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十津川警部 南紀・陽光の下の死者
十津川警部、新たな事件のため南紀白浜へ 東京池袋署の刑事・伊熊武敏は、会社社長未亡人殺人事件を担当していたが、独断専行を指摘され、上司から非番を命じられ、南紀白浜へ旅立った。紀勢本線特急「くろしお19号」車内で、ひょんなことから、東京中央エレクトリック企画課長の白川健一郎と知り合い、白良浜で会う約束をしたが、翌日砂浜に行ってみると、白川が死んでいるのを発見する。地元の警察署から要請を受けた伊熊は、捜査に当たることになった。 この事件が、伊熊刑事が関わっていた殺人事件とリンクしていく。美貌の未亡人の名は、立花庸子。亡くなった夫は、東京中央エレクトリックの前身、中央電気の社長だった。莫大な遺産を手にした彼女は、数々の浮き名を流していたが、1ヶ月前に自宅で殺されたのである。彼女の過去をたどると、今や廃墟と化した白浜の豪華ホテルの歴史に行き着いたのだった。 事件は広がりを見せ、白川を知るクラブのママや関係者も白浜に現れて、ついには十津川警部の登場となる。 十津川警部が暴いた真相とは! -
文藝春秋
■■■昭和百年 美しき日本人50■■■ 私を捨て、利に流されず、節を貫き、誠を持った日本人の記録 上皇ご夫妻(山根基世)/堀田善衞(佐伯泰英)/石橋湛山(石破茂)/安室奈美恵(今井絵理子)/樹木希林(箭内道彦)/緒方貞子(鈴木規子)/川村隆(西山圭太)/渡辺和子(保阪正康)/北の富士(吉田賢)/坂根正弘(杉本りうこ)/横田滋(横田拓也)/今村均(岩井秀一郎)/中村哲(藤田千代子)/坂本龍一(浅田彰)/古島一雄(堀川惠子)/斎藤隆夫(村瀬信一)/金子勇(東出昌大)/石牟礼道子(いとうせいこう)/三上信夫(三浦英之)/畠山重篤(畠山信)/谷川俊太郎(尾崎真理子)/伊東正義(泉宣道)/茨木のり子(後藤正治)/山口百恵(中川右介)/岡田啓介(早坂隆)/田村正和(上沼恵美子)/星野道夫(新井敏記)/小津安二郎(平山周吉)/木谷明(水野智幸)/本田靖春(清武英利)/やなせたかし(梯久美子)/島田叡(佐古忠彦)/森英恵(下重暁子)/田中一村(谷口博文)/林明子(福音館編集者)/黒田博樹(倉義和)/徳岡孝夫(土井荘平)/大谷恭子(島崎今日子)/桜井政博(永田泰大)/岩村昇(石川信克)/羽生善治(北野新太)/丸川正人(泉秀一)/内館牧子(三田佳子)/河井寛次郎(鷺珠江)/大滝詠一(萩原健太)/上岡龍太郎(トミーズ雅)/山野井妙子(柏澄子)/小泉今日子(近田春夫)/土光敏夫(出町譲)/大谷翔平(冨田英揮) 【高市早苗研究6】 ◎高市インフレ「プランB」なき危険な賭け 渡辺努×塚口直史 ◎高市さん、日本をどうしたいのですか 田中眞紀子 ◎林・石井を粛清した高市独裁の罠 赤坂太郎 【特集「睡眠」は最高の健康投資だ】 ◎ラスカー賞・柳沢正史に真山仁が聞く「デキる奴ほどよく眠る」 ◎夜、目が覚めてしまうアナタへ 渥美正彦 ◎かんたん“快眠体操” 池谷敏郎 ◎「睡眠薬」正しい減らし方 三島和夫 ◎82歳の「不眠半世紀」 椎名誠 ◎KADOKAWA秘密文書入手 夏野剛「のし上がり」の代償 本誌編集部 ◎無人機戦争──ウクライナ現場ルポ 飯沼賢一 ◎本木雅弘 60歳の告白「晒された家族」の婿として ◎黒柳徹子×篠崎史紀×片山杜秀 窓ぎわから見たN響100年の秘密 ◎「俺たちの箱根駅伝」を10倍楽しむ 爆笑ウラ話 池井戸潤×大泉洋 ◎【グラビア】日本の顔 大泉洋(俳優) ◎石川祐希 日本バレーを変えた男 田中夕子 ◎豪雨はもう異常気象ではない 坪木和久 【連載】 ◎【新連載 第2回】世界と戦う「AIインテリジェンス」 成果を生むAI実装、二つの条件 伊藤錬 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 17 ゲスト 内田光子(ピアニスト) 「音楽は教育じゃない、体験よ」 ◎有働由美子対談 94 西川美和(映画監督)私たちの知らない戦争 ◎底線思考 4 穴の空いた世界 佐橋亮 ◎忘れ得ぬ「昭和人」 4 後藤田正晴の逡巡 保阪正康 ◎古風堂々 90 大いなる狼狽 藤原正彦 ◎日本人へ 277 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史 158 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ 25 山田詠美 ◎ラファエルの羅針 7 柚月裕子 ◎ゴルフ春秋 21……ほか -
