谷村志穂のレビュー一覧

  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • 半逆光

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    『向田理髪店』を読んだばかりだったのでこちらも北海道が関係していてビックリ
    ふつうにずるい男と弱い女の自己満足世界の不倫。
    可もなく不可もない作品
    とにかく香菜子が可哀想すぎ

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    2024年11月02日
  • 海猫(上)

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    随分と長い間積読してしまった…思っていた内容と少し違っていて叙情的な箇所はなかなか読みすすむのが遅くなってしまったけれど後半はスピードアップして読めた。下巻は早く読めそうだ。

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    2024年10月28日
  • 余命

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    滴が外科医だからこの道を選んだのか。もちろん諦めかけた子供が突然宿ったことが大きかったのは分かる。
    自分だったらどうする?
    セカンド、サードオピニオンしまくって赤ちゃんと共に助かる道を探すに違いない。
    でも自身が医者なら予後がわかってしまうから、選択がシビアなものになるんだろう。だが反対されるからと孤独な戦いを選ぶだろうか。最終的には自分が決めることだ。自分が滅ぶのが決まってるなら、新しい生命にバトンタッチしたいと思うのは本能だろう。(でもその孤独な戦い方が、この小説たらしめてることはわかっている)

    今の世の中で、しかも絶体絶命の時、家族と連絡が全く取れないもどかしさはわかる気がした。
    そし

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    2024年10月01日
  • 大沼ワルツ

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    実在する方達をモデルに書かれた小説。
    那須子お母さんの優しさと行動力が家族をまとめてくれたんだなぁ。

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    2024年08月21日
  • みにくいあひる

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    この本には女性の恋愛物語が、6つ収められている。
    どの女性も自身の恋愛観の中で、苦しみ、傷付いているが、周りの大切な人から愛情を受け幸せを見つけていく。
    そんな心の動きを見事に描写した読み応えのある一冊です。

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    2024年01月25日
  • ナナイロノコイ

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    ミーヨンさんのくらげ

    情景や感情の表現が美しく、文をそのまま想像すると心地よく抽象画を眺めているような気持ちになった。エモくて気怠さがなぜか優しいこの一作は好みです。

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    2023年09月19日
  • ナナイロノコイ

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    恋愛小説、短編集。どれも味がある。
    オトコとオンナって結局は完璧には分かり合えないんじゃないのかな?って思う。

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    2023年07月02日
  • 海猫(上)

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    ネタバレ

    日本人の母とロシア人ハーフの父を持つ薫の嫁入りからはじまる。昭和の高度急成長という時代と、函館はあの当時、漁業の町として勢いがあったのだろう。そして嫁入り先の南茅部・漁師町でほぼ親戚関係があるような狭い町。必死に婚家になじもうとする薫とそれを受け入れようとする家族。穏やかな新婚夫婦の物語と読み進めていくうちに歯車が狂いはじめてきて、きな臭さすら感じてくる。なんというか焦ったいようなしょうもないような。でも、目が離せない感じがある。

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    2023年05月14日
  • 過怠

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    人工授精卵の取り違えという医療過誤に直面していく主人公菜々子の葛藤や成長が伝わる重く苦しいテーマの一作。そこに集う菜々子を取り囲む仲間たちがとても素敵に描かれていて、輝きも満ちている。ただし、どこかスッキリしない後味感も・・・。

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    2023年05月06日
  • 過怠

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    ネタバレ

    これもまた血の繋がりとは?
    家族とは?考えさせられる作品。
    それも国を跨いで。

    血の繋がりってそんなに重要なものじゃないかもなぁ。

    一緒に過ごしてきた期間や関係性が
    人間にとって大切。

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    2023年02月20日
  • 過怠

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    あれれ、谷村さん初読みかもしれない(・・;)。
    プロローグで描かれる1996年夏の情景から、本書の行方がわかったつもりで読んでいた。まあ、大筋では想像通りだったのだが、そこまで安易な作品ではないのでご安心を。
    というか、こんなバレバレなプロットだけで引っ張るはずもなく(もちろん菜々子が真相を探る過程はドキドキなんだが)、むしろ真相がわかってからの主人公たちの行動が主眼なんだと思う。それまでの友情物語や家族関係も読みどころだ。
    1点だけ、非常に大きな疑問があるのだが、医療監修者もおられることだし、たぶんぼくの無知ゆえなのだろう。

