き起こさせたという話をきいて……? ◆ 健太とケン  毎日ペットショップに来る男の子がいた。その少年は決まって不細工なダックスフントを見ている。しかし、ある日男の子は現れなくなり、代わりにダックスフントを見て泣きじゃくる女性が現れる。男の子と犬の感動の物語。 ◆ まわり道 幼い頃から綾香は、染め物職人として朝から晩まで働く両親のことが嫌いだった。自分は両親とは違いセレブになろうと勉学や運動に励みラスベガスへと向かった。そこで出会ったのは、お金持ちではないけれど、ささやかな幸せを大切にする青年で、綾香は次第に青年に惹かれていって……。
  • 文藝MAGAZINE文戯16 2021 Fall
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    文藝MAGAZINE文戯16 Fall 巻頭企画は「秋の味覚」。 季節を纏った食材と料理。お食事のお供に物語はいかがですか?
  • スイーツに悪意を込めて・他短編集
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    1巻330円 (税込)
    ◆スイーツに悪意を込めて 水沢みのりの最近の悩みは、パート先の店長・前田からもらう差し入れが断れないことだった。 向けられる純粋な善意に苦戦し、いつも総菜とお菓子ばかりが増えていく毎日。 ついにみのりは決意し、その差し入れの受け取りを拒否しようとするのだが、実はその差し入れには…… ◆あの夜の極上の…… 銀行員の高山勝。再婚も果たし、再び順風満帆な日々を取り戻したと思っていた矢先、なんと銀行で巨額の横領事件が発生。 あろうことか、彼が事件の容疑者の一人とされてしまう。 彼の無実を証明するため、新妻である信子は証拠集めに出ることになるが…… ◆男には気をつけないと  一人娘の舞を育てるシングルマザー、 加山ゆうこの元に、ある日突然飛び込んできたお見合いの打診。 離婚を経験していた彼女は「男には気をつけないと」という母からの言葉を胸にお見合いに参加。 すると、彼女の内に残っていた未練が顔を出し…… ◆削除依頼 夫と別れ、最愛の娘の親権も奪われてしまった滝田あかね。 彼女はしがない占いグッズ店を営みながら一人寂しい日々を送っていた。 元夫から娘を取り戻したいと願うあかね。 そんな時、あかねはネットサーフィン中、とあるサイトを見つけることになる。 そのサイトのヘッダーには一言『あなたのウザい人、消します』と書かれていた……。 ◆良妻賢母の鏡  時代の流れに逆行し、『良妻賢母』となれる女こそが素晴らしいと考える小林美紀。 彼女は人の心を理解することに長け、常に家庭環境を円満にすることだけを考えて生きてきた。 だがそんな彼女にも、心の底を許した男が過去にいたそうで……。
  • ヒダの思い出・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆ヒダの思い出 上村留男にとって安田モナミは一番会いたい女で、一番会いたくない女でもある。ある雨の日、留男はモナミにキスをされる。モナミのこの行動が惨劇を生み出してしまうのだった。 ◆一字だけ 小さな出版社に送られてきた読者からの投稿。謎が多い投稿ではあったものの、結末がわからないからと掲載を保留にしていた。後日、投稿者の家族からの電話をきっかけに答えがわかる。 ◆解体ショー  梶川里子は当たらない占い師。OL時代よりは稼いでいるものの、先々に不安を感じる。落としたハンカチをきっかけに、男と一緒に「女言葉を使ってはいけない」という不思議な店へと向かう。 ◆妻の座 経営していた会社の負債が残っているからと一年中働いている祐介。その祐介を支えるのは奈津美だった。だが、ある日、奈津美は出張先から送られてくるスナップ写真の背景に違和感を覚える。 ◆本物のサド とある酒場で男女二人の死体が見つかった。刑事の程川が調べていくと、関係者には過去につながりがあった。暴かれる裏の顔。果たして犯人は誰なのか? ダンサー夫婦 ◆ 咲山夢乃は有名な創作ダンスの舞踏家だ。母校での特別レッスンからテレビへの出演、講演もおこなっている。一方、夫の隆治は引きこもりで鬱気味。別れを決意した夢乃を待っていたのは……。 ◆ あの世へのおみやげ 売れない歌手の高山伊佐男はあるきっかけで、お笑いタレントとして人気を博すようになる。そのきっかけをくれた鶴田社長に大事な話があると呼び出された日、悲劇は起きた。 さら・シリウス:あらすじ 妖精社:文章
  • 笑う門には殺人きたる
