検索結果

  • アサギをよぶ声
    3.9
    女性でありながら戦士になりたい少女アサギ。彼女の父も勇敢な戦士だった。素直な語り口で一人の少女の成長を描く長編ファンタジー。
  • 明日は海からやってくる
    3.8
    島に生まれ、自分は漁師になると、まっしぐらに心に決めている中2の竜太。都会から転校してきた灯子は、竜太とぶつかりながら島を愛するようになっていく。灯子に惹かれる竜太だが、高校に進学すれば彼女は島を出て行ってしまう。そう考える内、自分の進路に迷いを抱くようになる。そんなとき、2人が世話になっていたベテラン漁師が海に出たまま行方不明となった――少年の気持ちをみずみずしく描き、命の問題を考える感動作。
  • あなたのとなりにある不思議 ざわざわ編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎内田麟太郎/与田亜紀/やえがしなおこ/斉藤栄美/渡辺仙州/しめのゆき/あめのちはれ/村上しいこ/菅野雪虫/たからしげる 絵◎細川貂々/アカツキウォーカー/柴田純代/タカタカヲリ
  • あなたのとなりにある不思議 ぞくぞく編
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎大山きいろ/川北亮司/工藤純子/越水利江子/佐々木ひとみ/那須正幹/緑川聖司/村山早紀/最上一平/よねむらけいこ 絵◎アカツキウォーカー/柴田純代/タカタカヲリ/細川貂々
  • あなたのとなりにある不思議 はらはら編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎いとうみく/杉浦永佳/大塚篤子/丘修三/北川チハル/当原珠樹/野原さちこ/藤真知子/三田村信行/宮下恵茉 絵◎アカツキウォーカー/柴田純代/タカタカヲリ/細川貂々
  • あなたのとなりにある不思議 びくびく編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、“身近な不思議”を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎岡田貴久子/小川英子/押尾きょうこ/加藤純子/二宮由紀子/乗松葉子/濱野京子/山本悦子/吉野万理子/令丈ヒロ子 絵◎アカツキウォーカー/柴田純代/タカタカヲリ/細川貂々
  • あなたのとなりにある不思議 ぶるぶる編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎吉田純子/田部智子/戸田和代/廣嶋玲子/本間千絵/イノウエミホコ/高山栄子/みおちづる/あらかきいそこ/太田忠司 絵◎アカツキウォーカー/細川貂々/タカタカヲリ/柴田純代
  • 家族っていいね〈1・2年生〉
    -
    「あらしといえば……」お父さんはかべのスイッチに手をのばした。パチン。「やっぱりていでんだろう」いっしゅんでへやがまっくらになった。「わー、ていでん、ていでん!」うす明かりの中、お姉ちゃんがとびはねる。ぼくもなんだか ウキウキしてきた。(「ろうそくの夜」より) 公募で全国から集まった作品の中から選ばれた優秀作5作と作家書き下ろしの5作を収録。家族のぬくもり、家族のきずなが伝わってくる、心あたたまるお話です。 〈収録作品〉:『ろうそくの夜』蓼内明子/『一日だけのお兄ちゃん』山口節子/『ママはバスのうんてんしゅ』齋藤賀子/『ママとわたしの大ピンチ!?』北川チハル/『おてまみ』藤田千津/『おばあちゃんの〈うめしごと〉』正道かほる/『まこちゃんと白い電話』星野良一/『大きな長ぐつ』最上一平/『みほちゃんのちゅきちゅき』山崎香織/『ママのウエディングベール』山末やすえ
