【感想・ネタバレ】GIANT KILLING(32)のレビュー

あらすじ

手がつけられないストライカー・ペペによって、逆転弾を叩き込まれ前半を終了したETU。選手たちは沈みそうな気持ちをぐっとこらえていた……。後半戦、固い円陣が組まれる。まだ気持ちは折れていない――あとは達海(たつみ)が授けてくれた策を信じて、進め!

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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ぺぺに2ゴール決められ、逆転される。
前半終わって1-2。達海はぺぺの好調さは今季最高だと評価した上で、ガチガチに守備を固めるように指示を出す。
名古屋の不破監督は、後半も川瀬に椿のマークをさせる。
達海はカルロスが不調であることを見抜き、そこから突破口を作ろうとする。
しかし逆に隙をつかれて黒田がPKを与えた上、2枚目のイエローで退場する。
ぺぺはPKを決めてハットトリックを達成。
二点差、10人、そして雨で勝てないジンクス、負ければ4連敗。
これ以上ない逆境でETUが見せるものとは。

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2014年08月28日

シリーズ作品レビュー

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