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆父親という名の男 舞川里子は友人の見舞いに訪れた病院でこの世で一番憎い男を見かけた。 母の人生を、そして里子の人生をもメチャクチャにした男……。 里子は自分の人生と引き換えにしてでもその男を許すわけにはいかなかった。 決心した彼女は……。 ◆復讐三昧 娘の亜里沙が突然家出する。 半年後、亜里沙が無残な殺され方で発見された。 それから間もなく息子の耕太も飛びおり自殺をしてしまった。 半狂乱になったかおるが向かう先には……。 ◆命がけの椅子取りゲーム 小説家の桜田由美子は近頃いい話が思いつかずブランクに苦しんでいた。 喫茶店でコーヒーを飲みながら構想を練っている由美子の耳に、深刻な会話が飛びこんできた。 子供を産めないらしい主婦二人が、なにやら愚痴りあっている。 なにげにそれをメモにとる由美子だったが、数日後、思いもかけない展開に……。 さら・シリウス:あらすじ 花筏:文章
  • 合縁奇縁の絵画
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    絵を描く夢を諦めた彩は無機質な日々を繰り返していた。しかし、ある時切り離したかった縁によって無機質な心は揺り動かされることになる。 〈NovelJam2021Online参加作品〉
  • サロン奥沢
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    「サロン奥沢」あらすじです。世田谷の奥座敷、と呼ばれる閑静な住宅地、奥沢。アロマサロンの主・直子の元に、近くに住む主婦の真由美が客として通い始める。真由美がSNSを始めたときから、直子は絆という鎖に絡め取られそうになるのだった。 〈NovelJam2021Online参加作品〉
  • 髪の秘密・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆ 髪の秘密 親友の正夫が亡くなり、その遺品を整理することになった信彦。正夫の遺品と共に懐かしい思い出がよみがえる。数年後、遺伝子研究で死人を復元できる技術が開発され、信彦は正夫と亡くなった妻の復元を依頼するが……。 ◆ イヤリングを奥様に  証券会社に勤めるOL、ひかりは上司の松井課長に恋をしていた。松井は愛妻家と社内でも有名だったが、松井が平日の晩に一人で歩いているのを見かける。ひかりが追いかけてみると、松井は妻と仲が悪いという話を聞いてしまい……。 ◆ アイライン  早川沙里は結婚してから仕事と家事に追われており、子どもを送り出して初めて自分の人生を省みる。家事を済ませて帰りの遅い夫を待つだけの日々。そんなある日、店頭広告のアイラインに一目惚れをした沙里は、化粧をして女として振る舞う楽しみを見つける。    さら・シリウス:あらすじ    千歳うつつ  :文章
  • 面白くないお笑い芸人・他短編集
    -
    1巻330円 (税込)
    ◆面白くないお笑い芸人 小島夢夫は、笑ってもらえないお笑い芸人だ。 面白くなさ過ぎたから、と慰謝料を請求されたことまである。 ある日、はじめて夢夫のネタで笑ってくれた女性にどこが面白かったのかを聞くと、予想外の答えが返ってきた。 ◆ひょっとこ踊り 北男は同じ会社で働いていた、六人の子供を持つシングルマザーの南子と結婚したが、大家族はたくさんの問題を抱えていた。 北男はそれぞれと体当たりでぶつかり合って、本当の家族になることができるのか。 ◆果物屋の未亡人 五十代で夫に先立たれた未亡人、早野水穂は周囲の人々に支えられて夫が遺した果物屋を切り盛りしていた。 ある時、妻が入院したという男が来店するが、彼との出会いによって水穂の人生は狂っていく。 ◆魚を助けた歌手 売れない歌手、髙木まどかは友人たちと三泊四日の沖縄旅行へ向かった。 ある夜、ひとりで浜辺を散歩していたまどかは打ち上げられて死にそうになっている大きな魚を見つけ、一生懸命にその魚を水に戻してやった。 すると、魚が口を開き、まどかの願いをひとつ叶えてくれるという。 まどかが願ったこととは。 ◆未来からのエールをありがとう! 米倉真由美は悩んでいた。 陶芸家として活動しているが、収入はほとんどなく、そろそろ引退することを考えていた。 もう店を閉めよう、と決意したその日、ニューヨークから帰国したばかりだという老夫婦が店に訪れ、真由美の作品を絶賛してくれた。 アドバイスも受けて、真由美は現実的に考えたリミットとして半年間という期限を切って、もう一度頑張ってみることを決めたのだが。 さら・シリウス:あらすじ 鉢本杏梨:文章
  • 願い通りへの遠回り
    -
    1巻330円 (税込)
