
はにわさんのレビュー一覧

レビュアー
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吾郎とさりなの話
個人的には面白かったし、読んで良かったと思います。
ただ、『推しの子』好きでも意見は分かれるかと思います。
表紙の通りで登場人物は、ほぼ雨宮吾郎と天童寺さりな。
アクアとルビーの前世の人物。
推しの子の世界観が好きで前世の話も知りたい!と思う方にオススメ。
逆に、今世の人物達(有馬かな、MEMちょ、黒川あかね等)が推しで、彼らが出てこない話には興味がないという方にはオススメできない作品。
個人的感想ですが、吾郎が何故B小町にハマったのか、さりなとの関係性など深堀りされていて嬉しかったです。
アイの過去も知ることができて、原作では明かされなかった事実も分かって、より一層推しの子が好きになりまし -
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切なさと嬉しさと恐怖
最初は、じんわりと心温まるような、ほっとするお話でした。妖達も、いなくなってしまった人を惜しみながら寂しさを紛らわすようなことをするのだな、と妖達や紅子さんの思いを想像すると切なくなって、でも慕われていた箱崎さん側の気持ちを想像すると、嬉しく思ったり。
決して切ないだけで終わらないのがこの作品の魅力だと思います。
後半のお話は次巻へ続くので現時点では『怖い』と『田沼とニャンコ先生は無事か!?』というのが感想。
ただ、変装したニャンコ先生が可愛すぎて、このニャンコ先生のグッズが欲しいなどと関係ないことまで考えてしまいました。(笑) -
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レミリアとエミ
最高でした。
突如、自分のプレイしていたゲーム世界の悪役令嬢「レミリア」になってしまった「エミ」。けれど、本来の「レミリア」も中にいて、二人は意思の疎通ができない状態ながら「レミリア」側から「エミ」の行動などは見られる不思議な設定。
苛烈な性格の「レミリア」と穏やかでお人好しの「エミ」。二人の性格の対比がとても面白かったです。
ゲーム世界のヒロインである星の乙女『ピナ』の醜悪な性格と、彼女の巻き起こす事件が要となっていましたが、読みどころはその後の「レミリア」の行動でした。
「エミ」と「レミリア」が入れ替わり、苛烈な「レミリア」による鮮やかな復讐劇が一番の見所だと思います。
痛快というよりも、 -
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モナリザ
本当に面白かった!
正直、最初にタイトルから予想していたものとまた少し違っていました。無性別の状態で生まれる世界観という斬新な設定から始まって、どうなるのかずっとドキドキしながら読んで、何度も読み返しながら最終回まできました。
ひなせ(主人公)に「お疲れ様」と声をかけたくなるようなストーリーで、この最終回がこの終わり方ですごく良かったです。
「モナリザ」が魅力的に見えるのは性別がどちらにも見えて、どちらにも見えないから。
なるほど、と思いました。美術には詳しくなくても誰でも一度は目にしたことがあるのではないかと思うほど有名な彼の作品。
何故そこまで有名なのか、学校等でも語られていますが、この作 -
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設定盛り過ぎ
個人的には面白かったし好きだから全巻読みましたが、設定盛り盛りで何を大事に書きたかったのかがわからずもやっとした感じで終わりました。
主人公は侯爵令嬢で、女神の末裔で、女神の娘の生まれ変わり。前世は日本人コスプレイヤー。
主人公から婚約者を奪ったのは平民だけど聖女の生まれ変わり。
聖女は悪の妖精にとり憑かれ、人の生気を吸い取る恐ろしい存在に。
対する主人公は女神の力(浄化)に目覚め、生気を吸い取られた人や土地を浄化して最終的には聖女も浄化して無力化。
女神設定最強でした。この設定があるなら前世の設定はなくても良かったのではないかと思いました。 -
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着物の良さがわかる作品
タイトルの通り着物女子が恋をする話。
メインは恋より着物かな。
1ヶ月を1話で描かれています。
着物の奥深さやそれを通しての日本の四季にも触れています。
最初は趣味で着ていただけでありきたりな着方しかできなかった主人公。
話が進むにつれ、もっと色んな着方を知りたい、学びたいと考えて、仕事も受付嬢から着物店の販売員に変えることに。
主人公が趣味で着ていただけのときよりも幅広く色んなコーディネートができるようになっていくのが読んでいて楽しいです。
恋愛も微笑ましい感じでゆっくりと進んでいるので恋愛ものが苦手な人でも読めるものだと思います。 -
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動物園の裏側
Twitterの七夕企画にてもふもふの動物達に囲まれたいと願って、教えていただいたこの本。
動物達をお世話することの大変さと楽しさを分かりやすくそして可愛く描かれていてとても楽しかったです。
たくさんの動物達が出てきて、それぞれの個性の違いや本能についても描かれていて、そうなんだ!と感心することが多かったです。
リスやモルモットの印象が強かったこの動物園、実は日本最高齢のゾウのはな子もいたと知って驚き。
はな子は残念ながらもういないけれど、ペンギンやカピバラなど癒し系動物もいると知ったのでいつか見に行って
そしてモルモットをもふもふしたいと思いました。
読むだけでほっこり癒される素敵な動物飼育 -
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それぞれの成長
今までずっと紙書籍で購入していた作品ですが、今回からデジタルで購入。
何度もアニメ化、そして一昨年は映画にもなった作品。
初期から読んでいて主人公の夏目や周囲の人(妖)達の成長や関係性の変化を楽しく読んでいました。
今回は学校ではなく外でのお話が中心でした。
祓い屋の2人との会話、それぞれの思いの違い。
それが伝わるお話で、次巻に続く形で終わりました。
ニャンコ先生がいっぱい出てくる話や番外編ではニャンコ先生の可愛らしいリボン姿を見ることもできます。
毎回ドキドキハラハラワクワクしながらも、最後は温かな気持ちになる夏目友人帳。
ゆっくりじっくり時間をかけて読んでみてください。 -
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可愛い
絵がとても可愛らしく、日舞の話だったために読み始めた漫画。
当初、別の場所で連載を読んで更新を楽しみにしておりました。
コミックスが1巻しか出ていないのが残念。
日舞を知らない人でも楽しく読める作品です。
日舞について少しでも知ってるとより楽しくなります。
この先ネタバレです。覚えている限りで続きのネタバレ。
ヒメちゃんは実は男の娘というか、キクオが勘違いしていただけで本人は隠すつもりも騙すつもりもないです。
日本に来る前はダンサーで、あるとき舞台から落ちて背中に怪我を負う。
怪我のせいでダンサーとして再び舞台に立つことはできなくなり、落ち込んでいたところテレビで見た日