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深夜の電話で叩き起こされた十津川警部。声の主は大学時代の友人・永田だった。生死にかかわる相談がある、と訴える永田の声は突然、二発の銃声とともに途切れた。十津川の耳に残るのは、試射で覚え知ったロシア製のトカレフのもの……。調査をすすめるうちにぶつかる連続殺人。十津川を待っているかのように仕組まれた手口。旧友の安否を気づかう十津川は、北海道、そしてフィリピンへと追跡を続ける。第一人者による長篇トラベル・ミステリー。
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Posted by ブクログ
1998.12.10 1刷 514 十津川警部の自宅に深夜かかってきた大学時代の友人・永田からの電話は、突然の二発の銃声とともに途切れた。銃声はロシア製のトカレフのものだった。「トカレフを持った殺人鬼」は永田なのか?旧友の安否を気づかう十津川は、北海道、そしてフィリピンへと追跡を続ける。第一人者によ...続きを読むる長篇トラベル・ミステリー。
フィリピンと日本を結ぶ利権を解剖する社会派推理小説。 飛行機や鉄道が出て来るが,主たる推理の要素ではない。 トカレフというロシア製の銃についての記載が詳しい。 十津川の大学の同級生が殺人に関与しているかもしれないという想定で捜査が進む。 フィリピンでの最後の事件から,どうやって無事に帰還でき...続きを読むたのかの詳細は分からない。 友情と信頼の絆を感じることができるかもしれない。
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十津川警部「友への挽歌」
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西村京太郎
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