きいろさんのレビュー一覧

内気な男子の青春って感じ

内気な男子と元気で活発的な女子が青春していて、心暖まる部分もあれば、クラスの雰囲気に呑まれて暗くなる部分もあり、リアリティのある作品となっていました。ヒロインのスカートが短いことから起こる出来事を話の中心としたり、暗くなり過ぎない工夫もあり、ただ気持ち良く青春を味わえました。

シリアス要素が増えていて良い

1はギャグ要素が強めだったのですが、今回は設定が重めのキャラクタの登場により、シリアスよりになっていました。ですがちゃんとギャグ要素も入っていてメリハリつけて、シリアス要素によって読みにくさを感じることはありませんでした。

絵が綺麗

簡潔に内容を言うと、ダンジョンで貰えたスキルで楽しく冒険をするという感じでした。ただスキルが欲望を満たすためのもののようでギャグよりの内容です。
キャラクタイラストが綺麗で、背景などは良い手抜き方をしていました。

全員特徴的

奴隷の子がめちゃくちゃ明るいという他にない設定の物語で、コメディ要素ギャグ要素が強くて一気に読めてしまいます。他の登場人物もコミュ障やツンデレなどいて、面白かったですが、やはり明るい奴隷という設定が一番目立っていて唯一化している要因になっていると思います。

表紙の人の服装に違和感

表紙の人の服装がロボットアニメのキャラクタが着ているスーツっぽさを感じて違和感があったのですが、特徴付けだと思って流していたら、同じ格好の人が数人出ていて、少し気になりました。内容は主人公が強いという設定から仲間が増えるよくあるストーリーという印象の部分がありましたが、既視感を感じるほどではなく苦はなく読めました。

未来に転生するタイプ

転生する物語は現代人が他世界に転生するものもありますが、これは主人公が元から魔法などがある世界の人間で、おそらく同じ世界の未来に転生するというものでした。タイトルの通り奴隷に転生してしまった物語という設定ですが、ギャグ要素も少しあり、暗すぎない雰囲気で読みやすかったです。

内容は炭鉱あたりまで

マンガは読んだことないのですが、既に内容は知っている上で読みました。アクションの表現が上手でマンガで読むのもありかなと思いました。相棒のような兄弟が共に冒険する設定自体がワクワクさせてくれますね

重い話が多い

重い話が多い中、ちはやふるは少年マンガっぽさがあり、その良さが目立って見えました。表紙で読んでみたのですが、他の作品を読むきっかけとなって良かったです。

呼んでいる人向けだと思います。

名シーンばかりですので、話の流れはわかりません。ですが話知っている身としては振り返りとして読む分にはかなり良いものとなっていると思います。かなり話が飛んでいる部分もありますが読んでいるうちに、内容を思い出してなんとなく補完されて復習出来ました。

ボリュームがすごい！

部員集めもあり、部員と仲を深めるシーンもあり、大会もありと部活動で味わう青春を詰め込んだようなものすごく濃い内容でした。主人公が強いということがチーム戦で部員の心の支えになっているのがスポーツ感ありますね。

ホラー耐性ないと厳しそう

序盤主人公っぽかった人が死んじゃう展開は驚きました。モノクロに赤を加えた感じで、血が強調されていたり、グロテスクな書き方をしていたり、苦手な人は読めないと思います。神様っていうもの自体が空想でしかないため、それを異形にしようとその世界、空間で神様という設定にしてしまえば、それはもう神様という扱いに出来てしまうのは日本ならではなんでしょうかね。

獣という言葉の意味

ここまでの段階で、分かる限りの情報だけではテロを実行する経緯は見えてこないため、悪意のある犯行でない、狂ってしまった行動であると捉えるならば、獣という表現はクールだなと感じました。幼い頃に持っていた破壊衝動のような理性的でない行動原理は大人になったらなくなっているのが普通だけれど、子供の成長の先に獣のようなものがあるというテーマ性も裏設定的にあったら良いなと思いました。

小学生編の終わり感動しました

小学生編で満足したんですが、高校生編も最初から面白いですね。中学生のころ何をしていたのか、何があったのかなどとそこからの現状が一気に伝わってくるので濃い内容でした。部活を作ることになったりが青春感あって小学生編と違った良さがあります。

