高野文子のレビュー一覧

  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    思いの外面白かった。
    「少年」は谷崎ワールド全開で、そういう意味で面白かったが、一番気に入ったのは「台所太平記」。女中たちがワサワサしてて、谷崎の愛(恋愛ではなく)を感じた。絵も日記風でごちゃごちゃしているのが似つかわしかった。
    最後のインタビューは要らないのでは?

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    2021年09月04日
  • ドミトリーともきんす

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    この透明な感じは、高野さんの作風なのか、紹介している科学者たちのエッセイの文章自体が持つものなのか。ちょっと違った時間の中に放り込まれるような、不思議な読後感。

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    2021年06月27日
  • ドミトリーともきんす

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    とても優しい内容で、じっくり考えたくなる素敵な本だった。想像する「もしも」の世界の設定がそもそも素敵。そうやって歴史の偉人たち、文豪たちと、心のなかでひとつ屋根の下で暮らし、毎日問を見つける生活はなんて楽しそうなんだろう。登場する若き四人の科学者たちが追究した自然科学の世界のことは一ミリも理解できてないものの、たぶんその本質にあることに、触れさせてもらったのかもしれない。そして絵が素敵!高野さん、大好きになりました。

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    2021年06月20日
  • 青い鳥 (新装版)

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    「幸せって意外と近くにあるものよ」というような、ほっこり系の話かと思いきや、ちょっと印象が違った。「人間は、人間以外の世界をぜんぶ、敵にまわしているのよ」という台詞とか、ちょっとドキッとする。
    チルチルとミチルに、同行者がいるのも意外だった。彼らが良い味を出している。
    青い鳥を探しながら、色々な世界を見るチルチルとミチル。光があれば闇があり、生があれば死があり、幸福があれば不幸がある。
    江國香織さん訳で、とても読みやすかった。

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    2021年06月12日
  • ドミトリーともきんす

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    漫画ではあるが漫画を超えている.
    四人の科学者が寮で暮らしているという設定で,湯川秀樹,牧野富太郎,朝永振一郎,中谷宇吉郎のそれぞれの著作を紹介しながら科学の一部を漫画で表現.科学的なことはともかく科学者たちの人間性に触れることのできる本.「ともきんす」がG・ガモフのトムキンスの冒険からきてるのもシャレている.女の子なのにあんまりかわいくないきん子がまたいい.

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    2020年07月10日
  • 棒がいっぽん

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    日常なんだけど日常ではない。
    不思議なわかりそうでわからない。
    掴み所のない。
    美しく慎み深い。
    始まる前に終わってしまうような。
    余韻が残る。


    美しき町の夫婦が好き。

    バスで四時にも好き。

    奥村さんのお茄子はちょっと不思議だな〜という受け止め方で大丈夫ですかね…(^^;;

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    2020年06月02日
  • ドミトリーともきんす

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    どこで気になったのか忘れたけど、漫画系の受賞がいくつかあるみたいだから、それを見てチェックしたんだったかな。科学系読み物のブックガイドになっていて、各著作内容のさわりを、分かりやすく漫画化してくれているから、読書の動機付けにはもってこい。個人的には、気になった作品は特になかったりするけど(苦笑)。

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    2020年02月17日
  • ドミトリーともきんす

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    難しそうな内容だけどキャラクターがよくってよく読める
    ナカヤ君の本は、読んだ事があるから、さらに親しみがわく(^^)

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    2018年09月28日
  • 棒がいっぽん

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    『私の知ってるあの子のこと』の1ページをたまたまみせてもらって衝撃を受け購入。こんな表現力を持つひとが世にはいるのか、とただ圧倒された。この短編が1番好きだったな。他のは世界観が独特で理解が追いつかないものもあった。

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    2018年04月24日
  • ドミトリーともきんす

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    高野文子さんの本です。それだけで、社会的事件‼︎となってしまう作家さんなので、静かに味わうのみです。

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    2018年01月27日
  • ドミトリーともきんす

