高野文子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
江國香織さん訳、高野文子さんの挿絵による
メーテルリンクの『青い鳥』。
子供の時分に絵本で読んだことがあるけど、
お話としてしっかり読んだのは初めて。
流石、読み継がれる名作とあって、哲学的で、
大人が読んでも(イヤ、色々な経験を経た
大人だからこそ)心に響くお話しだった。
幸せとは、あなたが気づかないだけで、
あなたの身の回りに幸せが沢山溢れていますよ
というメッセージが込められている。
目には見えないものを見る、感じる大切さ。
印象的だったのは、真夜中の墓地と未来の王国。
真夜中の墓地、死者やゾンビが出てくるのかと
恐る恐る(ワクワク)期待していたが、
現れたのは思いもしない光景だった。
(これはこれで、そうきたかと思いました。)
未来の王国では、〈時の審査〉を経て、決められた
運命をたずさえて、地球への船に乗り生まれて
くる未来の青い子供たち。
読んでいて思い出したのは、ピクサーのアニメ
映画『ソウルフルワールド』のソウル(魂)たち。当時映画を観た時は、斬新なアイデアに驚いた
覚えがあるが、青い姿や決められた運命など、
設定がとても似ていて、『青い鳥』のオマージュ
だったのだなと思った。
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