高野文子のレビュー一覧

  • ドミトリーともきんす

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    高野文子さんの本です。それだけで、社会的事件‼︎となってしまう作家さんなので、静かに味わうのみです。

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    2018年01月27日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    沖縄で古本屋を一人で営んでいる女性のそのお店にまつわる本。

    沖縄の商店街の古本屋が閉店するのを聞き、新刊書店に勤めていた筆者が会社を辞め、その古本屋を引き継ぐ。

    客観的に聞くと、筆者は決断力、行動力も非常にあるように見えるが、この本からは、淡々と、自分がやりたいことに素直に実直に従っていたら、このような結果となったというようなニュアンスで。この安定感のあるスタンスが、芯が感じられ安心できる。
    これは本屋さんのスタンスとしても同様なのだろう、色々な古本屋仲間が助けてくれているようだ。

    また、商店街の中の小さな古本屋なのにもかかわらず、自分の生活を成り立たせている利益をあげている。これは商店

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    2017年12月02日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    素朴で優しい文体で、親しみが湧きました。
    沖縄での市場の話、小さな出版社の話、沖縄本の話、
    どれも興味深かったです。
    最初は、本屋のお商売について書かれている本、
    と思いながら手に取ったのですが、
    読み終わる時には、沖縄にも想いを馳せていました。

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    2017年09月15日
  • ドミトリーともきんす

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    難しくて敬遠しがちな科学の世界を、シンプルな絵と文章で優しく招待してくれる本です。「科学ってなんだろう?」「科学に興味があるかも」と思った人にとてもおすすめ。すでにどっぷりと科学に浸っている人は、科学者としての初心にかえれる本だと思います。普段何気ない風景の中にある〝当たり前〟に疑問を持ちつづける。そんな偉大な科学者たちを知ると、自分がいかに何も見ていないのかがわかる。最後の湯川秀樹の「詩と科学」の話は、科学者というよりも、ひとりのアーティストの言葉といっても過言ではない。高野文子さんにも興味が出ました。

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    2017年01月17日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    感想を箇条書き風に。

    ○内容はともかく、人柄が出ている文体だなぁ。
    ○それなりの経歴をお持ちの方が著者なんだな。
    ○本当に生計が立つのかな。
    ○那覇の栄町にも似たようなタイプの古本屋が出来たと聞いた覚えがある。
    ○他の著作をこの本屋へ買いに行ったらサインもらえるかな(笑)
    ○2016/06にネットで見たところ、本にではなくほかの人たちが交代で店番やってみるみたい。。。

    払ってもいい金額:600円

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    2016年07月04日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    「本屋になりたい」
    子供の頃から「大きくなったら何になりたい?」と聞かれるとそう答えていた。
    今でもそう答えているf^_^;

    書店でたまたま見つけたこの作品。
    私が買わなくて誰が買う。

    大きなところではなく、街の古本屋さんに行ってみようと思った。

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    2016年03月20日
  • ドミトリーともきんす

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    漫画で紹介する科学の本とお話。
    小さな下宿屋「ドミトリーともきんす」に住むのはトモナガくん、マキノくん、ナカヤくん、ユカワくん。(朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹)著名な科学者が学生の姿でお話ししてくれる。

    漫画は読みやすく、シンプルで、シュールで、微笑ましく、優しい。寮母のとも子さんのマイペースで前向きでおっとりした感じと、1歳くらいの娘、きん子ちゃんと無邪気でどこか大人びた可愛らしさに癒される。

    紹介される本と科学の話は正直難しい。噛み砕かれているけど難しい。

    でも、科学者と著者の科学への愛が感じられて気持ちいい。幾つかいいなと思う文章や本もあった。

    中谷宇吉郎の本は何

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    2016年02月13日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    大手書店を辞めて、縁のない地で古本屋をはじめる著者。
    人生の大転換、葛藤もありつつ。
    新刊・古本問わず、
    目の前のお客さんを見てお薦めの本を見つける姿勢に、
    本当に好きというのはどういう事か、
    仕事とか社会と結びつくこととか、
    いろんなことを思いました。

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    2016年01月11日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    すらっと読めた。気持ち、思い入れがとても伝わってきました。1人で凄いと思います。ぜひお店も訪れてみたい。

