【感想・ネタバレ】死ぬほど読書のレビュー

あらすじ

もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

死にほど読書

読書の意義に迷っている人によい参考です。

1
2017年09月28日

Posted by ブクログ

読書が孤独なものではないという言葉がとても印象に残りました。
ただ一人で作業をしているだけで自分にとって豊かな時間であることには代わりはない!

0
2024年03月10日

Posted by ブクログ

一次情報を一刻も早く得ることがとても重要だ。現代はSNS最盛期時代で情報に溺れている。全ての報道か正しいとは限らない。

教養を磨くには仕事、読書、人。どれかが欠けてもいけない。

仕事や人との付き合いの中で体験したことが記憶にある言葉と結びつき初めて、こういう事なのかと腑に落ちる事がある。それまで単なる知識に過ぎなかった言葉はそこで知恵に変わり心のシワになる。
即ち本で出会う言葉と体験は互いにキャッチボールをしながらその人の人生を作っていく。本で読み、心に刻まれた言葉は必ずその生き方に現れる。
やはりたくさんの経験を積んでたくさんの本を読む。時間をかけてたくさんのシワを作ってきた人はシワの数だけより深い人生を生きられる。そうやって心のシワを増やすことが何物にも変え難い喜びだと思います。

0
2023年12月07日

Posted by ブクログ

この本から学べるものがたくさんありました。そして何より読みやすいので、すっと内容が入ってきます。この本に出合うことができてよかったです!

0
2023年02月08日

Posted by ブクログ

2023年 読書に関する本2冊を読んで今年の読書について考える。目次を読み飛ばす落合さん、目次を読見込む丹羽さん。

覚え 週刊誌はエコノミストと文藝春秋

0
2023年01月14日

Posted by ブクログ

人生の価値は読書で決まる。
そうとは、思いませんが著者が読書を通して感じたこと、身になったことを教えてくれます。
本に対しての、効果的な方法論、得られるメリットなどを実体験からもとに語ってくれました。
本は、著者と対話すること、そしてただ本を読むのではなく対話から「考える」ことの大切さを教わりました
教養とは、
「自分が知らないということを知っているということ。」
「相手の立場に立ってものごとを考えるということ。」。
この二つをこれからも考え続けて、見つけていこうと思いました。

0
2022年08月05日

Posted by ブクログ

読書をしたい人はすれば良いし、したくない奴はしなくて良い。ただ、読書は心を豊かにする。「読書は心を潤したり、精神的な満足を求めてする無償の行為。功利的に読むのは、読書の価値を下げるし、著者に失礼である」心に留めておこうと思う。

0
2025年10月29日

Posted by ブクログ

読書を通じて「考える力」が養われ、自由に見えて不自由な海(社会)で自分軸をもって自由に航海できるようになる。
ただ本を読むだけではこの力は養われません。本を読みながら常に「なぜ?」「どうして?」と考えながら読むことが必要です。

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

三輪裕範著の「時間がない人が学び続けるための知的インプット術」で、引用されていたのをきっかけに読みました。(酒を飲んで遅く帰ってきても、必ず読書はする、という丹波さんの記述に衝撃を受けたからです。)
「死ぬほど読書」という名の通り、読書が人生そのものというような、丹波さんの思いが伝わってきました。とてもストレートな表現で書かれているので、自分の欠点を突かれて、叱られているような気持ちにもなりながら読みました
丹波さんなりの読むべき本や読まなくても良い本の記述もあり、人によって読書の捉え方も異なるのだと思いました。
最近では、齋藤孝著の「読書する人だけがたどり着ける場所」や印南敦史著の「遅読家のための読書術
を読みましたが、それぞれに「読書感」があるのだと知りました。

0
2025年02月15日

Posted by ブクログ

情報を効率的に処理することが求められる時代において、やや異質な読者本かもしれない。ただとても味わい深い。

0
2024年12月05日

Posted by ブクログ

読書好きの背中を力強く押してくれる一冊。好きなジャンルを好きなだけ読みなさいと、全肯定してくれました。これからもたくさんの本を読んで、たくさん経験も積んで、心のシワを増やしていきます。

