松田志乃ぶのレビュー一覧

  • 悪魔のような花婿 4

    購入済み

    かわいい

    絵がかわいく、どんな内容かと購入してみました。
    設定がおもしろく良いです。
    二人のイチャイチャは少ないような気もしますが、面白く読めました。

    0
    2021年04月25日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    短編集ひとつめの「なくしものの名前」が、日差しや風に翻る布のきらめき、瑞々しい草木に遠く聞こえる喧騒が本当に感じられるようで好きになりました。
    元のお話は知っていたので、比較的マイナーで難しそうなところをどう調理するのか怖々読みはじめましたが、現代の若い女性の悩みに上手くアレンジされていました。
    グリム童話アレンジの短編の中のひとつのお話ですが、もっと続きが読みたいです。

    0
    2021年02月08日
  • 赤ちゃんと教授 乳母猫より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    仕事も家も一変に失った主人公だが、持ち前の明るさで
    わらしべ長者のように仕事をゲット。

    救って拾ってもらえてとんとん拍子、ですが
    ベビーシッター以上のお仕事。
    お金がない、というと大変そうですし、いいのか! と
    突っ込みたくなるような誘惑があるのですが
    さくっと笑顔で答えているのが素敵です。
    切替って、大事ですから…w

    仕事と関係ない仕事、も舞い込んできましたが
    何故そこまで勝ちを? という感じでした。
    何だかこう…ちぐはぐで。
    最後には分かりましたが、そりゃ勝たないと意味がない。
    全てが自業自得なので、まったくもって悲壮感がない。
    性格って、治りませんし…ね。

    0
    2021年01月05日
  • 赤ちゃんと教授 乳母猫より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    姉の遺児を育てることになったイケメン教授と火事の為に仕事と住む場所を失くしたスーパーナニーのドタバタ育児コメディ。
    話の始まりはありえないんだけれど、面白かったです。
    ただ続編は出ると思うので、次はもう一捻りほしいです。

    0
    2020年07月21日
  • ジャパネスク・リスペクト! 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集

    Posted by ブクログ

    大好きだった氷室冴子さんのなんて素敵にジャパネスクのアンソロジー。文体というかノリが、おぉコバルト文庫だ、と懐かしくもあったが、今の自分には懐かしい以外の要素はないなあと感じてしまった。

    0
    2019年07月18日
  • 平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 寵愛の終焉

    Posted by ブクログ

    よろめきめろめろドラマ部分は良いと思うけれども
    それにつられて今巻では構成がよろしくない
    短編を置く位置がどうこうよりそれを踏まえての筋書きが単調

    0
    2019年01月08日
  • 悪魔のような花婿2 遅れてきた求婚者

    Posted by ブクログ

    人物紹介の絵と表紙や挿絵が同じ人物に見えないんですけど……
    絵と一緒に内容も「嘘姫」と同じ調子
    1巻が受けたのは1話のコメディ調だと思うのだがどうか

    0
    2019年01月07日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

    0
    2018年06月16日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    糸紡ぎ、白雪姫、毬の蛙、眠り姫
    ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ。

    物語を題材にしているだけ、なのもありましたし
    ほぼそれをなぞっていっているものも。
    一番の驚きは、響野さんの話。
    そもそも原作のお姫様もどうかと思いますけれど
    この話の主人公はさらにすごい。
    題名を見て気が付けばよかったのですが
    最後に行きつくまで、まったく気が付かず。

    シンデレラ、は現実を見るか否か、という教訓に。
    そこだけにこだわってはいけない、のだと痛感できます。

    0
    2017年11月13日
  • 号泣

    Posted by ブクログ

    ラノベにも読むべきミステリはあるって、結構目にする機会もあったし、一度触れてみたいとは思っていた。で、これは「本の雑誌40年の40冊」から。でも改めて選出作品群を見直してみると、そもそもの選出基準がちょっと奇を衒った感じになってるし、”この作家はこの作品じゃないだろ”みたいなものばかり。それを見極めなかった自分の不明なんだけど、結論からいうと、本作も微妙なものでした。まずそもそものプロットがありきたり。殺人シーンで、押す手だけが不気味に描かれているのに、結局何のトリックにも結びつかないのも消化不良。動悸も自業自得っちゃ自業自得でいまひとつ。軽く読ませるのが目的だからこその”ラノベ”って言われり

    0
    2017年09月11日
  • 号泣

    Posted by ブクログ

    校舎から落ちて死亡した女子生徒は
    自殺なのか他殺なのか。

    読み進み続ける事で、女同士の確執が
    浮き彫りになってきます。
    表面上は仲好しなのに実は…という状態。
    どこかしらランク付けをして優位に立とうとするプライド。
    ある意味ナルシストなのかと。

    誰がどうこれを仕組んだのか、という疑いが
    誰に向けるべきか、どうなのか。
    驚きの内容、でしたが、考えればそんな気もします。
    ノーと言えない日本人、ですから。
    自業自得、と言われればそれまで、な真相でしたが
    確かにこれは、殺しても殺しきれない。

    何が不幸なのか、誰が不幸なのか。
    軽い気持ちしか持てなかった事、でしょうか?

