【感想・ネタバレ】誰も書かなかったアメリカ人の深層心理 その誤解が招いた日本社会の弊害のレビュー

あらすじ

なぜリーマンショック後、平気で多額の報酬を受け取ろうとするのか? アメリカ人は、本当は何かを考えているのか。経済格差の国・アメリカと幸福格差の国・日本、世界一楽観主義の国・アメリカと悲観主義の国・日本……長年、アメリカ・ハーバード大学で准研究員として活動を行ってきた心理学の第一人者の著者が、そのベースにある彼らの宗教観や家庭観などから紐解いて、初めて綴った目からうろこのアメリカ人論。

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Posted by ブクログ

夫がアメリカ人なので、バックグラウンドを知るべく読んでみました。

「権威と宗教と家族を大切にする」
「家族を大切にしていなければ、経済的成功者も尊敬されない」

統計結果を数字で表しながら、各国との比較も含めて述べられている。

結婚・離婚が多いのは「自立」が早く、かつカップル社会だからと考えていたが、
「素敵な家族」に対するあこがれや信念によるところも強いのかもしれないと考えた。

読んでみて、夫本人からは聞かないアメリカ像が得られた。
きっと、夫の方も日本人について私が考えもしないことを、「へー」とか「なんで?」とか思っているのだろうなぁ。

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2012年02月07日

Posted by ブクログ

「事実」と「真実」は違う
  事実を元にしながら、真実とは正反対の一般化が行なわれる場  合がある。

「だます心 だまされる心」 安斎育郎 岩波新書
  全部ホントのことを言って、全体として錯誤に導く方法
  肝心の情報を隠すというほ法

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2010年04月13日

Posted by ブクログ

事象は心象によって変化する。
近代化以前の日本人の、「心の拠り所」って何だっただろう? そして現代日本人の、「精神的支柱」になりうる「何か」って何だろう?
いわゆる「オタク」や「歴史」、「仏像」のブームって、やっぱりそういう「何か」を探す過程だから起こってる現象なのかな。

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2010年03月04日

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