松田志乃ぶのレビュー一覧
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購入済み
一気に色々と試し読みできてお得
お話の舞台も文体のテイストも異なる様々な作品を試し読みできてお得でした。私は特に錬金術師シリーズが気に入りました。史実をよく調べてからお話が組み立てられていて、世界史(ヨーロッパ史)が好きな人にはとてもハマれる作品だと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ名前に「猫」の字は入っていないのに何で乳母「猫」かと思いきや、猫みたいな目してるからかと。
寧ろ鮎子さんだから魚じゃんという。
(最初はフナ子とも言われてた……猫から離れていく)
最近は火事で家なしになる女性の話をよく読んでいる気がする。
この主人公の場合は、ベビーシッターとしては凄腕だという強みがあったから、まだ救われている方。
しかもセレブ御用達なこともあって英語も大丈夫。
アンティークも多少分かるし、健康体。
大食いなのが少ない欠点の一つか?
亡き姉の子(要は甥っ子)を引き取ることになった教授に請われてベビーシッター兼婚約者のふり、しかも親戚のお家騒動にまで引っ張り出されて大忙しの主人公。
謎も事件も乳母にお任せなんて紹介されているが、彼女は凄腕のベビーシッターであって名探偵ではない。
謎解きは彼女一人の力というより、教授との二人三脚で乗り切っているのが正しい。
まあこれで謎解きまで完璧にこなされては人間離れしてしまうので、これくらいがいい。
時には探偵、時には助手と教授と交代しつつ謎に挑むのはいいバディ制だったなと思う。
謎解き要素はあるけれども、メインは子育て話の方かなと個人的には感じた。
現代の事情も交えつつ鮎子なりの子育て理論、色々考えさせられるものがあった。
理想論かもしれないけれど(何しろこちらは子育て経験がないのでジャッジができない)
子育てお仕事小説として読んだ感じだ。
なかなかに内容が濃い。
主人公のキャラクター性、現実離れしたイケメンに、そのイケメンに対するファンクラブの存在などなど少女漫画にありそうな設定で読みやすくありながら、お仕事小説として充実した内容。
読みやすいのに、しっかりした話だったと思う。
謎解きは暗号解読な感じ。
ただ後半の話はさておき、序盤のは少し取って付けた感じはあった(だから子育て話と最終的には判断) -
Posted by ブクログ
みなさんすごいわー。
ああ、あの「ジャパネスク」の世界が現代によみがえったわー、という。
そりゃ各先生の筆致とか特徴あるし、まんま氷室冴子先生というワケではないのでしょうけれど(そして誰も「真似る」ことは求めてない)、世界観のようなもの、ベースとなる方向や位置があの世界なんですよねー。
空気感っていうか?
その後の瑠璃姫と高彬の結婚生活を描いた岡本千紘せんせの「女郎花の宮」も良かったけど、しかし煌姫のあの頃と変わらない活躍を描いた松田志乃ぶせんせの「ジャパネスク・ネオ!」が好きかなー。
煌姫のグイグイ感が楽しいw
それとやぱし「ジャパネスク」といえば山内直美せんせの画っていう部分も大きいというか刷り込まれているというか。
先述の岡本せんせの「女郎花の宮」の中で瑠璃姫に誘われて高彬が干し柿を一緒に食べるシーンあるんですけれど、「干し柿そのものよりも誘われたことのほうが嬉しげ」な仕草に山内せんせが描く高彬の顔が思い浮かんだよね!!
嬉しそうに照れてる高彬が!!
いや、もう、すごいわー。
この時代にジャパネスクの「新作」に出会えたことに感謝。
そんな気持ちになる作品たちでした。 -
Posted by ブクログ
呪いや敵もなくなって幸せに暮らしました、めでたしめでたし…となったみんなの様子をかいま見てみましょうという短編集。
ウィリアムとジュリエットは相変わらずのラブラブでごちそうさまという感じだし。
ヒューとサラは追えば逃げるといった感じで著しい進歩はなかったのかな。
ただ、サラが変身依存症か!と心配になる場面も。
彼女の複雑な本心が推察できて少しほっとしたが。
たんぽぽ姫改めリオン王子には新たな出会いがあり、これが一番の目新しい点だろう。
お茶目な魔法使いイーヴは、もうロマンチックなのかストーカーなのかわからなくなってきたけど。
とにかく、悪婿ファンにはこたえられない一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本編が終了後のお話の短編集です。
■プリンセス・フェスティバル
ウイリアムとジュリエットが本当の初夜を迎えてから5年後。すでに3人の子持ちになってて、頑張りすぎでしょう、なんて。
ラブラブな二人が麓の村から美少女を預かることになって、ウイリアムに浮気疑惑が。確かにお芝居を打つのはいいけど、あんな風な演技をするなら、やっぱり事前にジュリエットにも言っておかないといけないんじゃないかなって思いました。
■たんぽぽと卵
ジュリエットに振られたリオンのお話。
独り身のリオンの前に現れたジュリエットの姉。
ジュリエットに似ているところに惹かれたのかどうかは分かりませんが、なんかいい感じでした。
ただ、リオンとジュリエットが結婚して終わりかと思ったのに、そのまま修道院に返しちゃったみたいなのが残念。これはイヴニング・フェイスの言う通り、文通から始めて、なかなか自分の気持ちに気付くまで時間がかかりそうです。
■わたしの赤い騎士
ヒューとサラのお話。
犬になると尻尾フリフリしてヒューが大好きって表現をするのに、人間のままだと無表情って、素直じゃないサラを前にヒューも苦労するなあって思いました。