松島・蔵王殺人事件〈新装版〉
亀井刑事の初恋の女性に魔の手が迫る! 十津川と亀井を待ち受ける驚愕の真相! 上野公園で身元不明の男の毒殺死体が発見された。世田谷区議の名刺を所持していたが、実在しなかった。続けて翌日、多摩川で見つかった女性の絞殺死体からも架空の名刺が現われた。十津川警部は印刷屋から、依頼人に東北訛りがあったとの情報を得、新聞記事を出す。宮城県松島の小笠原ゆきから、被害者は自分の叔母ではないかとの問い合わせがあり、十津川と亀井刑事は現地へ向う。だが、ゆきは姿を消していた。亀井は高校時代の憧れの同級生、奥寺綾子に聞き込みを依頼するが、彼女も行方不明になってしまう…。 第一章 身元不明 第二章 再会 第三章 奥松島 第四章 わずかな手掛り 第五章 写真の中に 第六章 雷雨の中で 第七章 死者への花束 第八章 終局への一週間 -
十津川警部 悪女
[著者のことば] 「犯罪の陰に女あり」という言葉がある。小説の世界だけでなく、女性の存在が招いた事件は、実際に多い。 色紙には、「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」と、書くことがある。男の側からすれば、「愛」と「裏切り」から連想されるのは、「悪女」ではないだろうか。 「悪女」といっても、さまざまなタイプがある。男を惑わす小悪魔のような女性や、氷のようなハートを持つ女性も、悪女と言えるかもしれない。 本書は、「悪女」をテーマとして短編を集めてみた。十津川の前に現れるのは、どんな悪女だろうか。 十津川vs魔性の女たち――。 銀座クラブママ、流行作家の妻、社長夫人……。 立ちはだかる美しくも恐ろしい罠! 人材派遣会社の社長・山際卓郎には殺したい女がいた。銀座クラブママの結城あやだ。彼女の人脈と資金面の協力で山際は成功したのだが、それを恩に着せた言動が目立ってきたのだ。山際は殺害計画を練った。六本木のあやの自宅に青酸カリ入りワインを置き、自分はアリバイ工作のため東京を離れるというものだった。あや死亡の吉報を出張先の大阪で待つ山際。だが、入った連絡は、あやが若いタレントの愛人を毒殺したというものだった……。意外な展開の結末は?(「だまし合い」)。 十津川が「悪女」に挑む傑作短編集! 【収録作品】「だまし合い」「阿蘇幻死行」「白い罠」「鬼怒川心中事件」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
十津川警部 怪しい証言
[著者のことば] 十津川警部が、初めて登場したのは、『赤い帆船(クルーザー)』だった。1973年に刊行された作品で、最初は、海を舞台にした事件で、活躍することが多かった。あれから40年、十津川はさまざまな事件を、手がけるようになっている。 単独での秘密捜査もあれば、妻の直子に協力を頼むこともあり、拳銃を構える犯人に、体を張って、立ち向かうこともある。 この作品集には、そうしたさまざまな捜査のやり方が描かれている。出来れば、犯人のトリックを暴く推理力だけでなく、十津川の別の魅力も発見してもらえたらうれしい。 彦根城で消えた女が、東京・月島で他殺体に! 容疑者のアリバイを崩すための証人は―― その記憶は、確かなのか――!? ついに自分にも認知症が出たのか……。彦根城で観光ガイドを務める今泉明子(71)は、不安を抱いた。 男女5人を案内したはずが、女性の1人が行方不明に。しかし、グループは最初から4人だったと言うのだ。 翌日、明子の前に消えた女性が現れ、あれは悪戯だったと言う。1週間後、東京月島の冷凍倉庫でその女性の他殺体が発見。捜査に当たった十津川警部が絞り込んだ容疑者には完璧なアリバイが! 犯人逮捕に必要な明子の記憶は、信頼できるのか?(「一期一会の証言」) 十津川警部の活躍が満喫できる傑作集! 【収録作品】「一期一会の証言」「絵の中の殺人」「処刑のメッセージ」「事件の裏側」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
十津川警部 裏切りの駅