主人公の子の元気な感じが良い！

内容ほとんど小学生編になっていて、終わり方的にこの巻だけで綺麗にまとめ上げていました。競技かるたの激しいスポーツ的要素と恋愛要素があって面白かったです。競技かるたであることによって男女の差が少なく、ライバル的意識と恋愛感情が共にあるというのがこの作品ならではの良さなのかなと思いました。

1だけでは

１を読んだだけではどう展開されていくのか、何を楽しみに読んだらいいのかわかりません。ジャンル的にそんなこと考えなくてもよいのかもしれませんが、１はキャラクタがどんどん出てきてそれぞれの性格が少しずつ分かるだけでした。

だんだんわかってきたこと

先生は何かしらの組織に所属していてそれの指示で部屋の研究をしており、あと術もいくつか知っていそうですね。生徒たちそれぞれについてはあまり深掘りされないと思っていましたが違いそうですね。

キャラクターの特徴が濃い

研究室の生徒たちの濃い特徴で気になりませんでしたが、先生には大きな秘密がありそうですね。生徒たちが良い感じに頭悪くて何も考えずに読めました。

宗教っぽさ

隠し部屋に魔方陣のような模様が描かれていて、儀式をするような空間にも見えるのですが、その部屋のある場所や部屋の入り口など違和感のある部分が多くて宗教っぽさを感じられませんでした。それぞれの違和感に理由があるなら面白いと思います。(理由によりますが)

1、2話と同様に

主人公が苦しい状況を契約に頼ることで解決しようとする意思が強すぎて、何の発展もしなさそうでした。裏がなさそうな契約では流れに任せるというのは現代の日本では当たり前というか、しっかりと取り締まられているというイメージがあるので、公的という言葉はものすごいパワーがあるのかもしれません。

公的

公的という言葉のパワーがどれだけ強く感じられるのか、明らかにおかしな状況なのに納得してしまっている主人公が可哀想というか、どれだけ精神が追い詰められてるのかと心配になりました笑

詐欺っぽさ

契約するまでの流れが、詐欺のようで(実際に詐欺なのかもしれませんが)笑ってしまいました。最悪の状況を想像させ、混乱しているところに解決策を与えられ、契約という流れが本当に詐欺っぽさがあって、どういう状況か分かりやすかったです。

やっぱり怖い

主人公の友達が否定した方向へ進んでしまったから、友達が少し意地悪な感じで接してくるのが怖かったです。またこの友達の感覚が正しいのであれば、主人公は他のクラスメイトからもマイナスイメージを抱かれているということになってしまうので、そう考えたらさらに怖く感じました。

堂々と、

主人公が周りからの言葉や行動によって心を痛めるのは、堂々と出来ないからというのが1つの要因なのを自覚していて、だからタイトルもそれを表しているんですかね。それもあって堂々としている人が気になるんですね。堂々と出来る人が有利というのは世の中の悪い部分ではあると思うのですが、主人公の性格上自身が問題であると判断しちゃうのが人間味感じれました

主人公の友達の性格が苦手です

主人公の友達は、空気を読むことに囚われすぎているように感じ、少し怖かったです。空気を読んでいない、目立ちすぎているなどと判定したものは全て否定していそうで、可哀想というか生きづらそうに見えました。でも実際日本はそういった空気があってそういう人が一定数いるんですかね。

前巻に続いて

前巻から続いて優しくしてもらうシーンがほとんどで、シーンとして強調したい部分なのかなと感じました。確かに主人公ははっきり感情を表さず、自分でも自身の心情を理解できていないようなイメージなので、恋愛ものとして成り立たせるためには必要不可欠で大事なシーンなのかもしれません。

こういう人が優しいと

ギャップというか、優しそうな人が優しいよりも、優しそうとは思ってなかった人が優しいほうが印象的ですよね。このマンガに出てくる他の人物たちは悪い意味で普通の学生という感じなので、さらに優しさの輪郭が強調されて見えました。