  • 家族っていいね〈5・6年生〉
    -
    よっさんは、お父ちゃんの弟で、お母ちゃんいわく、わが家の貧ぼう神。~一文無しになると、まるでゆうれいのようにふらりと現れる。~(『満員家族』より) 家族をテーマに全国から公募した原稿の中から選ばれた優秀作品と作家書き下ろしの作品を計15編収録。朝の読書に最適な、心温まるお話集です。 〈収録作品〉:「早く帰ってきて」(稲葉洋子)/「ねたふり父さん」(皿海達哉)/「満員家族」(石川純子)/「ぼくんちのあつーいあつーい夏」(高橋秀雄)/「おじいちゃんと二人三きゃく」(河野睦美)/「スローなライフ」(八束澄子)/「まっ白ごはんが好きだから」(田沢五月)/「夜のはしっこ」(鈴木睦子)/「最後は笑って」(泉りえ子)/「目の上のたんこぶ」(浅野竜)/「さようなら、なすの牛」(吉川知保)/「ぼくのパワー」(松本聡美)/「日曜日のうた」(田窪久美子)/「とうふで勝負だ」(たきしたひろみ)/「走れ! ドジパパ」(赤羽じゅんこ)
  • 家族っていいね〈3・4年生〉
    -
    お母さんが帰ってこなかったらどうしようとあたしが泣いたら、るり姉が言った。「帰ってくるからだいじょうぶ。だってわたしたちは地球最後のきょうりゅうだもの」そしてあたしのおしりにさわった。「ほら、おしりにほねがあるでしょ。これはしっぽのほねで、きょうりゅうだというしょうこなんだよ。うちの家族だけにあるの。きょうりゅうは集まってくらさなきゃ、だめなんだよ」(「きょうりゅう家族」より) ――全国から集まった公募優秀作と作家書き下ろしの13編を収録。近すぎてふだんは感じない家族のきずな、ありがたさを思い起こさせてくれる心あたたまるお話集。朝の読書に最適です。 〈収録作品〉:きょうりゅう家族/父さんの家/ママイヤ/いっしょに帰ろう/カレーとにんじんとぼくの寝顔/おかずが冷めないきょり/ママとぼくの親切合戦/あした/少しおくれてぼんおどり/ママとあの人/天ぷら母ちゃん/シャッター通りで/わすれものとどけます
  • かなりや
    4.1
    高校生の広海は、祖父である大和尚の仕事を手伝っている。 ある日、同級生のサチがお寺にやってきた。 ふたりは次第に親しくなるが、彼女は母親との関係に苦しんでいて――東北の町を舞台に、人生につまずいてしまった人たちが再び歩き始める姿を描く、凛としたやさしい物語。
  • 願かけネコの日
    3.7
    おれ、山室浩輔。テニスの試合に勝ちたくて願かけに行ったのに、がけから落ちて死んじゃったみたいなんだ。トコトンついてない。でも、三途の川まで来ると、「待った」がかかった。願かけしたんだから、責任取れってさ。でも、どうすりゃいいんだか……。

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  • 群青ロードショー
    4.0
    朝宮陽は、引っ越しや進学で三年周期で友達が入れ替わってきた。そんな陽を支えていたのは、映画。高校に入ってからは、映画好きの生徒四人で集まって、映画を観てばかりいる。進級して三年生になった陽は、卒業して友人三人との縁が切れてしまわないように、自分たちの映画を撮ろうと言いだして? 性格も趣味もバラバラの少女たちの、疾走する青春グラフィティ!