[著者のことば] 『東京駅殺人事件』という作品を書いてから、30年が経った。 「駅」は、交通の拠点としての役割だけでなく、いまは別の面で注目を集めている。有名建築家が設計した駅、犬や猫が駅長の駅、秘境駅や無人駅、廃線の駅など、さまざまなかたちで話題になった。 それでも、変わらないのは、「駅」は出会いと別れの場所であるということである。去っていく人がいれば、残される人がいる。「駅」は、旅の出発点であり、終着点でもある。希望にあふれた人がいれば、失意に沈む人がいる。 だから、そこには、多くのドラマがあり、愛と裏切りが隠されている。取材で全国の駅を見てきた。本書は、「駅」が事件のカギとなる作品集である。 十津川警部、“ミスキャンパス殺人事件”に挑む! 無人駅で目撃された奇妙な人物 誤認逮捕か、アリバイ工作か!? 鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。その姿は、東京麹町で起こったミスキャンパス殺人事件の容疑者・中西昭准教授がアリバイを証明する存在として挙げた男と瓜二つだったのだ。 だが、捜査本部は男の実在を確認できず、中西はすでに送検されていた。男は同一人物で、中西の無罪は証明されるのか? 誤認逮捕の可能性が浮上する中、十津川警部は大々的な男捜しを開始した…(「姨捨駅の証人」)。 「駅」が事件のカギとなる推理短編集! 【収録作品】「姨捨駅の証人」「下呂温泉で死んだ女」「謎と憎悪の陸羽東線」「新幹線個室の客」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
十津川班捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件
[著者のことば] 時刻表を見ていると、飽きるということがない。オヤッと思うことや、これは何だろうという疑問が浮かび、小説を書く意欲がわいてくる。空想、妄想も膨らんでくる。 取材には、取材の楽しみがある。地方に行ったり、列車に乗ったりするのも好きだ。同じ土地に、2度目、3度目という場合もあるが、必ずといっていいほど、思いがけない、新しい発見や出会いが、待っている。 この2つが、私の、創作の源泉、といっても過言ではない。 この短編集は、ローカル線にまつわるミステリーを集めたものである。 山田線、指宿枕崎(いぶすきまくらざき)線、函館本線、箱根登山鉄道――― ローカル線が“事件”を呼ぶ! ルート、ダイヤ、駅舎…… 地方鉄道を利用した殺人 十津川警部は巧妙なトリックを見破れるか!? 前科2犯の荒木圭介が盛岡発・宮古行「快速リアス」の車中で毒殺された。直後、東京で起きたクラブママ殺しの容疑者として、10日以上前に検挙された男が、突然、事件当夜は荒木と飲んでいたと言い出した。 証言者はすでにこの世にいない。なぜこのタイミングでアリバイを主張したのか? 捜査を開始した十津川警部は、荒木がインターネットで列車を使う怪しげな仕事を引き受けていたことを知る。事件の鍵は岩手のローカル線にあるのか。 十津川は、荒木が乗車した13時51分発「快速リアス」に乗り込んだ……。 【収録作品】「宮古行「快速リアス」殺人事件」「小さな駅の大きな事件」「殺意の「函館本線」」「殺意を運ぶあじさい電車」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
伊豆箱根殺人回廊
二年半ぶりに出所した男がめぐる 西伊豆、修善寺、箱根には死体が待ち受けていた……。 はめたのは、元首相父子か、政治家夫婦か? 十津川が陰謀を暴く、異色ミステリ・アクション! 出資法違反で二年半ぶりに出所した元大手地銀支店長の管野は、伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、コロナで一変した名勝地には、不審なトラブルが待ち受けていた。 管野を追跡する若者が交通事故死、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かぶ。そしてついに殺人が発生、警視庁十津川警部が出動した! 欲まみれのマネーゲームに隠れた真相とは? -
十津川直子の事件簿