空気を読むことの難しさ

主人公の友人がクラス単位全体の空気を読むことを重視しすぎて、その子のグループではむしろその空気を読む、目立たないようにするという雰囲気を作り出してしまっていて、その感じがどのクラスにもあると思い出しました。そのくらい雰囲気の表現が上手だなと思います。

良い非現実感

スクールカースト等での現実感に苦しい、恐ろしいと感じていました。ですが、自我を持った男の子が助けてくれることで気持ちが晴れる感じがして良かったです。現実にはあそこまで周りに流されない人滅多にいないだろうなとは思いますが、逆にそれがカッコよさを際立てていると思えます。

スクールカーストが見えてきた

学生の言語力の乏しさからなのか、『地味』という言葉で表現される主人公が可哀想に感じました。人のことを声に出して悪口を言ってしまう、それを悪口とも思っていないのが中高生っぽさを表現出来すぎていて苦しかったです。

リアルでちょっと怖さを感じた

1巻に続きリアルな感じに良さがあり、主人公は変わらず内気な性格で、今回はそれによりスクールカーストが微かに見えました。内気な性格の子はスクールカースト上位にはいないため、そんな主人公が委員会の係を担当するという展開に少し恐怖しました。

リアルな恋愛マンガ

マンガだと非現実的な設定の恋愛がかなり目立っているイメージがあるのですが、これはかなりリアリティを感じました。特に主人公の内気な性格が、一貫したネガティブ思考で表現されていて共感出来る部分がありました。

勢いが戻ってきた

3巻では若干グダグダしているように感じてしまってましたが、4巻は実戦から始まっていてそのグダグダ感はありませんでした。ただ実戦シーンのエージェントらしさが薄めで、そこで好みが分かれるように思いました。ギャグがたくさんあるのは変わらずで、気楽に読めました。

終わり方が◯

エージェントを育成するための授業ばかりで、少し飽きが来ていたところに実戦が始まるという形で終わっていて続きが気になるようにするのが上手いなぁと思いました。逆に今回は1、2巻と比較すると内容が薄めだったようにも感じました。

説明部分だけちょっと、、、

前巻に引き続きアクションの描写はカッコよくて迫力のあるものになっていました。ルール説明等のどうしても文章が長くなってしまう部分で、ひたすら説明文を読む作業になって疲れてしまいました。展開は常に面白いため、その部分を除けば一気読み出来ると思います。

何でもあり感

設定がかなり非現実的だけど、主人公は(今のところは)普通少年で、周りで起こる問題を発想力で解決するという感じでした。けれど次々と起こる問題がギャグマンガレベルで、そこが面白さなのかなと思いました。

回想シーンが多い

ギャグ要素がほとんどなくなって、戦闘シーンがどんどん増えてきました。2巻からキャラが戦うたびに回想シーンがあったのですが、今回は特に多かったように思います。個人的には深掘りされてないキャラの回想シーンは後だしジャンケンのようで少し苦手でした。

1巻との違い

1巻はギャグ要素が強かったのですが、今回は戦闘シーンが増えていて、それが影響してギャグシーンが減ったように思います。けれど変わらず笑えるところは笑えますし、続きが気になるような工夫もあるので面白いです。

アクションがカッコいいし笑える

ギャグ要素がかなり強いですが、アクション(戦闘)シーンも力強く描かれていて、どんどん読み進めてしまいました。今のところは話の内容も深いわけではないため、何も考えず読める良いマンガです。そして最後しっかりと続きが気になる終わり方もしていました。

暴力描写は多いけれど

暴力描写は多いですが、血の表現などはあまりキツくないので見れました。話の設定も面白いし、主人公が弱いのにカッコいいのも最高で、一気に読んでしまいました。話のテンポが早いのもあるかもしれませんが。冒頭でも述べましたが、暴力描写が多いのでそれが苦手な方には好まれない作品だと思います。

シンプル

ギャグ要素と恋愛要素を並列化するテーマがシンプルというか、単純というか、。でもギャグ要素も恋愛要素もそれぞれ読んでいて飽きないものとなっていました。キャラクタの表情が豊かなのも良かったです。

