【感想・ネタバレ】GIANT KILLING(54)のレビュー

あらすじ

アジアカップ準決勝、日本とオーストラリアの一戦は、好調を維持する椿と窪田の五輪代表コンビ、エース花森らの活躍で、開始早々、日本が2点をリードする展開に――。しかし、オーストラリアは早々のシステム変更から徐々に主導権を奪い返すと、若きエース、コヴァルが得意の左足からチャンスを演出、得点につながる――。さらに得意の空中戦からもゴールを奪い、前半終了間際、同点に追いついた。再びリードを奪いたい日本だが、相手エースのトーマス・サリバン、GKベイカーが立ちはだかり……、日本はアジアの壁を打ち破り、決勝へと駒を進めることが出来るか――。

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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 意地とプライドがぶつかり合うアジア杯準決勝、オーストラリア戦の前半終盤と後半頭が描かれた54巻である。
 前半終了間際に気を吐いた日本代表は、ハーフタイムにエース・花森の言葉で心を一つにして後半に臨む。
 一方、チーム内での意識の違いが明確になったオーストラリア代表は足並みが揃わず、後半の戦いぶりにはちぐはぐさがあった。
 と、そんな内容を描きながら、結果的には逆転を許すビハインドの状況(2-3)となっているのは、ごく実際的な試合の風景かもしれない。

 今巻の大きな特徴は、今まで以上にETUと直接繋がった代表の姿が見えている点だろう。
 特に巻末、負傷交代を余儀なくされたアレックスの代わりにピッチサイドに立った夏木の姿は印象的であるが、花森から名指しで勝利の立役者を任された椿(と窪田)もまた物語的に焦点が当たっている。
 これぞ代表というか、チームを応援していればこそ、自チームの選手を思う気持ち、その登場に奮い立つ思いが生まれてくる演出に違いない。

 楽しい一巻だった。星五つで評価したい一冊である。

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2020年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

攻めても攻めても点が入らず。
攻勢に水を差す3失点目。
既視感あるあるだ。

意外性の男、夏木投入で逆転なるか⁈
待望の展開です。

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2020年05月01日

ネタバレ 購入済み

テンション上がる!

コロナウィルスの影響でサッカーの試合自体なかなか見れないなかでの非常に痛快なストーリーでした。
チームの一体感がどれだけ必要かをまじまじと感じました。
日本代表、これからですね。
早く次巻を読みたい気持ちでいっぱいです。

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2020年03月30日

ネタバレ 購入済み

まさに国を背負った試合!

花森の檄がグッときた!
こうなるとこの試合は勿論だけど、椿の今後も気になる!
因みに個人的にはサリバンもメチャクチャ良いプレーヤー且つキャラでカッコいいから好き。

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2020年03月26日

ネタバレ 購入済み

ハーフタイムにエース花森が珍しくというか代表戦で初めてチームメイトを鼓舞する発言をする。これを受けてチームが意思統一できて、日本代表はベストな状態で後半戦に臨むことができた。しかし、たとえ良い状態で臨めたとしても、逆転されてしまうのは、サッカーではよくあること。本当にサッカーってままならない。そこが面白いんだけど。

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2020年07月07日

Posted by ブクログ

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いつも遅れてやってきたヒーロー的な、夏木さんの登場で次巻に続く。夏木さん頑張って欲しい。

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2020年06月21日

シリーズ作品レビュー

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