  • 小学館世界J文学館 トム・ソーヤーの冒険
    -
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 トムのいたずらはいつでもノンストップ! 痛快大冒険ストーリー。 アメリカの児童文学の最高峰。ミシシッピ川沿いの村に住むトム・ソーヤーの日常が描かれている。トムは両親を亡くして、弟のシドと一緒におばのポリーの家で暮らしている元気な少年。学校と仕事といい子が大きらいで、いたずらや遊ぶことが大好き。いつもさぼっていろんな冒険をしては、大人たちを驚かせる。あるときは、おしおきにいいつけられた仕事を、友達をだまして代わりにやらせてしまい、またあるときは、友達と無人島で過ごしている間に、トムたちが行方不明で死んだことになっているのを知ると、わざと自分たちの葬儀の最中に帰ったりする。その後も夜中の墓地へ遊びに行って殺人事件を目撃したり、幽霊屋敷を探検して大金を発見したり、洞窟を探検して迷子になったり、しかもそこで殺人犯と遭遇したり!! そんな破天荒の冒険話がぎっしり35章分も入ってる。中には金髪の美少女ベッキーとのラブロマンス(?)も。お話のほとんどが作者マーク・トウェインの実体験とも言われているハラハラドキドキの大冒険ストーリー! ぜひ家族で楽しんでほしい一冊! ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 小学館世界J文学館 六十七番地の子どもたち
    -
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 戦争へ向かったあの時代、ドイツの子どもたちはどう生きたか? 「エルヴィンとパウル 友情の物語」…1931年、ベルリン。エルヴィン少年の暮らす六十七番地のアパートで、牛乳やパンが盗まれる事件が続発した。エルヴィンは親友のパウルが牛乳を盗むのを目撃する。パウルの父は失業し、一家は空腹に苦しんでいたのだ。パウルを助けたい…エルヴィンの決断とは?  「一号棟の少女」…アパートに引っ越してきた少女、ミリアム。彼女はさまざまな理由で仲間はずれにされるが、エルヴィンは反省し、仲間に迎えて友情を深める。そしてみんなのアイディアで、アパートをあげての仮装舞踏会を開く。六十七番地の人々の協力で楽しい祭りが実現する。 「エルヴィン、スウェーデンへ行く」…ドイツは大きく変わった。「新政権」が誕生し、批判的なエルヴィンの父は逮捕される。エルヴィンは父とともに国境を越える亡命の旅に出る。まずベルギーへ、フランスへ、そしてスウェーデンへ……。 「六十七番地の子どもたち」は、1931年~1945年のドイツと世界を舞台にした全9巻の大河ストーリー。本書にはその第1巻~第3巻を収録する。第2巻は日本で初めての翻訳。第1巻と第3巻の翻訳も、半世紀ぶりの新訳。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 戦後児童文学の50年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1946年の結成以来、戦後児童文学をリードしてきた日本児童文学者協会の50年間の歩みを、当代一流の児童文学研究者・評論家・作家などの筆により多角的に検証することで、戦後児童文学の歩みも概括する記念碑的出版。1996年に刊行され、長く復刊が望まれていたものがこのほど電子版で復刊した。巻末に戦後児童文学年表と、協会編纂図書総リストと協会歴代会員名簿が付いている。
  • ああ、もうダメだ!
    3.5
    子どもだけでなく多くの大人もつぶやく言葉、「ああ、もうダメだ!」。 6人の作家が、このフレーズをキーワードにつむいだ短編集。
  • もうサイアクだ!
    4.0
    子どもだけでなく多くの大人もつぶやく言葉、「もうサイアクだ!」。 6人の作家が、このフレーズをキーワードにつむいだ短編集。
  • ダンシング・プリズナー
    -
    この院に来た理由は、実の父親を殺したから、ということになっている。無実の罪で「劇場を兼ねた少年院」に入った神連唯(かみつれ ゆい)。全てに絶望し、ケンカや脱走、反抗を繰り返す唯の前に、切れ者で圧倒的なカリスマ性を持った曼珠沙華煌(まんじゅしゃげ きらめき)という新入りが現れる――。幕は上がった。マンジュと同室になった唯は、仲間たちとともに「真犯人をつきとめよう」と動き出して……!? 2020年ノベル大賞、準大賞受賞作!