0
2024年09月21日

Posted by ブクログ

読書は心を潤すためのもの
その結果、感性や想像力が磨かれる
考えながら読むことで
情報が繋がって知識になる

0
2024年07月20日

Posted by ブクログ

タイトルがインパクトありますが、内容は全く危険ではありません。読書家の著者がご自身のキャリアで読書で得た思考がどう役に立ったか、失敗したことをも振り返り、人生の先輩としての背中を見せてくれる。あっという間に読めるオススメの本です。

0
2024年07月18日

Posted by ブクログ

2次情報じゃなく1次情報を集める重要性が印象に残った。膨大な情報が直ぐに手に入るこの時代にその信頼性と考える作業の大切さについて知った。

0
2024年02月17日

Posted by ブクログ

自分が何も知らないということを知ることが、人間にとって一番大事。無知の知はその人を際限なく成長させてくれるから。

でも結局は、楽しいから読む。それが一番大事。

本を読まなくてもいいという人は、読まなくたって構わない。ただ、たくさん本を読んで、自らが無知であることを知り、それが自分の成長につながることを知ると、もっと人生が充実するだろう。

0
2023年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死ぬほど読書 丹羽宇一郎 2023/01/23
 幻冬舎新書 183 実用 75

無知を知ることで謙虚に吸収。

・自分は何も知らないことを自覚する。「無知の知」
・関心があるということは、学びたい意欲があるということ。
 興味があれば、必ず何かを得ることができる。
・教養を磨く。仕事、読書、人生。人として成長することができる。
・なぜ?どうして?と考えながら読む。考える力は生きていく力に直結する。
・欲望をどこまでコントロールできるか。心の栄養を読書で得る。
・読書は無償。効用は後からついてくる。楽しいから読む。
 読むための努力は最低限に。
・頭に残るノート活用。自分なりの名言集を作成。
・本にお金は惜しまない。身銭を切る。身につく。
・ひとつでも、心に刻まれる一文・言葉があれば儲けもの。
・思考の棚にフックを増やす。素晴らしい偶然、予想外の発見に気づける能力が備わる。
・著者との対話の中にセレンディピティが存在する。

0
2023年05月11日

Posted by ブクログ

読書とは人間として生きるために必要なものだと感じた一冊。著者の経験談などを通して、読書がいかに人を結びつけてくれるかを教えてくれた。
「生きていることそのものが問題を生じさせているのだから、問題が嫌なら死ぬしかない。問題とは人との関係であり1人で解決できるものではない。問題とは生きている証だ。問題があることを喜べ。」
この言葉を大切していきたい。

0
2022年12月17日

Posted by ブクログ

良書って何だろうと改めて考えさせられる本。人が勧めたものではなく自分で良いと思ったものをが中々難しい。
著者の人柄は好ましいし、本を通じて新しい学びに気づける事を教えてくれます。
謙虚さと貪欲さと曲げられない意志の強さを持たれながら楽しく今を生きている姿が読書によってならばやっぱり本は素敵なものだと思う。

0
2022年10月16日

Posted by ブクログ

はじめに で、自由というキーワードが出てきた。
私にとって、読書は、自由になるための手段だったかも。
田舎で、何かというと「女の子だから」と言われて育ってきた。
本の中では、行ったことのない(行けそうにない)ところへ行ける気がした。
次に読む本には、まだまだ私の知らない世界があるだろうと、本を読むことが楽しかったんだ。


随所に共感した。
仕事は、人生そのもの。
マニュアル的な感覚が蔓延している影響もあり、論理的に考える力が、衰えている
本は感情を豊かにするだけでなく、自分がださない種類の感情も学ばせてくれる
など。

また、いろいろな本も紹介されていて、
私は、「木のいのち木のこころ」を読んでみたいと思った。

やはり読書が大好きだ。


0
2022年04月16日

Posted by ブクログ

本はいいよーっていうアドバイス。瀬島龍三さんの話が聞けるのはうれしい。丹羽さんみたいに知的な経営者は減ったなぁー。尊敬するおじいちゃんと喫茶店で話してるような本。オススメ。

