感情タグBEST3
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丹羽宇一郎さんが大好きになれる本です。
他の方も言っていることですから、敢えてこの本で学ぶ必要はないですが、リーダーになる人は必ず学ぶべきことがいっぱいあります。
・自分の常識を疑う
・人は自分の鏡である
・隣の芝生は必ず青く見える
・部下の報告が遅いのは上司の責任
要は自分をどれだけ律せられるかということかな・・・。
ただし、後半戦はビジネスリーダーというよりも現状の日本政治に対する批判のような感じにも聞こえるのが残念。
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丹羽さんの本はどれも清々しいがこれも例外ではない。
リーダー論だが、必ずしも経営者だけではなく、あらゆる職場やグループのトップにあてはまる論だと思う。
リーダーは清く正しくあれ、というのが全体の主張。とくに新しい主張ではないが、胸にぐっとくるものはある。
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飛行機の中でずっと読んでました。というか、読み進めたくなってしまう熱いものがあります。今まで丹羽さんの性格など知りませんでしたが、私の読み終わっての感想は「モーレツ社員」。こういう精神必要であるな、と改めて思いました。
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民間人ながら中国大使も務めた元伊藤忠の社長の丹羽宇一郎の仕事論。
彼自身の自伝的な内容ながら、文字通り、今後リーダーになりうる人のための指南書という感じ。
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元中国大使で伊藤忠って商社の社長をやった人物のリーダー論。なんだか偉そうに感じるところもあったけど、反面教師から学ぶことが多いって話や、日頃から猛烈に勉強して自分の専門分野には絶対の知識を持つこと、人の能力に差はなく、情熱と集中力が違いを生むって話、簡単に成長しないから継続が必要って話、一流を経験することの重要性、「負けてたまるか」の精神、リーダーなら国の将来のビジョンを考えろなどなど、納得する話も多かった。
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文人経営者として丹羽氏の経営論、読書論は成る程と納得する事が多々ある。
商社マンとしての様々な経験と豊富な読書に裏打ちされた氏の文章は素直に理解出来る。
主題のリーダーシップ論から離れて仕舞ふが、氏の対中外交論について言及する。
数々の駆引き、交渉、修羅場を経験してゐるのにも関はらず、対中外交問題になると「お人好し」になるのには理解に苦しむ。
「対話のドアより心のドアを開くべき」と安倍政権を揶揄、批判してゐる。一方で「尖閣諸島は我が領土」と言ふ中国の横車、無法を言及、非難せず、両国の問題として対話せよと宣ふ。
中国大使を経験しておきながら、『中国は美人であれば、「自分の女房」という国(李登輝台湾元総統)』と言ふ中国の国民性が分からないのであらうか。
本書では西郷南洲の「始末に困る人」の言葉を引用してゐるが、次の言葉もよもや氏は知らないはづはないだらう。
「正道を踏み国を以て斃るるの精神無くば、外国交際は全かる可からず。彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に順従する時は、軽侮を招き、好親却て破れ、終に彼の制を受るに至らん。」
「中華人民共和国駐箚特命全権大使」の名が泣く。
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前中国大使。
伊藤忠商事で社長までやった人なので、書かれていることは、それなりに説得力がある。
この人は、失敗からは学ぶことは少ないと考えるタイプ。
読書を勧めている点には、シンパシーを覚える。
大使時代のエピソードに期待したけど、ほとんどなし。
残念。
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著者の経験に基づいたリーダー論、リーダー哲学。
その要諦は、リーダーには、〇〇の知識があるとか、△△のスキルがあるといったことよりも、人間としての総合的な力が何より重要。人間としての器と言い換えても良いと思うが、これを鍛えるのには読書。読書によって「人間とは何か」を学び続けなければならない、ということ。
著者が提示するリーダー像は、かなりレベルが高い。簡単に真似できるものではない。自分はまだまだだ、とわが身を省みるのに使えそうだと思った。