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    2015年12月10日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    古本、新刊、問わず、このひとは「本」の良さを受け留め、出来得る限り伝えたいと考えているところが印象的。「好き」の在り方も、それぞれでいいんだと思わせてくれる安心感がある。
    本に触れ合うことを湧き上がらせてくれる一冊。

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    2015年11月17日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    那覇市内の市場中央通り、ウララという古本屋の店主さんが書いた本。全編を通じて本への愛情があふれているのが良い。将来古本屋の店主になるとき、この本が役に立つことがあるかもしれない。(笑)

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    2015年10月18日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    本と人との繋がり方、それを小さな古本屋という視点から考えさせてくれる本です。ちくまプリマー新書という中高生ぐらいの読者を想定した、わかりやすい文章で綴られています。イラストが高野文子さんという特典つきです!

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    2015年08月14日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    ジュンク堂の社員から、本屋になりたい気持ちを元に、沖縄での小さな古本屋の開業へ。ちょっとでも本が好きな人なら、いいなーと思うこと請け合い。昔ながらの古本屋に、ふらっと顔を出したくなってしまう一冊。

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    2015年08月06日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    全国で本屋の縮小、廃業が相次いでいる。先日は取次大手の栗田出版販売も潰れた。こんなご時世に「おれ、自分で本屋をやろうと思うんだ」なんて言ったら、「おまえ、気は確かか?」と言われるだろう。
    著者がやろうとしているのはもちろん新刊書店ではなく、古書店だ(新刊書店を個人で開業しようなんて無理!) しかし 本屋の廃業の波は新刊書店だけでなく、ネット販売の普及で値崩れを起こしている古書店にも及んでいる。実店舗での経営は相当厳しい。


    この「本屋になりたい」という平凡そうに見えるタイトルは、実は相当な破壊力を持っている。


    しかしまあ、この著者の日常のなんとさばさばしたことか。あえて厳しい面に触れ

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    2017年08月15日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    元ジュンク堂書店の書店員から沖縄の本を中心に
    販売する古本屋さんとなった宇田さんの書籍。
    本を売る仕事に対する姿勢や行動力は
    すばらしいと思います。

    いいなーうらやましいなー
    と思わせるだけではなく、今の自分の状況を
    見つめなおして、さぁ私も!と思わせる何かを
    感じさせてくれる文章に感謝して読み終えました。

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    2015年07月07日
  • 棒がいっぽん

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    日常の出来事や微妙な感情を、独特の感性と表現力で描く漫画家、と言えばよいのでしょうか、この高野文子という人は。この作品集の中では、「私の知ってるあの子のこと」、「おくむらさんのお茄子」が最も読み応えがあります。ストーリー展開の巧みさと、様々な映画的な技法を取り込んだ画像構成も見事なものだと思います。

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    2015年03月10日
  • ドミトリーともきんす

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    この本を小学校高学年-中学生の時に読んでいたら(その頃にはこの本ないけど),もっと真面目に勉強をするようになったかもしれない.

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    2018年10月07日
  • ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事

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    個人的に高野文子先生作品で一番読みやすいと思った。

    ひとつひとつの絵が整っていて読みやすい。
    でも、これが高野先生らしさが全部わかるかって言われるとちょっと整い過ぎてるかもしれない…面白いけど。

    絵がきれい。

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    2014年04月13日
  • 棒がいっぽん

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    長嶋有さんの「電化文学列伝(講談社文庫)」で紹介されていたので、購入。
    この人の絵、どこかで見たなあ、と思ったら、叔母の本棚にあった北村薫の本の表紙を手掛けている人なのだった。そんなこともあって、なんとなくノスタルジックな絵。
    コマの視点(テレビとか映画でいえば、カメラの位置)が独特。
    「バスで四時に」とか、好き

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    2012年07月21日
  • 棒がいっぽん

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    どれもこれもかわいらしいお話なんだけど、「おともだち」の方が好きかな。
    つくづく私は子どものお話が好きなんだと感じた。
    完全に個人的な感想。
    東京コロボックルは借り暮らしのアリエッティを思い出すね。

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    2012年03月21日