松田志乃ぶのレビュー一覧
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購入済み
一気に色々と試し読みできてお得
お話の舞台も文体のテイストも異なる様々な作品を試し読みできてお得でした。私は特に錬金術師シリーズが気に入りました。史実をよく調べてからお話が組み立てられていて、世界史(ヨーロッパ史)が好きな人にはとてもハマれる作品だと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ名前に「猫」の字は入っていないのに何で乳母「猫」かと思いきや、猫みたいな目してるからかと。
寧ろ鮎子さんだから魚じゃんという。
(最初はフナ子とも言われてた……猫から離れていく)
最近は火事で家なしになる女性の話をよく読んでいる気がする。
この主人公の場合は、ベビーシッターとしては凄腕だという強みがあったから、まだ救われている方。
しかもセレブ御用達なこともあって英語も大丈夫。
アンティークも多少分かるし、健康体。
大食いなのが少ない欠点の一つか?
亡き姉の子(要は甥っ子)を引き取ることになった教授に請われてベビーシッター兼婚約者のふり、しかも親戚のお家騒動にまで引っ張り出されて大忙しの主 -
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Posted by ブクログ
みなさんすごいわー。
ああ、あの「ジャパネスク」の世界が現代によみがえったわー、という。
そりゃ各先生の筆致とか特徴あるし、まんま氷室冴子先生というワケではないのでしょうけれど(そして誰も「真似る」ことは求めてない)、世界観のようなもの、ベースとなる方向や位置があの世界なんですよねー。
空気感っていうか?
その後の瑠璃姫と高彬の結婚生活を描いた岡本千紘せんせの「女郎花の宮」も良かったけど、しかし煌姫のあの頃と変わらない活躍を描いた松田志乃ぶせんせの「ジャパネスク・ネオ!」が好きかなー。
煌姫のグイグイ感が楽しいw
それとやぱし「ジャパネスク」といえば山内直美せんせの画っていう部分も大きいと -
Posted by ブクログ
呪いや敵もなくなって幸せに暮らしました、めでたしめでたし…となったみんなの様子をかいま見てみましょうという短編集。
ウィリアムとジュリエットは相変わらずのラブラブでごちそうさまという感じだし。
ヒューとサラは追えば逃げるといった感じで著しい進歩はなかったのかな。
ただ、サラが変身依存症か!と心配になる場面も。
彼女の複雑な本心が推察できて少しほっとしたが。
たんぽぽ姫改めリオン王子には新たな出会いがあり、これが一番の目新しい点だろう。
お茶目な魔法使いイーヴは、もうロマンチックなのかストーカーなのかわからなくなってきたけど。
とにかく、悪婿ファンにはこたえられない一冊。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本編が終了後のお話の短編集です。
■プリンセス・フェスティバル
ウイリアムとジュリエットが本当の初夜を迎えてから5年後。すでに3人の子持ちになってて、頑張りすぎでしょう、なんて。
ラブラブな二人が麓の村から美少女を預かることになって、ウイリアムに浮気疑惑が。確かにお芝居を打つのはいいけど、あんな風な演技をするなら、やっぱり事前にジュリエットにも言っておかないといけないんじゃないかなって思いました。
■たんぽぽと卵
ジュリエットに振られたリオンのお話。
独り身のリオンの前に現れたジュリエットの姉。
ジュリエットに似ているところに惹かれたのかどうかは分かりませんが、なんかいい感じでした。