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    2023年01月04日
  • 3センチヒールの靴

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    ・読み終わって感じたこと
    アラサーだからこその喜びと苦しさがある。

    ・面白かったシーン
    「お互いに風呂を浴び、寝巻きに着替え、さあ眠ろうというときになって、まるでぬいぐるみでも抱き寄せるように夫はカスミに腕を伸ばしたのである」
    新婚も過ぎればこうなる。

    ・好きなセリフ


    ・オススメの人
    アラサー女子
    短編好き
    サラッと読みたい人
    想像するのが好きな人

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    2022年04月21日
  • ナナイロノコイ

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    女性恋愛作家たちのアンソロジー。

    どんな時代も、いくつになっても、恋愛は人を惑わせる。

    「そしてふたたび、私たちのこと」角田光代

    高校生時代からたくさんの恋をして大人になっていく仲良し3人組。

    女性作家の書く恋愛小説には気のおけない女友達の存在が欠かせない。
    時にシビアで、時にやさしく、そしてあっさりと裏切られることもある。

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    2022年03月05日
  • 半逆光

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    どっちも愛されてほっとかれたんだよな。でも愛され方とほっとかれ方が違う。自分だったら…どっちに共感できるか…

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    2021年11月09日
  • 半逆光

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    夫のこんなやりとりを見つけたら、うん、あたしも全部読んで探ってしまうわ。知らなければ全然気にならないのに、ちょっとでも知ってしまうとそれはもう止められない(笑)。
    他人の生活を乱したくなければ、いらない連絡はしないことだな。

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    2021年09月24日
  • 十六歳たちの夜

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    ネタバレ

    うちの高校は夜間があって、昼と夜は交わらないように指導されていた。夜の子たちという表現がなんだか詩的。たくさんの何かを抱えながら生きる人がいる。

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    2021年09月15日
  • ナナイロノコイ

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    初読みの作家さんもたくさん。
    ミーヨンという人のお話しだけ、途中放棄。あんなに短かったのに。でも読むのが苦痛で諦めた。絵描き女性が自身の絵を購入してくれた男性とドライブに行く話し。会話のテンポが意味わからずギブアップ。

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    2021年08月15日
  • 半逆光

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    既に通り過ぎてしまった時代の夫の不倫の証拠を発見してしまったとしたら、それを許すことが出来るのか・・・。
    ドロドロしているし、なんともやり切れない話なのだけれども、スイスイ読んでしまえるんですねえこれが。
    還暦を過ぎてお互い悠々と生きて行こうと思っている矢先に、不倫メールのやり取りを見つけて、それが気にならない訳が無いですよね。僕だったら絶対見過ごせないだろうなあと思います。別れるかは分からないけれど糾弾すると思います。
    自分が子育てで奮闘中に夫は恋に身を焦がしていた訳で、虚しさに襲われてしまう事は避けられないでしょうね・・・。
    見たくないのに最後までメールを読んで、その女の姿を確認しに行って

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    2021年08月11日
  • 半逆光

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    被写体の斜め後ろから当てる半分だけの逆光は、最も美しくて最も捉えにくい光だという。それで撮る花は、生命力が透けて見える。
    その美しい花もいずれ萎れたり折れたりする。
    これがタイトルに。
    幸せな夫婦がいて、ある時夫のメールを盗み見たことから夫の不倫が発覚。
    初めは奥さんの目線だったが、後半は不倫相手の女性目線に変わる。
    美しいストーリーみたいに書いてあるが、男がずるい。
    本当にずるい。
    奥さんも、不倫相手の女性もすごく苦しみ続けた。
    不倫相手の女性はその自分の恋愛を小説にして出版するとか狂気の沙汰だと思う。
    墓まで持って行ってほしい。周りの人全てを傷つける行為だと思う。
    ハッピーエンド風だが、お

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    2021年07月01日