丹羽宇一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ中国大使に任命されて、今や時の人となった感のある丹羽宇一郎氏の著書。内容的には20代〜30代の社会人に向けたものとなっているが、私のような年が行った人間が読んでも参考になる部分が多々あった。そして、丹羽氏の人となりが垣間見ることができた。丹羽氏は、嘘には2種類あるとして、やっていないのに「やっている」と言うのは「黒い嘘」、悪いということを知っていながら黙っているのを「白い嘘」と呼んでいる。そして、「白い嘘」はいつか黒に変わると断じて、会社の不祥事は嘘から始まり、場合によっては、会社の存続そのものが危うくなってしまうと誡める。しっかりと心に刻んでおきたい。
-
Posted by ブクログ
とっても怖い題名が気になって読んだ。
最近の日本は、特に政治の中枢にいる人達は戦争をしたがっているようには思えてならない。
どうしたらその流れを変え、平和な社会を維持できるのか、微力でも何かしたいと思う。
戦争に突き進むのは案外簡単なのかもしれないと思った。
マスコミに扇動されたら人々は容易に敵を作り、高揚して、戦いへと突き進んでいくのだろう。
これからの社会を担っていく若者が、どんな社会を作っていきたいかに掛かっているのだ。
でもその若者達が平和な社会を継続していくために大人はきちんと歴史を教えていかなければならない。
若者にこそ読んでほしいし、著者は若者に向けて書いている。
彼らの未来なんだから、彼らが選択していくのだが、過ちの無いように、正しく判断できる材料を大人が示さなければならない。
若者達よ、道を誤らないで、全世界が平和になるために。
最後に載っていた憲法の前文を久しぶりに読んだ。
改めてこの憲法を大事に守っていき、憲法の前文が示している世界を作っていかなければならないと思った。 -
Posted by ブクログ
読書をする楽しさや醍醐味を改めて感じたくて、以前購入した本書を手に取りました。
読書を通じて得られるものについて語られているだけでなく、著者自身の価値観や信念にも触れることができる一冊でした。
生きてきた時代が違うこともあり、すべての価値観に共感することは難しかったですが、それでも大変勉強になりました。読書をすることで「考える力」が身につき、「見る目」も養われていく。読書にはこれほど多くの効用があるのだから、読書をしないのはもったいないことだと思いました。
SNSの普及によって、毎日入ってくる情報量はますます増えています。そんな時代だからこそ、じっくりと一つの文章に向き合い、自分の頭で考えることができる読書の価値は、より大きくなっているのではないかと感じました。
また、「人がすすめる本は当てにならない」という著者の言葉も印象に残りました。確かに、自分自身が読みたいと思った本でなければ、買ったり借りたりしても積読になり、そのまま読まなくなることが多いです。最近は、自分の興味や嗜好に合った本を選ぶほうが、無理なく読み続けられ、結果的に一冊を読み終えることにもつながると感じています。
著者のような「死ぬほど読書」には足元にも及びませんが、読書の楽しさを改めて感じることができました。これからも無理をせず、自分の興味のある本を選びながら、ぼちぼち読書を続けていこうと思います。 -
Posted by ブクログ
著者が持つ危機感についてはよく理解できる。真正面から受け止めたいことばかりである。ただ、少し前のめりになっている部分が強いようにも感じた。
独立国にとっての軍事がどうあるべきなのか、日本はこの議論をずっと無視してきた。ただ、すぐそばのところに置いていて気付くと問題が山積みになって今にも倒れそうになっているのである。こうした前提も認識したうえで、本書の話を進めていくことになるろだろう。特に本書の後半は感情的な展開になってしまっている。
日本国内では「防衛」という単語を使っているが、「軍事」の話なのである。攻めることもあるし守ることもある。殺すこともあって殺される。破壊することもあって破壊される。 -
Posted by ブクログ
自分が変化することが人間の器を大きくするカギになると感じさせられたのがこの本の要点だった。
変化しないことは楽だが、それでは死ぬ時に後悔しそうだ。
分相応になるべきかの問いに対し、筆者は片方に謙虚さ、片方には自分を向上させる努力と述べている。
ただ、自分は度量が小さいので、細々したことを気にしなかったり公明正大になれるヒントがもう少しあれば良いと感じた。
SNSの普及によりいいねを求める心理はよくわかった。そこに自己評価を求めることは、自分が良い人になる裏返しと思う。自分が傷つかないために良い人になると述べられている。
まさに私のことだけど…