勝間和代のレビュー一覧
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同調性が強くなかなか断れずストレスを溜めてしまうタイプなので変われたらと思い手に取った本。
断るためのhow-to本ではなく、断ることの良さや理由が記された内容となっております。
ネットで悪口を言う人の特徴や嫌われる特徴など、断ることによる弊害についての対処法も記されています。
以下印象に残った内容
「自分の扱い方を人に教えている」確かに自信がなさそうな言動をすると相手もそれに合わせた扱い方をするし、媚びた態度を取れば対等な関係にはならない。そうすると自分の意見も言いづらく伝わりにくくなるので、対等な言動を取ることは大切だと思った。
「ウィンウィンの関係を築く」断る際に代替案で相手も利 -
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「勝間式ネオ・ライフハック」が面白かったので、勝間さんの他の本にも興味が湧き読んでみました。
10年ほど前の本なのに、古臭いとはあまり思いませんでした。それは裏を返せば未だに10年前と同じ課題を抱えているということです。
女性目線で10のテーマについて綴られていますが、中でも私が強く感じたのは女性がまだまだ「二流市民」であるということです。女性の社会進出が進んだとはいえ、男女別の平均年収を見ればその差は歴然。
私自身は割りとバリバリ働いている方なのですが、昔は「女性なのにすごい」という風に言われることがよくありました。これは、女性に対する元々の期待値が低いからこそ出てくる言葉だと常々感じていま -
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日本人の「まじめさ」が、本人や日本社会全体を悪い方向へ導いていくリスクについて書かれた本。
周囲からは、まじめだと言われてきた自分のことがまさに書かれていたようで、耳が痛い内容であった。
昔から「まじめに頑張ればいつか報われる」「努力すれば報われる」と言われ育ってきた。
多くの日本人はまじめが一番だと思って生きてきているであろう。
まじめが一番とされる社会では、まじめであることが一番楽な生き方だと思っている。
不真面目に生きるには頭を使わないといけないし、苦労が多いものである。
そのため、私は今まで比較的まじめに生きてきたのだと思う。
しかし、私が納得してしまった本書で書かれている「ま -
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ネタバレ・とっかかりは、ピンチであっても、あるいはチャンスであっても、行動することにはリスクがつきものです。
留まるか、それとも行動するか、それは、自分が新しい環境でやっていくための準備をしてきたという、自信があるかどうか?そして、行動する勇気があるかどうか、希望を持てるかどうか、ということです。
リスク教育の肝は、「将来に対する想像力」だと思っています。
まるで一兵卒のように、組織の価値観や行動原則に従順に下積みの任務に励むよりも、「自分が人生の主人公である」と実感しながら生きる方がよいのではないでしょうか。少しでもリスクを取ることに慣れていくと、常に新しい世界にチャレンジできるようになり、 -
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久々に勝間和代さんの本を読んだ。
一時期、かなりハマっていたが、最近は全然読んでいなかった。
友達からホットクックの話を聞いて、急に読んでみたくなった。
これと並行して超ロジカル家事と言う本を買った。
こちらも、この後読んでいこうと思う。
最近、かなり時短と言うことに興味があるので、この本が少しでも役に立つといいなと思う。
・寝室には眠るためのものしかおかない。
・目標を達成するには、努力や意志の力ではなく、仕組みを作ることが大事
・便利だ効率的だと言われれば飛びつくが、本当にそれは効率的なのか?ただのものぐさになってないのか?
ダイエットや筋トレも、毎日走ったり腹筋したりすれば済む話だ -
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勝間さんの本は好きで新刊が出るたびに読んでいるけど
これは読んでいなかった9年前の本。
やはり今読んでもあたり前のことし書いてない印象を受けるので、こういう時代の先端を走っている人の本は旬なときに読むべきと思った。
昔から女性が自立するように!と言い続けている勝間さんの考え方には深く同意。
今回の「日本活」のテーマでも女性は二流市民扱いされていることに気づき、「男性に庇護されたい」と思うのではなく経済的に自立することを提唱されている。
今ではそれが以前よりは浸透していると思うけど、まだ女性誌では「仕事や内面」より「モテ」が人気のテーマであり、強く自立して見える女性より守ってあげたくなる -
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10年以上前の本なので、機械類については最早アンティーク物の話も多かったが、概念としては取り入れられることもあるかなと。
インプットした情報をアウトプットし、自分のものとする。本を読んだら、本についての内容をまとめるだけではく、自分のの軸、すなわちその本が唱えている本質を見抜き、自分の言葉でまとめること。自分の言葉でまとめるには、英語と同じように使える単語、言い回しを増やさなねればできないので、良書に触れること。インターネットやテレビは、どの世代にもわかりやすく表現している一方で、情報量がさほど多くないので、情報が精査され、体系化されている本を読むこと。
ロジカルシンキングや、フレームワー -
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『断る力』(文春文庫)の続編という位置づけの本で、前著が自分自身を見失わないため、自分の強みを分析し交換可能なコモディティになることを防ぐ方法を記していたのに対して、本書では周囲の人びとと協力しあうことで夢を実現するための方法を解説しています。
「しなやかに自分の長所を見つけ、したたかに自分の長所を伸ばし、その長所を生かしながら変化を続け、最後にとんがる、すなわち自分の商品力を確立する」というプロセスに沿って、具体的なアドヴァイスが提示されています。
著者の自己啓発書に対しては、香山リカが『しがみつかない生き方』(幻冬舎新書)で批判をおこなっていますが、本書はそれに対する応答にもなっていま