谷村志穂のレビュー一覧

  • 十四歳のエンゲージ

    Posted by ブクログ

    この本とは16歳のときに出会いました。当時とても共感したことを覚えています。以後何度も読みました。今回久しぶりに読んだのですが、改めてとてもいい小説だと思います。

    0
    2009年10月07日
  • 海猫(上)

    Posted by ブクログ

    ここに登場する女性はとても美しい。たくましいのに儚くて、一途な愛。上下二刊ですが、読みごたえのある小説です。

    0
    2009年10月04日
  • ベリーショート

    Posted by ブクログ

    甘い、切ない、恋の物語の短編集です(v´∀`)お話は26編もあります。「このストーリーの先の話はどうなるんだろう?」って興味を抱かさせてくれるそんな作品でした。お気に入りです!!!

    0
    2009年10月04日
  • 十四歳のエンゲージ

    Posted by ブクログ

    凄く痛くて、哀しい本。どうして、彼女はあんなにも残酷に死んでいった?彼女は、誰よりも幸せにならなきゃいけなかった。読んでて苦しくて、泣いてしまった。

    0
    2009年10月04日
  • 海猫(下)

    Posted by ブクログ

    一気読みっ!!!!
    主人公の女の人の人生を綴った小説なのかと思っていたら、そうじゃなくて女3世代の話でした。
    それに気づいたとき、あれ?と、ちょっとガッカリしたんだけれど、アタシが愚かでした。いや〜久しぶりに本を読んで泣きました。
    面白かったものばかりここに書くからどれも面白かった!って書くことになっちゃうけれど(^_^;)コレ、本当に良かった。もう絶対に保存版。これ・・誰が書いたの?( ̄∀ ̄;) 他の作品てあるのかしら?
    映画は見ないなんて書いたけれど、見たくなってきちゃったかも(苦笑)
    あーん。今も泣きそうだ〜;;;

    0
    2009年10月04日
  • ききりんご紀行

    Posted by ブクログ

    東北旅行行く前に何気なく手に取ったら、おもしろかったー!
    りんごにまつわる人の愛情と筆者の嫌味ないりんごのようなさわやかな文章がよい

    サンつがるなどのサンは太陽にあてて育てるとこと、蜜があるから甘いわけではない、ジュースの濃縮還元は加熱して濃縮したものを水で割ってる、りんごを砕くと酵母からアルコールができてシードルになる、和りんごは林檎で西洋りんごはへいかと呼ぶこと、、知らないことばっかり!
    読んでるといろんな品種のりんごを食べたくなる!

    0
    2025年10月18日
  • 過怠

    Posted by ブクログ

    医大生の奈々子は自分の血液型を知り両親から産まれていないことに気づく。DNA判定をした結果、両親の子でないうえに日本人でもなかった。調べてみると不妊治療時の取違い。本当の両親に会うために韓国に行く。ゾクゾクしながら真実を確かめた。

    0
    2025年06月12日
  • ナナイロノコイ

    Posted by ブクログ

    なんとなくバレンタインシーズンで久々に恋愛小説が読みたくなって。
    ドラジェと、そしてふたたび、私たちのことが好きだったかな。
    やっぱり好きな作家なんだなぁ、江國香織と角田光代。

    0
    2025年03月20日
  • ナナイロノコイ

    Posted by ブクログ

    角田光代と唯川恵の話がよかった。ミーヨンの話は、おしゃれな写真を鑑賞している気分、新感覚の読書だった

    0
    2025年01月20日
  • 海猫(下)

    Posted by ブクログ

    女3代の愛を描く大河小説、という表題にピッタリ。上巻では薫が主人公だと思ったけど読み終えてヒロインはタエなのではないかと思う。いや、タエのロマンスは詳しく描かれてないからそうでもないか…やはり3代の物語だ。読みおえて壮大な時間が経過した気がする。

    0
    2024年10月31日
  • 過怠

    Posted by ブクログ

    思っていた以上に分厚くかったので読みのにためらいましたが、読み始めたら一気に読んでました。

    人工授精、取り違い等の話があり、テーマはヘビーでしたが、主人公は周りの人に恵まれていて良かったです。

    0
    2024年09月25日
  • セバット・ソング

    Posted by ブクログ

    個人的には読みやすかった。
    ただこれは賛否どちらもあるのかもしれない。
    白鳥が集まり飛び立つセバット、実際に見てみたい。

    児童自立支援施設、存在は知っていたが実態は知らなかった。
    社会に出ても前科があると厳しく見られる人が多いことも知ってはいたが、どう見られるのかもなんとなくしか知らなかったが、
    自分は少なくともちゃんと立ち直っている人のその芽を摘むようなことをしたくはないなと感じさせられた。