    プロのカメラマンである平野浩二とグラフィックデザイナーの佐山由香が一緒に暮らすようになって、結構な時間が経っていた。由香は重度の難聴で、浩二はそれがとても心配だった。今は都会でともに生活をしているが、都会は危険だらけだ。車に自転車、容姿に恵まれている由香は街中で声をかけられることも多かった。浩二は都会は危険だからと田舎暮らしを由香に提案するも、由香はそれを受け入れない。そのうち、浩二は仕事でアフリカへ行くことになった。浩二がアフリカで充実した仕事をしている一方で、由香はスランプに陥っていた。ある日、信頼している上司から叱責され、やけ酒をあおってしまう。ふらふらの状態の由香は帰り道、車に轢かれてしまう。大怪我をして入院するも、浩二とは連絡が取れない。浩二は現地で携帯をなくしていた。ようやく連絡のついた浩二に由香は田舎暮らしがしたいと伝えるが、今度は浩二が報道写真家になるから待ってくれと言う。次第に浩二からの連絡も減っていった。浩二に黙って事務員に転職していた由香は、同僚と寝てしまう。由香からの謝罪のメールを受け取り、浩二は一方的に由香との関係を終わらせた。直接謝罪をしようと由香が現地へ向かうと、浩二は現地の女性と結婚していた。由香は事務員の仕事も辞め、カメラの勉強を始める。そのうち、浩二の背中を追いかけるように報道写真家を目指すようになっていった。報道写真家になって由香は改めて、浩二への想いを痛感した。帰国した由香を空港で待っていたのは、年を重ねた浩二だった。
  • 文藝MAGAZINE文戯15 2021 Summer
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    文藝MAGAZINE文戯15 Summer 巻頭企画は「船」。 進路を示した者と示された者。目指した先に目的地は存在するのか。
  • 鬼のうから三代記
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    1巻330円 (税込)
    瀬戸の小島の一族が海賊討伐令で西へ逃げ別府に漂着した。明治になり別府に湯治客が押し寄せ代々旅館を経営し中興の祖、九鬼頭金之助は奇跡の経済成長でホテルを大型化し、買収のホテルは子の銀太郎やユリに譲渡した。 子はバブル期に更にホテルを巨大化し崩壊後は経営不振のホテルを傘下とした。 孫の赫太とミヤもコロナ禍で倒産寸前のホテル買収を進め、赫太がグループ会長になり経営の一元化を図った。 祖父母の卒寿を祝うまでにマスターキー紛失、星占い騒動、幽霊騒動があった。
  • バ吾Aのマンゴーホッピーで乾杯 1巻〈武井咲〉
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    お笑いコンビバッファロー吾郎のツッコミ担当、バッファロー吾郎A、初のイラストエッセイ!izureの大好評連載がついに電子書籍化!小池百合子、星野源、福山雅治など、誰もが知っているあの人の似顔絵&エッセイがぎっしり詰まってます!あなたも一杯、いかがですか?
  • ヤー・チャイカ
    5.0
    シングルファーザーの文彦と不思議な外国人との交流。 宇宙を行く無人探査機を思う父、草を食む太古の生物を愛でる娘。 詩的感性に科学と自然を織り込んで描くのは、 誰にも訪れる巣立ちの時。 ふくよかで秀逸な短篇小説
  • 春の画の館
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    -
    主の名もわからない不思議な館には、この上なく純潔な少年少女たちが飼われている。彼らはメイドたちの監督下で、日夜みだらで残酷な光景を展開させている……。こうした中世ふうモティーフで、甘美かつアレゴリカルに語りかける大人のメルヘン。独得の感性と語感で知られる著者がイメージの実験を試みた散文詩。
  • 月蝕島の魔物
    値引きあり
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    1巻330円 (税込)
    舞台は19世紀ヴィクトリア朝のイギリス。貸本屋で働く青年ニーダムと姪のメープルは、文豪ディケンズとアンデルセンのお供でスコットランドへ赴く。氷山に包まれた謎の帆船、月蝕島と呼ばれる不気味な島、冒険の旅の結末は? ヴィクトリア朝怪奇冒険譚三部作開幕! イラストつき!
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    幕末、早くも訪れる日米経済戦争の嵐。新田次郎文学賞受賞の力作、歴史経済長編小説。幕府瓦解の真因! ――幕末、泰平の夢やぶる黒船来航と同時に持ちあがった、知られざる日米経済戦争。初めて体験する為替レートの複雑さに苦慮する、幕府の官吏。だが、その複雑さは真実、複雑だったのか? その裏に、力でゴリ押しする列強の圧力は、また謀略は、なかったか? 幕府瓦解の真因に迫り、その真相をさぐる。新田次郎賞を受賞した話題の歴史経済長編。直木賞作家の名作。

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