0
2022年03月14日

Posted by ブクログ

情報は「考える」作業を経ないと、知識にならない。

本は言ってみれば、人間力を磨くための栄養。

教養の条件は、「自分が知らないと言うことを知っている」ことと、「相手の立場に立ってものごとが考えられる」ことの二つ。

0
2022年02月14日

Posted by ブクログ

無知を知ること
読書にも限界があること
心に誠実に生きること
大好きな読書をするうえで、ささる言葉が色々あった。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

伊藤忠商事前会長、丹羽宇一郎氏による読書論。と同時に人生論でもある。

「本の選び方」、「読み方」、「効用」など、読書について語るのはもちろんのこと、「仕事」や「生き方」について語られていることも多い。著者にとって、読書と仕事は切っても切れない関係だからだろう。そのことは下記の文章をみてもわかる。

「私は人が生きていく上で大事なのは、仕事と読書と人間関係と、そこからくる人間への理解であるということを繰り返しいい聞かせています」(p154)


人生には仕事だけでもなく、また読書だけでもなく、両方とも必要ということだ。自らの経験と照らし合わせて書かれているため説得力がある。

読書の魅力がわからない人にも、またわかっている人にもお勧めである。

0
2025年02月20日

Posted by ブクログ

読書、仕事、人について。読書で得られることはもちろん、読書の方法や本の選び方、読書に対する認識など新たに知れることが多かった。今まで背伸びしたせいで途中で挫折した本がいくつかあることに関して、引け目を感じていたけれどそんなこと思わなくてもまた時が来たときにまた手に取ってみればいいんだなって気付けた。

0
2024年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊藤忠商事の社長を務めた丹波宇一郎さんの読者に重きを置きながら、人生観を語ったような一冊。

「自伝は眉に唾をつけて読む」の節に、自身の経験談、成功談を書いてからの、以下の締めの一文。
『自伝や回顧録というものは、人生の失敗者や敗残者はまず書きません。成功者が語る話ですから、いくら自制しようともどこか自慢話になってしまうことが目に見えている。ですから教訓にもあまりならない気がします』
なるほど!?

事実、自分の価値観と照らし合わせて、勉強になった部分、頷ける部分、違うと思う部分があったので、ひとつの観点として受け入れるのがよい本だと思いました。
「見栄をはる為の読書にも意味はある」の節で、虚栄心を否定してるわけではない、と言いつつ、「読書は無償のものである」の節では、効用・効果を期待して読書するものではない、と言っているのは、後者の方が、本心としては言いたいことなのかな?あくまで、前者は門戸のことで、入り口違くとも読書の幅が広がるならヨシ!ということでしょうか。
アダム・スミスが経済提唱だけでなく、道徳哲学を教えていたのは存じ上げませんでした。

あと、変に気を衒っていないせいか、上に立つ方の為せる技なのか、非常に読みやすかったです。
以下は、勉強になった部分、頷ける部分。

・生きている限り、人にはやるべき仕事がある
「私から見れば、たとえお金があっても、仕事をしないでぶらぶらしている人は不幸です。」
「実際、毎日そんな生活を送っていたら動物のようになってしまいます。」
・小説で「考える力」を養う
「小説には、たとえ絵空事のような内容であっても、このよう作者の体験がどこかに投影されている。体験というものには、その人が生きている時代や社会の状況がにじみ出ます。それを嗅ぎ取って味わったり、想像したりするのも、小説を読む楽しみではないでしょうか。」

0
2024年06月17日

Posted by ブクログ

2024年 11冊目
読書とこの筆者の人生観が入り混じったような一冊。
「読書は仕事と人間関係があってこそ効果がある」「問題がなくなることは死ぬとき」という考えは参考になった

