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Posted by ブクログ
“帽子のつばを押さえ、キットは目元をくしゃっとさせて笑った。
「それよりおれは、早く変身して大人に戻ったウィリアムさまを見せてもらいたいんですけど。楽しみだなあ、おれより大きいウィリアムさまって想像がつかないですからね」
「私の変身か、よーし、見せてやろう。初めての者には楽しい見世物だぞ」
「一気に身体が大きくなるんですよね。いったいどんな感じなんですか?」
「魔法の煙がもくもく出てきて、ポンッ!と一瞬で大人になったり子どもになったりするのだ。種も仕掛けもない早変わりだからな、城の子どもたちには毎回大好評を博している」
「あっはっは、いい芸を身につけましたねえ、ウィリアムさま」
「芸ではない。呪いだ、呪い」”
こんな微妙なところで終わるとは……!
というのが本音。
子供の身体になったまま戻れなくなったウィリアムの代役をヴィヴィアンが務め、四海家の会談が行われることに。
三家の当主にまつわる胡乱な噂話とは。
そして、エヴァンジェリン王妃の目的は。
続編出るのはすぐかな?
ジュリエットとウィリアムのラブっぷりが面白い。
読んでて、楽しい。
“「あるいはこうも考えることもできるでしょう。
王と王妃の手元に四海家の紋章印が全て揃っていれば、彼らは王妃の弟、フランシス・ライヴァルの名を記した西部総督の任命書を自由に作成できる。四つの家の紋章印がどのような手段で彼らの手に渡り、そこへ押されたのか、そのような経緯は、法の上では関係ない……」
ヴィヴィアンの話の結論を、ウィリアムはすぐに察したようだ。
従者に抱えられているヒューの身体へちらりと視線をむけ、うなずいた。
「要するに、王妃の放った刺客が狙うのは四海家当主の持つ紋章印ということだな、ヴィー」
「はい、兄上」
「フン。そして、やつらは卑怯な魔術でそのうちの一つをまんまと手にしたというわけだ」
ウィリアムの瞳が怒りにきらめく。彼の視線の先へ目をむけ、ジュリエットは息を呑んだ。
(あれは……)
毛布の敷布の上に点々と赤い滴が落ちている。
ヒュー・ブラック・イン・ザ・レインの左手からは糸のような血が滴っている。
その指からは、金貨を吐きだす双子のイルカを描いた銀色の指輪がなくなっていた。”
Posted by ブクログ
悪魔のような花婿シリーズ2巻目。
悪魔伯爵ウイリアムと結婚し、幸せな新婚生活を送るジュリエット。子どものままの体で成長しないという呪いを魔女カスタードにかけられたウイリアムだが、前巻でその呪いが半分だけ解除された。ジュリエットにむらむらした気持ちを抱くと途端に体が12歳の少年のものに変わってしまう、ということに・・・。けれどそんな状況にも嘆かず前向きに2人は愛を育んでいた。そんな中、王妃エヴァンジェリンがウイリアムたちの住むララバラードを手に入れるため、ある魔術をしかけてきた。自分たちの愛する土地を守るため、ララバラードの四海貴族が悪魔城に集結する。
1巻が魔女との対決なら2巻は王家の陰謀との対決でしょうか。新キャラも一気に増えて新しい章のはじまりという感じ。新キャラも個性的。そして、1巻から引き続き登場するメインキャラクターたちも相変わらずいい味出してますww個性豊か。ジュリエットとウイリアムは気づいたら所構わずイチャついてるし、色々あってウイリアムの身代わりを務めることになったヴィヴィアンの兄好きも変わらないし(笑)
2巻はかなり気になるところで終わってしまっているので、3巻を早いところ読まないと!
Posted by ブクログ
悪魔のような花婿の第2作目!
妖艶なリングランドの王妃がついに動き出す。
王妃が向けた刺客とは…?
鴉使いからの伝達で、王妃の画策を潰す為に西洲の四海家が悪魔城で会合を開くことになったのだが…。
呪いで縮んだはずのジュリエットの身長が元通りに!?
またしても大人になれなくなってしまったウィリアム。
そんな兄のピンチに身代わりを引き受けるヴィヴィアン。
様々な疑惑が集まるミステリー前篇!
相も変わらずイチャつく夫婦は砂吐きモノ♪
見所はお茶目な姑、ドーラ様!
「もっとイチャイチャしなさい」、「ムラムラしなさい」、夫婦らしくしなさいとひたすらヴィヴィアンに鞭を片手にお説教をする姿がなんとも見所です!←
Posted by ブクログ
1巻が面白かったと思ったら、2巻も出てたので買ってみました。
前回は、魔法の呪いのお話で魔女が出てきましたが、今回は前回ではちらっとしか出てきてなかった、王家の陰謀のお話がメインで、しかも気になるところで終わってました。
サブタイトルの「遅れてきた求婚者」って誰?って思ってたら、四海家の一人、ヒューでした。もし、ウイリアムの求婚より先にヒューが来ていたら、きっとヒューの嫁になっていたんでしょうね。
王妃の陰謀で、四海家の誰かが敵なはずですけど、どれもこれも怪しい。ヒューは襲われたんで、違うようですので、私としてはアリスかなって思うんですけど。一見怪しくない人が怪しい。
ウイリアムの呪いやジュリエットの身長という二人の話とは別に陰謀話も気になり始めました。
それにしても、ウイリアムのむらむら伯爵度はだんだん長持ちしてきましたようです。コツをつかんだというのか、こんなことしてるのに、まだむらむら加減はMAXじゃないんだって思うこと、しばし。
ユニコーンの角の処女判定もウイリアムのむらむらでごまかしちゃったのに、ヴィヴィアンはダメですね。あなたのむらむら?って、ドーラじゃないけど、それはむらむらじゃないってばってため息です。
陰謀話と呪い話、どっちも気になる次巻が楽しみです。
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小説・文芸
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