奥様は名探偵! 鉄道トリック、動物ミステリ、意外な真相―― 十津川警部も顔負けの推理と活躍、そして夫婦の絆! 全国の郵便局で百円ずつ貯金する“局メグ”が趣味の金子真由美が湯河原で殺され、姿を消した同居女性に容疑が向けられた。十津川警部の愛妻・直子は事件に注目する。友人家族が営む郵便局を、被害者が死の直前に訪れていたのだ……(「百円貯金で殺人を」)。 名作鉄道ミステリ「夜行列車『日本海』の謎」など、十津川顔負けの推理で謎に挑む直子の活躍を描いた傑作集! 【収録作品】「百円貯金で殺人を」「特急あいづ殺人事件」「愛犬殺人事件」「夜行列車『日本海』の謎」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
スーパーとかち殺人事件〈新装版〉
東京で殺された男が乗るはずだった「スーパーとかち」から若い女の死体が! 個室つきの豪華特急で起きた事件に十津川班が挑む! 六本木のクラブで、男が喧嘩に巻き込まれて死亡した。 被害に遭う前、男はホステスに「北海道旅行をする」と楽しげに話していた。 女性同伴の旅らしく、財布から飛行機や個室付特急の切符をみせていたという。 その財布が遺体から消えていた。 十津川警部は、出頭してきた被害者の恋人から「旅行の件は知らない」と聞かされる。 犯人の狙いは切符にあった、と睨んだ十津川は、男が乗るはずだった列車をスーパーとかち5号と推理し、北海道へ飛ぶ。 当日、特急の個室で発見されたのは、新たな女性の死体だった。 傑作長篇トラベル・ミステリー! -
十津川警部 特急リバティ会津111号のアリバイ
東北新幹線アリバイくずしの傑作! 雑誌「旅と人生」の取材のため、新人記者の藤原冬美はベテランの関秀二郎と組んで東北地方へ向かった。関は特急「リバティ会津111号」の車中で、人気の再生コンサルタント・平川敏生と三年ぶりに再会する。一方で同日、財務省のキャリア官僚である土屋健次郎の死体が東北新幹線「なすの270号」で発見された。十津川警部は平川を容疑者のひとりとして捜査を進めるが、彼には確固としたアリバイがあった。取材旅行から戻った矢先、今度は関が殺されてしまい、冬美の身辺にも危機が迫る。冬美は独自にルートをたどって調べを進めるが、決定的なところで平川のアリバイをくずせない。そのような中、総理に関わるある若手エリートの存在が捜査線に浮上してきて……。 疫禍の中、巨大プロジェクトをめぐる人々の思惑が渦巻くスリリングな展開と、巧妙なアリバイをくずしてゆく十津川警部の捜査行をお楽しみください。 西村京太郎トラベルミステリ-の真骨頂! -
特急ワイドビューひだ殺人事件〈新装版〉
ヒロシという名の男が次々と殺された! 三行広告に秘められた知能犯の恐るべき計画とは!? 警視庁捜査一課の十津川警部は、奇妙な新聞広告を目にした。 〈ヒロシ1031Dのことで話がついた〉。 その広告掲載の直後、ヒロシという名の青年が相次いで殺害された。 1031DがL特急「ひだ11号」の列車番号だと推理した十津川は、警戒乗車したが、そのさなか、爆弾を所持した男が、車内で毒殺された。 事件の背後にJRへの脅迫があることを察知した十津川は、犯人の割り出しを急ぐ…。 会心の長篇トラベル・ミステリー。 第1章 1031D 第2章 若い乗客 第3章 連結 第4章 戦いの始まり 第5章 のぞみ19号 第6章 終局への加速 -
十津川警部捜査行 湘南情死行
豪華クルーザー爆破! 実業家と女優の死は 心中か、殺人か!? 湘南、徳島、能登、北海道… その観察眼が真実を見抜く、 十津川班の執念捜査! 船に仕掛けられた爆弾の謎―― 社長とその愛人の死の真相は? 十津川警部の部下・西本刑事は恋人の塚本恵と湘南の海岸をドライブしていた。 道沿いのイタリアンレストランから海を眺めていると、クルーザーが突然爆発、乗船していた青年実業家と女優は死亡した。 捜査の過程で「あれは殺人です」と書かれた手紙を受け取るが、神奈川県警は心中と結論づけてしまう。それに恵は疑問を持つが、その理由とは…? 【目次】 湘南情死行-湘南 恋と復讐の徳島線-徳島 死への週末列車-能登 愛と孤独の宗谷本線-北海道 青に染った死体-伊豆 解説・山前譲 -
鎌倉江ノ電殺人事件〈新装版〉
