丹羽宇一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネット記事での紹介から手に取った本。どんな文脈での紹介だったかは忘れた。
前半はAIにできなあえことは何か、著者の自説が述べられる。
仕事する人の想いや感情、コスパタイパで見えないものなど。
経験豊富なだけあって、好ましい状態から転げ落ちちゃう人を経験的によく見てきている。例えば陰謀論にはまる人、自己評価が高い人。
後半は手垢のついたような人生訓。講演などで耳から入ると聞くのがつらいかも。謙虚な文調なので受け入れやすい。いっそ、具体的なエピソードと一緒に語ってもらった方が頭に染み入りそうだけど、本人いはく、過ぎたことはうまく忘れるそうなので難しいかも。
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Posted by ブクログ
ネタバレ伊藤忠商事の社長を務めた丹波宇一郎さんの読者に重きを置きながら、人生観を語ったような一冊。
「自伝は眉に唾をつけて読む」の節に、自身の経験談、成功談を書いてからの、以下の締めの一文。
『自伝や回顧録というものは、人生の失敗者や敗残者はまず書きません。成功者が語る話ですから、いくら自制しようともどこか自慢話になってしまうことが目に見えている。ですから教訓にもあまりならない気がします』
なるほど!?
事実、自分の価値観と照らし合わせて、勉強になった部分、頷ける部分、違うと思う部分があったので、ひとつの観点として受け入れるのがよい本だと思いました。
「見栄をはる為の読書にも意味はある」の節で、虚 -
Posted by ブクログ
著者は、元大使であり、
会社の立て直しを成功させた人。
また稀代の読書家。
自分の経験などを通して
「人間の本性」について書いている。
2019年出版の新しめの本。
人間は理性を身につけたが、
元々の本性である「動物の血」があるという。
初めの方を読むうちは、
人間への眼差しは優しいなと感じる。
必ずしも善だけでは生きられないこと
怒りや嫉妬などの感情も含め人間だという。
しかし、後半の運・不運についてや
仕事との向き合い方や
疲れ・ストレスについての記述には
厳しさが滲みでている。
大変な責任あるポジションで
生き抜いてきた人だからこそといった感じ。
(今の若者には耳障りがよくないか -
Posted by ブクログ
人間の本性を自覚すると共に今の自分が如何に未熟な存在なのかと言うことを改めて考えさせられる一冊。
人間の頭と心の未熟さを知り、「知識のなさ」と「心の傲り」をも自覚していかなければならないところに自分はいるのだと、もっと自覚していかなければならないと思った。
そして何をするにも人間は努力することから逃げては成長はないということを改めて学べた。
また「きれいごと」を信じていない人が私の周りには多いが私は丹羽先生と同じ考え方で、「きれいごと」を信じていない人こそ、実は現実をきちんと見ていないような気がしていた。
「きれいごと」はしかるべき行動と情熱を伴っていれば、必ず通用する。という言葉がこの本の -
Posted by ブクログ
読書の本は今までも色々と読んで来たけれど、この本を読んで新しく知識として学べたことがたくさんあった。
まず"古典に耳をすましてみる"と言う発想は面白かった。
古典を読むときには、自分の心の声によく耳を済ましながら、今度から読んでみようと思った。
また、芥川賞が小説の最高峰の賞ということを知った。
自分の中で「考える読書」という事はやってきてはいたけれども、もっと奥深く考える癖をつけていきたいと思った。
あと本でスポーツの技術を学ぶと考える思考も「ハッ!」としたのと、プロとアマチュアでは体の作りが違うと言うことも確かにその通りだ!と思い、とても勉強になった。
だから今度何 -
Posted by ブクログ
かつてABCD包囲網により石油等資源を海外から輸入できなくなり、資源確保を目的として東南アジアへの侵略及び太平洋戦争へと突入した歴史が日本にはある。当時はヨーロッパ各国がアジアに多くの植民地を持ち自国に多大な利益をもたらしていた事、尚且つ白人による白人以外への差別意識や搾取対象と見ていた考え方もあり、それへの反発という意味合いもなかったとは言えない。然し乍ら資源の無い日本が一切の資源輸入を止められて仕舞えば、海外へと進出して自ら取りに行く以外に選択肢は無い。当時の日本は明治維新以降急速に近代化を推し進め、日清日露戦争に勝利するほどの力を蓄えていたが、エネルギー資源の蓄えは出来なかった。現代の様