西村京太郎の検索結果
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十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」
昭和20年4月1日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。8月15日の敗戦までの、短くも濃密な4か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた――。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、戦後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。【目次】第一章 十五歳の戦争/第二章 私の戦後――特に昭和二十年(前半は戦争、後半は平和だった時代)/第三章 日本人は戦争に向いていない/主要参考文献 -
十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客
[著者のことば] 犯人が逃亡する先や殺人事件の起こる場所には、「北の地」が似合う、と思うのは私だけだろうか。 作品の舞台を北に採ることが多いのもそのせいである。 「北の地」と「列車」が組み合わさるとき、頭の中には、さまざまな人間模様とドラマが浮かんでくる。 今回の短編集には、ちょっとした仕掛けがある。オホーツク海を臨んで走っていた天北線の急行「天北」が舞台の1編と、天北線が廃止された後の廃駅を舞台にした1編を収めた。 背景となった時代の変化も同時に楽しんでいただきたい。 豪華寝台特急が北へ運んだ殺意! 札幌へ向かう車内で惨劇が! 十津川警部の英知が真相に迫る── 札幌に到着した寝台特急「カシオペア」車内で若い女性の刺殺体が発見された。現場となったのは展望室タイプの最上級スイート個室。その部屋の男性客は姿を消していた。 妻との旅行で同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客とどこかで会っている記憶があった。 北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川警部に連絡。やがて8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺しとの関係が浮上した。その事件は容疑者の自殺で決着していたが……。消えた男性客の正体と行方は? 複雑に交錯する謎に十津川が挑む! 【収録作品】「カシオペアスイートの客」「禁じられた「北斗星5号」」「最果てのブルートレイン」「北の廃駅で死んだ女」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
十津川班捜査行 わが愛 知床に消えた女
[著者のことば] 「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」と、色紙やサイン本に書いている。 小説で、中身を面白くする最たるものは、「復讐」だろう。 誰しも、復讐したい人間の一人や二人はいるはずである。復讐する側に、ちゃんとした理由があり、復讐される側はその訳が分かっていない時、意外なドラマが生み出される。 人間の感情ほど怖いものはないし、計り知れない。それだからこそ、興味が尽きないし、面白い。 この短編集は、「愛と復讐」にまつわるミステリーを集めたものだ。 知床、東京、阿蘇、草津……、男と女の間に何が起こったのか? 想いゆえの悲劇か、憎しみゆえの惨劇か――。 十津川ファミリーが挑む“愛と復讐”の事件簿! 警視庁捜査一課の元刑事で私立探偵の橋本豊のもとに、失踪人の捜索依頼が舞い込んだ。行方不明となったのはOLの三浦亜紀。「ひとりで生活してみたい」という手紙を残していた。 橋本は調査を開始するが、真面目な亜紀には男の影もなく、手がかりがつかめない。しかし、直前に1千万円の貯金を下ろしていた。事件に巻き込まれたのか? やがて、携帯電話の交信記録から亜紀が知床にいることが判明。現地へ飛んだ橋本は、亜紀が事故死したという証言を得る。不審を抱いた橋本はかつての上司・十津川に協力を要請した……。 【収録作品】「わが愛 知床に消えた女」「愛と殺意の中央本線」「復讐のスイッチ・バック」「愛と死 草津温泉」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
スーパー雷鳥殺人事件〈新装版〉
特急「サンダーバード」の前身「スーパー雷鳥」。人気列車の車中で起きた殺人事件の謎に十津川班が挑む! 傑作トラベルミステリー。 商社マン生活に疲れ果てた佐々木貢は、 福井県東尋坊で死ぬつもりだった。 が、乗り込んだスーパー雷鳥3号の車中で、 池辺興産社長池辺康夫の毒死を目撃! 息絶える寸前の池辺から、復讐を依頼する手紙と そのための資金、自分の命を狙う疑いのある者のリストを 託されてしまう。 そうしたなか、リスト中の人物達が 次々と佐々木に接触してきたのだ。 そして、第2、第3の殺人事件が…。 怨恨か? 遺産争いか? 十津川と亀井の捜査がいよいよ始まった。 会心の長篇トラベル・ミステリー。 第一章 スーパー雷鳥3号 第二章 東尋坊の女 第三章 東京へ帰る 第四章 車の中で 第五章 尾行 第六章 女の経歴 第七章 二通目の手紙 第八章 容疑者探し 第九章 雨に打たれて 第十章 最後の殺人 第十一章 最後の遺産 第十二章 最後の旅 -
仙台駅殺人事件
毎年12月1日正午に、仙台駅ホームに佇む和服姿の女。この謎の美女は、原宿で起きた殺人事件の容疑者だった。ところがその、高級クラブ「綾」のママ・早坂みゆきは、1千万円もの大金を仙台駅でゆすられ続けていた。行方をくまらしたみゆきを追跡する十津川警部と亀井刑事は、仙台駅に網を張るが、何者かに発煙筒で妨害され、失敗。再度の張り込み中、駅構内で「綾」のホステス・久保カオルが絞殺された。1千万円の行方と殺人容疑者、恐喝犯を追う十津川の前に明かされる意外な真相は…。 24時間眠らぬ、東北の玄関口・仙台駅を舞台にした駅シリーズ。 -
京都感傷旅行 十津川警部シリーズ
安倍晴明、小野篁の伝説が蘇る。京都歴史ミステリー。 還暦を迎えた沢田秀一は、大学時代の「鉄道友の会」の仲間と、 かつて交際した西野京子が営む京都の料亭旅館で再会した。 だが、仲間の男は「私は、欺されたのか?」とメモを遺し不審死を遂げ、 さらに京子の生家は陰陽師だと詮索した女も遺体で見つかった。 10年前、 東京で起きた事件との関連に気付いた十津川警部は京都へ向かう。 陰陽師は、人を、殺せるのか。 千年続く呪法と古都の闇に、十津川警部が挑む。 ※この電子書籍は2018年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
郷里松島への長き旅路(角川文庫)
フリーライターの森田章人は、月刊誌の依頼で仙台にやってきた。震災の被害が比較的少なかったといわれる仙台市から松島の周辺までをレポートするためである。森田は、松島での取材を終えて駅に戻る途中、墓地から離れたところに一基だけ立っている墓を見付ける。その墓石には、明らかに削られた後があり、小さく「立川家之墓」と彫り直してあった。違和感を憶えた森田は、その墓石を調べることにする。すると、どうやらその墓の主は、特攻隊員であり、さらに先日東京都内で死んでいることが分かった。そこへ、十津川警部が現れて、一緒に捜査に協力することに。戦争の残酷さを改めて問うた、十津川警部、長編シリーズ! -
十津川警部 日本のエーゲ海、日本の死
新宿のホテルの一室で毒殺事件が発生。その一週間後、日本のエーゲ海と呼ばれる岡山県牛窓の展望台で駐車中の車から男の絞殺死体が発見された。岡山県警から捜査協力の要請を受けた十津川警部は、二つの事件の被害者がパルテノンI号というヨットを共同所有するメンバーであることを突き止める。しかし、そのヨットは二年前に伊豆の伊東沖で沈没し、他のメンバー四人は失踪していることが発覚した! 二年前の遭難事故を洗い直す十津川警部の前に当時の金塊強奪事件が浮上し、その背後には財団法人あけぼの会の理事長であり元国務大臣の衆議院議員・石田健作とその秘書・相原敬の姿が見えてくるが……。東京~岡山、760キロの殺人!