殺人事件の現場に残された オモチャの江ノ電!? 人気観光地・鎌倉が舞台の傑作推理! 東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が 毒殺された。 現場に残されたオモチャの江ノ電。 第二の殺人が江ノ電に関係すると推理した 警視庁捜査一課の十津川と亀井は 鎌倉へ向かう。 翌朝、走行中の江ノ電が踏切に放置されていた 女性の絞殺死体を轢いた。 その後、被害者のハンドバッグが鎌倉駅に 放り込まれ、中から江ノ電のオモチャが 発見される。 その頃、鎌倉在住の著名な日本画家に もう一つの事件が…! 第一章 メッセージ 第二章 画家の眼 第三章 いちばん美しい場所 第四章 爆弾 第五章 オモチャと幼女 第六章 江ノ電論争 第七章 抗議するマニア -
九州新幹線「つばめ」誘拐事件〈新装版〉
九州新幹線車内から五歳の幼児が誘拐された! 鹿児島中央駅の監視カメラに映った不審な女が殺され第二の誘拐事件が! 開通まもない九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。 犯人の要求は、翔の父・啓介が勤める山川薬品で極秘開発されたエイズ新薬の化学式とサンプル。 やむを得ず啓介は、研究室から化学式とサンプルを盗み犯人に渡す。 翔は無事解放されたが、なぜか化学式とサンプルは元の場所に戻っていた。 警察は、鹿児島中央駅の監視カメラに映った不審な女性を追うが、彼女は東京・お台場で死体で発見。十津川たちは被害者・木村綾子の手がかりを求め捜査を開始した。 その矢先、第二の誘拐事件が発生し…。 傑作長篇ミステリー。 -
十津川警部
エリート官僚の妻が殺害され、事件をスクープした週刊誌の編集長も殺された!? 謎が謎を呼ぶ傑作長篇ミステリー! 東京・井の頭公園の道路脇に停車していた車の中で、女性が殺害されていた。被害者は青木美加、三十六歳。国土開発省エリート官僚の妻だった。解剖の結果、妊娠が判明したが、夫の子供ではなかったのだ! 十津川らは極秘の捜査を開始するが、難航した……。厳重な箝口令が敷かれたにもかかわらず、事件が週刊誌にスクープされ、さらに記事を書いた編集長も殺害される。困惑する捜査本部。そこへ犯人の名前が記された手紙が届く! 差出人の“シャドーX”とは何者か? 事件は予想外の展開を見せ始める…。傑作長篇ミステリー。 -
十津川警部捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件
ローカル線で起きた4つの不可解な殺人事件! 「仕事がほしい。危ないことでも引き受ける」 掲示板を通じて仕事を得た前科二犯の荒木圭介は、200万円の報酬欲しさに、指定された盛岡発の「快速リアス」に乗った。目的地の宮古駅に到着するという頃に、死んでいるのが発見されて……表題作をはじめ、北から南まで、十津川警部が真実を求めて奔走する、 極上のローカルミステリー全四編! 日本最南端の西大山駅のホームで警視庁捜査一課のベテラン刑事が射殺された。彼はなぜそこへ行ったのか。娘の証言から彼がある大きな仕事に関わっていることが分かり……(「小さな駅の大きな事件」) 元警視庁の刑事が、函館本線・渡島大野駅付近の線路際で死んでいたのを発見された。そのポケットにはなぜか上りの特急「おおとり」の切符が入っていて……(「殺意の『函館本線』」) 通勤のために箱根登山鉄道を利用している29歳のホテルマン。ある日、車内で声をかけられた男から相談を持ち掛けられるが、それは「姿を消した妹を探してほしい」というものだった……(「殺意を運ぶあじさい電車」) -
十津川警部
SLが乗客ごと消えた! 西村京太郎の絶筆 十津川警部、最後の事件は 壮大にして華麗なトリック! SLやまぐち号の5号車と乗客32人が 走行中に姿を消した。 戸津川は、乗客のうち、 アメリカ出身の経営者に注目する。 彼の会社が何者かに身代金らしき2億円を 支払ったことが判明し、 事件は解決に向かうかと思われた。 だが、その矢先に、意外な場所で乗客の遺体が見つかる。 捜査を進める先には、 「150年の怨念」ともいえる、 歴史の敗者たちの哀しい叫び声が……。 単行本 2022年8月 文藝春秋刊 文庫版 2025年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
十津川警部 西武新宿線の死角 新装版
