【感想・ネタバレ】GIANT KILLING(30)のレビュー

あらすじ

かつて天才と呼ばれ、惜しまれつつ去ったETUの星。達海(たつみ)、まさかの現役復帰宣言。その足は再び、奇跡を見せるのか――? 浦和(うらわ)との戦いに敗れ、公式戦で3連敗を喫してしまったETU。達海は全く動こうとせず、だが静かに燃える眼差しでその敗戦を見守っていた――。翌日、選手たちの前でなされた重大発表。自身の「現役復帰」によって達海は新たなる問いを突きつける!

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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

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ネタバレ 購入済み

泣ける

この30巻は何度読んでも同じ所で涙が出てくる。
表紙の達海がボールを蹴ってる絵からもう切ない。
文字通り身体を張って伝えた達海。
達海の言葉一つ一つが全て切ない。
踏ん張ってくれETU!とサポーター目線になってしまう。

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2020年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これに勝る喜びを俺は未だに知らないというタツミの思いが、今はもう主役ではなくなったタツミが、次の主役へ託した思い。タツミの全力を懸けて託した思いが選手たちを、ETUを次のステップへと歩みを進めさせる。

タツミはピッチを自由に駆け回れる選手たちが羨ましいのか、不甲斐ないプレーに苛立ちを覚えたのか、来るべき時が来たと冷静に考えるのか。
それは見て取ることはできないけれど、いつでも本気で全力であることを身をもって伝えることができるなんてすごすぎるよ。

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2014年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

30巻でも衰えない勢いと迫力。
フットボールの神様に愛されて、そのセンスはまさに奇跡。

ここで泣かされるとは。ETU、再始動です。

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2014年02月18日

ネタバレ 購入済み

タッツミーが無理…。泣くー!現役復帰するとか、現役対監督とのミニゲームとか、めちゃくちゃカッコいい。そして引退宣言…。泣く…。

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2021年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雨の中の浦和戦は1-0で負けた。浦和の快勝。これで公式戦3連敗。
サポーターの前で謝罪し、この借りは必ず返すと宣言する達海。
問題の本質に向き合わせようとしているとみる笠野さん。第2の変革期の幕開けとなるか。
練習日、現役復帰をほのめかす達海。急遽ミニゲームを開始する。
達海は、低迷するチームの気質を次のステージに引き上げるのは、自分たちしかいないことを身体を張って示す。

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2014年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

変わらないメンタリティへの揺さぶり。サッカーができるって、プロの舞台でできるって、そんな幸せなことないんだろうな。

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2014年01月27日

シリーズ作品レビュー

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