あらすじ
ジェムユナイテッド千葉との激戦を終え、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)は次なるステージへ!! そんななか発表されたU-22五輪最終予選代表には意外な選手の名が……!! そして、連戦続く真夏のクラブハウスに、謎の来訪者が現れる!? クラブに関わる者たちが同じ方向を向けばその先に、若き才能の花が咲く。みんなでチームの未来を見つめよう!!
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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
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引き続きジャイキリ27巻。
羽田との花火、U-22代表選出。そして代理人リチャードの登場。代理人ってクラブの目線で見ると邪魔な存在にも思えるけれど、サッカー界を支える一つの役割なんだよね。
そんな色んな人たちを描く、ジャイキリ素敵です。
ダブルの驚き
スカルズの羽田の職業が塾講師というところで驚いていたところに、椿のU-22代表入りの発表で更に驚いた。
スカルズとの関係や代表入り、どんどん良い方へ行ってるみたいだ。
千葉戦が終わり、次はクラブを取り巻く様々な人々に焦点が当てられる。
フロントとスカルズ双方の歩み寄りはクラブが次のステージへと向かう転換点となるのか。
羽田先生語録、面白い。
Posted by ブクログ
vs千葉戦 決着!
ガブリエルのクロスに村越が合わせた勝ち越し弾。
羽田の目に映る椿が始めて観戦した時に見た達海の姿に重なっていたのが印象的。
チャレンジャーとはどう在るべきか?ETUの面々がその答えを出したようなそんなゲーム内容。
そして、歩み寄るフロントとスカルズ。
カベセンの元で塾講師として働く羽田。
U22の代表に招集される椿。
代表の重圧に負けそうになりながらも、恩師からの電話で「お前さんが頑張ってくれとるお陰で私達はつながっていられる。(離れ離れになった私達を結びつける魅力があること)お前さんのプレーは知らんうちに沢山の人を幸せにしとるんだよ」という激励の言葉に奮い立つ。
その後の広島戦は2-0で完勝。
達海の元を訪れる代理人のリチャード。彼の登場は今後の達海にどう影響するのか?
Posted by ブクログ
千葉戦ではチームが新たなチャレンジを行いながら見事に勝利を得て、その一方でスカルズとフロントの関係修復が行われた夏の花火が挟まれている。そこで、羽田の意外な職業(塾講師)が明らかになったりしつつ、物語はさらにu-22の選出へと進んでいる。
内容の濃い一冊だった。椿の招集は大きなトピックだが、それ以上に、彼が応援している皆の想いを背負って立ち向かえるようになったことが大きい。ようやく一皮剥けてきたところだろう。
物語は充実してきている。これからも楽しみに読んでいきたい。星五つ評価である。
Posted by ブクログ
千葉との結果、応援団との確執の消滅、椿のU22代表選出と新たなる覚悟、達海の進退等、この一巻はぎゅっと詰まって一つの区切りとして素晴らしく纏まっている。どのエピソードも感動ものだ。
Posted by ブクログ
千葉戦は新布陣が機能し、ETUが逆転。椿が新しいステージで躍動する。その姿を見て、羽田の心にも動きが。
ETUスタッフと笠野、羽田が花火を見上げるシーンがたまらない。
U-22のオリンピック代表選考に、赤崎と椿が選ばれる。続く広島戦では、プレッシャーに負けずに成長する椿が勢いづく。
Posted by ブクログ
千葉戦決着。おもしろかったねーー
羽田が塾講師だったとは!
サッカーはいろんな人が作ってるんだな、と思う漫画。副会長はちょっと省みたほうがいい。
Posted by ブクログ
オマケの1コマのピーナッチ笑った。
椿くん代表入りおめでとう!
こっそり喜んでる赤崎くんかわいいなー。
やっぱり赤崎くんはナマイキな後輩でいてくれないと。
Posted by ブクログ
いいよなあ……モンテビア山形はモンテディオの100……いや10倍ぐらいは金ありそうで……
何よりまだJ1で……とか思ってしまう。
(※モンテビアの試合はこの巻には含まれません)
Posted by ブクログ
対千葉線決着、スカルズとフロント双方の歩み寄り、椿の代表入りと盛り沢山で面白かったです。「黙って見守る」、「ズレていたらすりあわせる」と考えさせられる言葉も多かったです。
Posted by ブクログ
濃い!