  • 月のうた
    4.4
    小学生の時に母を亡くした民子は、父とその再婚相手との三人暮らし。複雑な想いを胸に秘めていたが、亡き母の親友からある話を聞き、徐々に心を開いていく――それぞれの想いを鮮やかに掬い取った、切なくも温かな家族の物語。
  • 徹底比較 賢治vs南吉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代児童文学の雄ふたりを取りあげ比較し、その対照的な文学世界誕生の秘密を探る。
  • トクベツな日
    3.0
    本書には、それぞれ人には言えない悩みを持つ5年生4人のクラスメイトが登場する。認知症の祖母に戸惑う大森二葉、義母に「いい子」と言われたい高橋真央、グチばかりの母親にうんざりする佐々木達也、目標もなく勉強漬けの林田勝。それぞれが悩みを抱えながら迎える家庭科室での授業参観は、学年行事の「もみじ給食の日」。一人暮らしのお年寄りを学校に招き、児童と一緒に給食を食べてもらうという、年に一度の行事だ。その日、二葉の祖母が現れて、財布を盗まれたと騒ぎ出し、教室は大混乱に陥るが、達也が機転をきかせて対応したため、事態は変わりはじめる。4人にとって、今日は新しい自分に出合う「トクベツな日」に……。全体は次の8章から成り、毎回、主役が変わる構成になっている。「だれにも言わない」「いい子になりたい」「約束」「将来の夢」「告白」「決めた」「大好き」「トクベツな日」。
  • ブルースマンと小学生
    3.0
    6年生で大の野球好きの鉄平は地域の少年野球チームに入ろうとするが、母親にお金がないと断られる。やけになった鉄平は、公園で赤い髪のギター弾きの兄ちゃんと出会う。東京で歌手になるという兄ちゃんの夢を聞いて、鉄平ももう一度野球を目標に立ち上がる。
  • ぼくとあいつのラストラン
    3.8
    大好きなジイちゃんが亡くなった。ジイちゃんが寝たきりになってから、あまり会いにいかなかったことを後悔する武の前に、ふしぎな少年が現れて・・・。「死」と向き合い、成長していく少年を描いた心温まる物語。
  • ポー短編集 黒猫
    -
    ジュール・ヴェルヌから江戸川乱歩 、世界中の作家に影響を与えた、エドガー・アラン・ポー。 黒猫をめぐる狂気と破滅の物語「黒猫」をはじめとし、ドッペルゲンガーを題材に自分自身との闘いをえがく「ウィリアム・ウィルソン」、他「赤死病の仮面」「アモンティリャードの樽」「落とし穴とふり子」「ひとり」(詩)の六編を収録。
  • 〇丁目 奇妙な掲示板
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 加藤純子、ばんひろこ、最上一平、田部智子、石井睦美、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。 「はじめから好きじゃなかった」七菜(ルビ・なな)はぼうぜんと、携帯の画面を見つめた。失恋のつらさから、すがる思いでさがしだしたのは、ある掲示板。うわさでは、恋に悩んだとき、この掲示板に書きこむと、うまくいくようになるという……。「奇妙な掲示板」ほか、全5編収録。
  • 九丁目 友だちだよね?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時海結以、河合二湖、国松俊英、高橋秀雄、藤江じゅん、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。真夜中、消防車のけたたましいサイレンで目がさめた。最近、近所で、ひんぱんに放火がつづいている。翌日、おれがぼんやり一人でゲームをしていると、ケータイが鳴った。ワタルだった。『鷹っち、やべぇ、警察がおまえをさがしてる』。「友だちだよね?」ほか、全五編収録。
  • 八丁目 風を一ダース
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中山聖子、中川なをみ、山本けんぞう、藤野恵美、太田忠司、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。気がつくと、ぼくは、さびれた商店街の古本屋にいた。店にいた音楽の先生が、ぼくの視線に気づいた。「なにしてるんだい?」風をさがしていたと答えるぼくに、先生はこういった。「ぼくもなんだ……」。「風を一ダース」ほか、全五編収録。
  • 七丁目 虫が、ぶうん
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 円山夢久、石川宏千花、廣嶋玲子、みおちづる、山本弘、五人の児童文学作家による奇妙な話のアンソロジー。夜中、のどがかわいて目がさめた。「あれ? お父さん、なにしてんの」キッチンにいるお父さんのようすがおかしい。子どものように、ぼくの顔をじっとみつめている。すると、お父さんの首すじから、小さな虫のようなものが落ちた……。「虫が、ぶうん」ほか、全5編収録。
  • 六丁目 不自然な街
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 濱野京子、伊藤美香、如月かずさ、次良丸忍、眉村卓、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。始発電車にとびのり、座席にすわると、正面に女の子がいることに気がついた。日本人形みたいだな……。思わず見つめてしまった耕也に、女の子はつぶやいた。「逃げるっていいわねえ……」。「不自然な街」ほか、全五編収録。
