高野文子のレビュー一覧
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とても良かった。
自然化学の本の読書案内。
高野氏はいままで、絶対安全剃刀と棒がいっぽん、るきさんしきぶとんさん〜(絵本)しか読んだことがありませんでしたが、柔らかで繊細な、自由きままな線と温かみがありながら淡々としたストーリー(どこか観測者的な)がとても好きで。
動機は高野氏のあとがきに…その目論みは大成功、ぜんぶの本が読んでみたくなりました。なんてあたたかな…ほんとうに、寮母さん おかあさんの眼差しで、あたたかく、それでいて入り込みすぎない…見守る姿勢、意志・意図が線に、まんがというものがたりに、ここまで表現し得るのか.と腰を抜かしました。
話題の牧野富太郎氏も登場します。とっても魅力 -
Posted by ブクログ
その博物館に届いた荷物。
それは寄贈された、昔の思い出の詰まった玩具一式と日記。
彼女たちの過去の姿や話に想いを馳せ、展示に至るまでの記録。
・玄関に荷物が届きました。
・「国語ノート」(日記)を読む。 ・もっとよく見る。
・姉妹に会いに、しいな町を訪ねます。
・新しい荷物が届く。 ・展示の準備を始める。
昭和のくらし博物館の紹介有り。
箱を開けたら登場するのは、昭和の子どもたちの思い出。
よくぞ残してくれたと感嘆するほどの、玩具の数々。
昭和の子どもの生活と成長が伝わってくる日記。
それらはまるで、その時間に止まった時が動き出し、
彼女たちが遊ぶ姿が蘇るような、不思議な感覚がありました -
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Posted by ブクログ
この作品、実はまだ観てはいない…。でも#高野文子 さんの名前を見つけて、反射的に買ってしまった次第。読んだら、早く作品を見なくちゃ!という気持ち。
なにしろ、高野文子さんのキャラクター原案や総作画監督・小島崇史さんの丁寧なキャラクター設定、高野文子さんと監督#山田尚子 さんのコメントが、見応え&読み応えあって、楽しいのだ。
さらに、高野さんと山田さんの対談なんて、高野文子ファンとしては涎が出る。じっくり読み込んで、作品を見たら、高野文子さんの目線を感じられそう。
そして美術設定やイメージボードがまた、丁寧で美しくて、じっくり見てしまう。
よし、準備万端。見始めます。
多分、これ、古川 -
購入済み
山田尚子監督の手の内が解ります
TVアニメシリーズ全11話「平家物語」を如何にして作ったかを紹介している一冊で、いわゆるファンブックに近いのでしょうが、キャラクターデザイン原案の高野文子さんや総作画監督の小島崇史によるイラストも良いので画集に近い本ですね。
日本画っぽい色使いも作品世界にマッチしていて、山田尚子&吉田玲子のコンビにハズレはありませんね。
良い本でした。 -
Posted by ブクログ
アニメ平家物語のキャラクターや演出がとても良かったので、こちらのメイキング本も購入。赤と黒が鮮烈な表紙。
プロジェクトがスタートしてからの監督日記や、キャラクターの原案や絵コンテなどを通して、制作の舞台裏を見ることができる。時代モノという制約はありつつ、「以前、以後。になるような作品にしたい」という監督の熱意が、暑苦しくはなく、しなやかに伝わってくる内容。
登場するキャラクターはどれも魅力的なのだけど、私はびわと重盛の関係性と、重盛の3人の子たちの成長が好きだったので、キャラ設定がこんな風にできあがったのだなぁと興味深く読んだ。
表紙カバーを外すとキャラクター一覧表が出てきたり、ページの
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