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3.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 古代中国を舞台にした勇壮無比な英雄譚である『三国志』は、日本人にとっても国民的な読み物として古くから親しまれてきた。「泣いて馬謖を斬る」をはじめ、ことわざや金言、よく知られたエピソードも多い。本書では、稀代の深読みの達人が、そこに秘められた歴史・人物・宗教観・武器などのエッセンスを、わかりやすく自由に綴っていく。『三国志』の世界が鮮やかに甦り、未読の人はもちろん、一度読んだ人も再び手に取って挑戦してみたくなるだろう。古今東西のテーマで著作をものにしている著者の、『三国志』についての初めての本。
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4.5センチメンタル・サスペンス傑作集!!ここは…心の奥深くに、夢の残骸を抱えた者たちの集まる街…今、危険な愛にこの身をまかせて…。
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-熱帯考古学のパイオニアが、荒俣宏を相手に、ハワイ・ポリネシアという「楽園」の過去から現在までを語り尽くした対談集。探険史や考古学の図版満載、見て読んで楽しい南太平洋案内。解説=片山一道
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4.01巻2,640円 (税込)──私たちは、よりよく死ねるだろうか? 死を問うことは、近現代が築いた社会を問い直すことでもあります。これまでいくつもの未来予測が描かれてきましたが、災害やパンデミックといった不可避の混乱に陥ったとき、どれだけ技術が進化しても生物に降りかかるものが「死」であり、多様な視点で文明を根底から見直す必要性に私たちは気づいたはずです。 いまや故人のデータはネットワーク上に残り、データ上で私たちは“死ねなくなる”ともいわれています。AIが過去の偉人をコピーしたり、バーチャル空間で死者と再会したりすることも可能な時代となりました。少子高齢化に伴い、住む土地への帰属意識や共同体が変化し、墓や葬儀のシステムも見直されてきています。そんな現代で、私たちは「死」とどう対峙していくのでしょうか。自分がいつか死ぬとき、大切な人が亡くなるとき、これからの時代では何が変化し、何が遺されるのでしょうか。 本書では、気鋭のマンガ家による描き下ろしのショートマンガや絵を織り交ぜながら、民俗学や人類学、情報社会学や人工知能研究といった多様な論者と、「死」という切り口からこれからのテクノロジーと社会を読み解いていきます。個人では向き合いづらいテーマであるからこそ、皆の知見をヒントに人間観を捉え直し、死生観のアップデートを試みましょう。死と向き合うことは、いまの生をとらえ直すことにもつながります。死の定義が変わるAI時代、本書が生と死のウェルビーイングを捉え直す契機となるはずです。 特別描き下ろし 【表紙・巻頭マンガ】五十嵐大介/【絵】諸星大二郎/【マンガ】しりあがり寿/【マンガ】うめ(小沢高広・妹尾朝子)/【マンガ】ハミ山クリニカ+原作・宮本道人 寄稿 ドミニク・チェン/畑中章宏/石倉敏明/岡本亮輔/折田明子/水野祐/庄司昌彦/橋迫瑞穂/栗原聡 インタビュー 玉置妙憂/木村光希/Whatever(川村真司+富永勇亮)/小門穂/尾藤誠司 対談 しりあがり寿×畑中章宏/宇川直宏×山川道子
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3.9推理作家・有栖川有栖の新作刊行と、犯罪学者の火村英生の誕生日を祝すささやかな宴。そこで見かけた、宝石チェーン社長で有名人の堂条秀一が殺された。しかもアリスの友人が容疑者で!? 新たな事件、始動!
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-『神道用語の基礎知識』鎌田東二 編著 人が自然との共生を願い、本来の心をとり戻そうとするとき、神道の世界は大いなる示唆に富んでいる。神話、神社、祭りなどを現代の目で見つめ直し、日本人の心と日常生活に息づく神道の世界を明快に伝える。 『仏教用語の基礎知識』山折哲雄 編著 仏教の基礎知識を幅広く平易に解説。思想や教義をはじめ、彼岸や盆などの年中行事、霊場めぐり、芸能、寺社縁起などの民俗的な事例、葬儀・墓・戒名など身近な死者供養の問題を、今日的な視点で語る。 『和歌文学の基礎知識』谷知子 著 ヤマトタケルから良寛まで、よりすぐりの和歌を楽しみながら、歌の発生、修辞技法や歌の社会的役割、工芸の世界をはじめ日本文化全体におよぶ和歌の影響などを解説。和歌がどんどん身近になる! 『妖怪学の基礎知識』小松和彦 編著 日本人の想像力によって生み出されてきた妖怪たち。妖怪文化の真髄に迫る! 『新版 古代史の基礎知識』吉村武彦 編著 考古・歴史・言語・美術を横断。確かな知識をえるための必携入門! 『万葉集の基礎知識』上野誠、鉄野昌弘、村田右富実 編著 古代文学、古代史、和歌を学ぶすべての人に役立つ決定版! ※本電子書籍は上記6作品を1冊にまとめた合本版です。
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3.0古代から現代に至るまで、大衆もまた作者だった。地震、火事、疫病など様々な集団的経験を経て、恐怖や悲しみを乗り越えるために、人々が創り出したものは何だったのか。 災厄と救いの想像力をヒントに、民衆の心性に迫る。『日本大衆文化史』に続く、大衆文化研究プロジェクトの第2弾! 【執筆参加者】 小松和彦、香川雅信、高橋 敏、福原敏男、高岡弘幸、齊藤 純、横山泰子、香西豊子、川村清志、伊藤慎吾 【内容】 序 疫病と天災をめぐる大衆文化論の試み(小松和彦) 第一章 疫病と怪異・妖怪──幕末江戸を中心に 第二章 疫病を遊ぶ――疱瘡神祭りと玩具 第三章 鯰絵と江戸の大衆文化 第四章 幕末コレラの恐怖と妄想 第五章 風の神送ろッ――説話を紡ぎ出すもう一つの世界 第六章 大蛇と法螺貝と天変地異 第七章 岡本綺堂と疫病――病歴と作品 第八章 近代、サイの目、疫病経験――明治期の衛生双六にみる日常と伝染病 第九章 変貌する災害モニュメント――災害をめぐる記憶の動態 研究ノート 火事・戯文・人名――『仮名手本忠臣蔵』のパロディをめぐって