高野文子のレビュー一覧

  • ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事

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    女の子の憧れがみっちりつまってるよこれは!!デパートに住むなんて素敵すぎます。しかも王子様つき!激しくラッキー嬢になりたい。

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    2009年10月04日
  • るきさん

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    一ヶ月分の仕事を1週間で終えてしまう、、う、うらやましい。。
    でも、実際にその生活をしようとすると、こんなに休んじゃっていいのかな、なんて小心者の自分なら思ってしまうはず。
    るきさん、ある意味すごい豪放だ。

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    2025年11月29日
  • るきさん

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    ザ、本屋さんで目が合う。
    とにかく、絵がかわいい。

    独身OL版サザエさんのようなほのぼのとした漫画。

    親友えっちゃん、をはじめとする人間関係も今よりすこおし人間くさく温いのが心地よい。
    エピソードにでてくる鏡台の代わりになるブラウン管テレビや、わからない漢字を辞書でひくなど、たまに垣間見れる時代のギャップもくすっと愛おしい。

    るきさんのようにいつも自分をご機嫌にする術こそ生きるチカラなのだとすれば、心をゆるめるのにこの本は本棚に必要な気がする。

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    2025年10月26日
  • ドミトリーともきんす

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    まず印象に残ったのは絵の美しさ。柔らかくて繊細な線やコマの間に流れる静けさが心地よく、読んでいるだけでゆっくりとした時間の中に引き込まれていくような感覚になります。
    「科学」と聞くと難しそうで、少し身構えてしまうところがあるがこの作品では、科学の世界をマンガというやさしい形で伝えてくれていてとても新鮮に感じました。
    登場する科学者たちが“○○くん”と呼ばれて親しみやすく描かれていることで、「すごい人」ではあるけれど「遠い存在」ではなく、身近に感じられる。

    特に、科学の考え方や感じ方を、日常の風景や会話の中にさりげなく取り入れているところが印象的で、難しい説明ではなく、「こんなふうに考えるって

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    2025年09月27日
  • 【電子書籍版限定特典付】わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」

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    アニメ「平家物語」漫画家高野文子、監督山田尚子の舞台裏…コンテ作業はいつも地獄のような気持ちになる。ひらめきがやってこない自分にがっかりしたりする。とにかく引きこもって、作品に心を沈めて、一筋の光が差してくるのを待つ。自分でも引くぐらい待つ…見えるまで真っ白。進捗を聞かれると腕を頭の前でくろすしてガラスを破って失踪してしまいたくなる。  (よくわかるなぁ、その気分、苦しみ)

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    2025年06月17日
  • いずみさん、とっておいてはどうですか

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    40冊目『いずみさん、とっておいてはどうですか』(高野文子/昭和のくらし博物館 著、2022年9月、平凡社)
    「昭和のくらし博物館」で行われた企画展示「山口さんちの子ども部屋」の展示物や準備過程を纏めたドキュメント。
    展示物は山口家という一般家庭から寄贈されたもの。ただの子どもの日記やおもちゃなのだが、それが凄まじいエモーションとなって胸に押し寄せる。
    展示を担当した高野先生の柔らかな眼差しと文章が心地よい。

    〈キセカエ人形はね、人に聞こえないように小声で、「さわらせてね」って言ってからつまみます〉

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    2025年05月09日
  • 【電子書籍版限定特典付】わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」

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    39冊目『わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」』(高野文子/山田尚子 著、2022年3月、河出書房新社)
    作家・古川日出男が訳した『平家物語』を原作にした同名テレビアニメ(2021)の、キャラクター原案や絵コンテなどを収録したメイキング・ブック。
    高野文子はアニメなどのメディアに関心がないと思っていたので、その積極的な姿勢に少し驚く。イラストが多く掲載されており、アニメ未鑑賞でも十分に楽しめた。

    〈まだ何もない状態ではありましたが「宇宙の壁を触りに行く気分で」とか、そんなことを書いていました〉

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    2025年05月07日
  • るきさん

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    2024年12月 4冊目

    るきさんとえっちゃん最高!!読むと心が軽くなる。
    本屋さんでたまたま出会えて、すごくラッキーだった。

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    2024年12月14日
  • るきさん

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    月経中の何もできない時に、軽く読めるものをと探していて、ジャケ買いした。
    Hanakoに掲載されていたらしい「るきさん」は、一読しても何がいいたいのかわらからないものもあるけれど、気分が上りも下りもしない、平和な一冊。
    読み終えた直後に、他のもあってもいいなぁとおもえた。

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    2024年10月14日
  • るきさん

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    再読。
    世界が明るく軽やかに感じられるようだ。
    柔らかい線と、鮮やかな色合いが楽しい。
    世代的に、子どもの時に抱いていた大人の世界(トレンディ、的な)の雰囲気で、懐かしくも感じる。
    でもるきさん、今読むと、在宅ワークしててむしろ今どきかも。
    るきさんとえっちゃんの気負わない2人の関係性がうらやましい。


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    2024年07月13日
  • るきさん

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    豊かとはこういう事なんだろうな。

    風通しのよいふたりの関係が素敵、
    これくらい軽やかに生きたい。

    地に足を着いてるのに、フラットで
    そのバランスの良さが心地いい。

    大人として尊敬する部分が多い。

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    2024年06月06日
  • 棒がいっぽん

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    美しき町
    とてもよかった ラストでグッと来た 市井の小宇宙 高度成長期 昭和30年代?