高田馬場、所沢、そして金沢へ―― 女性刺殺事件と特急脱線事故の交点は!? 高田馬場、所沢から金沢へ―― 北陸の特急転覆事故との交点は!? 朝の通勤ラッシュアワー、西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。 周囲の状況からストーカーが犯人と目され、警視庁捜査一課の西本刑事の友人・小川裕介が逮捕される。 被害者は交通事故調査会の職員で、前年の北陸本線の特急サンダーバード脱線転覆事故を調べていた。 十津川警部の捜査と並行して西本は独自調査を始めるが……!? 2025年あ西武新宿線のルーツ・川越鉄道開業130周年! -
十津川警部 呉・広島ダブル殺人事件
戦後混乱期の複雑な人間関係が事件の発端に。 警視庁捜査一課の若手刑事・市橋大樹は、妻を早くに亡くした94歳の祖父・勝之介と同居している。その祖父の頼みで呉・広島の写真を撮るため、市橋は二日間の旅行に出ることになった。予科練卒業後に青春時代を過ごした土地の写真を見て楽しみたい、という入院中の祖父の願いを叶えるためだった。初日の夜、泊まった呉の旅館で身元不明の中年男性が殺された。その所持品の中に祖父・勝之介とのつながりを思わせるものが見つかる。東京に戻った市橋が祖父の元を訪れたその翌日、祖父が病室から姿を消してしまう。そして祖父は、広島で何者かに襲われて怪我を負い、その数日後殺害されてしまった。祖父はなぜ広島に行き、殺されることになってしまったのか。呉の事件との関連性は……。 市川が十津川警部と共に二つの事件を追ううちに、ある女性の存在が浮上する。そして捜査は思わぬ展開を見せはじめ……。戦争で生き残ってしまった者の思い、原爆による戦友の死、戦後混乱期を生きた人々の遠い記憶から、十津川警部が二つの殺人事件の真実を炙り出す!! -
明日香・幻想の殺人〈新装版〉
高松塚古墳の傍で資産家が殺され、口座からは30億円が消えていた! やがで秘書兼愛人も失踪し…。十津川、古代史の闇に挑む! 憧れの明日香で死にたいと思うことがある―東京でイタリア料理店を経営する資産家・小池恵之介が失踪した。 古希を記念して出版した彼の自伝には、明日香への思いが書かれていた。 一週間後、小池は奈良県明日香村の高松塚古墳の傍で、古代貴人の衣裳を身に着け、絞殺死体となって発見された。しかも個人資産のうち、三十億円が引き出されていたことが判明。 警視庁捜査一課の十津川警部と亀井刑事は、秘書兼愛人の早川亜矢子に会うが、彼女は小池の失踪について関与を否定する。 だが数日後、彼女も行方不明となり…。 第1章 幻想の明日香 第2章 明日香の歌 第3章 明日香の旅 第4章 新生明日香の会 第5章 王家の谷 第6章 挑発 第7章 幻想の終わり -
JR周遊殺人事件
JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州の各地を舞台に十津川警部の活躍を描いた傑作6篇! 根室発釧路行きの快速ノサップ号が、厚岸を過ぎたところで脱線転覆した。 前方に強烈な閃光が走り、眼のくらんだ運転士が急ブレーキをかけたことが原因だった。 事故か、犯罪か? そして一カ月後、全く同じ脱線事故が再び起こる。今回は東京のルポライター杉浦重夫が死亡。 JR北海道に脅迫状が届き、十津川警部が捜査に乗り出した。 が、容疑者として浮上した男には完璧なアリバイが…!? JR北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州を舞台とした傑作6篇! 第1話 北の果ての殺意 第2話 北への列車は殺意を乗せて 第3話 イベント列車を狙え 第4話 日曜日には走らない 第5話 恋と復讐の徳島線 第6話 神話の国の殺人 -
十津川警部 四国土讃線を旅する女と男
土讃線で起きた列車爆発事故の真相を暴け! 秘境祖谷渓で起きた謎の転落事件。そして四国土讃線を走る人気観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の車内で起きた謎の爆発事件。2つの謎の裏で蠢く国際AI技術開発の闇を十津川警部が追う! 最先端のロボット技術で世界に知られた緒方精密電機。その課長補佐である神崎には緒方社長から受けた密命があった。それは社長が国際会議でホノルルへ行っている間、結婚間近な秘書・高見沢愛香の四国へのプライベートな旅行に同行することだった。緒方は神崎に慎重で綿密なスケジュールを組ませ、愛香の身の安全を求めた。二人が徳島の祖谷渓を訪ねた日、名所かずら橋から女性が転落死する。