    0
    2017年05月08日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間の本質はいつも同じ?

    グリム童話を題材にした短編集。初めて読んだ作家さんもいたが,これがその人のスタイルなのか,グリム童話が元だからこうなったのか,考えるところはありつつ。

    谷瑞恵「ルンペルシュティルツヒェン なくしものの名前」就活が上手くいかない亜美に,不思議なメールが届く。それは小学生のときに出会ったカメに関するものかもしれない。亜美は少しずつ当時のことを思い出していくが。金の布を紡ぐ,名前を思い出す,童話のキーワードを元にささやかな恋愛モノになっている。ルンペルシュティルツヒェンは少しマイナーで,モチーフとしては弱かったかも。

    白川紺子「白雪姫 白雪姫戦争」一番好きな話かも。文

    0
    2017年04月21日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    ・谷瑞恵「なくしたものの名前」
    ・白川紺子「白雪姫戦争」
    ・響野夏菜「二十年」
    ・松田志乃ぶ「のばらノスタルジア」
    ・希多美咲「お菓子の家と廃屋の魔女」
    ・一原みう「A Cinderella Story」
    6話収録。

    0
    2016年12月27日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「なくしものの名前-ルンペルシュティルツヒェン-」 谷 瑞恵/「白雪姫戦争-白雪姫-」 白川 紺子/「二十年-かえるの王様-」 響野 夏菜/「のばらノスタルジア-眠り姫-」 松田 志乃ぶ/「お菓子の家と廃屋の魔女-ヘンゼルとグレーテル-」 希多 美咲/「A Cinderella Story -シンデレラ-」 一原 みう

    0
    2016年08月18日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    谷瑞恵さん目当てで購入。
    とても優しくて爽やかな話でした。妖精の名前をあてる童話をもとにしてます。
    蛙の王子様を元にした話にはぞっとしました。
    これ、すごいです。タイトル!
    白雪姫の話は嫉妬とか美とかあるんですけど、いい終わりでした。
    シンデレラは「日本・現代」に囚われてなくて良かったです。雰囲気変わりました。
    いばら姫はきゅんとしました。
    お菓子の家は個人的にイマイチかな?

    0
    2016年04月24日
  • 号泣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    章の頭やらのミスリードの配し方と犯人の動機が良い。クリスティの某作とか我孫子武丸の某作を思い出しました。そしてなによりも思春期の女の子の内面描写が良くて特に二章目の「夏」ですよ。これだけで満足。

    0
    2015年12月13日
  • キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思った以上にラブラブだった。主役二人がどちらも賢く落ち着いてる感じがとても新鮮。こういうの嫌いじゃないです。

    0
    2014年06月16日
  • 悪魔のような花婿 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作の方が終わっているんで、まだこんなところかって思いながら読んでました。

    ヒューとウイリアムっていう美形2人に囲まれるジュリエットはいいのですけど、やっぱり子ども姿のウイリアムに迫られるジュリエットの絵面は、ちょっとなあって思いました。

    0
    2013年08月18日
  • 悪魔のような花婿 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作からは結構はしょっている部分があると思いますが、こっちはこっちでよいのかもしれません。

    サラとかヒューアリスとか、王妃を相手に戦う仲間がやっと出てきましたが、これはどこまで続くのかな?王妃打倒までだと結構あるなぁ。たぶん途中で終わると思いますけど。

    ただ、私的にはCielのイラストの方が好きです。こっちのウイリアムは私のイメージとちょっと違うかな?

    0
    2013年03月31日
  • 悪魔のような花婿6 魔女たちの仮面舞踏会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悪婿シリーズ6巻。

    前巻で王妃主催のバスパーティを妨害したことでエヴァンジェリンに宣戦布告をしたバジル伯爵一行、ヒュー、リオン。宮廷での生活にも少しずつ慣れてきたジュリエットだが、宮廷人たちの羨望の眼差しや嫉妬の嵐にはまだ慣れない模様。個性的な宮廷の貴族たちと関わる中で少しずつその人となりを知ることになり・・・。

    王妃との対決の前哨戦って感じ。しかし、宮廷の人たちって変わった人が多いね(笑)一番意外だったのはキーン宰相かなwwヴィヴィアン頑張ってwwエヴァンジェリン王妃が何を考えてるのか分からなくて怖い。最初に比べたらだんだん本性見せてきてますけど。王妃チームとの対決がどんな勝負になるのか

    0
    2013年03月28日