『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
リアルでいたら絶対嫌いになると思うけれど、マンガで読む限りは持田がかっこいいと思うし、復活して花森とコンビを組んでほしいと思います。
椿がゴール決めたシーンで、うおー!とテンション上がったのに、次のページのパッカ君のイラストで噴き出してしまった。
試合とその他のシーンの落差よ。
村越のなまはげにも笑った。
東京ダービー決着。
持田の運命に号泣です。強靭なメンタルとプレースタイルを持たざるを得なかった持田の歩んできた道の厳しさは、涙なしでは語れない。盟友?花森の心情も過去回想シーンを読むとなんとも言えない気持ちになります。
Posted by ブクログ 2019年04月01日
東京ダービー決着の45巻。
ETUが前回勝利したのは、達海が現役だった10年前。その試合は、奇しくも達海と成田という両チームのエース対決が、代表での世代交代を意識させるような試合となりました。
そこから時を経て、復活のエース持田と急成長するルーキー椿の対決の色を帯びた今回のダービー。二人の存在感は、...続きを読む代表でもいえることであって。見る方にとっては、サポーターにとっては、かつてのダービーを懐古してしまうのも無理はないかなと思います。
ただでさえそう想うのに、期待のルーキーが逆転勝利の立役者となった今日の展開からすると、余計にね。
タイトルのGIANT KILLINGにふさわしいチームの伝統となるんじゃないのかな?達海と椿のダービーは。
サポーター冥利に尽きるダービー。こんな試合収録の45巻。☆5つじゃあ足りないよ。
持田の輝きは、ケガという悲しみの色を帯びるからより一層魅力を増し。その色合いを払拭したいがために、自分を限界まで燃やしてゆく。それがもっともっと輝きを増していくのだけど、やはり諸刃の剣であって悲しみの色は濃くなってゆく。
ロシツキーとか、こういうタイプだったかなぁ。
小野とのUEFAカップでの対決があって、アーセナルでどこまでいくのか?と思ったけど、ケガがなぁ。
Posted by ブクログ 2018年01月24日
46巻発したので読み直し、
ここまで巻数が増えて来ると、それぞれのキャラクタに思入れも強くなって来て、色々なところに目がいってしまうが、今巻は表紙絵でも一番大きく描かれている持田の巻だろう。これまでETU目線で、気味の悪い強敵として描かれることの多かった持田の内面が描かれ、彼に対する印象ががらっと変...続きを読むわる。そして、本当にそうかどうかは知らんけど、スポーツマンって素晴らしいよねと思えるそんな巻。
Posted by ブクログ 2017年12月28日
点を獲り合う熱い試合展開に水を差す、持田の負傷退場。
どんなに失望しても諦めない、諦めきれない持田の鋼のメンタルが逆に痛々しい。
ダービーを制したETU。初タイトルに近づきましたね。
現実では先に地元のチームが初優勝したけど、本当に嬉しかった。シルバーコレクターなんて言われて、ずっと残念だったから...続きを読むね…。
Posted by ブクログ 2017年12月25日
向こうのエース、こんな形でグラウンドを去ることになるとは… スポーツ選手にとっての故障って、実に由々しき問題だと思うけど、そのあたりの感情の機微が、良い感じに物語中で活かされてます。
Posted by ブクログ 2017年11月08日
熾烈な東京ダービーに終止符を打つ45巻である。
大いに活躍した持田の負傷退場、直後の覚醒した椿の決勝点による十年ぶりのダービーマッチの勝利、そして引きのアジアカップに向けた代表メンバーの発表会見など、非常に濃い内容になっている。
特に見どころなのは椿の躍進だろう。本作でピッチ上の主人公は彼に間...続きを読む違いないわけだが、こうした活躍すべき場所で活躍してこそエースの面目躍如であり、彼の一層の躍進が確信されるワンシーンである。
ちなみに、そこでも地味に壁パスヒールキックでアシストを決めている夏木であるが、本人の言うように代表に選ばれる気がサッパリしないのはご愛敬だ。ただ、彼は不器用ながらも必要な場面で決める強みがあるから、当落線上であるのは確かだろう。
非常に楽しませていただいた一冊だった。星五つで評価している。
清水との上位対決が予告されているが、次もまた楽しみに待ちたいところだ。
Posted by ブクログ 2017年10月26日
あつーいー!!東京ダービー決着つきましてねー。開いた瞬間の椿の見せ場から始まり、椿に終わる。でも中盤はわりともっちーの話だったかな。
いやそれにしても熱い!村越さん、よかったよね…
Posted by ブクログ 2017年10月23日
泣きそうになっちゃうくらい良かったわぁ。試合だけじゃなく試合後の監督同士の会話とかインタビューとかそういう周りの肉付けが感情を膨らませてくれる。
そしてキョーコちゃん、キャラが良い。
Posted by ブクログ 2018年01月07日
持田の負傷離脱。
ETUの10年ぶりの東京ダービー勝利。
吠えて、ハグ魔人になる村越さん。
ダンディ平泉さんと達海さんの試合後の一コマ。
ブランは、アジアカップUAE大会に誰を日本代表として選ぶのか、以下次巻。