女性の背格好や服装が愛香に似ていると知った神崎は、愛香と間違えて殺されたのではと疑う。そして「四国まんなか千年ものがたり」の車内で突然の爆発事故が起きる。血まみれの車内で愛香の運命は!?これは緒方精密電機のAI技術を狙ったテロなのかそれとも……。国際的な先端技術開発と絡み合った人間関係に迫る十津川警部が探り出した驚愕の真実とは! 著者晩年の渾身作、ついに文庫化! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『十津川警部 四国土讃線を旅する女と男』 の文庫版となります。 -
しまなみ海道追跡ルート 〈新装版〉
十津川&亀井、瀬戸内に飛ぶ! 壮大な追跡劇と予想外の結末! 観光会社瀬戸内ビューの社長・長谷川要の末娘かえでが誘拐された。身代金は五億円。それを、ライバル社岡山観光社長の佐倉真一郎の口座に振り込めというのだ。岡山県牛窓のK銀行で五億円を受け取った犯人は、モーターボートで逃走を図るが、大型クルーザーと衝突し、沈没。今度は、六億円を岡山観光の東京支店寮に置けとの連絡が入った。警視庁の十津川と亀井らが監視するなか、突然、建物が爆発、炎上する。そして、広島県尾道警察に、「しまなみ海道が炎に包まれるぞ」という脅迫が…。会心の長篇推理。 序章 第1章 爆発 第2章 しまなみ海道へ 第3章 火矢走る 第4章 生口島 第5章 真実への道 終章 -
十津川警部 仙石線殺人事件
2億円のプラチナを巡る黒い陰謀を暴け! あの日、豪華客船で何が行われようとしたのか――復興が進む宮城を舞台に、トラベルミステリの巨星が描く傑作推理小説。東日本大震災から5年が経ったころ、金華山沖の海底から豪華客船「グズマン二世号」が発見された。海に浮かぶホテルとして女川町の海岸に係留され観光客を集めていたが、震災の大津波で沈没し行方が分からなくなっていた。引き揚げられた船の客室からは、ホテル〈グズマン二世〉運営会社の課長・柏原恵美の遺体と2億円相当の大量のプラチナが見つかった。持ち主不明のまま、プラチナを乗せた快速列車が仙石線の石巻から仙台に向かう最中、途中の陸前赤井駅で爆破事件が起こる。一方、東京・青梅の精神科病院には5年前から千石典子という若い女性が入院していた。典子と交流があった男性・小西が度々訪れるが、彼女は自身に関する記憶を一切取り戻せないでいた。そんな中、典子が何者かに切りつけられる。十津川警部らが容疑者のひとりとして調べていた小西の行方を追う中で、東京と宮城の事件の関係性が浮上し、捜査の行先は思わぬ方向へ……プラチナの発見に端を発した数々の事件を通して、十津川が闇にうごめく驚愕の真実を暴く。 -
十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女
韓国と京都を結ぶ未解決殺人事件を追え! 余命いくばくもない無期懲役囚の堀友一郎が、突然十津川警部に会いたいと言ってきた。網走刑務所で対面した彼から、十津川は意外な依頼を受ける。それは、15年前に仙山線の八ツ森駅で知り合った愛(めぐみ)という女性に自分の写真を渡してほしいというものだった。しかし、秘境駅で人の利用もほぼ無い八ツ森駅はすでに廃止が決まっており、愛の消息も全く掴めない。そんな中、現地で出会った鉄道マニアの小林雄作から、秘境駅マニアの山中愛という女性の存在を知らされる。果たして彼女は捜していた愛なのか。一方、堀から預かった写真立てからは、京都で起きた16年前の未解決の韓国大使殺人事件に関連すると思われる言葉が書かれていた。さらに、山中愛からは事件の真相に迫る、ある重大な事を知らされる。しかしそれは、事件解決へのほんの入口に過ぎなかった……。仙台から京都へ。事件の裏に渦巻く歴史の闇に十津川が果敢に挑む、鉄道ミステリーの巨星渾身の大作! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女』 の文庫版となります。 -
京都感情案内 新装版
