【感想・ネタバレ】半逆光のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どっちも愛されてほっとかれたんだよな。でも愛され方とほっとかれ方が違う。自分だったら…どっちに共感できるか…

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2021年11月09日

Posted by ブクログ

夫のこんなやりとりを見つけたら、うん、あたしも全部読んで探ってしまうわ。知らなければ全然気にならないのに、ちょっとでも知ってしまうとそれはもう止められない(笑)。
他人の生活を乱したくなければ、いらない連絡はしないことだな。

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2021年09月24日

Posted by ブクログ

既に通り過ぎてしまった時代の夫の不倫の証拠を発見してしまったとしたら、それを許すことが出来るのか・・・。
ドロドロしているし、なんともやり切れない話なのだけれども、スイスイ読んでしまえるんですねえこれが。
還暦を過ぎてお互い悠々と生きて行こうと思っている矢先に、不倫メールのやり取りを見つけて、それが気にならない訳が無いですよね。僕だったら絶対見過ごせないだろうなあと思います。別れるかは分からないけれど糾弾すると思います。
自分が子育てで奮闘中に夫は恋に身を焦がしていた訳で、虚しさに襲われてしまう事は避けられないでしょうね・・・。
見たくないのに最後までメールを読んで、その女の姿を確認しに行ってしまう気持ち。分かる。

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2021年08月11日

Posted by ブクログ

被写体の斜め後ろから当てる半分だけの逆光は、最も美しくて最も捉えにくい光だという。それで撮る花は、生命力が透けて見える。
その美しい花もいずれ萎れたり折れたりする。
これがタイトルに。
幸せな夫婦がいて、ある時夫のメールを盗み見たことから夫の不倫が発覚。
初めは奥さんの目線だったが、後半は不倫相手の女性目線に変わる。
美しいストーリーみたいに書いてあるが、男がずるい。
本当にずるい。
奥さんも、不倫相手の女性もすごく苦しみ続けた。
不倫相手の女性はその自分の恋愛を小説にして出版するとか狂気の沙汰だと思う。
墓まで持って行ってほしい。周りの人全てを傷つける行為だと思う。
ハッピーエンド風だが、お互いにモヤモヤはないのか?疑問。
許すことができる器の大きな女性だったということなのか?
私がモヤモヤなまま。
しかし、始めから終わりまで
先が気になり一気読み。

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2021年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ


部屋を片付けていたときにクローゼットの中にあったパソコンを開いてしまった香菜子。
そこで、過去の夫のメールを見つけてしまう。

苗字から名前で呼び合うようになる、親しげな間柄。
エベッツというスナックで働く玲季(レイと読む、難しい名前)との長い時のやりとりが書かれていた。
香菜子が必死に幼い息子を育てていた頃、オットの儿(ジンと読むのですね)は女と何をしていたのか。

その後、彼女は「不倫小説の傑作」とも評価された
1冊の小説を出していた。
その小説に赤を入れていたのは、儿、その人だった…自分に都合の悪いことを改ざんする訳でなく、テニヲハを直したりする程度。

最後に玲季が10年後の小説を出版したい、ところで終わる。

その男が、幼少期から私学だったという、いかにも浮気のいくつもしそうなふうに描かれていた。
ひとつひとつのエピソードは、おんなを心地よくさせるものばかりなのに、俯瞰でみると、優柔不断でいやらしい。
イヤな男で、これがダンナだったら私は我慢できない。
そして不倫相手にも、私なら選びたくない。

玲季には、次々なんとも華やかな仕事が舞い込んでくる。そうそう、上手く行くかな、と思うのは、私のひがみかな。

谷村志穂の作品では、海猫が1番好きかも。
まっすぐで不器用な人の方が好みかもしれない。

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2021年04月26日

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