『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
とにかく面白くてはまります!
今までサッカー観戦したことがなかったのですが、読んでからスタジアムでサッカーを観たくてたまりません。
Posted by ブクログ 2022年05月29日
磐田戦、決着。優勝が手に届くところに見えて来た。
タイトル回収なるか⁉︎
若い才能が海外移籍を目指すのは仕方ないことだけど、スター選手が地元チームからいなくなるのはやっぱり寂しいわ…。
Posted by ブクログ 2022年03月22日
磐田戦に蹴りをつけ、いよいよ優勝戦線も大詰めを迎える60巻である。
磐田戦での椿の活躍もトピックだが、他会場(名古屋グランパレス×大阪ガンナーズ)の結果においてもETUにとって望ましい結末が描かれている。
次節の、鹿島ワンダラーズとの首位決戦に向けて、舞台が整った一巻であった。
その一方で...続きを読む、物語はやはり椿という一人の青年が中心でもある。
後半部では彼の海外への意欲と、そんな椿に嫉妬を感じる赤崎の姿なども描かれている。
そして、かつてETUの運営に参画し、混乱をもたらした代理人・香田との椿の面談で物語はクローズ。
彼の思いが吐露される形で描かれているのは、非常にエモーショナルであった。
チームとしての盛り上がり風景や、しかしその背景では来季に向けての編成(GMからの事前の戦力外通告)なども存在している。
そんなサッカー世界の風景がよく描かれていて、試合模様以外も含めて楽しめる一巻だった。
今回も楽しく読ませていただいた。星五つで評価したい。
最近は椿中心のサッカー×選手の軸が主立っていましたが、本巻後半からは次年に向けた移籍シーズンに入ったことと香田さんの登場とで、経営×フロントの軸が再び盛り上がって来た印象です。この辺りの裏側の動きにスポットライトが当たるのが他のサッカー漫画との大きな違いだと思っているので、今後どうなっていくのか楽し...続きを読むみです。前々からフラグを立て続けている鹿島との大勝負が目前で、達海監督の進退に関する動きもそろそろありそうで、クライマックスに向けて目が離せなくなってきました。曲者臭がすごい新登場の香田さん、彼の真意も気になりますね。
個人的に、パパさん選手である名古屋の川瀬さんが頑張っているところがまた見られて嬉しかったです。
読むたびに勇気と感動と熱意を頂いてます。
選手だけではなく、サッカーに携わるすべてのストーリーを是非見て頂きたい!
サッカー好きもそうでない方も(^-^)
Posted by ブクログ 2022年12月22日
2022/12/22
磐田に快勝!ガンナーズ負けて2位浮上。
つばきちはもっと上手くなりたいという想いが強く海外移籍することになるのか。
香田さんはいい奴になって帰ってきてるっぽい。