    プライベートも犠牲にして働きたいという人は減っている今、どういう形態にするのがいいのか、確かに難しいところだろうなと思う。
    自分自身も高校の時は学生寮でほぼ住み込みの寮母さんにお世話になったことも

    0
    2024年07月19日
  • 移植医たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    臓器移植に挑む医師たちの物語。移植外科医として有名なDr.セイゲルの元に集まった日本人医師たちがアメリカで臓器移植について研鑽し移植治療がまだ定着していない日本において移植を進めていく。アメリカでの佐竹山や古賀、加藤らの働き方は自分じゃ到底できないと思った。でもそこまでしないと得られない技術なんだろうな。
    古賀の彼女が阪神淡路大震災で肝破裂しアメリカで治療しようとヘリに乗せるも間に合わないシーンはそれまでの2人の関係性もあってグッときた。

    0
    2024年02月07日
  • 大沼ワルツ

    Posted by ブクログ

    実話も元にした作品。物語に出てくる建物はいまだに残っている。大沼の壮大な自然と家族愛がえがかれており、心穏やかな気持ちになる。

    0
    2023年11月13日
  • 過怠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わって、出会えて良かったと思えた作品の一つになった。

    物語の内容はとても興味深いテーマだった。
    以前東野圭吾さんの作品「人魚の棲む家」を読んだときに感じた「死とはいつをもってそう定義されるか?」という疑問と並び立つ、「生命の誕生とはいつをもって定義されるか?」という疑問が胸に残った。

    物語の主軸とは別に、菜々子や謙太に対する、いつも率直なジヒョンの物言いがとても心に響いた。
    私はどちらかというと謙太のように、相手を傷つけまいとして言葉を選びすぎて、結局困ったような顔をして相槌を打つことくらいしかできない。
    本当に相手のことを大切に考えての言葉なら、時として率直に伝えたほうが、相手の助

    0
    2023年11月12日
  • 移植医たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    臓器移植先進国アメリカに渡り、移植医療を学ぶことを決意した三人の移植医たち。
    生活の全てを捧げるような過酷な現場で、三者三様に、救えなかった命、研究のために失われた命、多くの葛藤を乗り越えてゆく。
    やがて、日本で移植を待つ患者を救うためにアメリカでの成功を投げ打って帰国した三人の前に立ちはだかる、理不尽な厚い壁…


    目の前に臓器移植でしか命を繋げない患者がいて、二度と目覚めることのない人の健康な臓器があったら、何故使わないのか。
    健康な人の臓器にわざわざメスを入れる生体移植の方がナンセンス。
    アメリカで臓器移植の経験を十分に積んでいても、国内ではその経験が認められない。
    …などなど、ハッとさ

    0
    2023年09月10日
  • 過怠

    ネタバレ

    「かたい」 という言葉
    初めて聞きました。
    あまり使わない
    まさに過ち怠った医師のミスで
    人生を取り違えられた菜々子の物語

    菜々子は成長し医大生となるが
    母親との関係がしっくりこないことに
    悩んでいた
    韓国からの留学生ジヒョンとの出会いから、
    もしや彼女が取り違えられた片方か
    と気を揉みつつ読んだ

    このストーリーの良いところは
    産んだ母親ではなく
    取り違えられた娘の立場で
    すすんでいくとこだと思う
    母親目線だと
    とかく感情的になりがちだか
    菜々子の自分で解決したい
    実の親に会いたいと行動するところが
    好印象だった
    重たいテーマが軸だが
    友人、恋人関係、学生生活が
    描かれるので読みやすい

    0
    2023年09月03日
  • 過怠

    Posted by ブクログ

    不妊治療が今当たり前の時代。今現在受精卵を戻す先を間違えるなぞありえないことかと思いますが、ドキドキしながら一気読み。読み応えあり。

    0
    2023年06月25日
  • 過怠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〈不妊治療は日進月歩であり、世界中の研究者が鉱脈を掘り続けていた〉
    P8より
    子どもを望む何組もの夫婦がその産院を訪れた。
    ひとりの医師による医療過誤。
    あってはならないミスにより翻弄される家族がいた。

    育ててくれた両親・弟とは血の繋がりがないとわかった菜々子の葛藤。
    本当の家族に会うため韓国へ行く。
    血のつながりだけではなく日本と韓国という国を跨いでの違い。
    菜々子が医師を目指す学生という過程も
    ストーリーが進む上で読みやすくなっている。
    菜々子のこれからが気になるけれど
    旅館を営む両親との関係はこの先も変わらないのだと思う。
    そのことでほっとする自分もいる。

    0
    2023年03月31日
  • ナナイロノコイ

    Posted by ブクログ

    恋愛小説も、アンソロジーも好きなので、こういう本は良い。
    映画化するっていう井上荒野さんの短編が一番好きだったかなあ。

    0
    2023年03月26日