少年・青年マンガの高評価レビュー
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Posted by ブクログ
すごい個性的な作品。
全ての画が素朴な木版画のよう。
訥々(とつとつ)と、細切れに会話をする登場人物たち。舞台は現実世界のようでいて異質な空気感が圧倒的に支配している。
高尚な美少女、児玉まりあと笛田くんによる会話劇。釈迦と弟子、孔子と弟子のような問答。
そして児玉まりあがときおり見せる表情、彼女はただのツンデレなのか、それとも。
五里霧中のような状況から少しずつ進んでいく物語に、目が離せない。
紙面を見ると圧倒的に少ない情報量、なのに不思議と心に積もっていくものの量は多い。
スカスカの一冊なのに、ずしりと重い、といえばいいだろうか。この作品もまた文学なのかもしれない。
4巻でひとまずの -
購入済み
熱い頭脳戦と最高のご褒美
タイトルやあらすじからは「よくある量産型のチート無双かな?」と思うかもしれませんが、良い意味で見事に裏切られました。ただヒロインを侍らせるだけの作品ではなく、ストーリーがしっかりと作り込まれています。
特におすすめしたい魅力は以下の3点です。
① 圧倒的格上を「攻略」する熱い展開
敵となる女性たちは、理不尽なレベルの強スキルを持っています。それに対し、主人公は最弱スキル。決してご都合主義で無双するのではなく、手持ちの能力と知略を駆使して強敵を打破していく「攻略」のプロセスに思わず引き込まれます。
② 魅力的なキャラクターデザインと「肉感」
女性キャラクターたちの可愛さはもちろん、むっちり -
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Posted by ブクログ
テマリVSシカマルの試合終了シーンから始まる巻ノ十三。
アスマ先生や紅先生のシカマル評価になるほどと頷く。
続くサスケVS我愛羅の試合に間に合うように駆け付ける松葉杖のリーと付添うガイ先生。ナルトがネジに勝利した事を心から喜ぶリーには長生きしてほしい。
ここで、あれ?サスケはまだ来ない?どうしたの?ザワついてる会場に木の葉を撒き散らしながら登場するサスケ…これはアニメで劇伴付きで見たいかも。
対する我愛羅には、仲間のカンクロウでさえもゾッとさせるオーラをびしばしさせながらの心の声は…
自分のためだけに戦い自分だけを愛して生きる
他人は全て それを感じさせてくれるために存在していると思えばこれほ -
Posted by ブクログ
中忍選抜試験”第三の試験”の本戦緒戦のナルトVSネジが向かい合った所から始まる巻ノ十二。表紙はナルトと不貞腐れ顔のシカマルっていう…。
ネジは百眼を使って点穴(ツボ)を正確に突くことで相手のチャクラをコントロール出来てしまう手強さ。
ネジの心の声「人はそれぞれ違う逆らえない流れの中で生きるしかない。誰もが等しく持てる運命は死だけ」に不本意ながら思わず頷いてしまいそうな読者ここにありなんですけど、ナルトはそんな刹那的ゴールは認めないだってばよ。
早々に、我愛羅以上の絶対防御と言えるネジの八卦掌回天が出る。
ちなみに回天は日向家の跡目だけに代々口伝される秘術であり、すなわち分家のネジは独自で作り