  • 五丁目 瓶詰め男
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 石川宏千花、藤野恵美、中野幸隆、円山夢久、国松俊英、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。「びんづめ男? その病院にいるの?」  取りこわし予定のまま、ずっと放置されていた病院。そこには、開かない鉄の扉がある。二十年前、その病院で一人の医師が行方不明になった。彼は、不老不死の研究をしていたらしい……。(「瓶詰め男」)
  • 四丁目 身がわりバス
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 石井睦美、藤江じゅん、三田村信行、高田桂子、広瀬寿子、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。美咲のかわりに忘れ物を取りに行った、ふたごの弟。その日、彼は学校に来なかった。放課後、弟の部屋を開けると、段ボールや新聞が積まれ、物置になっていた。(「身がわりバス」)
  • 三丁目 消失ゲーム
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 廣嶋玲子、田部智子、最上一平、楠木誠一郎、柏葉幸子、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。比芙美は、いつもお決まりの携帯ゲームをやっている。二人の勝気な女子にふりまわされるおれに、比芙美は、こういったんだ。「助ける?」(「消失ゲーム」)
  • ニ丁目 百年オルガン
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 末吉暁子、にしがきようこ、佐藤佳代、ばんひろこ、越水利江子、五人の児童文学作家による奇妙な話のアンソロジー。あたしが音楽室に入ると、ふいに小さな女の子と中学生ぐらいの男の子があらわれた。「お姉ちゃん。これ、あげる」女の子は、あたしにガラスのバッジをくれた(「百年オルガン」)
  • 一丁目 窓辺の少年
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 加藤純子、中山聖子、濱野京子、河合二湖、椰月美智子、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。その日は雨だった。傘を忘れた彩乃が美術室にもどると、ひそやかな話し声が聞こえてきた。部屋には優菜一人きりのはずなのに・・・。(「窓辺の少年」)
  • 優しいおとな
    3.6
    福祉システムが破綻した日本。スラム化したかつての繁華街〈シブヤ〉の野宿者・イオンは、闇を根城にする若者たちと出会い、アンダーグラウンドに足を踏み入れる。NGO「ストリートチルドレンを助ける会」、女性ホームレス集団「マムズ」……彼の「優しいおとな」はどこにいるのか。桐野夏生が描く、希望なき世界のその先とは。

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  • 闇に光る妖魔 アサギのよぶ声
    -
    「アサギをよぶ声」シリーズの後日譚。 アサギの孫であるヤヒコの物語。 十二歳になったヤヒコは、父から「この国にないものを探してこい」と一人旅を命じられる。ヤヒコの父、そして祖母であるアサギも十二歳になったとき旅に出ている。 ヤヒコは、旅の途中、ラオという漁師に出会う。船が難破し、漂着した彼は、自国に帰ろうとヤヒコの協力を得て再び船を出そうとする。ヤヒコはラオの国で作られている鉄製の斧にひかれて、ラオと航海をともにする。 一方、ユンという少女が住む国では、「夢の国」とよばれる開拓地への移住が、シュー様と呼ばれる皇族を中心に進められていた。弓を作る工人を父にもつユンだが、生活はきびしい。ユンの親友の家族が移住を決意したこともあり、気乗りのしない父を説得して、ユンも新開地へと旅立つ。しかし、そこには、集落の建物だけがのこされており、人の姿がまったくなかった。 とにかくそこで生活をするため、父と弓づくりにはげむユンだったが、ある日、砂浜に少年が横たわっているのを発見する。それは、ラオと二人、海に出たヤヒコだった。 ヤヒコを看病するユン、そして快復したヤヒコは、ユンの国に古くから伝わる「グウェイ」という怪物の伝説を知る。
  • 「リベンジする」とあいつは言った
    4.1
    ぼくたちがめがねを割ったせいで、けがをした江本。病院にあやまりにいったぼくに、江本はいった。 「きみたちは、うまく先生をだましたつもりでも、ぼくはそんなことで引きさがるつもりはないからね。必ずリベンジするよ」 その日から、ぼくと江本の奇妙な関係がはじまり、少しずつ、ぼくは江本のことがわかりはじめた──。新学期、みんなの前に立った江本が言った言葉とは? 気まずいできごとではじまった、二人の長い時間。仕返しよりも大事なことってなんだろう。 少し変わった友情の物語。

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