加藤諦三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書のテーマは日本に蔓延るメンヘラ社員やメンヘラ親の心理構造。
著者の主張は、メンヘラの根底にはナルシシズムがあり、しかも日本はメンヘラだらけの国であるということ。メンヘラという奇妙な言葉が使われ出したのは、その本質が日本人に適合しているからと著者は書いている。
日本人のマイナスの特徴として、次のようなものがあるという。
1、悲観主義
2、被害者意識
3、自己憐憫
4、犠牲的役割
確かに、これらは日本人にありがちな意思表示の方法だと思う。そして、メンヘラな人ほどやりそうなことばかりだ。
途中、よく理解できない箇所もあり、一読ではとても読み切った感がない。さらに、何度となく同じような文章や主張が繰り返されるのが、少し鬱陶しくも感じた。
メンヘラの根底になぜナルシシズムが存在すると言えるのか。日本人がナルシシズムから脱却するにはどうするべきか。
あくまで本書のテーマは、「メンヘラの心理構造」であって「メンヘラへの対処法」ではない。しかし、その心理を理解すれば多少はどう対処した方がいいかのヒントにはなると思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ甘えたいという欲求は、大なり小なり誰にでもあるのではないかと思いますが、それは得られない時の方が多いかも(・・?
≪人づきあいがうまくいかない理由、絶えず心を襲う不安や不機嫌の原因は、心の奥底に抑圧された“依存性”にある。自分の中で満たされていなかったものに気づき、偽りの生き方をやめたとき、新たな人生が開ける…。≫
うまくいかない原因を小さい頃の父との関係に結び付けるという、岸見先生の『嫌われる勇気』とは対極の説を論じるが、これはこれで思い当たる節があり、自分と長女との関係の中で反省しなければならない点を発見することができた。自分の抑圧された“依存性”を認め、それを適切に解放することで、自分にも他人にも優しくなれる。
今は一人暮らしをしている長女の部屋で見つけた本。10歳年下の妹が生まれたことにより、突然、甘えが許されなくなった長女。最も大切にされていた立場から、次女の保護者になることを求められた彼女が感じた不安はとても大きかったことだろう。依存性は抑圧され、誰にも求めることができなくなってしまったのかもしれない。近くに住んでいるのにも関わらず会う機会は少なくなってしまったが、彼女をまっすぐに愛せる親になりたい。
この感想・レビュー及びコメントは、2015年の9月にアップしたものですが、そんな長女も今は結婚し、彼と暮らしている。彼は抑圧された依存したい気持ちを解放してくれているかな?相変わらず会う機会は少ないけれども、一安心です(^^♪
親が成長していないために起こったと思われる事件が増えていますが、相手の立場を考えてることができず、欲求を押し付け合っているのかも(・・? -
Posted by ブクログ
うまく行かないとき、自分もそうですが、つい周りのせいにしてしまいたくなることがあります。
著者の言葉は、そんな気持ちを一刀両断している感じがします。
「人は苦しいけれど現実を認めることで前に進める」
「どんなに不満でも、不安を避けたい。人は成長と退行の岐路で、成長を捨てる。だが人は成長することで幸せになれる」
「自分の心の中を見ているのに、相手を見ていると思い込んでいる人のどんなに多いことか」
端的に言ってしまうと、不満を他人のせいにして、自分を省みることを回避する傾向がある人は、成長することもできず、幸福になれない、ということでしょうか。
客観的に自分の立場を見ることが出来るとき、次のステージが見えてくるのでしょう。「日のなごり」の最後のシーンでスティーブンスに「気付き」が訪れる瞬間がありますが、そのシーンを思い出しました。 -
Posted by ブクログ
世の中にはいろいろな人がいます。
よく怒っている人、ほとんど怒っているのを見たことがない人。
しかし、同じ人間なので怒りを感じることが起こる確率は
そんなに変わるものではありません。
”ほとんど怒っているのを見たことがない人”と言うのは実は
怒りや悩みを抱えているのに何らかの理由で表現しない人。
本日ご紹介する本は、
怒れない人が、
悩みを解消する方法を紹介した1冊。
ポイントは
「嫌われる恐怖」
人は周りの人から嫌われるのを恐れるもの。
しかし、すべての人から好かれることは不可能。
全員に好かれて当たり前と思ったら、
嫌われたことだけが記憶に残ります。
よほどのことが無い限り、
人は自分が思うほど嫌いにはなりません。
「自分と他人」
「他人が重要になる」ということは、自分を抑えると言うこと。
自分を抑えると、自分の意見を主張できなくなります。
大切なのは、人にそこまで影響される自分の心の弱さを自覚することです。
「態度」
全ての人に対して、同じ態度をとらないこと。
八方美人をやめることで人間関係のストレスは激滅します。
小さい子供は、結構はっきり、
自分の意志を表現するものです。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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怒りは我慢するより表現するほうがマシ
悪口を言っているからといって嫌いとはかぎらない
エネルギーは自己実現のために使う
嫌われるのが怖い人は周囲の人が見えていない
人の好意で自分を守ろうとすると、いよいよ自分で自分が頼りなくなる
不幸の中で幸せになる心構え
人は事実をしやべることで楽になる
「自らの運命を背負う」という覚悟かないと、「依存と敵意」の問題に入る
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◆目次◆
第1章 隠された敵意の現れ方
第2章 自分を裏切ると心の借金が増える
第3章 自我を確立させる―敵意を解消するために1
第4章 不幸を受け入れる―敵意を解消するために2
第5章 心の借金を返す方法
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