丹羽宇一郎のレビュー一覧
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伊藤忠商事で社長を務められた丹羽氏による、タイトルずばりの、”社長”の心構えや役目などについての本。東証一部上場の大企業と、中小の自営業では会社の規模も大きく違い、本書で述べられている事の一部(社外取締役や会長職などの役目など)は私自身には参考になりませんでしたが、社長への心構えや、仕事に対する考え方等は、自戒の意味を込めてどこかに書き留めておこうかなと思いました。
「いざという時ほど動いてはいけない。弱い犬程、良く吠えるものだ」、「経営者の第一条件は、自分が物事を何も知らないということを自覚していることだ」、「撤退する勇気、自分の失敗を認める勇気を持つ」、「経営の決定権や人事権など権限が大き -
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人からお借りした。元伊藤忠の社長である丹波さんの本。
古き良き時代を熱意をもって駆け抜けた人なんだろうと思う。
・リーダーは孤独であれ
・清く正しく美しく
・現場を見よ
・弱者の立場に立ち、強い者、上のやつにも喧嘩を売れ
・そして自分が上の立場になったら、そういう奴を大事にしろ
・寸暇を惜しんで勉強し、(夜のおねえちゃん含め)一流に触れること
みたいな、私が書くと途端に陳腐になるような、ある意味よく聞くことが書かれております。
リーダーかくあるべし、の内容は古臭く感じるものもあるけど、結局は今も同じなんだろうなー。結局こういう人が社会に必要なんだろうなって思う。そして私向いてねえんだよなー -
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ネタバレ新渡戸稲造といえば1代前の5千円札の人物です。
国際人として知られ、晩年では太平洋戦争の回避に奔走しましたが、道半ばで病没した悲劇の人でもあります。
本書はその新渡戸稲造が残した自己修練の指南書とも呼べるもの。
個人的に、今の時代にあってこの類の思想書は異彩を放っていると思います。
なんというか、目先の利益を追わず、相対的な成長に見向きもせず、ただただ正しい道を行く信念を堅持し、絶対的成長を追い求める姿が際立っています。
孔子や佐藤一斎、安岡正篤など、外の評価に惑わされずに内なる成長を説くこのような思想に触れると、とても勇気づけられます。
その中でも新渡戸稲造の『修養』につい -
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著者の人生経験から導き出される言葉にはなるほどなと思わせられます。
・嘘はつかない、隠し事はしない
・”不自由を常と思えば不足なし”の精神
・アリのように働く
など。
しかし、前半部分の最近の若者には元気がないから頑張れ!という主張にはなかなか諸手を挙げて賛成派できない。
著者が育った時代は日本は成長の道を進んでいただろうし、ある種がむしゃらにやっていればそこそこいい感じになれるとういう社会だったのでは?と思うわけだが、現在ではまずがむしゃらになる必要がほとんどないというほかに、がむしゃらになっても将来はかなり不透明で、そうして失敗したときに失うものは著者の時代より多くなっているのではないか -
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ネタバレ中国に対する評価は人によってずいぶん異なっているように感じる。「じきに世界トップの経済大国になる」「一党独裁が崩壊し内戦に突入する」「中華思想的な発想で周辺国を圧迫する」「反日プロパガンダで国民の不満を逸らしている」等々。それぞれ、一面では嘘ではなく、全体では的外れなのだろうと思った。
一章では、習近平体制は当面は対外強行路線に走らざるを得ないという。将来的には連邦制になるとの予想。
二章では、国防費の3倍を国民の教育に費やしていると指摘する。科挙の歴史を引くまでもなく、エリートがそれぞれの良識を持って国を引っ張っているに違いない。
5章、日中関係、あたりは少々楽観論にも聞こえる。個人的な信頼