松田志乃ぶのレビュー一覧
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ネタバレ絵はCielさんで結構好きなんですけど、巻が進むにつれて、内容が中だるみしてるような感じで、ちょっとイライラしちゃいました。
もっと進めばいいのに、停滞気味です。
王妃の正体が分かったのはいいけど、気になるところで終わるし。
後半のレディ ドーラと夫のロバート・バジルとの出会いを書いた「レディ・スキャンダルの結婚」の方が面白かったです。回想として書かれてましたけど、本編では出てこないロバートがウイリアムとそっくりで、ちょっとにやけちゃいました。ドーラに告げ口したのは宰相さんかなぁって思いました。
ダラダラ続かずに、そろそろ終わってもいいかなあ。
王妃を倒して、ウイリアムの魔法を解いて、ウイ -
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成年してから初めてコバルトに触れた(少女にあるまじき)者としては、多分、こういうノリが本来少女小説の王道と分類されるものなんだろうと感じた。物語としてはそれなりに整っていると考えられるけど、はまれない……つまりヒロインがあまり好きになれないのであった。で、でもこういうヒロインが多分、王道なんだと思う。まだコバルトは須賀しのぶか榎木洋子にしか触れてないため耐性がついておらず、ヒロインとヒーローたちのあまあい語らいのシーンなどにさしかかるたびいたたまれなくなった。それよか剣戟の場面に興奮する程度の女子力。
続巻読むかは微妙なところ。事件の真相も黒幕的人物のアタリもすぐ分かっちゃったし、次郎君の正体 -
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ネタバレ完結編で大団円。
最後も入れ替わりで美しく終了。
春秋党も再び活躍したし、有名な大江山の鬼たちも登場したし、全体を通してそれなりに史実にも忠実で面白かった。あと1冊スピンオフ短編集が出るらしいけど、できればもう1冊位だして、
1)其の後の馨子様(文殊丸含)
2)帝になった次郎君と安和の変をどうするのか
とかを読みたい。史実通りなら、思わせぶりに登場した三ノ宮と安和の変のおかげで、その在位は2年。作中の次郎君の性格からして、いくら政治がキライであったとしても、幼い弟君に任務を押し付けて摂政政治に踏み切るとは思えない。(キライではあってもあれだけかしこければそれなりの手腕を発揮するでしょう。一族 -
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ネタバレ5巻目。
王妃の待つ王宮でのお話。
ウイリアム、ヴィヴィアン、ヒュー、リオンのイケメン4人とジュリエット、ヒューの護衛のサラ、イヴニング・フェイスの7人が王宮に現れたときの周りの反応はスゴイです。
リオンの父である王様は、予想外というか、意外と悪い人じゃなさそうですけど、頼りないというか、完全に王妃の尻にしかれてますね。
王妃の弟であるフランシスとベンジャミンですが、フランシスは怠惰で浪費家、女ったらしといった嫌いなタイプで、ベンジャミンは王妃のこととは別に国のこともなんか考えてそうで、最終的にはウイリアムの側につきそうな感じがしました。
王妃が何もしてこないなぁと思ってたら、バス・パー