あらすじ
とうとう後宮にあがった宮子。華やかな殿舎や女たちに戸惑っていたが、次郎の君の優しさを受けて、なんとか慣れない生活に馴染んでいた。ある日、東宮のお妃候補といわれる美しい皇女・鳩子と出会う。すると、あっという間に、二人を囲んだ、宮中全体を巻き込む一大イベントが催されることに! しかし、内裏では不審火が続く事件が起きていて…? 平安ロマンティック・ミステリー、急展開!!
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Posted by ブクログ
嘘つきは……シリーズ3巻
「天徳内裏歌合」をモデルにした「美女合わせ」の話。
貝、歌、香、酒、そして最後に、謎の絵合わせ。
ミステリとしての評価はシリーズ最高ですね。
(動機・犯人が解かっている。馨子と黒幕の対決シーンがある。)
Posted by ブクログ
後宮にあがった宮子。目立ちたくないという願いもむなしく、早速、東宮のお妃候補といわれる姫君に目をつけられる。その上、二人を囲んで、宮中全体を巻き込む一大イベントが行われることに。
平安ものはあまり読まないのですが、このシリーズは好きです。古き良きコバルトっていう感じで。
今回も安定して蛍の宮がかっこいい。東宮も好きですが、蛍の宮に食われている気が……。東宮のかっこいいところも見たいです!
Posted by ブクログ
ヒロインは宮子としても、ヒーローは真幸なんだか次郎君なんだか?そしてタイトルどおりの若者たちのどたばたと、その裏で実は展開されていたタイトルほどにポップでもないシリアス部分の按配がいい感じでした。宮子のワトソンポジションもいい感じだなー。馨子様ほどではないのでしょうが、聡明な女の子ですよね、身の丈にあった感じの。
Posted by ブクログ
ザ・後宮政治が垣間見える巻。
にしても、この競技は楽しそう。
謎解きはイマイチでしたが。
今回は不審火と消えたかぐや姫の謎。
そしてコバルトお決まりに、だんだん宮子ハーレムが出来上がってきました。史実に忠実にいくなら真幸は振られてしまう・・んだろうけれども(公職デビューしてるからもう入れ替われないし)、令泉帝は在位2年だし、そんなエンディングなのかしら(2年だけ妻契約)、と思ってみる。