『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
Uー22代表に選出された椿と赤崎。A代表には夏木が選出される。
代表招集に浮き足立つETUが対戦するのは、残留争いを強いられている甲府戦。
意思統一ができている甲府との争いに、ETUはどう戦うのか。
Posted by ブクログ 2017年07月19日
再びリーグ戦。残り8試合の終盤戦の始まりです。今季カモにしてる横浜をなんとか叩いて、甲府戦。シーズン途中で移籍した石浜との戦いです。
ふわっとした雰囲気を突かれて、先制されるETU。石浜との個人的な話の中で覚悟が足りないと挑発された清川が、不甲斐なさに憤激します。自分もチームも。
さて、後半どうな...続きを読むるか。
立ち上がりに堺が同点弾。上位の勢いでETUが押し切るか。残留争いもある甲府のしぶとさが勝るのか。
41巻へ続きます。
ちなみに、2017シーズンの甲府は、しぶとく勝ち点を取るチームになってきました。なんか、そのしぶとさがベースとなると、残留し続けるチームになってやな相手になりそうな予想が。