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    難しくて敬遠しがちな科学の世界を、シンプルな絵と文章で優しく招待してくれる本です。「科学ってなんだろう?」「科学に興味があるかも」と思った人にとてもおすすめ。すでにどっぷりと科学に浸っている人は、科学者としての初心にかえれる本だと思います。普段何気ない風景の中にある〝当たり前〟に疑問を持ちつづける。そんな偉大な科学者たちを知ると、自分がいかに何も見ていないのかがわかる。最後の湯川秀樹の「詩と科学」の話は、科学者というよりも、ひとりのアーティストの言葉といっても過言ではない。高野文子さんにも興味が出ました。

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    2017年01月17日
  • 棒がいっぽん

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    日常の出来事や微妙な感情を、独特の感性と表現力で描く漫画家、と言えばよいのでしょうか、この高野文子という人は。この作品集の中では、「私の知ってるあの子のこと」、「おくむらさんのお茄子」が最も読み応えがあります。ストーリー展開の巧みさと、様々な映画的な技法を取り込んだ画像構成も見事なものだと思います。

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    2015年03月10日
  • ドミトリーともきんす

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    この本を小学校高学年-中学生の時に読んでいたら(その頃にはこの本ないけど),もっと真面目に勉強をするようになったかもしれない.

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    2018年10月07日
  • ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事

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    個人的に高野文子先生作品で一番読みやすいと思った。

    ひとつひとつの絵が整っていて読みやすい。
    でも、これが高野先生らしさが全部わかるかって言われるとちょっと整い過ぎてるかもしれない…面白いけど。

    絵がきれい。

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    2014年04月13日
  • 棒がいっぽん

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    長嶋有さんの「電化文学列伝(講談社文庫)」で紹介されていたので、購入。
    この人の絵、どこかで見たなあ、と思ったら、叔母の本棚にあった北村薫の本の表紙を手掛けている人なのだった。そんなこともあって、なんとなくノスタルジックな絵。
    コマの視点(テレビとか映画でいえば、カメラの位置)が独特。
    「バスで四時に」とか、好き

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    2012年07月21日
  • 棒がいっぽん

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    どれもこれもかわいらしいお話なんだけど、「おともだち」の方が好きかな。
    つくづく私は子どものお話が好きなんだと感じた。
    完全に個人的な感想。
    東京コロボックルは借り暮らしのアリエッティを思い出すね。

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    2012年03月21日
  • 動物園ものがたり

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    かわいい表紙から想像できるほのぼのとしたお話にとどまらない、深みのある物語だった。章ごとに、まあちゃん、カバ係の井上くん、おじいさんとおばあさん、まあちゃんのおとうさんとおかあさん、に語り手が変わっていく。それによって、人にはうかがい知れない、人それぞれの想いやかなしみ、よろこびがうかびあがってきて、それほど長いお話ではないのだけど読み応えがあった。みんながそれぞれ精一杯生きている姿にあたたかな気持ちをもらえた。

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    2010年10月13日
  • 動物園ものがたり

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    高野文子さんの挿絵がすてきな、
    動物園が舞台でほのぼのとした幼年童話かと思って
    読みはじめたら・・・

    3年生向けくらいの物語ではあるのだけど、
    おとなの人も、読んでいいと思う。

    ある日、あるとき、
    動物園という場所に居合わせた人たちの、一日。

    ある部分は関わって、でも、
    悩み、かなしみ、よろこび、思い出・・
    すべてが見えて共有できるわけではなくて。

    ふつうの人たちに、しっかりと責任もって寄り添った、
    帯に書かれているように、「登場人物ぜんいんが、主人公のお話」でした。


    作者の方は、はじめての児童書だって。
    あとがきも、よかったです。

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    2010年08月26日
  • 棒がいっぽん

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    「病気になったトモコさん」の、オブラートが空に飛んでいく場面の表現がすごい。
    何度も何度も読み返せる作品集。

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    2010年03月24日
  • 棒がいっぽん

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    高野文子の短編集。漫画でこんな表現ができるんだと驚きました。こまの中を人や物がこんなにダイナミックに動きだすなんて。お話としては東京コロボックルが好きです。

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    2009年10月25日