高野文子のレビュー一覧

  • 棒がいっぽん

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    長嶋有「電気製品列伝」で絶賛されていたので、読んでみた。いや、すごかった。この人の頭の中をのぞいてみたい。頭の中もすごいが、それがそのまま漫画本になっているのがすごいと思った。

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    2011年09月28日
  • 棒がいっぽん

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    みえないものをきれいに、みえるものをみえる以上にきれいに描いてある本。
    最初の短編、美しき町の風景には息をのむ。

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    2009年10月04日
  • ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事

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    デパート大好きな少女ラッキーの繰り広げる冒険活劇。
    一昔前の子供向けアニメみたいな感じで、高野作品の中でも非常に分かりやすいストーリーとなっている。しかしそれが圧倒的に洗練された絵柄と構成力で、まるで一本の映画を見ているかのような気分にさせられてしまうのだから不思議。

    私は短編集「黄色い本」が好きなんだけど、万人が読んで面白いと思えるのはこっちかなーと思う。

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    2013年08月30日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    どれも振りきってておもしろかったけど、いちばんは高野文子「陰翳礼讃」
    あの人だからね。フツーのマンガではない。板張りの廊下、卓袱台、石灯籠などをただちまちま描いてるだけ。
    しかもセレクトしたのは「厠」つまりトイレの章。
    この章は数年前に某中学の入試問題でも出てた珠玉の章。
    あとほやはりしりあがり寿「瘋癲老人日記」かな。
    これがヘミングウェイ「老人と海」とミックスされた不思議な作品になってる。
    …この時代の方が表現は自由だったのね。

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    2026年07月21日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    もんくなく面白いです。本オフの割引セールの時に
    ぶらぶらしていて発見し、回収した。
    『谷崎万華鏡』の文庫版で、もちろん万華鏡は持っているが
    文庫特別付録がついていたので、それはもう回収せねばなるまい。
    しかも、138円(そこからの割引)
    おまけは対談山口晃×近藤聡乃
    インタビュー古屋兎丸/中村明日美子
    裏話マンガ榎本俊二などなど
    谷崎マエストロ、学生時代に私ももれなくドハマりして
    読み耽り読み漁り、さらに再読しまくった。
    アオハルやねぇ。
    私の中では谷崎三島川端は青春と耽美のシンボル(どんな青春よ)
    もちろん、他に好きな作家で読込み入れ込んだ作家もおったし、
    なんならメイン研究対象は漱石だった

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    2026年06月02日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    一流の漫画家さんたちが独自の解釈で谷崎潤一郎の小説をマンガにしている。なんて面白そうな企画!と飛びついた。
    とても面白いのもあれば、個人的には微妙、、というのもあった。
    この前に台所太平記を読んで、その挿絵がたまらなく良かったのでこっちを読んだってのもあるので。
    谷崎の作品は、直接的に政治的な意図とかはほぼ感じない気がする。けれど行間を汲み取り、書いている時の谷崎の心境を想いながら読むことで見えてくるものがあって。いろいろ言われたりめんどくさいことが嫌だったのかな。グロかったり怖い女を書いてるけど、なんかしらカラッとしてて恨みごとが見えない谷崎潤一郎の小説がやっぱり好きだなと。
    マンガっぽいよ

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    2026年05月07日
  • 黄色い本 電子限定描きおろし特典つき

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    『チボー家の人々』を読む女子学生。毎日読む、読む。物語の中に埋没し常に対話する。こんな熱い本の読み方をしてみたいな。

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    2026年02月28日
  • 青い鳥 (新装版)

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    チルチルとミチルの楽しくも少しハラハラするファンタジックな冒険の中で、『幸せや喜びは身近なところにたくさん溢れている』というメッセージ性を感じられました!

    例えば
    ・健康という喜び
    ・存在する喜び
    ・理解する喜び
    ・美しい物を見る喜び
    …これも喜び、幸せなんだ!と気付けました!

    ・愛するという喜び
    ・母の愛の比類無き喜び
    …これらに関しては、私は毒親育ちなので、共感、理解出来ず残念でした。

    2人が飼ってる犬と猫の人間に対する心の温度差も面白かったです!

    クリスマスイブの日の物語なので、12月頃に読むのをオススメします(*ˊ˘ˋ*)

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    2026年01月15日
  • 黄色い本 電子限定描きおろし特典つき

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    今から四半世紀前の出版。そこからさらに四半世紀以上前を描いた表題作と、出版時点と同時代と思しき併録3作をまとめて読むと、結婚や恋愛の部分に関する価値観の激変は、出版後の四半世紀に起きているのだと痛感する。「マヨネーズ」「二の二の六」のラストには時代を感じてしまう。
    漫画としては例えば、急須を裏向けて茶殻を捨てる時に急須の横を手で叩く、その左手の手つきに描き手の力量をみる。

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    2026年01月12日
  • るきさん

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    ネタバレ

    「ほんのれんラジオ」(vol.13-5 2024/5/8配信の回)で知ったマンガ。
    「マガジンハウス刊『Hanako』1988年6月2日号~1992年12月17日号掲載に加筆」とのこと。解説は氷室冴子。

    1988(昭和63)~1992(平成4)という掲載期間で描かれたのは、30代未婚独身女性の生活(在宅ワーカー!)。趣味は切手収集。フットワークが軽く、また、一方ではズボラな一面も。自分のペースで生きる「おひとりさま」とは、今でも「新しい」と言えそうなライフスタイル。

    必要ならば使うつもり、売るつもりでもいるらしい切手コレクション。1989年2月2日掲載回(p.22~25)では、友人「えっち

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    2025年12月31日
  • ドミトリーともきんす

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    ネタバレ

    ドミトリーともきんす

    天才高野文子氏の科学エッセイ入門といったかんじでしょうか。
    科学界の著名人たち、朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹氏たちが寮婦のともさんとその子供のきん子ちゃんにより、その著書の一部が引用されて、その世界に案内されます。
    題名はジョージ・ガモフ氏の「トムキンスの冒険」のもじり。
    理系である科学者の言葉を文系である高野氏のセンスで語りなおすというところに本書の意義があるのかもしれません。
    いくつかの著作、読んでみたくなりました。
    特にトムキンスの冒険!

