あらすじ
少女小説の名作『なんて素敵にジャパネスク』を愛する作家が夢の競演! 現代を舞台に描く、とある姉弟の「ジャパネスク」的な大事件、幼い吉野君とのエピソード、十年後の瑠璃姫・高彬夫妻の物語、由良姫を励ます煌姫の、名推理が冴え渡るミステリー(!?)など、ジャパネスクファンが楽しめるトリビュー作品をこの一冊に! 山内直美のコミックエッセイ、後藤星による「名場面(シーン)」も収録。 【目次】じゃぱねすく六区 ~うちのコバルト男子の弟が~(我鳥彩子)/み吉野に 春は来にけり(後白河安寿)/女郎花の宮(岡本千紘)/ジャパネスク・ネオ! 永遠の姫君たち(松田志乃ぶ)/氷室さんとの思ひ出(山内直美)/あの名シーンを描いてみました!(後藤 星)
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懐かしいだけでなく楽しみました
ジャパネスクは全巻文庫で購入すみで、トリビュートは思わず買った
作者の方々のジャパネスク愛が伝わります
登場人物の年齢設定が合わない話が減点ですが、
それ以上に良かった
Posted by ブクログ
発売から6年経ちやっと読みました。
それぞれの作家さんのジャパネスク
瑠璃姫と高彬のその後や煌姫と由良姫のその後だったりとやっぱりジャパネスクはこうでなくちゃ!という進み具合で楽しかった
この本、見つからないと思ってたら夫のコバルトコーナーにありました
読んでよかった!
どっぷりジャパネスク世代です。
氷室先生が亡くなり、続きは諦めてましたが…
こんな形で楽しめるなんて!
どのお話も各々に楽しめて…
中でも、瑠璃姫と高彬の10年後の結婚生活「女郎花の宮」…ちょっとハラハラしたけど、大団円で楽しめました。
ちゃんと瑠璃姫一筋で子沢山て、それっぽーい!鷹男の帝も相変わらずで、嬉しかったし。
でも一番好きなのは、煌姫が大活躍の「ジャパネスク・ネオ!」ですね。
ドタバタ感も今まで縁の姫達の登場も楽しいし、瑠璃姫の命の恩人である煌姫の行く末も納得の結末に大満足でした!
大好きな山内センセや後島センセには、各々のお話に挿し絵いれて欲しかったくらい…
ちょっと欲張りすぎでしたね。
とにかく楽しめた一冊でした!感謝!
Posted by ブクログ
ジャパネスクの世界をまた楽しめたことがなにより。書き手のみなさんに感謝!富田靖子でのドラマ化、また見たいけれど諸事情で放映は無理なんだろうな。高彬もはまり役だっただけに残念、、、
ジャパネスクよ永遠に
夢中になって読んだ学生時代にいっきに戻れました!氷室冴子さんが亡くなってもこんな風に作品が残っていくことに感動です。瑠璃姫始めそれぞれのキャラクターが活き活きと描かれていて懐かしいかったです。是非続きを書いて下さい。
彰姫が後宮に入ってどんな事件が起こるか想像するだけでワクワクします。
Posted by ブクログ
みなさんすごいわー。
ああ、あの「ジャパネスク」の世界が現代によみがえったわー、という。
そりゃ各先生の筆致とか特徴あるし、まんま氷室冴子先生というワケではないのでしょうけれど(そして誰も「真似る」ことは求めてない)、世界観のようなもの、ベースとなる方向や位置があの世界なんですよねー。
空気感っていうか?
その後の瑠璃姫と高彬の結婚生活を描いた岡本千紘せんせの「女郎花の宮」も良かったけど、しかし煌姫のあの頃と変わらない活躍を描いた松田志乃ぶせんせの「ジャパネスク・ネオ!」が好きかなー。
煌姫のグイグイ感が楽しいw
それとやぱし「ジャパネスク」といえば山内直美せんせの画っていう部分も大きいというか刷り込まれているというか。
先述の岡本せんせの「女郎花の宮」の中で瑠璃姫に誘われて高彬が干し柿を一緒に食べるシーンあるんですけれど、「干し柿そのものよりも誘われたことのほうが嬉しげ」な仕草に山内せんせが描く高彬の顔が思い浮かんだよね!!
嬉しそうに照れてる高彬が!!
いや、もう、すごいわー。
この時代にジャパネスクの「新作」に出会えたことに感謝。
そんな気持ちになる作品たちでした。
Posted by ブクログ
本家ジャパネスクをリアルタイムで読んでいた世代です。どのお話も漫画もハズレなくおもしろかった!氷室冴子さんへのリスペクトをめちゃくちゃ感じました。とくに10年後の瑠璃姫・高彬のお話と煌姫たちのお話は文体もそっくり。コバルトは優秀な作家さんが続いていたのですね。ご本人が読んだら喜んだだろうな。
Posted by ブクログ
没後10年ということに驚き。もうそんなに経つんですね。
そうするとジャパネスクを読んだのはさらに遡ること何年前・・・?
もう内容忘れたんじゃないかなと思いつつ読み始めたところ、全てが懐かしい。瑠璃姫あきひめやゆら姫ちゃんと覚えてました(笑)
うーん読み返そうかな
Posted by ブクログ
読んで「公式(?)同人誌だ…!」という感想を持ちましたが、流石ジャパネスクファン、そしてプロの物書きの方…、惹き込まれました。吉野での子供時代のお話は、あのエピソードもこのエピソードも同じ日というのは無理があるのでは…?と思いました。
確かに煌姫は二の姫にライバル意識燃やしてそう…。二の姫、心の傷が癒えて元気になっていると嬉しいですね。
Posted by ブクログ
久々にジャパネスクの世界に飛び込んだ感じでした。
特に『女郎花の宮』と『ジャパネスクネオ』が良かったかな。
子ども6人はいくら仲睦まじくも違うイメージだったかも。もう少し瑠璃姫と高彬の会話を楽しみたかったかな、