【感想・ネタバレ】自分のための人生を生きているか~ 「勝ち負け」で考えない心理学のレビュー

あらすじ

自分の弱さをさらけだせず、勝てば勝つほど不安になっていく。
劣等感に押し潰され、「自分は役立たず」と思い詰めてしまう。

……いたずらに消耗していくあなたが、一番にしなければならないこととは?

◎競争意識が強ければ強いほど、最善よりも最高を選択しようとする。その結果、自己喪失に陥る。
◎本当の自分というものを犠牲にして、人の期待にかなって気に入られようとする。それは、悩みに火をつけているような努力である。
◎自分の注意が今、結果だけにいっていないか、その点を注意することである。
◎真の生きがいを感じられない人は、「私は私、あの人はあの人」という自我境界ができていない。
◎自分の人生は、誰のものでもない、自分自身のものだということを、私たちはいつも自分に確認しておく必要がある。etc.

競争意識のなかに自分を置き続ける生き方を、大胆に編み直していくための道しるべ

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Posted by ブクログ


あなたの目をいつも過程に向けていなさい。

自分は中学生から勉強の競争社会に晒されていたこともあるが、何か結果のみ追い求めている風潮があった。この言葉は過去の自身を認める上で、そしてこれから自分の自己肯定感を高める上で大切な言葉。

「私には私の生きた方がある」
ここ最近自分がテーマにしていることであり、その背中を強く押してくれる。人と比べない、自分の人生の使命を見つける。
自分に思いやりがないと人を思いやれないし、自分を愛せないと人を愛せない。自分を信頼できないと人を信頼できない。
欲の反対は情熱であり、内なる情熱を頼りに自己実現を目指していく。そこにシフトするためには最初は莫大なエネルギーが必要だが、必ずやらなければならない。
自己実現の心構えについて説いている一方で具体的な手法が書いてない点がやや残念ではあるが、自分を見失った時にまた読み直したい1冊。

誰もが幸せになれるわけではない。そこにはどうしようもない力が働いている。しかし、誰もが偉大な人間にはなれる。

「人は幸せになるために生まれてきたのではない。自らの運命を成就するために生まれてきたのだ」

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2025年02月09日

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