    病気になったトモコさん

    バスで四時に
    ちょっといい なにがどうというわけではないが

    私の知ってるあの子のこと
    いい子でいたくない女の子 いろんな子がいていい?

    東京コロボックル
    おもしろいけれどよくわからん(笑)

    奥村さんのお茄子
    タイムトラベラーSF? さっぱりわからんが(笑)

    絵の感じが人物 背景ともにとても良い マンガというかイラストというか さらりとしてのびのびしたタッチ

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    2024年06月03日
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る

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    感想
    本を売る。書いた人がいて、運んだ人がいて、買ってくれる人がいる。当たり前だけどみんなに支えられないと本屋はできない。感謝を忘れず。

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    2024年02月17日
  • ドミトリーともきんす

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    ネタバレ

    高野文子さんの漫画、初読み。
    なんとも心地の良い語りの距離感とイラスト。

    朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹といった日本を代表する偉大なる科学者達を”ともこ”と”きんこちゃん”の営む想像上の下宿に住まわせ、対話し、その名著達を紹介するという、漫画という形式にして極めて学術的試みの作品。

    それぞれの学者達の理論を象徴するかのようなモチーフ選びとそれを表現するコマ割りが秀逸。
    時間、空間を忘れ意識が引き込まれる。

    章末の引用や著作のエッセンスの紹介文などは正直高尚すぎてよくわからないのだが、こういう熱い想いが未来を切り拓くのだなぁというところはいたく実感。
    著作を読んでみようと思う

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    2023年10月14日
  • るきさん

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    バブルの頃のhanakoに連載されていたというから、驚きの内容。hanakoはわかるとして、時代はバブルでも高野文子さんのブレなさったら。

    るきさんと、お友だちのえっちゃんのやりとりが「あるある、わかるー!」で、こういう相手に出会えたなら、ずっと大切にしたい関係性ですよね。

    モノやひとに疲れちゃったり、イライラしちゃったら、何の気なしに読んだらゲンキをもらえるかも。

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    2023年10月11日
  • いずみさん、とっておいてはどうですか

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    すわ!高野文子の新作が出ていた(2022年9月発行)!私としたことが!
    取り寄せて紐解いてみると、高野文子の絵はほとんどないのであった。でも、これは高野文子が「昭和のくらし博物館」学芸員となって、一つの展示会の準備をした、その全貌なのである。紛うことなき高野文子著作と言っていい。

    昭和のくらし博物館、紛うことなき「マニアック博物館」である。外観はまるきり昭和の二階建て木造住宅。その2階で2017年「山口さんちの子ども部屋」という展示会があった。1961年、9才のいずみさん、7才のわかばさん姉妹の持ち物・人形や玩具、日記などさまざまな「暮らしのかたち」が再現された。実にタイムカプセルのような、

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    2023年07月25日
  • おともだち 〈新装版〉

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    NHK理想的本箱で紹介されて。紹介されていた特集のタイトルとは違うなあと。「友だちと絶交した時に読む本」ではなかったなあ。

    高野文子さん。少女漫画でも少年漫画でもない。独自の味わいがあります。

    盛子さまのおひなまつり ヒエラルキーのつらさ、その中に垣間見えるユーモア
    上海の街角で ひどいオトコの話。でも、オトコがすべてではありません。
    春ノ波止場デウマレタ鳥ハ 地の文は旧仮名遣い。横浜の雰囲気。絶交ではなく、子供のころ人と心を通わせても、それを確かめ合う方法がわからず…そしてある日突然別れが来る…そんな切なさがありました。
    ボビー&ハーシー おしゃれでかわいい感じ。このタイプのストーリーが

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    2023年07月15日
  • いずみさん、とっておいてはどうですか

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    一回りほど上の方の子供の頃に品々ですが、私の子供の頃とはさほど変わらず、本当に懐かしく、今更ながらあの当時のおもちゃが良質だったと気づかされたました。

    紙人形の着せ替え、付録についていたり自分たちで切り抜きしたり、絵を書いて切り抜いて・・・なんて豊かなお遊びだったんでしょう!

    そうそう、おままごとのお皿や調理器具など、素材もプラスティックでなく本物のミニチュアに近かった。

    なにより、おもちゃがきれいな姿で残っていたことがなにより凄い!!!

    この時代の子供たち、捨てたもんじゃないなぁ、幸せだったと思います。

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    2023年03月28日
  • 棒がいっぽん

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    イラストが特徴的
    今まで見た漫画のイラストとは違う良さが有る

    一読だけじゃわからない、筋書きとか物語もあったから、また読んでみたい

    コロボックルが可愛くてお気に入り

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    2023年01月24日
  • いずみさん、とっておいてはどうですか

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    高野文子さんの作品はいつも唐突、そして独特の浮遊感がある。本書も特に説明なくはじまり、意思の強い「わたしたち」にぐいぐい押されるように進む。最後まで読み終わると、なんだか狐につままれたような、特別な時間を過ごしていたような気持ちになった。

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    2023年01月18日