働く人のカッコよさが描かれてる

話ごとにフォーカスする人物は違うので飽きませんでした。主人公または主人公の周りの人のことで、話が進むため、読むたびに主人公が生きている環境が理解できます。そして一人一人が仕事をしているシーンがカッコいいと思えます。主人公がポーズを決めてたウルトラマンのようなカッコよさはありませんが、皆、働きマンのカッコよさがあります。

1~5巻がそのまま1つに

1つの巻としてまとめられている訳ではないため、単に一気に読みたい場合に便利です。
アニメにしても話数が多いため、見返すためや初めて作品に触れる場合は漫画のほうが良いかもしれません。特に巻の最初などに人物についての情報が載っている部分はそういうのに優れています。アニメ版に負けない迫力なので、アニメでもマンガでもどちらでも良いと思います。

将棋の部分も良い

私自身が将棋経験者なので、読みやすいわけではなく、将棋未経験者でも読みやすい将棋のシーンとなっていると思います。内気な主人公が熱い戦いを繰り広げるのでドキドキしながら見守っている感覚で読み進めました。人間ドラマもバトルも素晴らしい。

独特な青春

不幸な主人公が幼いころ、生きるために選んだ先端によってできた道を進んでいるなか、高校生になってどう行動すればよいかどう生きるか悩むのが普通の高校生にもある将来の悩みのようで、これも青春の形の1つなのかなと思いました。相変わらず三姉妹のあたたかな雰囲気には癒されます。

あたたかい雰囲気と主人公

主人公の境遇で苦しくなった心を、三姉妹のあたたかな雰囲気で癒されるという、1つの漫画の中で感情をものすごく揺らされ、読み終えたときに虚無感に襲われました。こういう作品をあまり読んでこなかったのでわかりませんが、主人公の暗い雰囲気も三姉妹のあたたかな雰囲気も独特で、苦しい場面と幸せな場面を交互に繰り返されているのもあり、読む手を止められませんでした。

1巻では思わなかったが

孔明が作戦(戦略？)を解説してくれるとき、アニメ版よりもマンガ版が優れているかもと、思い始めました。歴史に詳しくないからかもしれませんが、難しそうな名前の作戦、そしてその作戦の内容、その場でのその作戦実施理由が作戦実行最中に説明されると、全てを理解するのは難しい気がしました。特にアニメ版は講義のごとくわからない人はおいていく上、復習が難しいのです。その点でマンガは理解しやすいと思いました。なので、アニメ見てからその部分をマンガで理解するというのもありかもしれません。

アニメ版と比較して

アニメ化した作品で、アニメ版とマンガ版両方見た感想としては、音楽が話に絡んでくるということもあってアニメが視覚と聴覚両方で楽しめるものという点で、この作品においては優れていると思いました。しかしマンガ版はマンガ版で良い部分があり、それはこの物語が現代の日本がテーマになっているためスマホの画面が出てきます。その際アニメ版は自分のペースで読めないため、そのスマホの情報を流してしまうけれど、マンガではそのコマもしっかり情報として読むことが出来る点です。
しかし前述の通り音楽面でアニメ版が優れていると感じました。

常識が常識じゃない感覚

半分がチンパンジーで、もう半分が人間という主人公の設定は非現実的だからこそ、テロやヴィーガンの心理などの現実へ疑問を持つことが出来るというのが面白かったですし、今まで人間社会で生きる中で構築されてきた考え方を見直すきっかけにもなりました。しかもストーリーにテロ事件が絡んできてからはちゃんとハラハラました。

巻の終わり方が、

最後に主人公の元カノ2人が主人公の悪口で盛り上がる描写で少し気分が落ち込みました。10巻まで主人公の治療や辛い過去の話だったので、そこにさらに可哀想なシーンが加わった形だったからです。もちろん主人公も悪い部分はあるのですが、そのシーンは元カノの暴力が肯定される形になっているように思いました。

治療法のイメージ化が難しい

私はこの病気のために治療を受けたことがあるわけではないので、精神の治療を受けているシーンをマンガで読んでもどんな感覚かイメージ出来ませんでした。
それにより内容もいまいち理解出来ませんでした。そういう治療方法があるという理解だけでとどめて、主人公がどうなっていくのかだけに着目して読むべきだったかもです。