松田志乃ぶのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集です。今回もイチャイチャしてます。
<ダイヤモンドは淑女の親友>
レディ・ドーラからもらった、レッドダイヤモンドの指輪にまつわるお話。
指輪のせいとはいえ、ウイリアムを嫌いと言うジュリエットが新鮮です。
ウイリアムのご先祖様もウイリアムを渋くした感じですが、息子と同じ年の妻に恋して、でも周りの噂を鵜呑みにして、ガストニアへの気持ちを抑えていたところは、切ない感じがしました。
<キスと薔薇の日々>
胸に付いた茨の傷が元で、聖カノンの守護を受けてしまって、ムラムラ伯爵が真面目な伯爵になっちゃったお話。
ウイリアムが真面目になってしまって、物足りなさを感じたジュリエットが、がんばってウイ -
Posted by ブクログ
ネタバレこういういろんな要素盛りだくさんで楽しませてくれる話大好き! 馨子様が最強すぎてかっこいい。いいなぁこんな逞しくて賢しい御姫様。主人公の宮子は巻き込まれ体質です。宮子がワトソンで馨子様がホームズポジション。なめらかなる弁舌で謎を解き明かします。平安文化も楽しみつつ、次郎君とのほんやか恋愛に目が離せません。真幸とはどうなっていくのかな。初めは真幸とくっつくかと思ってたらなんだか雲行きが怪しい…めちゃくちゃ不憫すぎる…。次郎君、可愛い顔してなかなかやり手ですわ。どぎまぎする。あまさに。蛍の宮さまのツンデレが美味しいです。姫盗賊と黄金の七人まで読んだのですが、先の長いシリーズなので楽しみに読みます
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ3巻目。前巻からの当主会談のお話です。
サスペンスドラマよろしく、誰も彼もが怪しい状況でしたが、私には予想外の結末でした。うまく終わってよかったです。
サブタイトルの「薔薇の横恋慕」の意味がわかるのは、本当に最後の最後です。途中で王家の紋章の説明があったときに、あれ?っては思いましたけど、まさか彼がいるとは思いませんでした。
今回、ずーーーっとウイリアムは、小姓のロビンで過ごしていて、ジュリエットとのラブはかなり低めです。代わりにヴィヴィアンといちゃついてましたけど、やっぱりウイリアムをいちゃついてて欲しいです。
小姓のポーやマルタ尼の正体も明らかになり、スッキリでしたけど、まだまだ呪い -
-