加藤諦三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
うまく行かないとき、自分もそうですが、つい周りのせいにしてしまいたくなることがあります。
著者の言葉は、そんな気持ちを一刀両断している感じがします。
「人は苦しいけれど現実を認めることで前に進める」
「どんなに不満でも、不安を避けたい。人は成長と退行の岐路で、成長を捨てる。だが人は成長することで幸せになれる」
「自分の心の中を見ているのに、相手を見ていると思い込んでいる人のどんなに多いことか」
端的に言ってしまうと、不満を他人のせいにして、自分を省みることを回避する傾向がある人は、成長することもできず、幸福になれない、ということでしょうか。
客観的に自分の立場を見ることが出来るとき、次 -
Posted by ブクログ
世の中にはいろいろな人がいます。
よく怒っている人、ほとんど怒っているのを見たことがない人。
しかし、同じ人間なので怒りを感じることが起こる確率は
そんなに変わるものではありません。
”ほとんど怒っているのを見たことがない人”と言うのは実は
怒りや悩みを抱えているのに何らかの理由で表現しない人。
本日ご紹介する本は、
怒れない人が、
悩みを解消する方法を紹介した1冊。
ポイントは
「嫌われる恐怖」
人は周りの人から嫌われるのを恐れるもの。
しかし、すべての人から好かれることは不可能。
全員に好かれて当たり前と思ったら、
嫌われたことだけが記憶に残ります。
よほどのことが無い限り -
Posted by ブクログ
ネタバレ夫が浮気
妻は何も言えない。でもねたんで嫌み意地悪する
夫は妻が性格悪いと思う。
互いに嫌な性格になる
いい人でも嫌な部分を相手に示す
配偶者には嫌な性格になる
であれば浮気してるでしょといえばいい
嫌な性格と思う前に自分が嫌な性格に追い込んでる
言いたいこと言う
問題のない結婚はない
理想の夫などいない
言い争いはいいこと
問題点がわかる
ナルシスト
病弱n人病気の人、自分より劣った人を選ぶ神経症的自尊心がきづつくことを避ける愛人は男としての自信
愛人は自分の不幸を売り物にする
人は相手に負けていると思うと相手の価値を認められない
弱点を批判するほどよくならない
欠点を受け入れる -
Posted by ブクログ
人を憎むということは途方も無いエネルギーを消耗する。
憎しみを伴う行動は、憎しみを増すだけである。
自分にとって利益とならないにも関わらず、それをしてしまうのである。
もっと、前向きで自分の利益となることにエネルギーを使うべきであろう。
ずるい人や自己中心的な人は、この世の中にはどこにでもいる。
下記の引用文は、そうした人に直面したときに気を紛らわせるには持ってこいである。
「誰かの恥じすべき行動に腹が立ったときは、すぐに自分にこう問いかけなさい。『恥知らずの人間がこの世にいない事などあり得るか?』そんなことはあり得ない。それならあり得ない事は望むまい。」
by マルクス・アレリウス (ロー -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
相手によっては、思っていることをすぐに言えない。
言いたいことがあるけど、言うのを躊躇してしまう。
ということが日常的にある人も多いのではないでしょうか?
特に、面識のない人に対しての場合や、
自分が苦手な人に対してはそうかもしれません。
本日ご紹介する本は、
相手を気遣ってしまうことや
怖いと思うことの本質を深掘りすることで
対人関係の考え方を紹介した1冊。
ポイントは
「自立」
自立していない人は、他人と対立したときに対処するすべを持っていません。
だから対立することが「怖い」と思ってしまい、
話し合うことを避けたりします。
そして、人間関係を築くとは、話し合いができる環境を -
Posted by ブクログ
ネタバレ知人の間柄であったうちは非常に人の良い人物が、親しくなるにつれて批判的になり常に不機嫌そうな顔をするようになる、ということは友人関係でも男女関係でも珍しいことではない。釣った魚には餌をやらないという言葉もあるくらいである。そんな対人関係における不機嫌の心理について説明したのが本書である。
気分を害したのであれば、その相手から離れればよいと思うのだが、不機嫌な人物はかえってからんでくる。その一見矛盾した言動について解説し、さらにそこから、いじめられる人の心理にまで及び、不満を述べる心理的負担の大きい人についてまで言及してある。具体例と重要なことの反復により、内容が頭に残りやすい。
非常に内容の濃 -
Posted by ブクログ
ご近所さんが、「加藤諦三をきっかけに何十年も自覚してなかった己の姿に次々気付きはじめました。自分の心の中を旅するって奥が深い!」と言って貸してくれた本です。
著者の加藤さんは日本精神衛生学会顧問であり、ハーヴァード大学客員研究員、早稲田大学名誉教授なども務めている偉~い方です。
・・・ですが、私はイマイチハマることが出来ませんでした。
一つは、書いてあることをうまく消化できなくて・・・難しい言葉を乱用しているわけではないし、大切なことは何度も何度も繰り返す手法の文章は頭に入りやすそうなのに、なぜか入ってこないのです。私バカ?
もう一つは、普段私自身があまり悩まないから、ですかね。