加藤諦三のレビュー一覧
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ネタバレ甘えることはみっともないことと、生真面目な人は思っている。甘えの欲求が激しいにもかかわらず、甘えを自らに禁じて生真面目に振舞っている人間には、人間としての魅力が無いのである。
相手が常に自分の期待通り動くということを求めているのが甘えである。
日常生活で単純な事実を言うと、それを自分に対する攻撃と受け取る人は多い。単純な事実に触れること、あるいは単純な希望を述べること、それらのことがその人には文句と感じられる。
人は自分の自然の感情で生きることができれば、そう心の空虚さに苦しむこともないであろう。自然の感情で生きられず、作られた感情で生きるから、生きていることに意味を感じられなくなるのであ -
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優しい人は確かに世の中に溢れるほど存在している。だが、本当の優しさと偽りの優しさでは受ける印象においては全く違う。雲泥の差がある。本当の優しさだと真心を感じるが、偽りの優しさは裏で見返りを求められているような気がする。
心が満足していれば自然と人に優しくなれると言う部分を見て本当にその通りだと思った。
今の私はまだ100%主人のことを許せていない。許す努力は私なりにしているが、恨んでいるのもかもしれないと思っていた。
この本の中に"甘えている人は人を恨む"とあって、自分だと思った。自分は甘えているのだろうか…そこにピンと来なかった。
ならば、どうやって恨みをなくしていけ -
Posted by ブクログ
不愉快な感情に、自分自身が苦しめられているときに、もうどうしようもないと思ってしまいがち。
このときには他の感じ方があるのにもかかわらず、それになかなか気づかない。
人は自分に余裕がなくなってしまうと、1つの見方しかできなくなってしまいがち。
だからこそ、常に冷静な視点を持てる自分でいたいと思った。
また相手に対しても同じで、相手が何かの感情にとらわれてしまっているときには、私だけは冷静な判断能力を持っていたいと思った。
また気にならないはずのことが気になった時は、昔の何かが再体験されていると言う文面を読んだ時に妙に納得するような不思議な感覚になった。
人間はトランスフォーム(置き換え)するも -
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私は幸せになりたいと思っているのに、幸せではない現状がある。何故?と考えたときに、私は無意識下で今も憎んでいて、不幸になってほしいと思っている人がいるのかもしれない。
頭では、実際に誰なんだろうって考えを巡らす。父なのか母なのか、旦那なのか誰なのかわからないけれど、そんなことを考えた。
頭では、意識していないし、心でも思っていない。しかし、起きてくる現象がすべての答えだと言うことを私は知っている。
自分の心の歴史を勉強して、上自分で掴むこの言葉にとても背中を押してもらえたような気がした。私も私の人生をもっと輝いたものにしていきたい。不幸になんてなりたくないのだから。
この本を読んで今の私に1番 -
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自分も昔、自分に自信がなくて言いたいことが言えない人間だった。私もきっと自分以外の周りの人間に対する憎しみがあって、それで利用されたり、騙されたりしやすい人間だったのだろうと思った。すべては親子関係から来るものなのかと改めて認識した。自分がこれから娘に対する接し方を今まで以上に気をつけていきたいと思った。だが、最終的にはやっぱり"神様を信じること"(宗教無関係に)に戻ってくるのだなと思った。
人が怖いと思う事は自分にも体験があるからわかる。
自分は過去、相当自分に自信がなかったのだと改めて認識した。
そして今後は自分に自信を持って、神様を信じて生きていきたいと思う。 -
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仕事のために勉強になることがたくさんある本だった。
以前の弱かった自分自身と重なるものを感じる部分もたくさんあった。
心が触れ合っていれば"嫌なときには嫌"と言えると言う言葉が自分の中で妙に納得するものがあった。
恋愛で悩んでしまっている人も、結局はみんな相手との心の触れ合いがないからこそ言いたいことが言えないのだろう。
それはすなわち信頼がないと言うことになる。
学びを感じる言葉がたくさんあり、この感想のスペースには書ききれないほどに、何度読んでも勉強になる本だと思った。
そして同時に、いじめに遭っていた中、13歳の私にプレゼントしたいと思える一冊だった。 -
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・自分はビジネス書で良く置かれている自己啓発本には興味を持っていないタイプの人間である。
・加藤諦三に興味を持ったのはTwitter。botの文章が面白かった。何となく自分が持っていた「自己啓発本の人」というイメージとはその文章は違っていた。何というか、「甘くない」というか。
・後、真鍋昌平さんとの対談を見て興味が出て、いつか読んでみようかな、と。
・セルフケアについて考える機会が多くなり、目に入ったこの本を手にとってみた。
・興味深く、面白かった。
・少なくとも自分の身にストンと落ちる様な感覚が幾つもあったのは確か。
・他のテーマの物も読んでみよう、と思った。 -
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「何をすべきかわかっているとき、気楽にしている」
成長とは心が成長し続けること。
マインドフルネスは、自分の注意がどこにいっているかに気が付く癖をつける。それによって違った視点から事実を見ることにつながる。=自分の感情をコントロールできるようになる。=不快な体験を違った視点から見る能力を高める。多くの視点を持つ。
悲観的な人は、ひとつの面からしか見ていない。
自己表現と真の自信は両輪。疑似の自己で生きないこと。
成功への道は、別の視点に立てば敗北への道である。成功と失敗を人生全体で考えることができる人はマインドフルネスである。
絶対必要である、と思わなければ絶対必要ではない。
事実とは解釈で