アパレル企業社長の父親から一億円を渡され、京都へ人間修業に来た平松青年。会社を継ぐには京文化や女心を学ぶ必要がある、というのだ。祇園甲部の芸妓・小万や弁護士、骨董の目利き、影の実力者らが平松の周りに集まってくる。そんなある日、都をどりを見に来た女性が小万の点てたお茶を口にすると急死した。さらに彼の周囲に事件が相次ぐが!? 殺人、ストーカー、誘拐――事件の渦中にある平松に、京都府警の木下が東京から来た男を紹介した。自分も京都遊びを覚えたいと、西陣の旦那衆と日夜豪遊を繰り広げる十津川警部であった。彼は身分を隠し、ある男の行方を捜していた。やがて平松の周辺で起きる事件と十津川が追う事件とを結ぶ糸が!? 真相に迫る十津川を京文化の闇が翻弄する!! -
十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ
犯行時刻、容疑者は飯田線に乗っていた!? 十津川警部が崩す、鉄壁のアリバイ! 名古屋、静岡、浜松、伊勢路…傑作トラベル・ミステリー集! 名古屋のホテルで殺人事件。 容疑者の女にはアリバイが… 被害者は寝間着姿のまま、背後から十カ所以上刺されていた。現場の状況から犯人は女性ではないかと推定された。捜査の過程で浮かび上がってきたのは二人のOL。しかし、彼女たちには飯田線の列車内にいたという鉄壁のアリバイがあった。十津川警部は二人のアリバイを崩そうと執拗な捜査を続けるが…東海地方が舞台の傑作トラベル・ミステリー集! 〈収録作〉 「愛と死の飯田線」 「見知らぬ時刻表」 「幻の特急を見た」 「イベント列車を狙え」 「恨みの浜松防風林」 -
パリ・東京殺人ルート 新装版
水面に色づきはじめたマロニエを映すサン・マルタン運河。ここに、十津川警部が内偵中だった容疑者谷口の刺殺体が浮かんでいた。パリへ飛んだ十津川は、谷口をガイドした留学生水原の協力で、事件に関わるブロンド美女の情報を入手。パリ警視庁のメグレ警部も捜査に協力するが、2人は何者かに狙撃銃で襲われる。強力な武器と国際的組織…。恐るべき犯罪者たちと両警部の対決は? 〈目次〉 第一章 三人の日本人観光客/第二章 失踪した男/第三章 発見された死体/第四章 十津川と小メグレ/第五章 裏の世界からの視線/第六章 亀井刑事の捜査/第七章 第二の殺人/第八章 解き明かされたキー/第九章 闇の中からの狙撃/第十章 ブローニュの森の非常線/第十一章 仕かけられた罠/第十二章 地下下水道の銃撃戦/ 第十三章 東京・福岡、執念の追跡 -
「雪国」殺人事件 新装版
トンネルを抜けると、そこは連続傷害・殺人事件であった! 十津川警部のかつての部下で私立探偵の橋本豊は、ある母親から「息子の透が結婚を望んでいる芸者の身元を調べてほしい」と依頼を受け、まだ雪積もる早春の越後湯沢に向かった。その芸者菊乃は、川端康成の『雪国』に因んだ〈ミス駒子〉にも選ばれた美女である。夜、橋本は菊乃を部屋に呼ぶが、自棄のような飲みっぷりが気に掛かった。同じ夜、十年ぶりに東京から帰郷した父親が、路上で何者かに刺され、翌日には菊乃に会いに来た透も、旅館の部屋で刺されてしまう。橋本は十津川に父親の東京での十年間を調べて貰うが、ついには殺人事件が……。と彼女にプロポーズした男が、何者かに次々と刺され、ついには殺人事件が……。十津川と橋本が「雪国」の春雪の中で見た残酷な真実とは!? -
十津川警部「狂気」 新装版
東京月島の超高層マンションに、若い女性の全裸死体が宙吊りにされた。さらに、600メートルを超す新テレビ塔にも死体が! 捜査が難航する中、元兵庫県警の男が十津川警部を訪ねてくる。30年前、余部鉄橋と神戸のマンションにも次々と若い女性の死体が吊され、容疑者の自殺で捜査は終了したという。一方、女子大生の田中真理は、図書館で知り合った設計士の高原から「僕の友達が人を殺している」と告白される。後日、高原の同僚が絞殺される……。30年の時を隔てた猟奇殺人を結ぶ糸は何なのか!? 十津川は人の心の闇に迫り、意外な結末を迎える! -
熱海・湯河原殺人事件 新装版
あの男――小早川が熱海に帰ってきた。小早川は、殺人の罪で六年の刑期を務め出所したのだ。熱海と湯河原でクラブを経営していた美人ママが絞殺され、遺体がその隣接する二つの町の境を流れる川で発見された、という事件であった。小早川の出現により、平穏な温泉町に得体の知れない緊張が走る。そして二週間後、湯河原に住む公認会計士が、熱海のホテルで何者かに射殺された。そんな折、警視庁の十津川警部が、一月前に東京の成城で起きた幼女誘拐事件の容疑者として小早川に接近するが、さらに連続殺人が……。十津川は六年前の殺人事件から、細い糸をたぐり寄せる!?