    竹蔵

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    2025年11月19日
  • 黄色い本 電子限定描きおろし特典つき

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    【たか】高野文子『黄色い本:ジャック・チボーという名の友人』講談社アフタヌーンKCデラックス[図]2025年1月18日[C]絶妙な空気感▷黄色い本:だってあなたとわたしってとっても考え方が似ているんですもの/電気つけると暗いねえ/好きな本を 一生持ってるのもいいもんだと▷CLOUDY WEDNESDAY:そうなのよ もう赤ちゃんじゃないよのね▷マヨネーズ:縁は異なもの▷二の二の六:縁は逃すもの

    ▷『チボー家の人々』も『チボー家のジャック』も読んだのは半世紀も前なのでカケラも残っていないですが、わりと熱心に読んだという記憶はあるのでこの本を手に取りました。

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    2025年01月18日
  • るきさん

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    舞台は90年代周辺、女性2人るきさんとえっちゃん、場所はほぼ室内かお買い物で、繰り広げられるお話。
    解説文も込みで、お話が完結するような感じがした。
    2人の関係性にイメージを与えてくれたからだと思う

    るきさん、最後話で、海外にふらっーと住んでしまう、フッ軽さ。
    1番彼女の性格が出てるような気がして、好きなシーン

    古本市にでゲット

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    2024年11月23日
  • るきさん

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    雑誌Hanakoに連載されていたという、2ページ読み切りの漫画を集めたもの。すべてカラーなのがすごい。
    描かれたのがバブル時代終わりかけの頃で、飲み会に着飾って参加しタクシーで帰る、懐かしさもあった。
    主人公のるきさんは、当時は珍しかったと思われる、在宅ワークで生計を立てる妙齢の独身女性である。とても仲がいい同じく独身女性の友人がいて、お互いに支えになっているようだ。二人とも自由を楽しんでいる。
    自分が東京で独身OLしていた頃を思い出しながら、ほのぼのと読んだ。最初の方はオチがない漫画だなと感じていたが、それがいいみたい。
    最後にびっくりの展開になるが、これもバブル時代っぽい終わり方だと思った

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    2024年05月20日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    50冊目『谷崎マンガ ー変態アンソロジー』(谷崎潤一郎 原作、榎本俊二/今日マチ子/久世番子/近藤聡乃/しりあがり寿/高野文子/中村明日美子/西村ツチカ/古屋兎丸/山口晃/山田参助 著、2021年8月、中央公論新社)
    奇人変人が蠢く文壇において今なお強い光を放ち続ける、大天才にして弩級の変態・谷崎潤一郎。個性派漫画家11人が彼の作品に新たな息吹を吹き込む。
    どの作品もクセが強く、好きなものも嫌いなものもあるのだが、画家としても活躍する山口晃の描く「台所太平記」はとても可愛らしくて和む。

    〈ちぇすとー〉

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    2024年04月11日
  • るきさん

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    るきさんが自由気ままに生きてる姿はこちらまでのんびりな気持ちになります。友達との関係性を付かず離れずでいい感じ。生活を楽しんでる姿が印象的です。誕生日に家事をお互いにしあうのはすごくいいアイデアだと思いました(^^)ほっこりするお話です

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    2024年03月12日
  • ドミトリーともきんす

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    朝ドラの牧野富太郎が出てきたはず…と思い再読。
    前回も今回も、難しくてさっぱりわからなかったけど、不思議な雰囲気が好き。牧野富太郎の話はわかりやすい。
    朝永振一郎のエピソードだったか、鏡を見ながら家の中を歩き回るのは私も幼少時よくやっていたので嬉しかった。
    科学って、哲学みたいだと思った。次元が違うほど頭がいい人っているんだなぁ、ありがたいことだ。絵が手塚治虫みたいなところがあった。

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    2023年04月16日
  • ドミトリーともきんす

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    ずっと積読だった漫画をやっと読んだ。
    最初は難しい話かな、と思ったが、牧野富太郎が出てきたりと、楽しく読み終える事が出来た。
    「詩の朗読」の章が良かった。

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    2023年02月27日
  • いずみさん、とっておいてはどうですか

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    突然に始まるのは、この本の舞台「昭和のくらし博物館」。
    昭和26年に建った木造住宅のその中にも家財道具がそっくり残っている。
    とても綺麗に管理されてるなぁ…と感心する。
    そして、とっておいてどうですかのタイトルどうりそのままに懐かしいものがたくさん残っている。
    おもちゃはもちろんのこと絵日記や宿題ノートなど。
    保存していることに驚いた。
    日常に使用していた、洗濯板やタライ、火鉢、七輪など昔の道具を置いてることによって、暮らしの営みを知り、知恵と技を伝え体験する。
    それが繋がっていく…大切なことだと感じた。


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    2023年02月11日
  • 黄色い本 電子限定描きおろし特典つき

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    よく分からないのだけれど、かといってうっちゃってもおけない。またいつの日かに再読した上で、再評価としたい。

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    2023年01月09日