今巻は濃かった!
ずいぶん長く続いてるジャイキリだけど、やはりいずれ終わりがくるわけで…。
まぁ、終わりは予想できるけど、
いざそのフラグが立つとね〜。
寂しい感じがしてまう。
Posted by ブクログ
ますます調子を上げるETU。サポーターとフロントも和解する。さらには赤崎と椿がオリンピック代表に選ばれる。そんな中、タツミの代理人がクラブを訪れた。
面白かった。段々と椿の物語になってきてタツミより主役の風格が出てきてる。やっぱり選手が主役っぽくなっちゃうのは仕方が無いか。
Posted by ブクログ
長かった千葉戦にやっと終止符。この試合は、フロントとサポーターが過去のわだかまりから少し脱却して前を向くと言う大事なプロセスも含まれていたから、物凄く深かった。個人的にカベセンの登場が一番嬉しかったかな。そして五輪代表、赤崎の繊細さに笑いました。
Posted by ブクログ
千葉戦終了、それぞれが一歩前へ動き出す。
羽田とカベセンの今、フロントとスカルズの歩み寄り、五輪代表選出
故郷の応援、達海の来季について、今巻も色々詰まってます
Posted by ブクログ
オリンピック代表が選ばれる巻です。
あと、サポーター、選手、監督、クラブスタッフ、
それぞれの立場での視点がさらに描かれた巻です。
他の本を読むのをまた忘れた…
Posted by ブクログ
パッカくんのサインが可愛い。
サポーターとチームと運営主体って、全然違う距離感のなかで動いているのかな、とか、なぜひとつのチームを応援するのにサポーター同士で仲たがいをしているのか、ということを考えながら読んだ。
自分も、ライブとかに行った時、まわりのファンたちのライブ参加の仕方とか、態度にムッとしたりすることがある。
それも、ひとえに純粋に、バンドあるいはアーティストを応援しているがため、彼(彼ら)に気持ちよく舞台の上で演じてほしいから、という気持ちからくる、ある種の「義侠心」であることは違いないのだが、結局はそういう周縁的な問題(ファンのマナー意識だとか応援の仕方とか)に反感を感じるあまりにファンやめたくなる瞬間も確かにあって、本末転倒だなと自分でもあほらしくなる。
演じている当人たちのことを考えての感情なのに、結局それに振り回されて、当人たちとそのファンを包含したひとつの大きな塊に対する怒りをふくらませてしまうというか。
サポーター同士の間にある感情とそれはよく似ている気がする。
この巻で、ずっと続いていた、サポーターと運営との対立、サポーター同士の対立に少しずつ動きが見えてきた。
いきなり全面和解、皆仲良し、めでたし、なんて綺麗な回答は期待していない。
たくさんの人間がまわりを取り巻いている「サッカー界」というおおきな塊の中で、それぞれの主義スタンスの違いから、数々の小さないさかいや仲たがいが起こる…、その不可避的不仲について、どういうふうに双方折り合いをつけて、「みんなで選手のことを、チームをおもって応援する」という原点に立ち返っていくのか。
そこのところを丁寧に見ていきたいなあ。
それからゲーム描写について
サッカーのルールを知らないわたしみたいな人間でも、「今いいところ」「今あぶないところ」というゲームの大まかな流れが直感的に分かるのがありがたい。
Posted by ブクログ
スポーツ漫画であり、お仕事漫画でもある『GIANT KILLING』。
選手だけではなく、サッカーに関わる人々全てが主要人物です。
だからサポーターの羽田が塾講師としてきちんと生活できてることに安心するし、敵チームのミルコビッチ監督の去就が気になります。
チームが育ってきたのに、結果がなかなか出ないのは悔しいだろうなとか。
五輪代表戦も気になるけど、主力が抜けるチーム事情が心配になる。
多層な視点で楽しめるのがいいですよね。
Posted by ブクログ
選手、サポーターとも落ち着いてきたと思ったら、次は監督のお話。いろいろと、チーム運営って大変…。
この巻は「緩」の話だけど、やっぱり「急」の試合が楽しみ。
Posted by ブクログ
前巻で途中になっていた千葉戦の結果から始まり、スカルズのリーダーとクラブ関係者が歩み寄り、若手がオリンピック予選に選ばれると言う所が含まれている。それぞれ個々の性格に沿った発言をしてるなと共に、これから続く伏線にもなるのかなと感じる。最後に達海の代理人が現われ、隠された達海の過去がほんの少しだけ語られたが、そ此方に関しても徐々に明るみになるのかなと楽しみを持たせる一冊だと思う。
Posted by ブクログ
達海監督の荒削りというか大胆な采配となったジェムユナイテッド戦に決着。
クラブの雰囲気は昇り調子!?のETUにさらなる追い風。
周りの人の支えが大きいこと、自分の頑張りが周りの人に与えている影響の大きさに気付いたとき、さらなる成長と自信に繋がる。
Posted by ブクログ
フロントとサポーターの
繋がり、一人の若手選手を
支える人達など、サッカー
クラブを通して人は人に
支えられていることを
改めて実感させられる
内容でした!