0
2024年02月03日

Posted by ブクログ

心に刻まれる言葉が多く見つかりました。
読書を通して、考える力を磨く。
読者は能動的。集中して読む環境を作る。

なんとなくだらだら本を読んでいましたが、「考えながら読む」ことで、心ノシワを増やしていきたい。

0
2023年11月28日

Posted by ブクログ

読書の本は今までも色々と読んで来たけれど、この本を読んで新しく知識として学べたことがたくさんあった。
まず"古典に耳をすましてみる"と言う発想は面白かった。
古典を読むときには、自分の心の声によく耳を済ましながら、今度から読んでみようと思った。

また、芥川賞が小説の最高峰の賞ということを知った。
自分の中で「考える読書」という事はやってきてはいたけれども、もっと奥深く考える癖をつけていきたいと思った。

あと本でスポーツの技術を学ぶと考える思考も「ハッ!」としたのと、プロとアマチュアでは体の作りが違うと言うことも確かにその通りだ!と思い、とても勉強になった。
だから今度何かの時に自分がスポーツの技術を学びたいと思った時は、アマチュア用の本を買って学ぼうと思った。
心にも栄養が必要で、それは読書という事だった。
本を心の栄養と考える考え方もとても素敵なことだと感じた。

0
2023年09月16日

Posted by ブクログ

本を読む事の大切さ楽しさを、ビジネスもちょいと絡めながら書かれた本。読書好きの方々にはおおいに同感、共感できる内容でないかなあ。それ程斬新、特別なことを言われたわけではないので、三つ星にしますが内容は違和感なしです。

0
2023年03月18日

Posted by ブクログ

丹羽宇一郎(1939年~)氏は、名大法学部卒、伊藤忠商事社長、同社会長、日本郵政(株)取締役、国際連合世界食糧計画WFP協会会長、中華人民共和国駐箚特命全権大使、早大特命教授、日中友好協会会長、グローバルビジネス学会会長等を経て、東京理科大学大学院経営学研究科上席特任教授。尚、民間出身者の中国大使は初。
本書は、ビジネスや外交の世界で活躍し、読書家としても知られる(生家は本屋だったそう)著者が、読書に関するノウハウや経験と、読書が仕事や人間関係にいかに役立つかを綴ったものである。
私は読書論や読書術の本も好きで、これまで、小泉信三、加藤周一、田中菊雄、清水幾太郎、吉本隆明、立花隆、松岡正剛、斎藤孝、佐藤優、鎌田浩毅、小飼弾、成毛眞、永田希、落合陽一、ショウペンハウエル、M.J.アドラー、ピエール・バイヤール等の書いた数々の本を読んできたが、本書は、新古書店で偶々目にして手に取った。
目次は以下である。第1章:本に代わるものはない、第2章:どんな本を読めばいいのか、第3章:頭を使う読書の効用、第4章:本を読まない日はない、第5章:読書の真価は生き方に表れる、第6章:本の底力
ざっと目を通した印象では、著者の人生に対するスタンスは「人が生きていく上で大事なのは、仕事と読書と人間関係と、そこからくる人間への理解である」というものであり、読書論・術としても極めてオーソドックスな内容で、読書に興味を持つ若い人たちにとっては、少なからぬ刺激が得られるだろう。(特に、著者と同じく組織の中で生きる人々には、人生論・仕事論としても役立つと思われる) ただし、ベストセラーは読むべきか否か、積ん読をよしとするか否か等のテクニックについては、読書家と呼ばれる人でも意見を異にする部分もあるので、いくつかの読書論・術の本を読み、自分なりの読書スタイルを作るのがいいだろう。
また、上記ゆえに、これまでいくつかの読書論・術の本を読み、それなりに読書をしてきた向きには、残念ながら新しい発見はあまりない。
(2022年12月了)

0
2022年12月14日

Posted by ブクログ

元伊藤忠社長による読書と仕事を交えたお話。
「死ぬほど読書」というより、「死ぬまで読書」ではないのかと感じた。
本を読まないと眠れない、それほど習慣して本を読むことをこれからも楽しんでいきたい。

0
2022年05月24日

「ビジネス・経済」ランキング