松田志乃ぶのレビュー一覧
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絵がかわいく、どんな内容かと購入してみました。
設定がおもしろく良いです。
二人のイチャイチャは少ないような気もしますが、面白く読めました。 -
Posted by ブクログ
仕事も家も一変に失った主人公だが、持ち前の明るさで
わらしべ長者のように仕事をゲット。
救って拾ってもらえてとんとん拍子、ですが
ベビーシッター以上のお仕事。
お金がない、というと大変そうですし、いいのか! と
突っ込みたくなるような誘惑があるのですが
さくっと笑顔で答えているのが素敵です。
切替って、大事ですから…w
仕事と関係ない仕事、も舞い込んできましたが
何故そこまで勝ちを? という感じでした。
何だかこう…ちぐはぐで。
最後には分かりましたが、そりゃ勝たないと意味がない。
全てが自業自得なので、まったくもって悲壮感がない。
性格って、治りませんし…ね。 -
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Posted by ブクログ
六編のグリム童話を下敷きにした物語。
トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。
『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
これは、ホラーだ......。
特に、容姿に自信のある女性にとっては。
いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる -
Posted by ブクログ
ラノベにも読むべきミステリはあるって、結構目にする機会もあったし、一度触れてみたいとは思っていた。で、これは「本の雑誌40年の40冊」から。でも改めて選出作品群を見直してみると、そもそもの選出基準がちょっと奇を衒った感じになってるし、”この作家はこの作品じゃないだろ”みたいなものばかり。それを見極めなかった自分の不明なんだけど、結論からいうと、本作も微妙なものでした。まずそもそものプロットがありきたり。殺人シーンで、押す手だけが不気味に描かれているのに、結局何のトリックにも結びつかないのも消化不良。動悸も自業自得っちゃ自業自得でいまひとつ。軽く読ませるのが目的だからこその”ラノベ”って言われり
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Posted by ブクログ
校舎から落ちて死亡した女子生徒は
自殺なのか他殺なのか。
読み進み続ける事で、女同士の確執が
浮き彫りになってきます。
表面上は仲好しなのに実は…という状態。
どこかしらランク付けをして優位に立とうとするプライド。
ある意味ナルシストなのかと。
誰がどうこれを仕組んだのか、という疑いが
誰に向けるべきか、どうなのか。
驚きの内容、でしたが、考えればそんな気もします。
ノーと言えない日本人、ですから。
自業自得、と言われればそれまで、な真相でしたが
確かにこれは、殺しても殺しきれない。
何が不幸なのか、誰が不幸なのか。
軽い気持ちしか持てなかった事、でしょうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間の本質はいつも同じ?
グリム童話を題材にした短編集。初めて読んだ作家さんもいたが,これがその人のスタイルなのか,グリム童話が元だからこうなったのか,考えるところはありつつ。
谷瑞恵「ルンペルシュティルツヒェン なくしものの名前」就活が上手くいかない亜美に,不思議なメールが届く。それは小学生のときに出会ったカメに関するものかもしれない。亜美は少しずつ当時のことを思い出していくが。金の布を紡ぐ,名前を思い出す,童話のキーワードを元にささやかな恋愛モノになっている。ルンペルシュティルツヒェンは少しマイナーで,モチーフとしては弱かったかも。
白川紺子「白雪姫 白雪姫戦争」一番好きな話かも。文 -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪婿シリーズ6巻。
前巻で王妃主催のバスパーティを妨害したことでエヴァンジェリンに宣戦布告をしたバジル伯爵一行、ヒュー、リオン。宮廷での生活にも少しずつ慣れてきたジュリエットだが、宮廷人たちの羨望の眼差しや嫉妬の嵐にはまだ慣れない模様。個性的な宮廷の貴族たちと関わる中で少しずつその人となりを知ることになり・・・。
王妃との対決の前哨戦って感じ。しかし、宮廷の人たちって変わった人が多いね(笑)一番意外だったのはキーン宰相かなwwヴィヴィアン頑張ってwwエヴァンジェリン王妃が何を考えてるのか分からなくて怖い。最初に比べたらだんだん本性見せてきてますけど。王妃チームとの対決がどんな勝負になるのか