2013年4月29日
Posted by ブクログ
ジャイキリはふとした時に、勉強になります!試合の時はドキドキするけど、それだけでなく、フロント側、サポーター側とそれぞれの立場がしっかり描かれていて、普通にマンガを楽しむより、勉強になるなーと思う。
同じものを見ているはずでも違っていたりして、こんがらがってしまうこともあるけど、それをやり直せるチャンスがあるのは幸せで
もし自分にそういうチャンスが訪れたら、逃さないようにしたい。
そして同じ方から見るときに自分の原点ありきで話せたら楽しいだろうなぁ
Posted by ブクログ
千葉戦決着
そしてU-22の代表発表があり椿が選ばれたー
羽田とフロントが歩み寄ることができたのもよかった。
この巻は言葉でいうより読んで欲しいと思った。
Posted by ブクログ
同じ時間を共有して、同じものを見たからこそやり直せる機会はある。27巻は決して切れない繋がりが見えた巻でした。
許せる優しさ。同じ時間を共有して同じものを見たからこそ許せるわけがないと27巻を見てもどこかで思っています。だけど、そういった部分を乗り越えたらまた違った未来も見えてくるのかなとしばらく考えこんでしまいました。許したもん勝ちという言葉がありますがやり直す機会って自分が考えるより難しいことだからこそ話し合わないとチャンスすらない。今回の話は今の自分の状況に照らしあわせた分わりと感情移入してしまいました。
自分の今立ってる場所。あんなにチキンハートだった椿がいよいよ五輪日本代表へ。今自分がどんな場所に立っているか。彼の目的だった故郷にいた人たちと繋がることができる位置。今までやってきたことが無駄ではなく、自分の中にいる人のため、自分を讃えてくれる人のため、自分を信じきってプレイする。連載当初から比べてよくぞここまで成長してくれたと思うほどメンタルが成長しました。カメラマンの言ったとおりいい面するようになりました。お次は五輪本戦で実力を示して欲しいです。
今巻では達海の空白期間であるケガ後が少し描写されました。いつも飄々としている達海でもケガをしたあとはそんな時期もあったのかぁと不思議に思いましたが、この過去が本編で描かれる時がより一層楽しみになった瞬間でもあります。次巻は椿メインのお話、楽しみに待ちます。
Posted by ブクログ
タツミの進退について、ちょろっと言及。いつまでETUにいれるのか?来季のETUも、現体制でいれるのか?
ま、タツミだけでなくて、選手もだけどね。どうなるストーブリーグ?です。中小クラブって、活躍は嬉しいんだけど、金持ちさんに引き抜かれる悲しみも、もれなくついてくるのが辛いところです。
でも、これって、このマンガにも似てることいえるんじゃないかなぁ。
来シーズンって、やるの?
題名どおり、GAINT KILLINGが魅力じゃんね。
現在のシーズンで、優勝できなくて上位進出。来季は、悲願の優勝目指します。ってのが、普通なんだけど。
それ、このマンガでやったら、微妙じゃない?
かといって、代表編じゃないしね。
就任1年目で、優勝というのが夢物語って言ってるわけではないですよ。
ただ、終わるべきときに終わってくれるかな、と余計な老婆心出しちゃっただけです。
そうだねぇ。
最終節で優勝かけて、東京ダービーってのがいいよね。