ヘルマン・ヘッセのレビュー一覧

  • クヌルプ

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    気ままに生きる人間でちょっと理解しがたい所もあった。
    周りを見下している節もあったが、最後に自分の生き方を肯定してもらって死んでいく。普通の生き方を嫌がってたが、それでも迷いはあったのだろう。
    やっぱり理解が難しい人間だった…。感想が難しい。何を読んだかよく分からなかった。

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    2024年05月08日
  • 青春は美わし

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    青春は美わし の方はあまり刺さらず。
    街に帰ってきて出ていくまでを描いた作品だけどあまり目立った事は起こらなかったように思う。

    ラテン語学校生はとても良かった!テンポもよく、流れもスッキリしていて読みやすい。
    他のヘッセ作品と似たような境遇の主人公だが、珍しく主人公が思いを寄せる女性からの視点からも描かれていた。彼女が主人公を裏切って(あまり裏切りという感じはしなかったが結果的に)しまった際に彼女からの謝罪があったのが印象的。クヌルプではこのフォローがなかったから彼は放浪の旅に出ることになってしまったわけだし。

    主人公が成長していく過程とその成長した結果がとても好きな作品です。
    生き物を飼

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    2024年05月10日
  • 春の嵐

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    人間の無力さ、強さ。人生における孤独。青年時代と老年時代。テーマは刺さったが物語としては退屈だった。
    青年時代は利己主義、老年時代とは他人のための生活・・これには思うところがあり納得。
    そこまで大人な人間がどれだけいるのだろう。現代は、まさに利己主義が拡大している。いわば子供のままの大人が沢山いる状態だなと思う。

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    2023年10月20日
  • 郷愁

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    大阪の古本屋で出会った本。

    雲を眺めるのが何よりも好きだった。
    田舎から都会に出て多くのことを経験し、
    きっとこう言った出会いや葛藤が個人としての等身大の経験な気がして、親近感が湧く。
    田舎の世間の狭さや、都会の寂しさ。
    人生そのものがネタとなる詩人という職業は永遠の憧れ。

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    2023年06月02日
  • 超訳 ヘッセの言葉

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    装飾というか、色綺麗!

    と思って手に取って、ヘッセってあれやん。

    ヘルマン・ヘッセやん。

    あれや、車輪の下や。

    という軽い知識しかないけれど、綺麗なので買ってみた。

    なかなかに、良い言葉が載っていてお気に入り。

    悩んでいるね。悲しいことが多いね。 胸が痛いこともしばしばだね。
    でも、喜びなさい。でも喜びは、誰かが突然どこからか嬉しいことを持ってくるときに湧いてくるものじゃないよ。
    喜びは、今の自分を否定せず、今の自分をそのまま素直に認めることから生まれてくるのだよ。だから、悩んでいても、悲しんでいても、そのことに自分が同意すれば自然に湧いてくるものなのだよ。

    なんか、優しい言葉で

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    2022年12月26日
  • クヌルプ

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    「早春」「クヌルプの思い出」「最期」の3編から成る。

     年上の初恋の娘に裏切られた時から、クヌルプの漂泊の人生が始まる。旅人となり放浪する彼は、自然と人生の美しさを見いだす生活の芸術家となり、行く先々で人々の生活に灯りをともす。肺を病んで雪の中で倒れ、人生を後悔する彼に、神は彼らしく生きたと語りかける。

    「早春」「クヌルプの思い出」と読み進めていて、この話の何が名作なんだろうかと、正直疑問に思った。クヌルプは、私には、わがままで厚かましく、自己中心的が過ぎるような気がした。誰もが彼を好いて、きれいな子供が屈託なく生き進んでいるかのように評し、放浪している彼に喜んで手を差し伸べている。それが

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    2022年09月30日
  • 車輪の下で

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    おとなは、子どもに過度の期待をすることでつぶしてしまうこともある。
    教育とはかならずしも人間を幸せにはしない、という感じの小説。
    名作と呼ばれるだけあって、説得力がある。

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    2022年08月30日
  • 車輪の下で

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    有名な本なので読んでみた

    事前に他の方のレビューを見ないで良かった
    (読んでいたら、多分最後までたどり着けなかった)

    秀才タイプならではの悩み?
    教える側(教育体制)への問題提起でしょうか

    文章としては主人公の悩みをひたすら追いかけていくので
    読んでる方がノイローゼになりそう
    ただドイツ?の地方風景の描写が素晴らしいので、
    なにげない釣りや収穫したリンゴをジュースにするシーンは目に浮かぶよう

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    2022年07月13日
  • 春の嵐

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    ネタバレ

    障害を負ってしまい、普通の恋愛もできなくなってしまった主人公と、彼を巡る人々の人生が淡々と描かれる。ゲルトルート、ムオト、両親、ブリギッテなど、障害者ではない体をもつ人々も、結局のところいろいろなものを失っていく。この淡々さが良いですね。
    主人公の母親と友人の友情が破綻する、利己的な友人とのエピソードって、極端に書かれてるけど、ああ、こういう母親の友人みたいな人リアルでも存在してそう…。

