勝間和代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今、話題のインフレターゲット論者である浜田宏一の金融理論が、勝間との対話で、分かりやすく述べられてる。経済学のことを詳しく知らなくても、この本を読むと、今何が問題になってるのか、少しだけ理解できた気がした。
基本的には、貨幣を増やせばデフレが克服できる、という。貨幣の価値が下がることで物価は上昇する。
浜田は、自分の理論が世界標準であり、日銀の政策がグローバルスタンダードから外れてることを批判し続ける。
日銀の白川総裁も、浜田から経済学を教わった生徒。その後、浜田はイエール大で教え、白川はフリードマンらのいるシカゴ大で学んだ。
デフレーションがいかに悪であるか。そして、いかにしてデフレを止めるか。それがテーマ。日本のエコノミストがデフレの弊害について十分に理解していないと憤慨。
そして、「金融政策だけでもデフレから脱却できる」と断言する。
マジか?
そんなに単純なのか?
また、浜田は最初に法学部で司法試験に合格し、その後、経済学を学んだので、ロイヤーとエコノミストの関係についても詳しい。
日銀に東大法学部出身者が多いことを危惧してる。アメリカだと、エコノミストはFRBに行くけど、ロイヤーにとってFRBは通過地点でしかない。
また、アメリカの一流大学の経済学系大学院に日本人が殆ど入れなくなってしまった現状を危惧。いまや、中国人やインド人や韓国人が留学生の主流だという説明に、なるほどー、と思った。
日本の競争力は至る所で弱まってる・・・。
それにしても、この人の話は、アメリカのエコノミストの理論が基準で、それに従わない人は、グローバルスタンダードから外れた、ダメな人、みたいな論調。
サブプライムローンやリーマン・ショックで世界経済を不況に突き落としたのはアメリカ経済だ。
ビル・ゲイツみたいな1%の金持ちと、残りの99%との間に異常な格差が開いているのもアメリカだ。
バーナンキやクルーグマンやマンデルが、どれだけ偉いか知らねーが、こーゆーアメリカ経済を崇拝するか?むしろ、スティグリッツが指摘するように、アメリカ経済やアメリカの社会構造には山ほど問題があると考えるのが普通じゃない?
すでにマンデル・フレミングモデルは誤りだとの批判もある。京都大学大学院工学研究科の藤井聡教授は、マンデル・フレミングモデルはインフレであることが前提となっており、デフレにおいては全く通用しないと批判。デフレ下の日本では財政政策は無効にならないと主張。また、同研究科助教の中野剛志も、資金需要が不足しているデフレ下では金利の大幅な上昇はありえず、自国通貨高にはならないと主張してる。
日本経済が外国みたいに5%や9%のインフレになったなら、急いでインフレ・ターゲットを実施して、貨幣の価値を安定させて欲しいけど、このデフレのときに、恣意的に貨幣の価値を下げてもらったりしたくない。
雇用が増えるか?賃金が増えるか?分からないのに、貨幣の価値だけ下げてどうする?こっちは生活がかかってんだぞ!国民の生活は、エコノミストの実験道具じゃないぞ。
世界的な業績があるとはいえ、こんな年寄りに、一国の金融政策、経済政策、を委ねるべきではない! -
Posted by ブクログ
・目標から逆算して考えるクセ
・MBTI
・自分史
・互いに尊敬できる友人と「褒めあい同盟」をつくる
・「したたか力」とは自分の長所に対してリーダーシップを持つこと
・才能とは、どこに特化できるか、見極める力
・一万時間の法則
・間違った努力は、努力しないよりも自分を不幸にする。自分が気持ちよく、伸びられるところだけに努力することが大事
・どうしたら一万時間努力できる環境を気持ちよく整えられるかを、「したたか力」で考える
・集中したところの評価が高まれば捨てることへの勇気がわく
・「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つを統合して、3〜5年繰り返して自分の強みに集中し、まわりの助力を仰ぎ、変化しながら成長していくと、あるとき突然、「ぽーん」と自分の限界を超えた世界が広がって、自分が商品価値を徐々にもってきたことに気づく、それが「とんがり力」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第一印象:勝間和代さんという方は、世の中の様々な現象について自分の中の経験と照らし合わせることでおや?と思ったことに気づく力が優れている方だと思った。一言でいうと、徹底した気づきを積み重ることが大事!
ある問題が報道された時に、本当に悪いのか?その裏側はどうなっているのか、何故そのようなことが起こったのか?など、常に自分の中でwhyを問い続けること、または、新たな壁に当たった時、自らの経験に基づき、概念同士を結びつけることで、新たな解決策をひねり出せるかが大事!
もし、自分ひとりではどうしても思いつかない場合は自らの人脈、ネットワークを駆使して解決できるように、普段から心掛けることが大事だということを学んだ。
まとめ
アカデミックスマート(学術的エリート)の対となる言葉である「ストリートスマート」が今回主に取り上げられていた。ストリートスマートは今までの経験に基づき、一般的に言われていることと、実際に自分にとって必要なことを区別する能力であり、戦略的な努力をし続けた人に身に付くものである。 -
Posted by ブクログ
読書を本を読むだけで終わらせないためにアウトプットを目的とした読書指南。
インターネットがあるが読書は手軽なツールである。類似体験も出来る。安価、持ち運びが容易。
読む技術、読むだけで終わらせない、良書を選ぶ。自分にあった読書レベル。書く方法の進化、ブログは簡単に出来る情報発信。さらに進化して売るための方法。
文章は明快、論理的である。内容も説得力がある。自分の考えがあり、揺らぎがないということだろう。「これは良い」だけでなく、それを自分でやってみてよかったという体験型の文章は説得力がある。そのため読書も、読書だけに終わらせないで、アウトプットしなさいということである。自分でよいと思ったことを他人にも勧めている。データの裏づけを取っている。解析をしている。ところもすごいと思う。全編を通して、参考になり勉強になりました。出来すぎ、と感じるところもありましたが。
相手が分かりやすく、読みやすく書くための4つの技術
1自分の事例」アンソロジー形式」を利用して親しみを持たせる。
2役立つフレーズ」を必ず入れ、読書だけに体験を閉じない。
3共通体験」が流通している言葉」を使って行動を促す。
4コンテンツ力」と編集力」で進化していく。