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女性でありながら戦士になりたい少女アサギ。彼女の父も勇敢な戦士だった。素直な語り口で一人の少女の成長を描く長編ファンタジー。
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Posted by ブクログ
三男が誕生プレゼントにねだって3冊一気にゲット。 読め読めというので、読んでみたら…なんの!なんの! 面白いではないかっ!
アサギの生きざまの物語だなと思いました。生き方ではなく生きざま。 事実を見つめて「次は何をするか」と考えて行動に起こすことを知ったアサギは翼を手に入れたかのようで、知識は武器だなあと改めて。 親友の娘を指導するハヤはジグロみたいだなーあっという間にファンになりました。かっこいいよー!
イラストが素敵です。 出口が欲しい。 心の底からの願い。 アサギの必死さが、心を打つ。 が、あの猿は結局なんなのかなあっとちょっと疑問。 いや、なんかいきなり友達?的な関係になっていたような・・・・。 怪我したのを助けた、とかゆーならまだしも、ちょっと手当したくらいの ような気が・・・・。 まあ...続きを読む、同じひとりもんどうし心通わせるって感じなのかなあ?? 結局戦士にはなれなかったわけで、ええっ?そーゆー展開なんだ? っとちょっとびっくりしたのだが、 なんだかここからまたなにか始まるような気配。 外の変化もあるし、アサギがこのまま女屋に行って村の仲間になっていく という未来はないような気もする。 それでもそうなったらそうなったでアサギは強く生きていきそう。 彼女の父の話は悲しいものだが、 間違えた理由が「声が聞こえない人だったから」とゆーのが残念。 腕もあり、いい人でもあったけど、所詮物事を一辺倒からしか見られなかった、ってこと?ちょっと厳しいな。 でも、大抵の人は声が聞こえないもんじゃないか。 だからこそ、流される。 そして、その先に、幸福もあれば、悲劇もある。
ちょっと期待しすぎたかも。 当たり前だけど児童書でした。 いや、これでは本好きな子供には「なんか浅いなあ」と思われてしまうと思う。
読みやすく、そこそこ面白い。この本はまだ始まりで、これから物語がどう展開し、纏まるかが、作品の価値になるだろう。 村八分にされている娘が、他の娘とは違う、男と競って戦士になることを決意するわけだが、見た目美人で戦士的な才能があるという御約束の設定には、大人としては鼻白むし、選ばれし戦士には「声」が聞...続きを読むこえるというのも、読み手に説得力があるように書けるのかという不安を抱かせる。 でも、まあ、続きを読んでもいいかという気持ちにはなった。 それにしても、スカイエマは売れっ子だと理解していても、絵が荒れてないか。PCで描くことは否定しないが、それは一定のクオリティがあればこそ。手描きより劣るならやめた方がいい。まあ小学高学年から中学生が魅力を感じ、ライトノベルっぽくならないイラストが描ける人は意外に少ないからこの人に依頼が集中するのだろうけど。
感想を放置し過ぎて忘れたシリーズ……なんだけど、メモにちょっとだけ書きかけの感想が残ってた。 小学生だって10年ぐらい生きている。ハッピーエンドの約束された御伽話ばかりに触れ続けていれば、だれだって飽きるに決まっている。 そのうち子供たちは不穏な話に興味を持ち始める。めでたしめでたし、にならな...続きを読むかったら主人公はどうするのか。私たちが子供の頃は、学校の怪談がよく流行ったが、いまだ他人事にすぎない死への恐怖、身近な場所に潜む怪異への憧れだけではなく、先に書いたような理由もあるのではないかと思う。 『アサギをよぶ声』は、決してハッピーエンドの話ではない。アサギにとっては希望のある終わり方ではあるけれど、戦士になるためにアサギが払った多大なる努力は、女屋に入ってしまえばまず生かされることはない。 「努力は報われる」という言葉は大人が往々にしてつきたがる嘘である。世の中、報われない努力がほとんどだ。(ここまで) ここから何を書こうとしていたのかまったく思い出せないのだった……。また読んでもいいな、これ。
最初からどうしてもこれをやりたいと思って、自分の好きな道を見つける子も、いるだろう。でも、もしかしたらアサギのように、親の反応がその子の方向性を決めていることもあるんじゃないかと思う。 親がみんな強いわけじゃない。自分自身が誰よりもかわいいと思っている親だっている。 そこをまっすぐ書いてくれているの...続きを読むも、うれしい。 自分の出口を自分で必死に模索してあがくアサギに強く共感する。
古代(狩猟の時代から村が形成されてきたころ)の日本、設定でしょうか。 アサギの村では十二歳になると、女の子は女屋に、男の子は男屋に入る決まりになっていた。 アサギは母子二人暮らし。村のはずれに住んでいる二人は、昔のある事件をきっかけに、差別されている。 家に男の子がいないので、配給も少ない。 アサ...続きを読むギは十二歳になるが、女屋に入れるかもわからない。男の子なら、男屋に入って戦士に選ばれるため修行し、戦士になれれば配給も多くなる。 女の子であるために、母からいつも愚痴を言われているアサギは、 ある時、掟をやぶってハヤという戦士から弓の指南を受ける事にした。戦士になる試験は弓当てだからだ。 アサギとハヤの秘密の特訓。 弓すら持っていないアサギは、それを手に入れるところ、作るところからはじめる。 アサギの父にまつわる 村の悲しい事件、 アサギが生きて行くために努力し、また、思わぬアイディアで人生を切り開いてゆこうとする姿がいい。 ラストは・・・ このラストは、続きが読みたくなるなる! 小学校高学年〜
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