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    2022年04月23日
  • 知と愛

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    やっぱりヘッセの小説には女性的・母性的なものへの憧れやコンプレックスが満ちている。真面目な人だったんだろうな。

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    2022年04月14日
  • シッダールタ

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    最初の方は文章がちょっと読みづらくて、読み進めるのに時間がかかったが、途中からどんどん読みやすくなってきた。
    人間は言葉とか思想じゃなくて、実際の経験の中で失敗したりして学ぶし、成長するんだなと思った。

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    2022年03月27日
  • 車輪の下で

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    ネタバレ

    ハンスがもう少し生きて大人になっていたら気持ちの整理ができたり、現実と折り合いをつけて生きられたのかなとも思ったりする。
    少年愛とも思われるシーンもあり、少女漫画界に影響を与えたらしい。

    学生時代に別の訳で既読だが、この訳はとても読みやすかったです。

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    2022年03月27日
  • シッダールタ

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    隅から隅までヘッセ。それもかなり宗教寄りのヘッセ。訳の影響もある気がするけど、最初は読み辛い。慣れるとそうでもない。宗教っぽくて一段上から物を言ってる感じなんだけど、結局のところ人間は人間らしくいるのが一番、そう言ってるように思える。人間界、ふるさとの心地良さ的な。川の声なんて川のすぐそばじゃないと聞こえない。人の声、人の心もまた同じ。感じる力を研ぎ澄ませ。

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    2022年03月26日
  • 荒野のおおかみ

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    相変わらず難しい。ヘッセの小説はいつも難しい。でも、引き込まれる。どんどん読んでしまう。結局難しくて、読み終わってもボヤッとしたまま。僕にとってはそれがヘッセ。それがヘッセのいいところ。
    反対派は賛成派に寄りかかってる。黒が白に寄りかかるように。夜がなければ朝もない。変り者も時間も何もかもが、そうではないものに寄りかかってる。そういうことなのかも知れない。

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    2022年02月25日
  • ヘッセ詩集

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    ヘッセの全詩集から抜粋された代表作。この詩集には、ヘッセ自身の孤独感、寂寥感といったものが強くまとわりついているように感じる。彼の小説には、家庭の温かみを描いたものが少ない。この詩集でも、そうした絆や人との触れあいのようなものがほぼ感じられない。ヘッセらしいと言えばらしいのだが、今の私ではなかなかシンクロできなかった。それにしても、これだけの叙情的な詩を訳すのは難しかったのではないだろうか。

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    2022年01月09日
  • 知と愛

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    『目標はこうだ。
    自分が一番よく仕えあるところに、
    自分の流儀や特性や天分が
    最上の地盤と最大の活動の分野を
    見出しうるところに、
    常に自分を置くことだ。』
    ここの部分がすき。

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    2022年01月08日
  • 車輪の下で

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    どこまでも美しい言葉のリズム
    美しい中に痛みを感じる表現
    1905年に書かれた作品を今わたしは読んでいる…
    100年以上前の言葉に 今の私の心が震えている…

    “車輪”という言葉に 絶望と希望が込められているのだろうか…

    少年の心の成長の繊細な描写が描き出されている
    時に車輪を追い抜き 追い越され 下敷きになりながらも
    ヘッセ自身の人生を体現させてくれる


    ラストはまるで映画を観終わったかのように
    すーっと私の前から物語が消えていく…
    心に残る映画を観たあとの
    少しずつこちら側の世界に戻ってくるような感じがした…

    もしも この作品を読みなおす機会があるならば…
    間接照明がほんのり灯る

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    2021年12月23日
  • 車輪の下

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    海外の有名な作品を読んでみよう!という安易な動機で選んだ作品です。今でも学生に推奨されている古典文学な気がしますが、今の若者とは価値観や感性が違い過ぎて面白さが理解されないのでは、と思いました。いらぬ心配ですが。
    若い時代って濃い分生きるのしんどいと感じることが多かったな。多感だったな。とか思いました。

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    2021年10月13日
  • 車輪の下

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    最初はよくわからず言われるがまま勉強するハンスの様子が淡々と語られるが、入学後関わる友人の登場から一気に面白くなった
    共感できる部分もあって、最後は誰にでもありえそうな悲しい最後
    期待に潰される鬱小説

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    2022年12月26日
  • 車輪の下

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    高校入学前、春休みの課題図書だったので読んだ
    この本の救いのない展開と、入学後に始まった詰め込み学習で、失望しながら高三の秋まで遊んで過ごした
    主人公に自分を重ねずにはいられなかった
    当時の高校教師の意図が未だにわからない
    今読めば違った感想が持てるのかもしれないけど、ハンスがどんどん落ちぶれていく様がトラウマになってるのでもう読めないかも

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    2021年08月16日